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{{otheruses|番組ジャンル|TBSラジオの番組|TBSラジオ ボクシング中継}} |
{{otheruses|番組ジャンル|TBSラジオの番組|TBSラジオ ボクシング中継}} |
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'''ボクシング中継'''(ボクシングちゅうけい)は、[[ボクシング]]の試合を[[中継放送|中継]]する[[放送番組]]である。中継は[[テレビジョン放送局|テレビ局]]や[[ラジオ放送局]]がプロモーター(興行主催者)と契約を結ぶことにより[[放映権]]が成立する。 |
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{{出典の明記|date=2012年3月3日 (土) 23:35 (UTC)}} |
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'''ボクシング中継'''(ボクシングちゅうけい)は、[[ボクシング]]の試合を中継する[[放送番組]]である。中継は放送局がプロモーターと契約を結ぶことにより放送権(テレビは[[放映権]])が成立する。そのプロモーターと縁深い[[ボクシングジム|ジム]]とのタイアップで興行を打ち、中継を行うことになる。基本的にはメインイベントのみが[[生放送|生中継]]あるいは[[撮って出し]]([[録画]])で放送される。 |
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[[ファイル:Carl Froch vs. Arthur Abraham 4.jpg|thumb|280px|2010年11月、[[ヘルシンキ]]の[[ハートウォールアリーナ]]で行われた[[カール・フローチ]](左)対[[アルツール・アブラハム]]戦の中継風景。この試合は『[[Super Six World Boxing Classic|スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック]]』と銘打たれたトーナメントの一部として、米国の[[Showtime]]の他、[[ドイツ]]のARD([[ドイツ公共放送連盟]])、英国の{{仮リンク|プライムタイム (テレビチャンネル)|label=プライムタイム|en|Primetime (TV channel)}}などで中継された<ref>{{Cite web|url=http://www.telegraph.co.uk/sport/othersports/boxing/8163331/Carl-Froch-can-achieve-long-overdue-worldwide-recognition-if-he-beats-Arthur-Abraham-in-world-title-fight.html|author=Gareth A Davies|title=Carl Froch can achieve long-overdue worldwide recognition if he beats Arthur Abraham in world title fight|date=2012年5月23日|publisher=[[デイリー・テレグラフ]]|language=英語|accessdate=2012年6月30日}}</ref>。]] |
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== 日本における歴史 == |
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[[ファイル:Arthur Abraham in Sparkassen-Arena 2008.JPG|thumb|280px|2008年3月、ドイツ・[[キール (ドイツ)|キール]]のシュパーカッセン・アレナでエルビン・アヤラ戦のリングに上がった[[アルツール・アブラハム]]を映すARD([[ドイツ公共放送連盟]])の[[ステディカム|カメラ]]。]] |
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=== ラジオ・テレビ中継 === |
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[[ファイル:El Chino Maidana post-fight Sep 2011.jpg|thumb|280px|2011年9月23日、米国・[[ラスベガス]]の[[MGMグランド]]でペトロ・ペトロフに勝利し、[[カナル7]]の放送席でインタビューに応じる[[マルコス・マイダナ]]。]] |
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[[日本]]では、[[1952年]][[2月9日]]にラジオ東京(のちの[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]])が日本バンタム級タイトルマッチ:[[白井義男]]対[[堀口宏]]戦を同局として初の中継(解説は[[郡司信夫]]、実況は同局アナウンサーの[[若林漸]])を行なっており<ref>『TBSアナウンサーの動き』に明記された、若林漸の情報を参照。</ref>、これが[[民間放送]]による初の中継となった<ref>『私とTBS』4ページに掲載された、郡司信夫のコメントより。</ref>。 |
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== 日本 == |
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その後、[[1953年]][[9月19日]]に[[大阪球場]]で行われた白井義男対[[レオ・エスピノサ]]のノンタイトル戦が、[[日本放送協会|NHK]]でテレビとして初中継された<ref>[http://www.nhk.or.jp/archives/archives-catalogue/pglist/pglist_1953-54.html NHKアーカイブスカタログ―テレビ番組放送記録+番組小史 1953~2008]</ref>。 |
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=== 日本における歴史 === |
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==== ラジオ・テレビ中継 ==== |
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[[日本]]では、1952年2月9日にラジオ東京(のちの[[TBSラジオ]])が日本[[バンタム級]]タイトルマッチ([[白井義男]]対[[堀口宏]]戦)を中継(解説は[[郡司信夫]]、実況は同局アナウンサーの[[若林漸]])<ref>『TBSアナウンサーの動き』に明記された、若林漸の情報を参照。</ref>。これが民間放送による初の中継となった<ref>『私とTBS』4ページに掲載された、郡司信夫のコメントより。</ref>。 |
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その後、1953年9月19日に[[日本放送協会|NHK]]が[[大阪スタヂアム]]で行われた白井義男対[[レオ・エスピノサ]]のノンタイトル戦をテレビとして初めて中継した<ref>[http://www.nhk.or.jp/archives/archives-catalogue/pglist/pglist_1953-54.html NHKアーカイブスカタログ―テレビ番組放送記録+番組小史 1953~2008]</ref><ref name=":0">{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASMBR725RMBRUTQP02F.html|title=NHK、57年ぶりに国内プロボクシングを中継へ|accessdate=2019年11月7日|publisher=朝日新聞(2019年11月1日作成)}}</ref>。1954年12月21日には[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]が民放テレビで初めて中継を行っている<ref>{{Cite news |title=20日、節目の600回 山中慎介氏が語るダイナミックグローブ「神の左」完成させた原点 |url=https://hochi.news/articles/20210517-OHT1T51158.html?page=1 |newspaper=スポーツ報知 |date=2021-05-18 |accessdate=2023-03-05 }}</ref>。{{要出典範囲|date=2023年3月|1955年には[[TBSテレビ|KRテレビ(1960年11月29日よりTBSテレビ。以下、TBS)]]、1959年には[[フジテレビジョン|フジテレビ]]と[[テレビ朝日|NET(1977年4月よりテレビ朝日)]]も参入した}}。 |
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[[1954年]][[12月21日]]には[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]が民放テレビで初めて中継を行っている。[[1955年]]には[[TBSテレビ|KRテレビ(1960年11月29日よりTBSテレビ。以下、TBS)]]、[[1959年]]には[[フジテレビジョン|フジテレビ]]と[[テレビ朝日|NET(1977年4月よりテレビ朝日)]]も参入。[[1960年代]]には[[タイトルマッチ|世界戦]]を中心にボクシング中継が高視聴率コンテンツとなり1週間すべての曜日でボクシング中継がレギュラーとして放送される「テレビボクシング黄金時代」を迎え、[[1970年代]]の「[[日本のボクシング史#プロボクシング黄金時代|日本ボクシング黄金時代]]」への足がかりとなった。1960年代前半には『[[NHK紅白歌合戦]]』の裏番組として編成されたこともあったが、紅白が歴代最高視聴率をマークしたことから脅威にならず撤退している。[[1972年]]以降[[テレビ東京|東京12チャンネル(1981年10月よりテレビ東京)]]により海外のビッグマッチも中継されるようになる。 |
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===== 空前のブーム ===== |
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しかし黄金時代が終了した[[1973年]]以降は世界戦以外は軒並み深夜、それも月1 - 2回あるいは隔月へ追いやられる。その中でも東京12チャンネルは隔月ながら[[ゴールデンタイム]]の定期放送を実施、[[テレビ神奈川]]も[[tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE|プロ野球ナイター中継]]の[[雨傘番組]]として録画中継をしていた。世界戦は相変わらずの高視聴率を維持していたが、その中心となっていた[[具志堅用高]]が引退すると下降線を辿り、日曜昼などの[[ノンプライム]]での放送も目立つようになる。その後も[[1988年]][[1月17日]]の[[六車卓也]]以降悪夢の日本人世界タイトル挑戦21連続失敗をきっかけに人気低迷に拍車がかかり、さらに[[K-1]]などの新興格闘技の台頭により中継本数が減少、ついに[[1991年]][[2月3日]]に[[畑中清詞]]が世界王座を奪取した試合は[[中部日本放送|CBCテレビ]]で生中継されたものの、[[キー局]]であるTBSにはネットされず抗議が殺到、後日『ガッツファイティング』枠で録画放送されるという事態にまでなった。この畑中戦は在京キー局で生中継されなかった世界戦として初のケースとなった。 |
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[[ファイル:Perez Shirai 1954 1.png|thumb|left|[[白井義男]]対[[パスカル・ペレス (ボクサー)|パスカル・ペレス]]戦(1954年)]] |
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1955年5月30日、日本テレビのボクシング中継・[[パスカル・ペレス (ボクサー)|パスカル・ペレス]]対[[白井義男]]戦(3度目の対戦)では、96.1パーセントの視聴率を記録([[電通]]調べ)。これは[[ビデオリサーチ]]が視聴率調査を開始した1962年12月3日の前後を通じて、[[テレビ番組]]の最高視聴率とされている<ref>{{Cite book|和書|editor=日本放送協会|date=1977-03-10|title=放送五十年史 資料編|url={{NDLDC|12274907}}|publisher=[[NHK出版|日本放送出版協会]]|pages=590 - 591|id={{NDLJP|12274907/332}}}}</ref>。この他、ビデオリサーチによる調査開始以前のボクシング中継では、1959年8月10日のパスカル・ペレス対[[米倉健司|米倉健志]]戦(フジテレビ)が88.0パーセント<ref name="02p291">{{Harvnb|『日本プロボクシング史』|2002|p=291}}</ref>、1959年11月5日のパスカル・ペレス対[[矢尾板貞雄]]戦(フジテレビ)が92.3パーセント{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=75}}、1960年5月23日のジョー・ベセラ対米倉健志戦(日本テレビ)が78.7パーセント、1961年6月27日の[[ポーン・キングピッチ]]対[[関光徳]]戦が64.9パーセントを記録している<ref name="boxing-zine">{{Cite web|和書|url=http://boxing-zine.com/history_TVratio.pdf|title=テレビ視聴率徹底調査|date=2012年12月5日|publisher=ボクシングライターがつくる専門情報サイトBOXING-ZINE|accessdate=2013年6月14日}}</ref>。 |
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{{For2|ビデオリサーチによる調査|#視聴率ランキングと観客動員数}} |
