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2016年11月10日 (木) 14:47時点における版

さわじり エリカ
沢尻 エリカ
本名 澤尻 エリカ
別名義 ERIKA
Kaoru Amane
生年月日 (1986-04-08) 1986年4月8日(38歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
国籍 日本
身長 161cm[1]
血液型 A型
職業 女優歌手モデルMC
ジャンル テレビドラマ映画CMモデル
活動期間 2001年 - 2009年9月
2010年3月 -
公式サイト ERIKA TOKYO
主な作品
映画
パッチギ!
手紙
クローズド・ノート
ヘルタースケルター
新宿スワン
テレビドラマ
1リットルの涙
タイヨウのうた
ファースト・クラス
ようこそ、わが家へ
受賞
日本アカデミー賞
優秀新人女優賞 2006年『パッチギ!』
話題賞・俳優部門 2006年『パッチギ!』
優秀主演女優賞 2012年『ヘルタースケルター』
その他の賞
2005年
第18回 日刊スポーツ映画大賞・新人賞
第30回 報知映画賞・新人賞
第27回 ヨコハマ映画祭・最優秀新人賞
第15回 東京スポーツ映画大賞・新人賞
第79回 キネマ旬報・新人女優賞
第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞
2006年
エランドール賞新人賞
備考
2006年
Kaoru Amane名義で歌手デビュー
2007年
ERIKAとして自身にとって2枚目のシングルをリリース。
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沢尻 エリカ(さわじり エリカ、1986年4月8日 - )は、日本女優歌手。本名、澤尻 エリカ(さわじり エリカ)。

東京都出身。スペインに所在する個人事務所、エル・エクストラテレストレ所属。エイベックス・ヴァンガードと業務提携。 歌手としても、Kaoru AmaneERIKA名義でCDをリリースした。血液型はA型。

略歴

生い立ち

デビュー・モデル時代

  • 小学校6年生の時に芸能界デビュー[2]。初めての仕事は、『りぼん』の懸賞ページのモデル。その後『ニコラ』のモデルとなった。

女優・歌手活動

  • 2002年フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出。
  • 2003年TBS系『ホットマン』で連続テレビドラマに初出演。
  • 2004年映画『問題のない私たち』で準主演を務め、映画初出演。
  • 2005年映画『パッチギ!』で演じた「リ・キョンジャ」役が高く評価され、数多くの映画賞・新人賞を受賞した。
    • 沢尻は『パッチギ!』について「映画だけど映画じゃない。そういう事実を伝える最高の教科書みたいなもの」と語り、「この映画を通して女優として得たものも多く、結果がどうであれ物事にぶつかっていくことに意味がある」と発言した。
  • 2005年フジテレビ系で放送の初主演ドラマ1リットルの涙』での演技が高く評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞した。
  • 2006年TBS系で放送の主演ドラマ『タイヨウのうた』で演じた“Kaoru Amane”名義で歌手デビュー。
    • オリコンチャートで2週にわたって第1位を獲得し、女性アーティストのデビュー作最高初動売上(初動15万枚)、女性アーティストのデビューシングルとして、史上初の初登場から5週連続TOP3入りなどを記録した(オリコン)。
    • 2ndシングル『FREE』でも前作に引き続き、オリコンシングルチャートで1位を獲得。女性歌手でデビューから2作連続首位獲得は、『1リットルの涙』で共演した薬師丸ひろ子の80年代のヒット曲「セーラー服と機関銃」、「探偵物語」以来、24年1ヶ月振りとなった。
  • 2006年『シュガー&スパイス 風味絶佳』『オトシモノ』『天使の卵』『手紙』など、主演を含む5つの出演映画が公開された。
  • 2007年9月29日自身が主演する映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で不機嫌そうな振舞いを行い、世間・マスコミなどによりバッシングを浴びせられる[3]。同年10月2日には、この件に関して公式ページに本人名義で謝罪したが、2010年CNN GOの英語インタビューで「あれは間違いでした。前の事務所が謝罪しなくてはいけないと言ったけれど、ずっと断っていたんです。絶対したくなかった。これが私のやり方なんだから、と。結局私が折れて。でも間違ってた」と告白した[4]
  • 2009年9月30日付けで前事務所スターダストプロモーションとの専属契約が解消され、芸能活動を2010年春まで休止。
  • 2010年、たかの友梨ビューティークリニックのTVCM及び巨大広告が話題となる。
  • 2012年には女優復帰作となった主演映画『ヘルタースケルター』が公開。興行収入20億円を突破する大ヒットとなった他、アジア各国でも公開され大ヒットを記録した。またこの映画での演技で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
  • 2013年末にはTBS系のスペシャルドラマ『時計屋の娘』に主演。
  • 2014年4月から放送スタートで、8年ぶりの地上波連続ドラマ『ファースト・クラス』の主演を演じる。深夜枠放送にも関わらず視聴率10%を超えるヒットとなる。同年10月、続編「ファーストクラス」が放送終了からわずか3ヶ月というフジテレビでは史上初最短でのシリーズ2作目の放送開始となる。
  • 2015年4月クールの『ようこそ、わが家へ』で初のフジテレビ月9ドラマのヒロイン役を演じる。
  • 2015年5月、ヒロイン・アゲハ役を演じた『新宿スワン』が公開され、興行収入ランキングで1位を記録した。
  • 2016年1月、『大奥』(フジテレビ)で時代劇初主演。

