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|style="text-align:right"|1||長谷部清||1958.6.10 - 1959.7.31||[[陸軍士官学校|陸士]]40期・<br/>[[陸軍大学校|陸大]]47期||[[防衛研究所|防衛研修所]]副所長<br/>→1958.5.2[[第3師団 (陸上自衛隊)|第3管区総監部]]付||第3管区総監 |
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|style="text-align:right"|3||野尻徳雄<br/>(陸将)||1961.8.1 - 1962.1.17||陸士41期・<br/>砲工38期||陸上幕僚監部第4部長||第10師団長 |
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|style="text-align:right"|1||野尻徳雄||1962.1.18 - 1963.3.15||陸士41期・<br/>[[陸軍砲工学校|砲工]]38期||第10混成団長||[[第1師団 (陸上自衛隊)|第1師団長]] |
2016年11月15日 (火) 16:14時点における版
第10師団 | |
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創設 | 1962年(昭和37年)1月18日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 自動車化歩兵 |
所在地 | 愛知県 名古屋市 |
編成地 | 守山 |
愛称 | 金鯱(きんこ)師団 |
上級単位 | 中部方面隊 |
担当地域 | 東海、北陸 |
第10師団(だいじゅうしだん、JGSDF 10th Division)は、陸上自衛隊の師団のひとつ。中部方面隊隷下で、司令部を愛知県名古屋市の守山駐屯地に置く。3個普通科連隊を基幹とし、第10警備地区(愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。
沿革
第10混成団
- 1959年(昭和34年)
- 6月26日:第1管区隊を再編し、前身となる第10混成団設立。第14普通科連隊基幹。(法律上の設置は前年6月10日)
- 9月:伊勢湾台風災害派遣(延べ約63万人・総理大臣表彰受賞)
- 1960年頃の主要編成
- 第14普通科連隊、第10特科連隊
第10師団
- 1965年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊
- 1990年頃の主要編成
- 第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10戦車大隊
- 1991年(平成3年)3月29日:第10特科連隊第6大隊を第10高射特科大隊に改編、師団直轄とする。第10後方支援連隊新編。
- 1992年(平成4年)9月:カンボジア国際平和協力業務支援の為、第1次カンボジア派遣施設大隊に43名が参加
- 1994年(平成6年)3月28日:中部方面航空隊隷下の第10飛行隊を師団隷下に改編
- 1995年(平成7年)1月:阪神・淡路大震災災害派遣(司令部以下師団主力が神戸市東灘区以西の被災地へ)
- 1998年(平成10年)11月:ハリケーン被災者支援の為、ホンジュラス共和国へ56名を派遣
- 2002年(平成14年)7月:第14次ゴラン高原派遣輸送隊に師団から43名を派遣
- 2003年(平成15年)2月:第3次東ティモール派遣隊に師団から116名を派遣
- 2004年(平成16年)3月29日:師団改編
- 平成16年3月の改編
- 定員を7千名から9千名とし、「戦略機動師団」となる。
- 第49普通科連隊(即応予備自衛官を主体としたコア部隊)を新編。
- 第10対戦車隊が廃止され、各普通科連隊の下に対戦車中隊を新編。
- 司令部付隊化学防護小隊が第10化学防護隊(化学科部隊)として改編。
- 第10戦車大隊(機甲科部隊)が4個中隊に改編。
- 第10後方支援連隊武器大隊(武器科部隊)が2個整備大隊に改編、一部が春日井駐屯地から移駐。
- 第10後方支援連隊の連隊本部、衛生隊(衛生科部隊)及び補給隊(需品科部隊)が春日井駐屯地へ移駐。
- 各普通科連隊に軽装甲機動車、高機動車を配備。
- 各普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲を配備。
- 第10高射特科大隊(高射特科部隊)に93式近距離地対空誘導弾を配備。
- 第10飛行隊(航空科部隊)に中型ヘリ(UH-1J)を配備。
- 2005年(平成17年)2月:第5次イラク復興支援群に約500名を派遣
- 2006年(平成18年)6月:ジャワ島地震被災者支援の国際緊急援助活動としてインドネシアへ派遣
- 2008年(平成20年):国際緊急援助隊指定部隊に指定。期間は平成20年10月1日~平成21年3月31日まで。
- 2011年(平成23年)3月:東日本大震災に伴う災害派遣。主に宮城県内で活動。期間は平成23年3月11日~平成23年5月24日(主力)。入浴支援活動は7月22日まで。
- 2012年 8月:自衛隊ハイチPKO派遣国際救援隊参加。
- 2013年(平成25年)3月26日:第10化学防護隊を第10特殊武器防護隊へ改編。
- 2014年(平成26年)3月26日:即応近代化改編[1]
編成・駐屯地
- 編成
- 駐屯地
司令部
→詳細は「司令部 § 陸上自衛隊の師団の司令部等の構成」を参照
主要幹部
職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
---|---|---|---|---|
第10師団長 | 陸将 | 山本頼人 | 2015年3月30日 | 防衛研究所副所長 |
副師団長 兼 守山駐屯地司令 |
陸将補 | 古田清悟 | 2015年8月4日 | 第1師団司令部幕僚長 |
幕僚長 | 1等陸佐 | 今村武 | 2014年8月1日 | 第72戦車連隊長 兼 北恵庭駐屯地司令 |
代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校 | 前職 | 後職 | |
---|---|---|---|---|---|---|
第10混成団長(特記ない限り陸将補) | ||||||
1 | 長谷部清 | 1958.6.10 - 1959.7.31 | 陸士40期・ 陸大47期 |