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1960年代前半、日本にはかつてないボクシング・ブームが起こり、元日から試合が行われ、テレビでは週に10本以上のプロボクシング中継があった。高度経済成長にともなって1962年3月にはテレビ受像機の普及台数が1,000万台を超え、新たなスターが育ちつつあったプロボクシングは視聴者、テレビ局、スポンサーの需要を満たしていた<ref name="02p118">{{Harvnb|『日本プロボクシング史』|2002|p=118}}</ref>。1962年からは3年連続でフジテレビが大晦日にボクシング中継を行った(大晦日のボクシング興行については[[大晦日興行#ボクシング]]を参照)。1962年の大晦日には[[海老原博幸]]が登場。1963年には関光徳が東洋太平洋王座の防衛戦を行ったが<ref name="stanbox2010">{{Cite web|和書|url=https://ameblo.jp/stanbox7/entry-10709747508.html|title=ボクシングvs紅白歌合戦・視聴率80%!へ挑戦!|date=2010年11月17日|publisher=BOXING MASTER(協栄ボクシングジムトレーナー(当時)などを務める金元孝男による情報ブログ)|accessdate=2021-11-02}}</ref>、同年大晦日の[[第14回NHK紅白歌合戦]]はビデオリサーチによる調査開始以降の歴代最高となる81.4パーセントの視聴率を記録し、視聴率競争ではかなわなかった<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.videor.co.jp/data/ratedata/all50.htm|title=全局高世帯視聴率番組50|date=2013年3月21日|publisher=[[ビデオリサーチ]]|accessdate=2013年5月28日}}</ref>。しかし翌1964年の大晦日にもフジテレビは関の東洋太平洋王座防衛戦を中継した<ref name="stanbox2010" />。 |
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一方で、[[1991年]]に日本初の民放衛星放送局である[[WOWOW]]が開局すると、同時に国外の試合中継を開始、現在まで局を代表するキラーコンテンツとなっている。それ以降、[[スカパー!]]の普及も進んだことで、衛星放送のボクシング中継も徐々に増加、中でも[[朝日放送]]系のスポーツチャンネル[[スカイ・エー|スカイ・A sports+]]ではボクシング中継を看板のひとつに掲げ、国内の試合をノンタイトルから世界戦までカバーしており、[[J SPORTS]]も[[ESPN]]との提携により北米の地域王座戦を中心に中継している。また、地上波民放で放送されてきた中継も一部世界戦を除いて[[日テレG+|G+]]、[[TBSチャンネル]]、[[フジテレビONE]]、[[BSジャパン]]といった系列衛星放送局にメインがシフトされている。[[1997年]]に日本で展開を始めた[[ディレクTV]]も『DIRECTVボクシング』の名で中継を開始。ディレクTVの本部国であるアメリカでは主流となり始めた[[ペイ・パー・ビュー|PPV]]方式を採用し、前座の4回戦からメインのタイトルマッチまで通じた完全生中継を実現した。世界戦は無料放送となる場合もある。しかし、2000年にディレクTVの日本撤退に伴い終了。 |
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1967年1月11日に[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]が[[インテルサット]]の[[通信衛星]]インテルサット2を打ち上げると、フジテレビは1月29日に[[メキシコシティ]]で行われる世界[[フェザー級]]タイトルマッチの同時生中継を行うことを発表。これは関光徳の[[ビセンテ・サルディバル]]への2度目の挑戦だった。また、日本テレビは2月6日に[[テキサス州]][[ヒューストン]]の[[アストロドーム]]で行われる[[モハメド・アリ]]と[[アーニー・テレル]]の世界[[ヘビー級]]タイトルマッチを[[衛星中継]]することを発表した<ref>{{Cite news|title=U.S.-Japan Television Link Opens With 50-Minute Show|url=|publisher=[[星条旗新聞]]|date=1967年1月28日|page=7|accessdate=2013年5月28日|language=英語}}</ref>。関対サルディバルのリマッチでは、フジテレビは現地にアナウンサーを送り、東京では当時世界[[バンタム級]]王者だった[[ファイティング原田]]をはじめとする数人の解説者が同局のスタジオで生中継を担当した。試合が始まる前、メキシコでは日曜日の午後8時、[[日本標準時]]では月曜日の午前11時35分に中継を開始。これはスポーツ競技初の[[太平洋]]を超えての衛星生中継で、画質は鮮明だった<ref>{{Cite news|title=Lanibird Filled the (TV) Bill|url=|publisher=星条旗新聞|date=1967年2月1日|pages=18–19|accessdate=2013年5月28日|language=英語}}</ref>。 |
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地上波放送はテレビ朝日は2003年を最後にボクシング中継そのものから撤退。また、フジテレビも1992年11月20日の[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[スーパーフェザー級]]タイトルマッチ、[[ヘナロ・エルナンデス]] vs [[渡辺雄二 (ボクサー)|渡辺雄二]]戦を最後にゴールデンタイム中継を行っていない。さらに日本テレビも月1の深夜枠で放送してきた『ダイナミックグローブ』が2009年限りで地上波から撤退した。 |
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1960年代には平均視聴率が30パーセントに達するレギュラー番組もあり、日本ボクシングは[[日本のボクシング史#プロボクシング黄金時代|黄金時代]]と呼ばれる時期を迎えたが、プロボクシングと[[反社会的勢力|反社会勢力]]の関わりを理由として、NHKが1962年2月7日の海津文雄対権堂正雄戦を最後にプロボクシング中継を終了させたのに加え<ref name=":0" /><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.lmaga.jp/news/2019/11/80633/|title=NHKが決勝戦を受信公開、110人熱狂|accessdate=2019年11月8日|publisher=Lmaga.jp(2019年11月8日作成)}}</ref>、視聴者やテレビ局が[[野球]]、[[大相撲]]、ボクシング以外にも放送に適した競技があることに気づくと、各局のボクシング中継はそれぞれ週に1本程度となった<ref name="02p118" />。 |
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現在、地上波テレビにおいてゴールデンタイムで世界戦中継を実施しているのは日本テレビ・TBS・テレビ東京の3局。しかも中継対象となる選手も限られており、日本テレビは[[長谷川穂積]]・[[粟生隆寛]]、TBSは[[亀田三兄弟]]・[[井岡一翔]]、テレビ東京は[[内山高志]]の試合が主となっている。地上波での中継が激減した一方、衛星放送では世界戦・ノンタイトルなど問わず多くの試合が中継されている。世界戦以外の地上波中継は、フジテレビが2012年に深夜枠で定期放送を復活させたものの、それ以外はTBS・テレビ東京が不定期で関東ローカルの深夜枠などノンプライムでの放送を行うにとどまっている。 |
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===== ブームの後 ===== |
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ラジオについては、TBSラジオが不定期で行っている。中継対象選手はTBSテレビと同じである。[[ニッポン放送]]でも実施していた時期があった。 |
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{{出典の明記|date=2012年3月3日 (土) 23:35 (UTC)|section=1}} |
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ボクシングブームが終わると、[[キー局]]の世界戦以外のボクシング中継が1973年以降軒並み深夜枠へ移り、月1、2回あるいは隔月に縮小される。その中でも[[テレビ東京|東京12チャンネル(1981年10月よりテレビ東京)]]は隔月ながら[[ゴールデンタイム]]の定期放送を実施し、1972年より海外のビッグマッチも中継した。世界戦は相変わらずの高視聴率を維持していたが、その中心となっていた[[具志堅用高]]が引退すると下降線を辿り、昼間や夕方などの[[ノンプライム]]での放送も目立つようになる。その後も1988年1月17日の[[六車卓也]]以降の日本人世界タイトル挑戦21連続失敗をきっかけに人気低迷に拍車がかかり、中継本数が減少。ついに1991年2月3日に[[畑中清詞]]が世界王座を奪取した試合は地元の[[CBCテレビ]]では生中継されたものの、キー局であるTBSではネット中継されず抗議が集中、後日『ガッツファイティング』枠で録画放送されるという事態になった。この畑中戦は在京キー局で生中継されなかった世界戦として初のケースとなった。 |
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その後も[[K-1]]、[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]などの新興格闘技の台頭により地上波放送はさらに縮小し、まずフジテレビが1992年11月20日の[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[スーパーフェザー級]]タイトルマッチ、[[ヘナロ・エルナンデス]]対[[渡辺雄二 (ボクサー)|渡辺雄二]]戦を最後にゴールデンタイムでの中継を一旦終了させ、ゴールデンタイムでは20年あまりボクシング中継を行わなかった<ref name="sanspo201302">{{Cite news|url=http://www.sanspo.com/sports/news/20130209/box13020911510001-n1.html|title=井上、フジテレビ21年ぶりゴールデン生中継|page=1|4=|date=2013年2月9日|publisher=[[サンケイスポーツ]]|accessdate=2013年5月11日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130212010348/http://www.sanspo.com/sports/news/20130209/box13020911510001-n1.html|archivedate=2013年2月12日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。さらに、長引く不況によるテレビ局の制作費削減の煽りも受け、2003年にテレビ朝日がキー局で初めてボクシング中継から撤退し、続いて日本テレビも深夜レギュラー枠で放送していた『[[ダイナミックグローブ]]』を2009年限りで終了した。 |
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=== インターネット中継 === |
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2012年になると、3月に大阪天神ジムの[[山口賢一]]が[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ミニマム級タイトルマッチ([[ヌコシナチ・ジョイ]] vs. [[高山勝成]])の試合前の様子を南アフリカからインターネットで中継しようと試みて失敗<ref>{{Cite web|url=http://kansai.talentnavi.biz/kenichi/6726|title=南アフリカの模様|date=2012年3月26日|publisher=ボクサー・山口 賢一の燃える闘魂|accessdate=2012年10月30日}}</ref>、4月から5月にかけてはTI山形ボクシングフィットネスジムが日本、フィリピンでの興行の模様を[[Ustream]]で国内外にインターネット中継しようと試み、映像は送られたものの音声が伝わらなかった<ref>{{Cite web|url=http://blog.goo.ne.jp/tiyamabox/d/20120423|title=本日の結果等・・・|date=2012年4月23日|publisher=TI山形ボクシングフィットネスジム日記|accessdate=2012年10月30日}}</ref>(いずれも無料)。 |
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なお、2人の日本人メダリストが誕生した2012年の[[2012年ロンドンオリンピックのボクシング競技|ロンドンオリンピック]]では、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]・[[NHK BS1|BS1]]、TBS、テレビ東京が生中継または録画放送<ref>{{Cite web|和書 |url=http://www.nhk.or.jp/sports2/olpg/olpg_all_20120806.html |title=NHK スポーツ番組放送予定 |year=2012 |publisher=NHKスポーツオンライン |accessdate=2013年3月18日}}</ref><ref>{{Cite web|和書 |url=http://www.videor.co.jp/data/ratedata/program/oly_sum/2012_london1.htm |title=過去の視聴率データ – ロンドンオリンピック 関連番組 |year=2012 |publisher=ビデオリサーチ |accessdate=2013年3月18日}}</ref>。NHK・民放ともに他競技同様、ストリーミング生中継も行った<ref>{{Cite news |url=http://www.sanspo.com/london2012/news/20120730/otr12073021330006-n1.html |title=NHKネット中継の視聴数、初日で冬全体の9倍 |agency=サンケイスポーツ |date=2012年7月30日 |publisher=[[産経新聞]] |accessdate=2013年3月18日}}</ref>。 |