個人事務所「エル・エクストラテレストレ」

  • 2010年3月スペインに個人事務所「エル・エクストラテレストレ」(スペイン語で「宇宙人」を意味する)を設立し、芸能活動を復帰すると報じられた。CMには多数出演していたものの、本格的に芸能活動を復帰するのは約2年ぶりのこととなる。また、同国の首都であるマドリッドを拠点として活動予定であることも加えて報じられた[5]
    • 16日午後5時に公式サイト『erikatokyo.com』を開設し「今後の体制の正式な発表をする。」としている。公式サイト内には、今後の活動内容について発表するプレス専用ページを設け、事務所からマスコミ側に提出した6か条の誓約書にサインをしないと閲覧できないという方針を明らかにした[6]

業務提携契約

2011年(平成23年)4月1日エイベックス・マネジメント株式会社と業務提携契約を締結。

私生活

2008年12月、ライターで映像作家(当時)の高城剛との結婚を発表。

  • 2009年1月7日に入籍。19日に明治神宮で結婚式、25日にハワイで結婚披露宴をそれぞれ行った。
  • 2011年5月16日高城剛と離婚届提出[7]。2013年12月28日に離婚成立。

人物

人物像

さばさばとした性格で、本人も自らを男っぽい性格と語っている。

元々は天然パーマで、『ニコラ』モデル時代の初期の写真はクルクルヘアーだった。当時掲載されたプロフィール紹介において、自分の好きな所と嫌いな所は何かという質問に「嫌いなとこも好きなとこも天然パーマなところ」と答えている。

2006年頃から地上波、BS、CS含めテレビ番組を一切見ない生活をしている。家のテレビにはアンテナ線を繋げておらず、DVD観賞用モニターとしてのみ使用している。

自分のいいところはごきげんなところで、ダメなところは、飽きっぽいところと熱しやすく冷めやすいところ[8]。好きな言葉は「ありがとう」[9]で、嫌いな言葉は「がんばれ」。

アイドル時代の夢は女優かヘアメイクアーティストになることだった[9]。今でも写真、CM、舞台挨拶などでのメイクはほとんど自分でする。

その振舞いから「エリカ様」「女王様」と一部メディアが呼称している[10]。ネットや雑誌などで噂になった「沢尻会」の存在は完全否定している[11]。噂のもう一方の当事者である長澤まさみを自身のラジオ番組のゲストに招いて歓談する様子が放送されている[12]

仕事

女優としてのポリシーは、まず脚本を読んで、その役をイメージできるかが重要で、イメージできればやるし、できなければやらない[13]。役に入っているときは集中するので、そのあと休暇をとって「役落し」をしないと次の作品に入れない[8]

2012年5月、一連の騒動からの本格的女優復帰主演作となった映画『ヘルタースケルター』では、『りりこ』役に深く入り込み、監督である蜷川実花をして「現場での彼女はりりこそのものでした」と言わしめた。ただ、精神を病み、心身ともに破滅へと向かっていく役柄に集中したためか、体調を崩し、PR活動の休止が発表された[14]

交友関係

ドイツの人気グループshanadooのメンバー福愛美とは小学・中学の同級生で一緒に芸能界へ入った親友である。また女優の岩佐真悠子あびる優片瀬那奈香椎由宇マリエ紗栄子、カメラマンの蜷川実花、俳優の松田翔太綾野剛小橋賢児などと仲が良いほか笑福亭鶴瓶とも交友があるなど幅広い人脈を持つ。

