高城剛
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たかしろ つよし 高城 剛 | |
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生誕 |
1964年8月18日(60歳) 日本・東京都葛飾区柴又 |
国籍 | 日本 |
教育 | 埼玉県立福岡高等学校 |
出身校 | 日本大学芸術学部文芸学科 |
職業 | ライター ほか |
肩書き | ハイパーメディアクリエイター |
親 | 高城昌子(実母) |
高城 剛(たかしろ つよし、1964年8月18日 - )は、日本のライター、映像作家、広告プロデューサー、DJ、写真家。
株式会社高城剛事務所(個人事務所)代表取締役。元妻は女優、歌手の沢尻エリカ。テレビ出演していた当時の肩書きは「ハイパーメディアクリエイター」(後述)。CS-TBS番組審議委員。東京都葛飾区出身。
来歴
[編集]東京都葛飾区柴又生まれ。母親は煎茶の凰昌流家元の高城昌子[1][2]。高城も煎茶道の免許を持っている[3]。
上福岡市立第二中学校、埼玉県立福岡高等学校を経て日本大学芸術学部文芸学科入学。大学在学中に「東京国際ビデオエンナーレ」にてグランプリ受賞。大学卒業後、『三宅裕司のえびぞり巨匠天国』への出演など、テレビ露出が多かった時期にハイパーメディアクリエイター[4]という肩書きを一時使用していた。
2007年まで総務省情報通信審議会専門委員(1997年から)、東映アニメーションの特別顧問など務めていたが、2008年に拠点をヨーロッパへ移す。また、以降は定住せずに海外を点々とするノマドワーカーのような生活を送っている。
現在は、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、ひとつの分野にこだわらない創造産業全般にわたって活躍。また、2010年3月より、Fashion TVのシニア・クリエイティブ・ディレクターも務める。
人物
[編集]- 生野菜が苦手。
- 元々は、映像制作、楽曲制作、執筆活動を中心としていたが、2004年以降は環境観光業を中心としている。
- 2009年1月に沢尻エリカと結婚したが、2013年12月に離婚した。また、元妻の沢尻とは対照的に非喫煙者であり、結婚していた時期には禁煙させた事もあった[5]。
- 近年はDJ/リミキサーとしての活動を広げており、諸外国にてプレイ。
- SNSは一切やっておらず、情報発信は書籍とメールマガジン、雑誌投稿に限られる。
NEXTRAVELER BOOKS
[編集]2019年に高城が自ら設立した書籍レーベル。コンセプトは、「大手出版社ではなかなか発売できない、意欲的な書籍を不定期にリリースする『DtoC時代の出版社』」。
作品
[編集]映像作品
[編集]- 1987年 ビデオアート作品『Writing on the Wall』第2回東京国際ビデオビエンナーレ展 一般公募グランプリ
- 1989年 ビデオクリップ作品「NATIONAL KOIZUMIC VIDEO / 小泉今日子」
- 1990年 ビデオクリップ『La・La・La、DRIVE他 / 小泉今日子』
- 1990年 映画「香港電脳コピー都市 / 日活(制作:フジテレビ)」
- 1990年 『改訂版KOIZUMIC VIDEO / 小泉今日子』
- 1990年 『丘を越えて / 小泉今日子』
- 1991年 連続テレビドラマ『バナナチップス・ラヴ』(フジテレビ)
- 1991年 ビデオクリップ作品『Bye-bye-bye / GO-BANG'S』
- 1991年 ビデオクリップ作品『なんかいい気分 / FAIRCHILD』
- 1991年 ビデオクリップ作品『あなたに会えてよかった / 小泉今日子』
- 1992年 ビデオクリップ作品『自分を見つめて / 小泉今日子』
- 1992年 連続テレビドラマ『アルファベット2/3』(フジテレビ)
- 1994年 ビデオクリップ作品『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- / Mr.Children』
- 1999年 AIBOプロモーションビデオ (ソニー)
- 2009年 東京オリンピック 2016招致映像 監督
- 2015年 SKYMAGICプロジェクト (MicroAd)[6]
著書
[編集]2010年以前
[編集]- 『高城剛の大穴イッパツ』(1995年5月、インファス、ISBN 4900785024)
- 『デジタル日本人』(1997年5月、講談社、ISBN 4062086670)
- 『ヤバイぜっ!デジタル日本』(2006年6月、集英社、ISBN 408720345X)
- 『「ひきこもり国家」日本』(2007年6月、宝島社、ISBN 4796658483)
- 『サヴァイヴ!南国日本』(2007年7月、集英社、ISBN 4087813762)
- 『70円で飛行機に乗る方法』(2008年6月、宝島社、ISBN 4796663614)
- 『Go! Ibiza楽園ガイド』(2009年4月、光文社、ISBN 4334870872)
- 『サバイバル時代の海外旅行術』(2009年8月、光文社、ISBN 4334035183)
- 『オーガニック革命』(2010年1月、集英社、ISBN 4087205266)
2011年
[編集]- 『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(2011年2月、マガジンハウス、ISBN 4838722281)
- 『時代を生きる力』(2011年6月、マガジンハウス、ISBN 4838722648)
- 『高城剛と未来を創る10人 対話から見えた、その先の世界』(2011年12月、アスキー新書、ISBN 4048709224)
2012年
[編集]- 『モノを捨てよ世界へ出よう』(2012年1月、宝島社、ISBN 479668994X)