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10月には[[宮田ジム・スポーツクラブ|MGプロモーション]]が日本[[フライ級]]タイトルマッチ(王者・[[粉川拓也]])をアスリート★ジャポン のUstreamチャンネルから無料で国内にインターネット生中継した。テレビ中継では限られた放送枠の中で一部のラウンドがカットされることがあるが、このインターネット配信ではすべてのカードをノーカットで中継することができ、リアルタイムで視聴できなくてもアーカイブ放送が提供されるなどのメリットもある。同プロモーションの[[宮田博行]]は発表に際して、「これまでのテレビ局側の選択で放送される時代からプロモーターが観せたい試合を配信する新たな形でボクシング界の活性化に繋げます」と話している<ref>{{Cite web|url=http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2012/10/blog-post_3184.html|title=明日の粉川防衛戦、ネットで無料ライブ配信|date=2012年10月30日|publisher=[[ボクシング・ビート|ボクシングニュース「Box-on!」]]|accessdate=2012年10月30日}}</ref>。 |
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それ以降も、後述するインターネット配信の台頭や世界的な放映権高騰などによるスポーツ中継そのものの減少により、テレビ東京も2017年を最後に完全撤退。日本テレビでは2018年3月1日の[[ルイス・ネリ]]対[[山中慎介]]のWBC世界バンタム級タイトルマッチを最後にゴールデンタイムの全国生中継からも撤退し、2021年9月11日(日本時間)に行われた[[中谷潤人]]対[[アンヘル・アコスタ]]のWBO世界フライ級タイトルマッチの関東ローカルでの深夜録画中継を最後に地上波中継から完全撤退した。また、フジテレビもゴールデンタイムにおけるボクシング中継を2021年6月19日の[[井上尚弥]]対[[w:Michael Dasmariñas|マイケル・ダスマリナス]]の世界バンタム級タイトルマッチを最後に行わず<ref>{{Cite web |title=FUJI BOXING フジボクシング |url=https://www.fujitv.co.jp/sports/fuji_boxing/index.html |website=フジテレビ |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>、TBSも2022年12月31日の[[井岡一翔]]対[[ジョシュア・フランコ]]の世界スーパーフライ級王座統一戦を最後に撤退した<ref>{{Cite web |title=井岡一翔 6年連続大みそか出陣 ホスベル・ペレスと初防衛戦 地上波撤退でABEMAが独占生中継/デイリースポーツ online |url=https://www.daily.co.jp/ring/2023/11/28/0017073234.shtml |website=デイリースポーツ online |date=2023-12-09 |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。 |
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同年11月以降は、同じアスリート★ジャポン(無料)からWBA女子世界[[スーパーフライ級]]タイトルマッチ([[白井・具志堅スポーツジム|白井・具志堅スポーツ]]主催、王者・[[山口直子]])<ref>{{Cite web|url=http://www.athlete-japon.com/news/20121109news.html|title=【アス★ジャポChannel USTREAM】11-12(月)19:30〜 女子ボクシング世界戦を配信|date=2012年11月9日|publisher=アスリート★ジャポン|accessdate=2012年11月18日}}</ref>、[[ニコニコ生放送]]([[ニコニコ動画]]へのID登録・ログインが必要。有料。アンダーカードは無料)から[[東洋太平洋ボクシング連盟|OPBF]]東洋太平洋[[ウェルター級]]タイトルマッチ([[渡嘉敷勝男#引退後|渡嘉敷]]主催、王者・[[渡部あきのり]])<ref>{{Cite web|url=http://ch.nicovideo.jp/channel/kyoei-boxing|title=協栄ボクシングチャンネル - ニコニコチャンネル:スポーツ|date=2012年|publisher=[[ニコニコ動画]]の[[協栄ボクシングジム|協栄]]ボクシングチャンネル|accessdate=2012年11月18日}}</ref>などをメインカードとする興行のインターネット中継が相次いでいる。 |
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===== 近年の放送 ===== |
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==== テレビ局によるオンデマンド配信 ==== |
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フジテレビが2012年に関東ローカルの深夜枠で定期放送を復活。2023年現在、これが地上波キー局における唯一のボクシング中継となっている<ref name="sanspo201302" />。 |
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2012年10月から11月にかけて、日本テレビやWOWOWが一部のテレビ中継カードを[[ビデオ・オン・デマンド|オンデマンド]]形式でも配信するサービスを採り入れている。いずれも中継カードの行われる興行を第一試合からリアルタイムで配信し、日テレオンデマンドは有料サービス(アンダーカードの一部は無料)、WOWOWメンバーズオンデマンドは加入者限定サービスとなっている<ref>{{Cite web|url=http://vod.ntv.co.jp/program/wpboxing/|title=ワールドプレミアムボクシング16 TheREAL 、[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者 粟生隆寛(帝拳)VS挑戦者ガマリエル・ディアス(メキシコ)|year=2012|publisher=日テレオンデマンド|accessdate=2012年11月3日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.wowow.co.jp/mod/lineup/|title=配信ラインナップ WOWOWメンバーズオンデマンド|year=2012|publisher=WOWOWオンライン|accessdate=2012年11月3日}}</ref>。 |
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ローカル局では主に[[田中恒成]]の試合を主体とするCBCテレビや[[矢吹正道]]の試合を主体とする[[三重テレビ放送|三重テレビ]]などで中継が行われている。 |
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== 主な中継 == |
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=== 日本 === |
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==== 現行の番組 ==== |
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; ラジオ |
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* [[TBSラジオ ボクシング中継]](TBSラジオ・協栄プロモーション。1999年から2005年など中継を行なっていなかった時期もある。特に統一した番組タイトルは設定されていない) |
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; テレビ |
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* [[ダイナミックグローブ]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・帝拳プロモーション) |
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** [[ワールドプレミアムボクシング]] |
|||
** [[ドラマチックボクシング]]([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]) |
|||
** [[BEST GLOVE]]([[福岡放送]]) |
|||
* [[ガッツファイティング]]([[TBSテレビ|TBS]]・協栄プロモーション) |
|||
* [[ダイヤモンドグローブ]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]・三迫プロモーション) |
|||
* [[ヒートアップボクシング|ノックアウトボクシング]]([[テレビ東京]]・帝拳プロモーション、フェニックスプロモーション) |
|||
* [[SOUL FIGHTING]]([[中部日本放送|CBC]]・畑中プロモーション) |
|||
* [[拳・ボクサーの夢]]([[サンテレビジョン|サンテレビ]]) |
|||
* [[エキサイトマッチ〜世界プロボクシング]]([[WOWOW]]) |
|||
* [[ベストファイトボクシング]]([[スカイ・エー|スカイ・A sports+]]) |
|||
* [[エキサイトボクシング]](スカイ・A sports+) |
|||
* [[フライデーナイトファイト|S.X.B.プロボクシング]]([[J SPORTS]]) |
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アマチュアボクシングについては、[[全日本アマチュアボクシング選手権大会|全日本選手権]]がNHK[[NHK教育テレビジョン|Eテレ]]で放送されていた<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nhk-g.co.jp/program/sports/2012/147/index.html|title=第82回全日本アマチュアボクシング選手権|year=2012|publisher=[[NHKグローバルメディアサービス]]|accessdate=2013年3月18日}}</ref>。2018年・2019年大会は[[NHK BS1]]で生中継された。2021年大会は[[YouTube]]で生配信され、後日フジテレビが深夜枠の関東ローカルで放送した<ref>{{Cite web|和書|url= https://jabf-revival.com/jabf_reporter/japanese-championships2021-17/ |title= 【全日本選手権】来週フジテレビで地上波放送!「見逃し配信」あり |publisher= 日本ボクシング連盟 |date= 2021年12月17日 |accessdate= 2021年12月29日}}</ref>。2022年大会はYouTubeでの生配信のみとなった<ref>{{Cite web|和書|url= https://jabf-revival.com/jabf_tournament/2022all_japan_boxing-championship/ |title= 2022全日本ボクシング選手権大会 |publisher= 日本ボクシング連盟 |date= 2022年11月23日 |accessdate= 2023年2月29日}}</ref>。 |
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==== 過去の番組 ==== |
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* ファイティングパンチ(日本テレビ) |
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* [[東洋チャンピオンスカウト]](TBS・極東プロモーション) |
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* ビッグファイト(TBS) |
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* リングサイドアワー(フジテレビ) |
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* ゴールデンボクシング→エキサイトボクシング([[テレビ朝日]]・極東プロモーション) |
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** Nagoya TV EXCITE BOXING([[名古屋テレビ放送|名古屋テレビ]]・緑ジム→天熊丸木ジム)<!-- 当初は緑ジムと契約し、ホープだった飯田覚士をフィーチャー(1993年頃)。その後天熊丸木ジムと組んで、石井広三・冨宏樹などを看板とした。名古屋テレビは、1978年に丸木孝雄が世界に挑戦した際(東海地区のジム所属で初の世界挑戦)、全国ネットで中継を行った局。--> |
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* ノックアウトボクシング→[[ヒートアップボクシング]]([[テレビ東京]]・協栄プロモーション) |
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* スーパーファイト中継(テレビ東京) |
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* REAL FIGHT BOXING(CBC・松田ジム→松田ジム&畑中ジム) |
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* スーパーファイト([[東海テレビ放送|東海テレビ]]・松田ジム)<!-- 東海テレビは1960年代前半に、傍系会社としてボクシングのジムを設立した経験がある。--> |
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* Dynamic Boxing([[中京テレビ放送|中京テレビ]]・緑ジム)<!-- 1994年、飯田覚士と松島二郎による日本スーパーフライ級王座決定戦が行われたのを機に、中京テレビが正式に緑ジムと契約、以降は飯田や戸高秀樹などをフィーチャー。なお中京テレビと緑ジムとの契約には一時空白期間があり、戸高はその間、CBCの中継にも登場している --> |
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* ダイナマイトボクシング([[ABCテレビ|ABC]]・グリーンツダプロモーション) |
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* めざせ!チャンプ([[サンテレビジョン|サンテレビ]]) |