生活・趣味・家族

父は日本人で、母はアルジェリアフランス人(アルジェリア生まれフランス育ちのベルベル人)のハーフで、3人兄妹の末っ子である。父親はエドノコバン他、16頭の競走馬を所有していた馬主だったが、9歳の時に失踪、中学3年の時に家に帰ってきたがその年で死去。母親は以前、地中海レストランを経営。店には沢尻のポスターが貼ってあり、沢尻も時々店を手伝っていた。このレストランは営業を終了している[9]。次兄は高校1年の時に交通事故で死去。長兄は元俳優。家族ととても仲が良く、沢尻は「“大切”という言葉では表現しきれないほど強い力で結ばれている」と語っている。ドラマや映画の撮影後は家族旅行に出ることが多く、『タイヨウのうた』撮影後は家族で沖縄旅行へ行った。

今まで生きてきた人生の中で、忘れることができない一冊の本として、木内鶴彦著の「生き方は星空が教えてくれる」をあげている。

父親の影響もあり、小さいころから馬に親しみ、乗馬が得意である。ダンスを習っていたことがある。音楽は「好き」というレベルではなく、生きていくために欠かせない一部である[8]

受賞歴

2006年度
2012年度

出演

主演作は役名を太字で表記。

映画

テレビドラマ

ウェブ映画

  • Like A Rolling Stone.
  • TREEHOUSE (2013年)- 映画女優 役

CM

広告モデル

その他のテレビ番組

イメージビデオ

ナビゲーションビデオ

プロモーションビデオ

  • ZEEBRA/BIG BIG MONEY feat. HIRO(2003年)
  • 氣志團/SECRET LOVE STORY(2003年)
  • RIP SLYME/Hey Brother - 映画「間宮兄弟」の映像から(2005年)
  • Kaoru Amane/タイヨウのうた(2006年)
  • 加藤ミリヤ/I WILL - 映画「オトシモノ」の映像から(2006年)
  • SunSet Swish/君がいるから(2006年) - 映画「天使の卵」の映像から(2006年)
  • 高橋瞳/コモレビ(2006年) - 映画「手紙」の映像から(2006年)
  • 大橋トリオ/MAGIC(2013年) - 映画「TREEHOUSE」の映像から(2013年)

ラジオ

展覧会

会期: 2007年10月27日(土) - 2008年1月20日(日)「100 ERIKAS」 タナカノリユキ
「100 ERIKAS」

音楽

Kaoru Amane

ERIKA

ERIKA
生誕 (1986-04-08) 1986年4月8日(38歳)
出身地 フランスの旗 フランス パリ (設定上)
担当楽器 ギター
活動期間 2007年 - 2009年
レーベル SonyMusic
公式サイト http://www.erika-web.com[リンク切れ]

ERIKA(エリカ、1986年4月8日)はフランスパリ出身という設定でデビューした沢尻の歌手名義である。SonyMusic所属。公式にはあくまで沢尻エリカと別人とされているが、本項目では同一人物として扱う。

設定

1986年4月8日生まれ。出身地は、フランスパリ郊外。影響をうけたミュージシャンは、レッド・ツェッペリンを挙げている。プロフィールに関しては以上の事柄以外明らかにされていない。フェンダーがERIKAモデルの特注ギターを製作。

設定では沢尻エリカと出身地は異なるが、誕生日が同じ。なお、出身地とされるフランスは、沢尻の母親の母国である[34]。公式サイトの外部リンクには沢尻の所属事務所であるスターダストプロモーションのアドレスが載せられており、本人の公式ホームページには、 ERIKA SAWAJIRI と ERIKA の二つのホームページへのリンクが設けてある。また、オリコンのアーティスト名のERIKAをクリックすると、沢尻エリカのページが出てくる。多くの報道でも「沢尻エリカが- 」と沢尻と同じ扱いをしている(チャートイン記録を含む)。

ディスコグラフィ

  • FREE(2007年7月4日)
  • Destination Nowhere(2007年11月28日)
  • Treasure (「ERIKA × STUDIO APARTMENT」名義)(2010年5月22日 - 5月31日期間限定無料配信)(ダウンロードのみ CD化は未定)

参加作品

書籍

写真集

関連書籍

  • シュガー&スパイス 風味絶佳 VISUAL BOOK(2006年8月24日、SDP)ISBN 4-903620-00-X
  • Enjoy Movie 映画「クローズド・ノート」特集(2006年8月23日、SDP)ISBN 978-4-903620-17-6