- 『人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡』(2012年7月、祥伝社、ISBN 439611284X)
- 『SOUL RESET 魂の再起動 魂の声に耳を澄まし、未来を見通す方法』(2012年4月、マガジンハウス、ISBN 4838724047)
- 『BODY RESET 身体の再起動 身体を鍛えて、魂のノイズを取り除く方法』(2012年5月、マガジンハウス、ISBN 4838724349)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.01 沖縄 (素敵な星の旅行ガイド) 』(2012年9月、セブン&アイ出版、ISBN 4860086112)
- 『LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】』(2012年11月、晋遊舎、ISBN 486391671X)
2013年
[編集]- 『サバイバル時代の健康術 ~アーユルヴェーダで頭と体のバランスを整える』(2013年1月、宝島社、ISBN 4800207207)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.02 バルセロナ (素敵な星の旅行ガイド)』(2013年2月、セブン&アイ出版、ISBN 486008621X)
- 『21世紀の英会話』(2013年8月、マガジンハウス、ISBN 4838725825)
- 『白本』(2013年12月、高城未来研究所)
2014年
[編集]- 『黒本』(2014年2月、高城未来研究所)
- 『高城 剛と考える 21世紀、10の転換点』(2014年3月、宝島社、ISBN 4800218993)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.03 香港 (素敵な星の旅行ガイド)』(2014年4月、セブン&アイ出版、ISBN 4860086325)
- 『青本』(2014年7月、高城未来研究所)
- 『グレーな本』(2014年8月、講談社、ISBN 4062190710)
- 『世界はすでに破綻しているのか?』(2014年9月、集英社、ISBN 4087860507)
- 『2035年の世界』(2014年10月、PHP研究所、ISBN 4569819508)
2015年
[編集]- 『白本 弐』(2015年2月、高城未来研究所)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.04クアラルンプール (素敵な星の旅行ガイド) 』(2015年3月、セブン&アイ出版、ISBN 486008652X)
- 『黒本 弐』(2015年4月、高城未来研究所)
- 『人生を変える南の島々。ヨーロッパ編』(2015年7月、高城未来研究所、ISBN 4434207466)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.05ブルックリン (素敵な星の旅行ガイド)』(2015年8月、セブン&アイ出版、ISBN 4860086651)
- 『人生を変える南の島々。アジア編』(2015年11月、高城未来研究所、ISBN 4434207474)
2016年
[編集]- 『黒本 参』(2016年2月、Amazon Services International, Inc.)
- 『NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.06シンガポール (素敵な星の旅行ガイド)』(2016年2月、セブン&アイ出版、ISBN 4860086783)
- 『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』(2016年3月、集英社、ISBN 4087860620)
- 『人生を変える南の島々。日本編』(2016年4月、高城未来研究所、ISBN 4434213040)
- 『LIFE PACKING2.1 ―未来を生きるためのモノと知恵―』(2016年8月、高城未来研究所、ISBN 4434222201)
- 『21世紀の「裏」ハローワーク: 人には言えないもうひとつの職業図鑑』(2016年、高城未来研究所)
- 『白本 参』(2016年11月、高城未来研究所)
- 『カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ!?』(2016年12月、集英社、ISBN 4087860809)
- 『人生を変える南の島々。南北アメリカ&ハワイ編』(2016年12月、高城未来研究所、ISBN 4434222929)
2017年
[編集]- 『多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編-』(2017年6月、高城未来研究所)
- 『不老超寿』(2017年8月、講談社、ISBN 4062207214)
- 『21世紀の「表」ハローワーク: 人には理解されないもうひとつの職業図鑑』(2017年10月、高城未来研究所)
2018年
[編集]- 『高城剛 写真/文『50mm』THE TAKASHIRO PICTURE NEWS』(2018年3月、晋遊舎、ISBN 4801809081)
- 『大麻ビジネス最前線: Green Rush in 21st century』(2018年4月、高城未来研究所)
- 『分断した世界 逆転するグローバリズムの行方』(2018年4月、集英社、ISBN 4087860965)
- 『21世紀の「匿名」ハローワーク: 人には理解されないもうひとつの職業図鑑』(2018年5月、高城未来研究所)
- 『白本 四』(2018年7月、高城未来研究所)
- 『赤本』(2018年7月、高城未来研究所)