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* DIRECTVボクシング([[ディレクTV]]・三迫プロモーション) - 日本のボクシングで初めてPPVを導入<ref>{{Harvnb|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=95}}</ref> |
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* プロボックス(J SPORTS)<ref>{{Harvnb|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=96}}</ref> |
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* マンスリー・ボクシング(NHK衛星)<ref>{{Cite web|url=http://www.kobe-np.co.jp/tokushu/nisioka/sports20.html|title=西岡選手へ激励込め|date=1999年7月27日|publisher=[[神戸新聞]]|accessdate=2012年7月24日}}</ref> |
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==== 衛星放送 ==== |
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1980年代末に[[日本における衛星放送|衛星放送]]が開始されると、地上波での中継が減少していくにつれて衛星放送での中継が増加していった。 |
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地上波中継復活への要望は常にあるものの実現しないまま、ケーブルテレビや衛星放送での中継が一般的である<ref name="beat201111124">{{Harvnb|『ボクシング・ビート』|2011年11月号|p=124}}</ref>。 |
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1989年に本放送を開始した[[NHK BS1]]では、その初期に海外ボクシングの中継を行ったこともある。 |
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==== HBO ==== |
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[[HBO]]は1980年代後半頃からビッグマッチを中継する、有料ケーブルテレビの最大手であり、ボクシング界に与える影響力は絶大である。統括団体と同等以上のボクシングの権威であり、WBC執行部長のマウリシオ・スライマン、WBA副会長のヒルベルト・メンドサの両者に、HBOやショウタイムの番組に出場できれば一流のボクサーと言わしめ<ref name="beat201111124" />、その発言は選手のマッチメイクや階級変更のタイミングにまで及ぶ<ref>{{Cite web|url=http://www.abs-cbnnews.com/sports/03/13/12/donaire-needs-be-featherweight-soon|title='Donaire needs to be a featherweight soon'|date=2012年3月13日|publisher=ABS-CBN news|language=英語|accessdate=2012年3月22日}}</ref><ref name="emes20120318">{{Cite web|url=http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=50767|title=DiBella Blows Up at Merchant Over Martinez-Bute, Ward|author=Bill Emes|date=2012年3月18日|publisher=BoxingScene.com|language=英語|accessdate=2012年3月22日}}</ref><ref name="borges20120320">{{Cite web|url=http://www.thesweetscience.com/news/articles/14272-when-did-larry-merchant-get-a-promoters-license|title=When did Larry Merchant get a promoter's license?|author=Ron Borges (''Boston Herald'')|date=2012年3月20日|publisher=The Sweet Science|language=英語|accessdate=2012年3月22日}}</ref>{{#Tag:ref|これらの姿勢については「(解説者のラリー・)マーチャントはいつプロモーターライセンスを取得したのか?」<ref name="borges20120320" />、あるいは「HBOは一部の選手を過保護に扱っている」<ref name="emes20120318" />といった批判もある。|group="*"}}。CompuBox社のシステムを利用したパンチのコンピュータ集計{{#Tag:ref|2012年現在、ショウタイム、[[NBC]]、ESPN2、EPIXの他、ボブ・アラムの主宰するトップランク社のPPVや、ルー・ディベラの主宰するディベラ・エンターテインメント社の『ブロードウェイ・ボクシング』などでも使われている<ref>{{Cite web|url=http://compuboxonline.com/bio.php|title=CompuBox Online - Bio|publisher=CompuBox社オフィシャルウェブサイト|language=英語|accessdate=2012年2月27日}}</ref>。|group="*"}}、試合当日のウェイトの公開、ハロルド・レダーマンの採点などが番組の個性となっており、出演者が統括団体の名を出すことはなく<ref name="beat201111124" />、むしろ統括団体の世界タイトルが価値を下げる中で、それが懸かっているかどうかには関係なく「強さ」「試合の面白さ」「将来性」の観点から独自の基準で扱うカードを選ぶ<ref>{{Cite web|url=http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=3797|title=下田昭文が開きかけた扉|author=杉浦大介|date=2011年7月15日|publisher=スポーツコミュニケーションズ|accessdate=2012年6月8日}}</ref>。 |
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1991年に日本初の民放衛星放送局である[[WOWOW]]が開局と同時に国外の試合中継番組『[[エキサイトマッチ〜世界プロボクシング]]』を放送開始。基本的には週1回の定期的な録画中継(試合から1、2ヶ月後)であるが、世界的スター選手や日本人選手が出場するビッグマッチは生中継されることもある。 |
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2つの中継番組を持っており、上位番組の『[[ワールドチャンピオンシップボクシング|ワールド・チャンピオンシップ・ボクシング]]』では進行役をジム・ランプリー、解説者をラリー・マーチャントらが務める<ref name="beat201111124" />。[[マニー・パッキャオ]] vs. アガピト・サンチェスの[[国際ボクシング連盟|IBF]]/[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[スーパーバンタム級|ジュニアフェザー級]]タイトルマッチ(2001年11月)では、[[ローブロー]]や[[頭突き|バッティング]]を執拗に繰り返したサンチェス陣営がリングを去る時、マーチャントが「お前らがHBOで戦うことは二度とない!」と叫び、カットマンのトニー・リベラに「ショウタイムで戦ってやるさ!」と返されている<ref>{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/171289-dougies-monday-mailbag|title=Dougie's Monday mailbag |author=Doug Fischer|date=2012年1月30日|publisher=[[リングマガジン|RingTV]]|language=英語|accessdate=2012年2月25日}}</ref>。また、[[フロイド・メイウェザー・ジュニア]] vs. [[ビクター・オルティス]]のWBC世界ウェルター級タイトルマッチ(2011年9月)ではリング上でマーチャントとメイウェザーが舌戦を繰り広げ、話題となった。もう一方の『ボクシング・アフターダーク』では、進行役をボブ・パパ、解説者をマックス・ケラーマン、[[ロイ・ジョーンズ・ジュニア]]が務め、いずれの番組にも非公式ジャッジとしてハロルド・レダーマンが加わる。ケラーマンは『ワールド・チャンピオンシップ・ボクシング』の解説者を務めたこともある<ref name="beat201111124" />。 |
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1996年に[[スカパー!]](当時パーフェクTV!)が開始されると、[[ケーブルテレビ]]などと合わせてスポーツ専門チャンネルの普及も進んだことで、衛星放送のボクシング中継が徐々に増加。中でも[[朝日放送グループホールディングス|朝日放送系]]の[[スカイA]]は早くから中継番組を開始し、国内の試合を日本及び東洋太平洋のタイトルマッチを中心として、地上波で放送されない世界戦、さらに[[女子ボクシング|女子]]まで幅広くカバーしていた。 |
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==== ショウタイム ==== |
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[[ショウタイム (テレビ局)|ショウタイム]]は、上位番組の『チャンピオンシップ・ボクシング』と、『ショウボックス:ザ・ニュージェネレーション』という2つの番組を持ち、いずれも進行役・解説者各1名で構成。『チャンピオンシップ・ボクシング』には女性リポーターが加わり、[[アントニオ・ターバー]]がセカンド解説者を務めたこともある。過去には[[マイク・タイソン]]、[[フリオ・セサール・チャベス]]らの試合を手がけ、1990年代は[[ドン・キング|ドン・キング・プロダクション]]のお抱え放送局的な存在であった。2009年からは、[[スーパーミドル級]]の6名の有力選手による[[Super Six World Boxing Classic|スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック]]や、[[バンタム級]]の4名の有力選手による同級トーナメントを主催した<ref name="beat201111125">{{Harvnb|『ボクシング・ビート』|2011年11月号|p=125}}</ref>。 |
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また、地上波で放送されてきた中継も一部世界戦を除いて日本テレビ系の[[日テレジータス|日テレG+]](「[[ダイナミックグローブ|ダイナミックグローブスペシャル]]」)やフジテレビ系の[[フジテレビNEXT]](「[[ダイヤモンドグローブ|LIVE!ダイヤモンドグローブ]]」)、TBS系の[[TBSチャンネル|TBSチャンネル2]]といったキー局系列衛星放送局にメインがシフトされていた。 |
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==== ESPN2 ==== |
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[[ESPN2]]の『[[フライデーナイトファイト|フライデー・ナイト・ファイト]]』は、かつての進行役ボブ・パパ、解説者マックス・ケラーマンから、進行役ジョー・テシトーレ、解説者テディ・アトラスに交代。アトラスの辛口なコメントと公平な採点で独自色を出している。他競技を中継する関係で、通年のボクシング中継はない<ref name="beat201111125" />。 |
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CS放送では他にも[[J SPORTS]]や[[MBSメディアホールディングス|毎日放送系]]の[[GAORA]]では主にアメリカで行われた試合を扱っていた。 |
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==== EPIX ==== |
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EPIXは2009年10月に開設された有料ケーブルテレビ局で、[[レノックス・ルイス]](かつてはHBOで解説者を務めた)、ダン・ラファエル([[ESPN|ESPN.com]]のボクシング記者)がスタジオから解説する。[[ニノ・ベンベヌチ]]や[[デビッド・トゥア]]が解説を務めたこともある<ref name="beat201111125" />。 |
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1997年に日本で展開を始めた[[ディレクTV]]も『DIRECTVボクシング』の名で中継を開始。ディレクTVの本部国であるアメリカで既に主流となっていたPPV([[ペイ・パー・ビュー]])方式を採用し{{Sfn|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=95}}、前座の4回戦からメインのタイトルマッチまで通じた完全生中継を実現し、1999年9月5日のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ([[曺仁柱]]対[[山口圭司]])で日本初の世界戦PPV生中継を行った<ref>{{Cite news |title=ディレクTV、ボクシング世界戦、PPVで独占生中継。 |url=https://www.nikkei.com/compass/content/NIRKDB19990625NSS0024/preview |newspaper=日経産業新聞 |date=1999-06-25 |accessdate=2023-07-14 }}</ref>。しかし、2000年にディレクTVの日本撤退に伴い終了。 |
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=== メキシコ === |
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かつてはアナウンサー2名がラウンドごとに試合を伝えていた。国内で開催される試合が多いため、各局が選手・試合の量で競争を展開している<ref name="beat201111125" />。 |