防衛研修所副所長 →1958.5.2第3管区総監部付 |
第3管区総監 | |
2 | 熊谷卓次 | 1959.8.1 - 1961.7.31 | 東京帝国大学 | 陸上幕僚監部監理部長 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐とん地司令 | |
3 | 野尻徳雄 (陸将) |
1961.8.1 - 1962.1.17 | 陸士41期・ 砲工38期 |
陸上幕僚監部第4部長 | 第10師団長 | |
第10師団長(陸将) | ||||||
1 | 野尻徳雄 | 1962.1.18 - 1963.3.15 | 陸士41期・ 砲工38期 |
第10混成団長 | 第1師団長 | |
2 | 太田庄次 | 1963.3.16 - 1965.7.15 | 陸士42期・ 陸大54期 |
第7師団長 | 東北方面総監 | |
3 | 平野斗作 | 1965.7.16 - 1967.7.1 | 陸士46期・ 陸大54期 |
東部方面総監部幕僚長 | 退職 | |
4 | 長谷川茂 | 1967.7.1 - 1971.3.15 | 陸士47期・ 陸大57期 |
北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐とん地司令 |
陸上幕僚監部付 →1971.7.1退職 | |
5 | 川名聰雄 | 1971.3.16 - 1973.3.15 | 陸士50期・ 陸大59期 |
自衛隊大阪地方連絡部長 | 陸上幕僚監部付 →1973.4.1退職 | |
6 | 村木杉太郎 | 1973.3.16 - 1975.3.16 | 東京商科大学 | 陸上幕僚監部監理部長 | 統合幕僚会議事務局長 兼 統合幕僚学校長 | |
7 | 大西啓 | 1975.3.17 - 1977.7.1 | 陸士55期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐とん地司令 |
退職 | |
8 | 河津幸三郎 | 1977.7.1 - 1979.6.30 | 陸航士58期 | 陸上幕僚監部第4部長 | 陸上自衛隊富士学校長 兼 富士駐とん地司令 | |
9 | 渡部敬太郎 | 1979.7.1 - 1981.6.30 | 陸士60期 | 陸上幕僚監部人事部長 | 北部方面総監 | |
10 | 沖田裕 | 1981.7.1 - 1983.7.1 | 陸航士60期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 市ヶ谷駐とん地司令 |
退職 | |
11 | 若月勲 | 1983.7.1 - 1985.6.30 | 中央大学 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
東北方面総監 | |
12 | 清水幸雄 | 1985.7.1 - 1987.6.30 | 神戸外大 | 陸上幕僚監部人事部長 | 陸上自衛隊幹部学校長 | |
13 | 中俣壯一 | 1987.7.1 - 1988.7.6 | 九州大学 | 防衛大学校幹事 | 陸上自衛隊幹部学校長 | |
14 | 澤井福重 | 1988.7.7 - 1990.3.16 | 徳島大学 | 東部方面総監部幕僚長 兼 市ケ谷駐屯地司令 |
退職 | |
15 | 里中哲朗 | 1990.3.16 - 1992.6.15 | 立命館大学 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
陸上自衛隊幹部学校長 | |
16 | 長谷川重孝 | 1992.6.16 - 1994.3.22 | 防大6期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
陸上自衛隊富士学校長 兼 富士駐屯地司令 | |
17 | 佐々木英嗣 | 1994.3.23 - 1996.3.24 | 防大7期 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐屯地司令 |
統合幕僚学校長 | |
18 | 國見昌宏 | 1996.3.25 - 1997.1.19 | 防大9期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
情報本部長 | |
19 | 池田修 | 1997.1.20 - 1999.7.9 | 防大9期 | 中部方面総監部幕僚長 兼 伊丹駐屯地司令 |
退職 | |
20 | 川井武彦 | 1999.7.9 - 2001.12.3 | 防大11期 | 東北方面総監部幕僚長 兼 仙台駐屯地司令 |
退職 | |
21 | 寺尾憲治 | 2001.12.3 - 2003.3.26 | 防大14期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
陸上自衛隊研究本部長 | |
22 | 井上廣司 | 2003.3.27 - 2004.8.29 | 防大16期 | 北部方面総監部幕僚長 兼 札幌駐屯地司令 |
防衛大学校幹事 | |
23 | 廣瀬清一 | 2004.8.30 - 2005.7.27 | 防大17期 | 陸上幕僚監部人事部長 | 陸上自衛隊幹部学校長 兼 目黒駐屯地司令 | |
24 | 火箱芳文 | 2005.7.28 - 2007.3.27 | 防大18期 | 北部方面総監部幕僚長 | 防衛大学校幹事 | |
25 | 中村幹生 | 2007.3.28 - 2008.8.1 | 防大17期 | 情報保全隊長 | 退職 | |
26 | 千葉徳次郎 | 2008.8.1 - 2009.7.20 | 防大21期 | 東部方面総監部幕僚長 兼 朝霞駐屯地司令 |
防衛大学校幹事 | |
27 | 河村仁[2] | 2009.7.21 - 2011.4.26 | 防大22期 | 防衛研究所副所長 | 陸上自衛隊幹部学校長 兼 目黒駐屯地司令 | |
28 | 宮嵜泰樹 | 2011.4.27 - 2012.7.26 | 防大22期 | 陸上幕僚監部監察官 | 退職 →2012.8 東京都庁危機管理監 | |
29 | 松村五郎 | 2012.7.26 - 2013.8.21 | 東京大学[3] | 陸上幕僚監部人事部長 | 統合幕僚副長 | |
30 | 保松秀次郎 | 2013.8.22 - 2015.3.30 | 防大24期 | 西部方面総監部幕僚長 兼 健軍駐屯地司令 |
退職 | |
31 | 山本頼人 | 2015.3.30 - | 防大27期 | 防衛研究所副所長 |