- 『黒本 四』(2018年8月、高城未来研究所)
- 『NEXTRAVELER 沖縄本島北部: 素敵な星の旅行ガイド』(2018年8月、高城未来研究所)
2019年
[編集]- 『2049 日本がEUに加盟する日 HUMAN3.0の誕生』(2019年4月、集英社、ISBN 4087861090)
- 『NEXTRAVELER 京都: 素敵な星の旅行ガイド』(2019年4月、高城未来研究所)
- 『GREEN RUSH』(2019年5月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059402)
- 『333ウルトラデトックス』(2019年9月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059429)
- 『green bean to bar CHOCOLATE 世界で一番おいしいチョコレートの作り方』(2019年11月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059437)
2020年
[編集]- 『BETTER TOMORROW』(2020年2月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059410)
- 『高城式健康術55 医師が教えてくれない家庭の医学』(2020年6月、光文社、光文社新書、ISBN 978-4-334-04478-7)
- 『LIFE PACKING 2020 未来を生きるためのモノと知恵』(2020年12月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059445)
2022年
[編集]- 『いままで起きたこと、これから起きること。~「周期」で読み解く世界の未来~』(2022年8月、光文社、ISBN 4334046061)
- 『BIO HACKING 未来を生きるための遺伝子の理解』(2022年10月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 499105947X)
- 『NEXTRAVELER FILMS&TOOLS 未来につながる創造的ツールと使い方』(2022年12月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991059488)
2023年
[編集]- 『40代からの認知症予防』(2023年2月、NEXTRAVELER BOOKS、ISBN 4991289300)
- 『白本 五』(2023年8月、NEXTRAVELER BOOKS)
- 『黒本 五』(2023年9月、NEXTRAVELER BOOKS)
2024年
[編集]- 『観光大国スペインに見る、オーバーツーリズムの現在と未来』(2024年6月、NEXTRAVELER BOOKS)
- 『FUTURE OF SPECIALTY COFFEE スペシャルティコーヒーの未来』(2024年11月、NEXTRAVELER BOOKS)
- 『LIFE PACKING 60 未来を生きるためのモノと知恵』(2024年12月、NEXTRAVELER BOOKS)
雑誌連載
[編集]- 『高城剛の未来インサイダー』MonoMax(宝島社)2009年11月10日号-
- 『ストリートの社会学』クーリエ・ジャポン(講談社)2016-2018
- 『今日も世界の真ん中で!』FLASH(光文社)2011年5月24日号-2012年10月9日号
かつて出演していたテレビ番組
[編集]- 「いのちの響」(TBSテレビ)
- 「トシガイ」(日本テレビ)
- 「アナザースカイ」(日本テレビ)
- 「宇宙でイチバン逢いたい人」(日本テレビ)
- 「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京)
その他
[編集]- 1994年 - 3DOゲームソフト『チキチキマシン猛レース 〜ケンケンとブラック魔王のイジワル大作戦〜』『マカロニほうれん荘インタラクティブ』
- 1995年 - 3DOゲームソフト『チキチキマシン猛レース2 〜In Space〜』『モンタナ・ジョーンズ』
- 1995年から97年 - フランキー・オンライン(オンラインコミュニティー)
- 1995年 - サンタクロース・マシーン(神宮前にあった玩具店)の経営
- 1992年 - 宇宙発明会議C.I.C.(フジテレビ系列関東ローカル)
- 1994年 - 高城剛X(テレビ東京系列で放送された深夜テレビ番組)
- 2012年 - 高城未来研究所(有料メールマガジンの執筆)
- 2024年 - 8weeks.ai(サブスクリプション型のパーソナルヘルスケアサービス)
脚注
[編集]- ^ “ハイパーメディアクリエーター高城剛と母、昌子”. EARTHマガジン(アースマガジン). 2013年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月25日閲覧。
- ^ ブルース・オズボーン『Oyako Photograghs』シンコー・ミュージック、1998年7月20日、194頁。ISBN 4401770102。
- ^ 川勝正幸『丘の上のパンク』小学館、P.133
- ^ 横断的に活躍するクリエイターの意。映像作家、文筆業を初め、幅広い分野で活動しているマルチクリエイター横文字職業の一つ。高城を取材した朝日新聞記者による命名
- ^ “沢尻エリカ 夫との「禁煙」の約束を破りタバコを手に遠い目” (2010年9月30日). 2010年9月30日閲覧。
- ^ “SKY MAGIC by MicroAd スカイマジック by マイクロアド”. 2016年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月8日閲覧。