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2019年11月7日に開催された[[World Boxing Super Series|WBSS]]バンタム級決勝(井上尚弥対[[ノニト・ドネア]])は、[[NHK BS8K|BS8K]]ではあるがNHKで中継され、ボクシングの試合が57年ぶりにNHKで放送されることになった<ref name=":0" />。井上や試合への社会的関心に加えて、低迷している[[4K 8Kテレビ放送|8K放送]]対応テレビなどの普及促進が背景にあったという<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankei.com/article/20191107-QIQMRYAVTNPMVLRNRJGRNYLXBI/|title=NHK、プロボクシング57年ぶり中継へ 8K放送の普及促進も|accessdate=2019年11月7日|publisher=産経新聞(2019年11月7日作成)}}</ref>。また、同年12月23日に開催されたWBA世界ミドル級タイトルマッチ([[村田諒太]]対スティーブン・バトラー)も同チャンネルで放送された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2147927/full/|title=NHKで60年ぶりプロボクシング中継 井上尚弥 vs. ノニト・ドネア|accessdate=2019年11月7日|publisher=オリコン(2019年11月2日作成)}}</ref>。 |
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==== テレビアステカ ==== |
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テレビアステカでは、進行役は2名がラウンドごとに交代、解説者は3名で、エドゥアルド・ラマソン(元WBC重鎮で、夫人はテレビサのキャスター)、フリオ・セサール・チャベス、[[マルコ・アントニオ・バレラ]]が務める<ref name="beat201111125" />。 |
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しかし、後述するインターネット配信の普及などによる衛星放送の加入者減のため、2015年2月を以てフジテレビNEXT、2016年いっぱいでスカイAも放送終了するなどCSチャンネルのボクシング中継終了が相次ぎ、2023年3月に日テレG+の中継終了に伴い、衛星放送のボクシング中継はWOWOWのみになった<ref>{{Cite web |title=帝拳プロ主催ダイナミックグローブ、日テレ放送42年の歴史に幕 来月からU-NEXTで配信 - ボクシング : 日刊スポーツ |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/202303040002079.html |website=nikkansports.com |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。 |
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==== テレビサ ==== |
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[[テレビサ]]での中継はテレビアステカに後続して始まり、進行役は3名で、解説を[[リカルド・ロペス]]、[[ルーベン・オリバレス]]が務める<ref name="beat201111125" />。 |
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==== インターネット配信 ==== |
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テレビ放送での中継が激減した一方、インターネット配信では世界戦・ノンタイトルを問わず中継が行われている。テレビ中継では限られた放送枠の中で試合や一部のラウンドがカットされることがあるが、インターネット配信ではノーカットで中継することができ、リアルタイムで視聴できなくてもオンデマンドが提供される、興行主視点からも番組の枠やスポンサーとの交渉といった要素がそこまで重要事項にならない、世界配信なら海外へのアピールもしやすい、などのメリットがある<ref>{{Cite news |title=武尊の“1試合1億円”契約はなぜ実現した? ABEMA格闘プロデューサーが明かす“破格契約の真意”とネット配信の未来「1億円は武尊選手への誓い」 |url=https://number.bunshun.jp/articles/-/857187?page=2 |newspaper=Sports Graphic Number web |date=2023-04-19 }}</ref>。 |
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かつてすべての世界戦を放送していた[[Canal+]]が2009年にボクシングから撤退し、現在は中継局を持たない<ref name="fightnews201103">{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/update-boxing-in-france-78445|title=Boxing in France|date=2011年3月15日|publisher=Fightnews.com|language=英語|accessdate=2012年2月24日}}</ref>。Canal+が手を引いたことで、すべてのタイトルマッチを同国内で戦った[[ブライム・アスロウム]]は試合開催に困難を来し、[[休養王座]]への移動を経て世界王者のまま引退を余儀なくされた<ref>{{Cite web|url=http://boxingnewsboxon.blogspot.com/2009/09/blog-post_08.html|title=アスロウムが引退を発表|date=2009年9月8日|publisher=ボクシングニュース「Box-on!」|accessdate=2012年2月24日}}</ref>。この頃からフランスのボクシングは低迷し、2012年現在、アスロウムを最後にフランス人世界王者は誕生していない<ref name="fightnews201103" />。 |
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2012年10月、[[宮田ジム・スポーツクラブ|MGプロモーション]]が日本フライ級タイトルマッチ(王者・[[粉川拓也]])をアスリート・ジャポンの[[Ustream]]チャンネルで無料でストリーミング生中継<ref>{{Cite web|和書|url=https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2012/10/blog-post_3184.html|title=明日の粉川防衛戦、ネットで無料ライブ配信|date=2012年10月30日|publisher=ボクシングニュース「Box-on!」|accessdate=2012年10月30日}}</ref>。以降、同じアスリート・ジャポンがWBA女子世界[[スーパーフライ級]]タイトルマッチ([[白井・具志堅スポーツジム|白井・具志堅スポーツ]]主催、王者・[[山口直子]])を無料で生中継<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.athlete-japon.com/news/20121109news.html|title=【アス★ジャポChannel USTREAM】11-12(月)19:30〜 女子ボクシング世界戦を配信|date=2012年11月9日|publisher=アスリート・ジャポン|accessdate=2012年11月18日}}</ref>、[[ニコニコ生放送]](有料。アンダーカードは無料)が[[東洋太平洋ボクシング連盟|OPBF]]東洋太平洋[[ウェルター級]]タイトルマッチ([[渡嘉敷勝男#引退後|渡嘉敷]]主催、王者・[[渡部あきのり]])を生中継<ref>{{Cite web|和書|url=https://ch.nicovideo.jp/kyoei-boxing|title=協栄ボクシングチャンネル - ニコニコチャンネル:スポーツ|date=2012年|publisher=[[ニコニコ動画]]の[[協栄ボクシングジム|協栄]]ボクシングチャンネル|accessdate=2012年11月18日}}</ref>、NetYouLandが[[日本タイトル挑戦権獲得トーナメント]]「最強後楽園」の準決勝・決勝を1試合100円で配信したが<ref>{{Cite web|和書|url=http://boxingnews.jp/news/4217/|title=最強後楽園をネット配信 NetYouLand|date=2013年7月5日|publisher=Boxing News|accessdate=2013年12月23日}}</ref>、いずれも短期間で終了した。 |
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=== 南アフリカ共和国 === |
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ボクシングのテレビ中継は1980年代から大幅に減少し<ref name="iafrica201203">{{Cite web|url=http://sport.iafrica.com/news/784140.html|title='They are bullshitting you'|author=SAPA|date=2012年3月14日|publisher=iafrica.com|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref>、国営放送局の[[南アフリカ放送協会| SABC]]が2011年初頭に撤退した後は<ref name="sowetan201203">{{Cite web|url=http://www.sowetanlive.co.za/sport/2012/03/14/tv-blackout-killing-boxing|title=TV blackout killing boxing|author=David Isaacson|date=2012年3月14日|publisher=''The Sowetan''|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.citizen.co.za/citizen/content/en/citizen/local-sport?oid=265286&sn=Detail&pid=146826&Durandt--bemoans-SA-boxing|title=Durandt bemoans SA boxing|author=Nick Gordon|date=2012年3月14日|publisher=''The Citizen''|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref>、[[モルティ・ムザラネ]]、[[ヌコシナチ・ジョイ]]、[[タカラニ・ヌドロブ]]らの国内世界王者が存在したにも関わらず、限られた興行が有料衛星放送のSuperSportで中継されるのみで<ref name="iafrica201203" />、ボクシングトレーナーのニック・デュラントは2012年3月に、SABCの援助なしに試合を開催することは極めて難しいと話していた<ref name="sowetan201203" />。彼やプロモーターのブランコ・ミレンコヴィッチらの尽力の結果、同月のタカラニ・ヌドロブ戦、ヌコシナチ・ジョイ戦は直前になってSABCで放送されることが決まった<ref>{{Cite web|url=http://www.sowetanlive.co.za/sport/2012/03/22/sabc-throws-boxing-a-lifeline|title=SABC throws boxing a lifeline|author=Ramatsiyi Moholoa|date=2012年3月22日|publisher=''The Sowetan''|language=英語|accessdate=2012年3月22日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/172147-joyi-finally-getting-tv-time-against-takayama|title=Joyi finally getting TV time against Takayama|author=Corey Erdman|date=2012年3月29日|publisher=RingTV|language=英語|accessdate=2012年3月30日}}</ref>。 |
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2016年7月5日、プロボクシングイベントの[[DANGAN]]が月額980円の有料ボクシング動画配信サイト「Boxing Raise」を立ち上げ、DANGAN163(メインイベントは粉川拓也対大嶽正史の日本フライ級タイトルマッチ)からストリーミング生中継を開始した<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/battle/news/1673790.html |title= DANGANが10日から会員向け動画配信を開始 |publisher= 日刊スポーツ |date= 2016-07-05 |accessdate= 2016-07-15}}</ref>。 |
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2016年7月19日、[[横浜光ボクシングジム|横浜光ジム]]が有料ボクシングオンデマンドサイトの「A-sign.boxing.com」を立ち上げ、ダイナマイトパンチ101(メインイベントは[[胡朋宏]]対[[秋山泰幸]]の日本ミドル級タイトルマッチ)からサービスを開始したが<ref>{{Cite web|和書|url= http://boxingnews.jp/news/39182/ |title= 有料動画サイト「Aサイン・ボクシング」がスタート |publisher= ボクシングビート |date= 2016-7-15 |accessdate= 2016-07-15}}</ref>、後に[[YouTube]]での無料配信に移行した。 |
