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李軒豪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

李軒豪(り けんごう、李轩豪、1995年2月1日 - )は、中国囲碁棋士重慶市出身、中国囲棋協会に所属、九段。全国囲棋個人戦優勝、Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦優勝など。

経歴

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6歳の時に重慶棋院で囲碁を学び始める。9歳の時に北京聶衛平囲棋道場で学ぶ[1]。2006年全国少年児童戦男子児童組優勝。2008年初段。2009年世界青少年囲碁選手権大会青年組優勝、二段。

2010年リコー杯新秀戦ベスト4。2010、11年BCカード杯ベスト32進出。2011年三星火災杯ベスト16。2012年リコー杯新秀戦優勝、西南王戦ベスト8、倡棋杯中国プロ囲棋選手権戦ベスト4進出し準決勝三番勝負で陳耀燁に0-2で敗れる。

2013年三星火災杯ベスト16、五段。2014年全国囲棋個人戦優勝、利民杯世界囲碁星鋭最強戦ベスト8。2015年威孚房開杯棋王戦ベスト4。2016年春蘭杯世界囲碁選手権戦ベスト16、六段。2017年CCTV快棋戦準優勝、名人戦挑戦者決定戦進出、Mlily夢百合杯でベスト4進出、七段。2020年天元戦挑戦者決定戦進出。2020年八段、三星火災杯ベスト8。2022年衢州・爛柯杯、嵊州杯で優勝、九段。

2023年春蘭杯で準優勝。2024年2月に結婚[2]。同年Mlily夢百合杯決勝で党毅飛を3-1で破り世界戦初優勝。

甲級リーグでは2009年から重慶チームで出場。2022年に13-2、2023年にも13-2で、2年連続で最多勝を獲得。中国棋士ランキングでは2016年17位、2017年1月16位、2022年2位、2023年2月に1位[3]

AIを用いた研究での活躍により「軒工智能」とも呼ばれる[4]。2022年12月の春蘭杯準決勝で申眞諝に勝って決勝進出を決めた際、重慶のチームメイトである楊鼎新からSNSにて、着手のAIとの一致率の高さを指摘されたが、中国囲棋協会の調査で李軒豪に不正がないことが確認され、楊鼎新は6ヶ月の対局停止処分となった[5]

タイトル歴

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国際棋戦

国内棋戦

他の棋歴

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国際棋戦

国内棋戦

  • 浙江平湖・当湖十局杯CCTV電視快棋戦 2017年 準優勝
  • 嵊州杯中国王中王囲棋争覇戦 2023年準優勝
  • 全国智力運動会 2009年男子団体戦2位(重慶チーム)、青少年個人戦4位 2011年男子団体戦2位(重慶チーム)、2015年大学生個人戦2位
  • 中国囲棋甲級リーグ戦
    • 2009年(重慶冷酸魂)1-2
    • 2010年(重慶冷酸魂)4-2
    • 2011年(重慶冷酸魂)9-5
    • 2012年(重慶冷酸魂)6-7
    • 2013年(重慶銀行)8-3
    • 2014年(重慶銀行)9-9
    • 2015年(重慶銀行)8-11
    • 2016年(重慶地産)13-5
    • 2017年(重慶地産)11-14
    • 2018年(重慶愛普地産)15-11
    • 2019年(重慶)10-5
    • 2020年(重慶)9-6
    • 2021年(重慶)9-6
    • 2022年(重慶T23)13-2
    • 2023年(重慶野狐囲棋)13-2
  • 弘通杯国家囲棋隊勝抜戦

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参考文献

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  • 『囲棋年鑑』中国囲棋協会

外部リンク

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