脚注

  1. ^ 日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)
  2. ^ 事務所に履歴書を送る際に、写真欄にプリクラを貼って提出した(メントレG (2007年9月16日、フジテレビ)にて、沢尻・談)。
  3. ^ 沢尻“女王様”が舞台あいさつでダンマリ、質問にも「別に…」(2007年9月30日 サンケイスポーツ)]
  4. ^ 「これが私のやり方」: 波紋を呼ぶ女優・歌手、沢尻エリカ、改革を目指し発進
  5. ^ 沢尻エリカ、活動再開!スペインから世界へ[リンク切れ] サンケイスポーツ
  6. ^ エリカ活動再開へ、スペインに個人事務所[リンク切れ] 朝日新聞
  7. ^ 沢尻エリカ夫妻がまだ離婚しない理由” (2011年9月19日). 2009年11月29日閲覧。
  8. ^ a b c 日経エンタテインメント! 』(2006年10月号、日経BP社
  9. ^ a b c メントレG (2007年9月16日、フジテレビ)にて、沢尻・談
  10. ^ キーワード「"エリカ様"」のニュース検索 Googleニュース
  11. ^ ナイナイサイズ(2007年9月22日、日本テレビ)。「ある訳ないじゃないですか。もう、完全に皆さんメディアに踊らされていますよ。」と語った。
  12. ^ 沢尻エリカ REAL ERIKA(2007年6月8日、NACK5)。長澤の20歳の誕生祝いに、アロマキャンドルとDVD『あの頃ペニー・レインと』をプレゼントした。
  13. ^ ViVi』2007年10月号、講談社
  14. ^ 体調不良でPR活動休止の沢尻エリカについて、蜷川実花監督がコメントを発表 2012年5月15日 ムービーコレクション
  15. ^ 映画『クローズド・ノート』で万年筆に貢献したとして、万年筆大使に選ばれた。
  16. ^ “沢尻エリカで大奥復活!“悪女”と“聖女”演じ分け充実の笑顔”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年12月4日). http://www.sanspo.com/geino/news/20151204/geo15120405060009-n1.html 2015年12月4日閲覧。 
  17. ^ “加藤シゲアキ、『24時間テレビ』スペシャルドラマ主演に決定”. ORICON STYLE. (2016年6月23日). http://www.oricon.co.jp/news/2073876/full/ 2016年6月23日閲覧。 
  18. ^ たかの友梨ビューティクリニック
  19. ^ syoss(サイオス)
  20. ^ ラボン ルランジェ [LAVONS LE LINGE 公式サイト]
  21. ^ 拡大中フリマアプリ「フリル」沢尻エリカら出演の初CMを軍地彩弓らと制作”. Fashionsnap.com (2014年10月29日). 2015年9月15日閲覧。
  22. ^ "「NifMo(ニフモ)」、"すべてに妥協しない"人々を象徴するアイコンとして、女優 沢尻エリカさんのTVCM起用を目指すプロモーションプロジェクト『AGREEMENT WITH ERIKA』を開始" (Press release). ニフティ株式会社. 26 November 2014. 2015年9月15日閲覧
  23. ^ 沢尻エリカ、インスタ連動CMで自然体セクシー 部屋着のセルフィー動画も”. ORICON STYLE (2015年12月14日). 2015年12月14日閲覧。
  24. ^ 「沢尻 エリカ」さん出演の『Ban汗ブロックロールオン プレミアムラベル』 新TVCM 2月21日(日)より全国で放映開始”. CM JAPAN (2016年2月8日). 2016年2月10日閲覧。
  25. ^ "肌あれ・にきびを緩和する医薬品「ハイチオールBクリア」新TV-CM沢尻エリカさんにカメラが迫る!"本気の肌あれ対策"と自信のメッセージ『本気の肌あれ対策-接写-』篇 2016年4月18日(月) 全国でオンエア開始" (Press release). エスエス製薬. 2016-04-1. {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明); 不明な引数|1=が空白で指定されています。 (説明)
  26. ^ "大人気カラコンブランド【エバーカラー】のTVCMがスタート!沢尻エリカの3つのスタイリングが楽しめる!特設サイトも同時オープン!~新CMは8月17日(水)より全国O.A開始!~". ORICON STYLE (Press release). アイセイ. 17 August 2016. 2016年8月18日閲覧
  27. ^ http://www.actus-colors.jp/
  28. ^ http://orgenoa.com/
  29. ^ http://reinest.com//
  30. ^ http://evercolor.jp/ecom
  31. ^ “沢尻エリカ、NHKでMC初挑戦「私でいいのか聞き直しました」”. 映画.com. (2016年9月28日). http://eiga.com/news/20160928/19/ 2016年9月29日閲覧。 
  32. ^ http://www.aec.at/center_exhibitions_project_de.php?id=142 [リンク切れ]
  33. ^ http://www.aec.at/news_en.php?iNewsID=1218 [リンク切れ]
  34. ^ このようなプロモーション方法は以前から存在し、ともさかりえ/さかともえりDJ OZMAの例がある。

関連項目

外部リンク