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2016年9月18日、WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、[[リアム・スミス]]対[[サウル・アルバレス]]をこの年に開局した[[ABEMA|AbemaTV(2020年4月11日よりABEMA)]]にて録画配信した<ref>{{Cite tweet |user=ABEMA |number=777307677600776192 |title=【ボクシング世界WBO 放送決定❗️】 |date=2016-09-18 |accessdate=2023-01-08}}</ref>。 |
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2018年1月1日、[[協栄ボクシングジム|協栄ジム]]が主催興行([[亀田京之介]]、[[神田桃子]]、[[矢吹純]]、[[ジョーブログ]]出場)をAbemaTVで無料で独占生配信した<ref>{{Cite news |url=https://boxingnews.jp/news/54045/ |title=協栄ジムが元日興行発表、AbemaTVでライブ配信 |newspaper=Boxing News |date=2017-12-08 |accessdate=2020-04-09 }}</ref>。 |
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2018年10月21日、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太対[[ロブ・ブラント]]を同年よりボクシング中継を開始したばかりのスポーツ専門配信サイト[[DAZN]]にて独占生配信した<ref>{{Cite web|和書|url=https://media.dazn.com/ja/press-releases-ja/2018/08/30-5/ |title=DAZN Presents WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太 vs ロブ・ブラント 独占ライブ中継決定!日本時間10月21日 注目の一戦をDAZNで見逃すな |publisher=DAZN |date=2018-08-30 |accessdate=2020-04-09 }}</ref>。 |
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2019年6月19日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦、アストン・パリクテ対井岡一翔戦が[[UFCファイトパス]]にて生配信された<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/battle/news/CK2019061902000186.html |title= 日本人初4階級も通過点 井岡「海外を主戦場に」 19日ゴング |publisher= 中日スポーツ |date= 2019-06-19 |accessdate= 2019-07-24 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20190724213525/https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/battle/news/CK2019061902000186.html |archivedate=2019-07-24 |url-status=dead|url-status-date=2024-02-27 }}</ref>。 |
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2020年12月19日、[[真正ボクシングジム|真正ジム]]が公式YouTubeチャンネルで主催興行「REAL SPIRITS」を第70回興行より第1試合からライブ配信している<ref>{{Cite news |title=12.19真正ジム興行ライブ配信が決定 |url=https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=26340&n=1 |newspaper=ボクシングモバイル |date=2020-12-16 |accessdate=2022-07-06 }}</ref>。 |
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2021年2月11日、チャリティーボクシングイベント「LEGEND」(井上尚弥、[[比嘉大吾]]、[[内山高志]]、[[岡沢セオン]]出場)が料金3300円のPPVにて[[U-NEXT]]とABEMAで独占生配信された<ref>{{Cite web|和書|url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000074156.html |title= チャリティーボクシングイベント『LEGEND』これは凄いイベント!キービジュアル解禁 |publisher= PR Times |date= 2021年2月8日 |accessdate= 2022年1月9日}}</ref>。前者にとっては初のスポーツイベントの生配信であった<ref>{{Cite press release |title=スポーツを楽しむU-NEXTへ!サッカー、格闘技、ゴルフ、野球、を、映画やアニメに並ぶジャンルとしてサービスに表示 |url=https://www.unext.co.jp/ja/press-room/sports-genre-renewal-2023-06-27 |publisher=株式会社U-NEXT |date=2023-06-27 |accessdate=2023-06-28 }}</ref>。 |
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2021年7月21日、[[大橋ボクシングジム|大橋ジム]]が主催興行「フェニックスバトル」を第79回興行から不定期で[[ひかりTV]]と[[Lemino|dTV(2023年4月12日よりLemino)]]で独占生配信している<ref>[https://boxingnews.jp/news/84303/ 7.21日本フライ級戦 ひかりTVとdTVで生中継 井上尚弥がゲスト解説] Boxing News(ボクシングニュース)2021年6月26日</ref><ref>{{Cite web|和書|url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000048312.html |title= 「第81回フェニックスバトル powered by ひかりTV」をひかりTVとdTVチャンネルで独占生中継決定~ひかりTV運営の「フェニックスバトル公式サイト」およびSNSを開設~ |publisher= PR TIMES |date= 2021年9月22日 |accessdate= 2021年12月29日}}</ref>。 |
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2021年12月14日、IBF世界バンタム級タイトルマッチ、井上尚弥対アラン・ディパエンが料金3960円のPPVにてABEMAとひかりTVで独占生配信された<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/battle/news/202111180000247.html |title= 井上尚弥12・14防衛戦は「ひかりTV」「ABEMA」でPPVで生配信 |publisher= 日刊スポーツ |date= 2021年11月18日 |accessdate= 2021年12月29日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000090536.html |title= 世界王者井上尚弥選手、前日計量を1回でパス「力の差を見せつけて、危なげなく勝つだけ」と防衛戦へ自信 |publisher= PR TIMES |date= 2021年12月13日 |accessdate= 2022年1月2日}}</ref>。 |
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2021年12月16日、[[亀田三兄弟#KWORLD3ボクシングジム|3150ファイトクラブ]]の主催興行「3150ファイト Vol.1」(メインは[[力石政法]]対[[ロリ・ガスカ]])がABEMAで無料で独占生配信された<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/133820 |title= 亀田興毅会長 ゆたぼんやTKO木下が参戦のエキシビションマッチに「ああいう試合も重要」 |publisher= テレビ東京 |date= 2021年12月16日 |accessdate= 2022年6月13日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url= https://efight.jp/news-20211216_784845 |title= 【テレビ・配信】12.16 ボクシング『3150ファイト Vol.1 produced by 会長。亀田興毅』生中継・配信情報 |publisher= イーファイト |date= 2021年12月16日 |accessdate= 2022年6月13日}}</ref>。 |
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2022年3月19日、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、[[矢吹正道]]対[[寺地拳四朗]]がABEMAで無料で独占生配信された<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nikkansports.com/battle/news/202203100000570.html |title= 注目の矢吹正道VS寺地拳四朗戦がABEMAで無料配信決定 3・19因縁の再戦 |publisher= 日刊スポーツ |date= 2022年3月10日 |accessdate= 2022年6月13日}}</ref>。 |
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2022年4月9日、世界ミドル級2団体王座統一戦、村田諒太対[[ゲンナジー・ゴロフキン]]が[[Amazon Prime Video]]にて独占生配信された。海外では既にAmazon Prime Videoでのスポーツ中継が行われていたが、日本ではこの試合の中継が同サービスにおいての初めてのスポーツ中継となった<ref>{{Cite web|和書|title=【村田諒太vsゴロフキン】ボクシング界変える?アマプラ生配信 資金力十分配信サービスで実現 |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/202204080001524.html |website=日刊スポーツ |accessdate=2022-04-09 |date=2022-04-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=独占配信のアマゾン 村田の頂上決戦の価値は「野球、サッカー以上」 |url=https://www.asahi.com/articles/ASQ4945KKQ49UTQP016.html?iref=ogimage_rek |website=朝日新聞 |accessdate=2022-04-09 |date=2022-04-09}}</ref>。 |
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2022年5月30日、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ、[[吉田実代]]対[[小澤瑶生]]が吉田が立ち上げたYouTubeの個人チャンネルで生配信された<ref>{{Cite news |title=女子ボクシングを、すべての「母」の地位向上を…「戦うシングルマザー」吉田実代が挑戦し続ける理由 |url=https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2022/06/29/kiji/20220628s00021000590000c.html|newspaper=Sponichi Annex |date=2022-06-29 |accessdate=2022-07-06 }}</ref>。 |
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2022年7月13日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔対[[ドニー・ニエテス]]戦のアンダーカードのうち、後述するParaviにて配信されない試合(予備カード含む)については志成ジム公式ファンクラブサイトにて有料ライブ配信された<ref>{{Cite web|和書|url=https://shisei-gym.bitfan.id/contents/60167 |title=SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS9 配信チケット |author=志成ジム公式ファンクラブ |date=2022-07-09 |accessdate=2022-07-10 }}</ref>。 |
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2022年7月30日、「ボクシング真夏の祭典」(メインは[[亀田和毅]]対[[w:William Encarnación|ウィリアム・エンカルナシオン]])がU-NEXTにて独占生配信された<ref>{{Cite news|title=亀田和毅、約1年2カ月ぶりの国内での戦い!『LOCABO presents ボクシング真夏の祭典』U-NEXTでの独占見放題ライブ配信が決定! |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001065.000031998.html |newspaper=PR TIMzES |date=2022-07-15 }}</ref>。 |
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2022年9月21日、U-NEXTがFIGHT SPORTSを運営しているCSI SPORTSと日本における独占配信契約を締結し、10月15日の[[デオンテイ・ワイルダー]]対[[ロバート・ヘレニウス]]戦よりライブ配信を開始した<ref>{{Cite press release |和書 |title=CSI SPORTSと格闘技専門チャンネルFIGHT SPORTS®の日本独占配信契約を締結。FIGHT SPORTS®で配信するボクシングや格闘技全試合をU-NEXTで見放題ライブ配信するほか、過去のボクシング世界戦の見放題配信も決定 |url=https://www.unext.co.jp/ja/press-room/fight-sports-channel-2022-09-21 |publisher=株式会社U-NEXT |date=2022-09-21 |accessdate=2022-10-20 }}</ref>。 |
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2022年11月14日、DAZNが日本における初のPPVを実施、[[フロイド・メイウェザー・ジュニア]]対デジのエキシビションを料金2400円でPPV配信した<ref>{{Cite web|和書|url= https://web.archive.org/web/20221128071854/https://nordot.app/960485999362490368?c=388701204576175201 |title= DAZN、PPV方式導入。月額加入者向けに「メイウェザー対YouTuber」追加販売 |publisher= PHILE WEB |date= 2022年11月2日 |accessdate= 2022年11月26日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url= https://www.dazn.com/ja-JP/news/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0/2022-11-02-dazn-floydmayweatherjr-deji/1k59qcucos7gp1jmn8x7yto99y |title= DAZN JAPAN初!「メイウェザーVSデジ」戦を日本時間11月14日(月)DAZN PPV Β版にてライブ配信! | DAZN |publisher= DAZN |date= 2022年11月1日 |accessdate= 2022年11月26日}}</ref>。 |
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2022年12月13日、世界バンタム級四団体王座統一戦、井上尚弥対[[ポール・バトラー (ボクサー)|ポール・バトラー]]はdTVにて独占生配信されたが、会員登録者が急増したため、システムダウンを懸念した[[NTTドコモ]]が急遽非会員にも無料開放した<ref>{{Cite news |title=井上尚弥戦、dTVが非会員にも「開放」 アクセス急増、ダウン回避 |url=https://www.asahi.com/articles/ASQDF6VJ2QDFULFA02Z.html |newspaper=朝日新聞デジタル |date=2022-12-13 |accessdate=2023-01-08 }}</ref>。 |
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2023年1月6日、ABEMAがボクシングチャンネルを開設<ref name="cyber20230104">{{Cite press release |和書 |title=新しい未来のテレビ「ABEMA」、ボクシング専門の「ボクシングチャンネル」を新設 1月6日(金)より各興行のタイトル戦などを中心に続々と生中継 |url=https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=28403 |publisher=株式会社サイバーエージェント |date=2023-01-04 }}</ref>。 |
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2023年4月1日よりU-NEXTにて「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」を月1回配信開始<ref>{{Cite press release|和書|title=「ダイナミックグローブ」の新シリーズとして『WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT』が始動。後楽園ホールから毎月U-NEXT独占で見放題ライブ配信決定! |url=https://www.unext.co.jp/ja/press-room/whos-next-live-2023-03-23 |publisher=株式会社U-NEXT |date=2023-03-23 }}</ref>。 |
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2023年4月26日、dTVからリニューアルされたLeminoがフェニックスバトル99を無料生配信した<ref>{{Cite news |title=4.26フェニックスバトル99 日本4大タイトル戦はLeminoで無料ライブ配信 |url=https://boxingnews.jp/news/98589/ |newspaper=ボクシング・ニュース |date= |accessdate=2023-04-24 }}</ref>。 |
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2023年6月24日、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジョシュア・フランコ対井岡一翔をABEMA単体で初となる世界戦PPVを実施<ref>{{Cite news |title=井岡一翔が6月24日WBA王者フランコに挑戦、大みそか以来の即再戦 ABEMAでPPV配信 |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/202304240000479.html |newspaper=日刊スポーツ |date=2023-04-24 }}</ref>、料金6200円のPPVにて独占生配信<ref>{{Cite news |title=【ボクシング】井岡一翔とフランコの再戦のPPVは6200円 武尊の再起戦とのセットで9000円 |url=https://www.sanspo.com/article/20230601-Y3H36F7M2VLV3HOV2PMCIIUFDA/ |newspaper= |date=2023-06-01 |accessdate=2023-06-02 }}</ref>。 |
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2023年7月8日、[[八王子中屋ボクシングジム|八王子中屋]]主催「第45回ファイティングスピリットシリーズ」はアンダーカード5試合をBoxing Raise、メインのWBOアジア太平洋ウェルター級タイトルマッチ、[[佐々木尽]]対星大翔を含む3試合をU-NEXTにてリレー配信した<ref>[https://twitter.com/BoxingDangan/status/1677472017279504384 DANGAN Boxing公式Twitter]より</ref>。 |
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2023年10月22日、LUSHジム主催「LUSHBOMU」はMyStarが運営する[https://era.travel.gr.jp/ Travel TV]にて無料生配信した<ref>{{Cite web |url=https://lush-music.jp/lushbomu/info/info03 |title=TravelTVにて全試合・全LIVEの無料配信が決定! |date=2023-08-27 |accessdate=2024-02-27 }}</ref>。 |
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2024年10月13日、メキシコ最大のプロモーターであるZanfer主催の「MEXICO vs PHILIPPINES, THE WAR!」がABEMAプレミアムにて配信された<ref>[https://abema.tv/live-event/a83b91dd-8ca5-411a-86c6-16957a386eee Zanfer “MEXICO vs PHILIPPINES, THE WAR!”]</ref>。 |
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2024年10月20日のPBCにて行われたIBF世界スーパウェルター級タイトルマッチ、[[バフラム・ムルタザリエフ]]対[[ティム・チュー]]は日本でもAmazon Prime Videoにて生配信された。 |
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日本で視聴可能な海外のプロボクシング動画配信サービスとしては上記のDAZNの他、[[Triller (アプリケーション)|Triller]]傘下の{{仮リンク|Triller TV|en|Triller TV}}や[https://proboxtv.com/ ProBox TV]、[[フランス]]発PPVの[https://aboxingnation.okast.tv/ A Boxing Nation]などが挙げられる。 |
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アマチュアボクシングの[[国際ボクシング協会]] (IBA) は、YouTubeでストリーミング生中継を導入した初の国際的なスポーツ団体のひとつであり、その公式チャンネルのページ上では、ボクシングファンが主要なイベントを無料の[[インターネット]]生中継で観られるようにすることは、組織にとって大きな前進であるとともに、競技やスター選手の知名度向上にも役立つだろうと記している<ref>{{Cite web|url=https://www.youtube.com/user/AIBABoxing|title=AIBA - International Boxing Association|year=2008|publisher=[[国際ボクシング協会|国際ボクシング協会 (AIBA)]] の公式[[YouTube]]チャンネル|language=英語|accessdate=2013年6月4日}}</ref>。 |
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===== テレビ局によるインターネット配信 ===== |
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2012年10月から11月にかけて、WOWOWや日本テレビが一部のテレビ中継カードを[[ビデオ・オン・デマンド|オンデマンド]]形式でも配信するサービスを採り入れた。いずれも生中継で配信し、WOWOWメンバーズオンデマンドは加入者限定サービス(2021年1月より衛星放送未加入者も契約できる[[WOWOWオンデマンド]]にリニューアル)、[[日テレオンデマンド]]は有料サービス(2019年9月サービス終了)となっている<ref>{{Cite web|和書|url=http://vod.ntv.co.jp/program/wpboxing/|title=ワールドプレミアムボクシング16 TheREAL|year=2012|publisher=日テレオンデマンド|accessdate=2012年11月3日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://mod.wowow.co.jp/series?id=000968|title=配信ラインナップ WOWOWメンバーズオンデマンド|year=2012|publisher=[[WOWOW]]オンライン|accessdate=2012年11月3日}}</ref>。 |
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2017年9月から、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]が中継映像を制作する世界タイトルマッチを[[カンテレドーガ]](有料)で生配信している<ref>{{Cite news |title=V1戦まであと2日、久保隼「自分のボクシング貫く」 |url=https://boxingnews.jp/news/50982/ |newspaper=BOXING NEWS |date=2017-09-01 |accessdate=2022-07-08 }}</ref>。 |
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2018年4月から、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]が中継映像を制作する興行を「あすリートチャンネル」にて生配信している<ref>[https://www.facebook.com/ytv.athlete/posts/2157041204323499/?paipv=0&eav=AfZsLmr-NVmoBuFYFD_r6wY1GxsdOaSF85NVtH2s7mY8P_dQTZs2MQe8MhmPnCAkzNM&_rdr あすリートチャンネルでは、4月30日に行われる辰吉寿以輝第8戦の試合をライブ配信!] あすリートチャンネル ytv × rtv 2018年4月21日</ref> |
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2019年2月からは、TBSが関東ローカルの深夜枠で録画放送する[[ガッツファイティング]]の試合を[[Paravi]](有料)で生配信している<ref>[https://boxmob.jp/sp/titlematch/index.html?tid=1638 ガッツファイティング 谷口将隆世界初挑戦] ボクシングモバイル 2022年5月31日閲覧</ref>。 |
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2019年6月からは、TBSがゴールデンタイムで全国放送する世界タイトルマッチも一部アンダーカードを含めてParaviで生配信している<ref>[https://news.paravi.jp/boxing_20190619live/ ボクシング トリプル世界戦(井岡一翔、京口紘人、吉田実代)Paraviで6/19(水)にLIVE配信決定!!] Paravi 2019年6月5日</ref>。 |
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2020年11月からは、[[テレビ大阪]]が中継映像を制作する興行をYouTubeチャンネルにて生配信している<ref>[https://boxingnews.jp/news/77074/ 11.23高山勝成プロ復帰戦は世界ランカー小西と 加納陸がWBO・AP戦、再び世界狙う石田匠も出場] BOXING NEWS 2020年9月9日</ref>。 |
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2021年4月からは、フジテレビが関東ローカルの深夜枠で放送した[[ダイヤモンドグローブ]]の試合を、後日[[フジテレビオンデマンド|FOD]]・[[Tver]]で配信を行っている<ref>[https://boxingnews.jp/news/82719/ フジテレビが“見逃し”無料配信開始 テレビ放送後1ヶ月] Boxing News(ボクシングニュース)2021年4月13日</ref>。 |
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2022年1月からは、FODプレミアム(有料)にて、毎月第二火曜に、奇数月はフェニックスバトル、偶数月はダイヤモンドグローブの全試合ライブ配信を行っている<ref>{{Cite web|和書|url= https://twitter.com/fujitv_boxing/status/1480463205793427461 |title= 今年から奇数月のフェニックスバトル、偶数月のダイヤモンドグローブの開催日は第二火曜に。 |publisher= FUJI BOXING (フジボクシング)公式ツイッター |date= 2021年1月10日 |accessdate= 2022年1月10日}}</ref>。 |
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2022年7月からは、TBSがゴールデンタイムなどに全国放送する世界タイトルマッチをTVerでライブ配信している<ref>{{Cite press release |和書 |title=【無料ライブ配信】TVer、プロ野球・世界陸上・ボクシング井岡vsニエテス戦・バスケなどラインナップを公開(随時更新) |url=https://plus.tver.jp/news/118723/detail/?utm_campaign=tverinfo&utm_medium=tverplus&utm_source=sports2022 |publisher=株式会社TVer |date=2022-06-17 |accessdate=2022-07-08 }}</ref>。 |
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2022年12月の[[全日本新人王決定戦]]では日テレスポーツYouTubeチャンネルにてリングサイドカメラからのライブ配信(実況なし)を実施した<ref>{{Cite news |title=「プロボクシング全日本新人王決定戦 2022」東西の新人王が頂点を目指し激突する!CS放送 日テレジータスで12月17日(土)生中継 |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000575.000009198.html |newspaper=PR TIMES |date=2022-12-14 |accessdate=2023-01-14 }}</ref>。 |
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2023年5月からは、CBCテレビが放送する[[SOUL FIGHTING]]の試合を[[Locipo]]にてPPV生配信することになった<ref>{{Cite news |title=元3階級王者田中恒成が21日に世界13位カリージョと対戦、Locipoでライブ配信 |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/202305120001200.html |newspaper=日刊スポーツ |date=2023-05-13 |accessdate=2023-05-14 }}</ref>。 |
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=== 現行の番組 === |
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; テレビ |
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* FUJI BOXING [[ダイヤモンドグローブ]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]・三迫プロモーション)<ref name="world95">{{Harvnb|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=95}}</ref><ref>{{Cite web |title=ダイヤモンドグローブ |url=https://www.fujitv.co.jp/diamond/index.html |website=フジテレビ |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref> |
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* FUJI BOXING PHOENIX BATTLE(フジテレビ・大橋ボクシングジム)<ref>{{Cite web |title=FUJI BOXING-PHOENIX BATTLE |url=https://www.fujitv.co.jp/b_hp/boxingphoenix/index.html |website=フジテレビ |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref> |
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[[ファイル:Daisuke Naitō & Hiroyuki Miyata heading to the ring.jpg|thumb|2009年11月、[[亀田興毅]]戦のためにリングに向かう[[内藤大助]]。中継は[[TBSテレビ|TBS]]。]] |
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* [[SOUL FIGHTING]]([[CBCテレビ|CBC]]・畑中プロモーション)<ref>{{Cite web |url=https://hicbc.com/tv/soulfighting/ |title=SOUL FIGHTING |publisher=[[CBCテレビ|CBC]] |accessdate=2023年12月9日}}</ref> |
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* [[エキサイトマッチ〜世界プロボクシング]]([[WOWOW]])<ref name="world96">{{Harvnb|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=96}}</ref> |
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; インターネット配信 |
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* [[Lemino BOXING]]([[Lemino]]・フェニックスプロモーション)<ref>{{Cite web|和書|title=WBC・WBO世界スーパーバンタム級 タイトルマッチ スティーブン・フルトン vs 井上尚弥 |url=https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000002/ |work=Lemino |accessdate=2023-04-12 }}</ref>。 |
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* [[ダイナミックグローブ|WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT]](U-NEXT・帝拳プロモーション) |
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* [[Prime Video Presents Live Boxing]]([[Amazon Prime Video]]・帝拳プロモーション)<ref>{{Cite news |title=Amazon、ボクシング2大戦を独占配信。寺地vs京口/ゴンザレスvs岩田 |url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1439895.html |newspaper=AV Watch |date=2022-09-14 |accessdate=2022-09-16 }}</ref> |
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* [[ABEMA 格闘チャンネル|ABEMA ボクシングチャンネル]]([[ABEMA]])<ref name="cyber20230104" /> |
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* [[世界プロボクシング]]([[U-NEXT]])<ref>{{Cite press release |和書 |title=【LIVE】『世界プロボクシング:デオンテイ・ワイルダー vs. ロバート・ヘレニウス』のライブ配信について |url=https://help.unext.jp/info/info512 |publisher=株式会社U-NEXT |date=2022-10-07 |accessdate=2023-01-08 }}</ref> |
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=== 過去の主な番組 === |
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; ラジオ |
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* [[TBSラジオ ボクシング中継]]([[TBSラジオ]]・協栄プロモーション。{{要出典範囲|date=2013年6月|1999年から2005年など中継を行なっていなかった時期もある}}。特に統一した番組名は設定されていない) |
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; テレビ |
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* [[ガッツファイティング]]([[TBSテレビ|TBS]]・協栄プロモーション<ref name="world94" />→渡辺プロモーション→トラロックエンターテインメント) |
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* [[ダイナミックグローブ]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・[[帝拳プロモーション]])<ref name="maeda">{{Cite web|和書|url=http://www.boxing.jp/column/nostalgia/sunohara07.htm|title= NOSTALGIA vol.5 – 今は亡きボクシング評論の大御所たち|author=前田衷|date=2003年頃|publisher=boxing.jp|accessdate=2013年6月12日}}</ref><ref name="world94">{{Harvnb|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=94}}</ref> |
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** [[ワールドプレミアムボクシング]]<ref>{{Cite web|和書|title=ワールドプレミアムボクシング|url=https://www.ntv.co.jp/wpboxing/|publisher=日本テレビ|year=2013|accessdate=2013年5月26日}}</ref> |
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* ファイティングパンチ(日本テレビ)<ref name="stanbox2012">{{Cite web|和書|url=https://ameblo.jp/stanbox7/entry-11233793367.html|title=亀田和毅WBCシルバー戦vs8戦無敗エルナンデス|date=2012年4月26日|publisher=BOXING MASTER|accessdate=2021-11-02}}</ref> |
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* [[東洋チャンピオンスカウト]](TBS・極東プロモーション)<ref name="maeda" /> |
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* ビッグファイト(TBS)<ref name="maeda" /> |
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* リングサイドアワー(フジテレビ)<ref name="stanbox2012" /> |
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* ゴールデンボクシング→エキサイトボクシング([[テレビ朝日]]・極東プロモーション)<ref name="world95" /> |
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* ノックアウトボクシング(KOボクシング)<ref name="boxing-zine" />→[[ヒートアップボクシング]]([[テレビ東京]]・協栄プロモーション)<ref name="world95" /> |
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* [[ヒートアップボクシング|ノックアウトボクシング]]([[テレビ東京]])<ref name="world95" /> |
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* ダイナマイトボクシング([[朝日放送テレビ|ABC]]・グリーンツダプロモーション)<ref name="boxing-zine" /> |
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* スーパーファイトボクシング([[東海テレビ放送|東海テレビ]]・松田ジム)<ref>{{Cite web|和書|url=http://tokai-tv.com/timetable/0712_top_list.html|title=東海テレビ番組表|date=2004年7月12日|publisher=[[東海テレビ放送|東海テレビ]]|accessdate=2013年6月14日}}</ref> |
|||
* [[BEST GLOVE]]([[福岡放送]])<ref>{{Cite web|title=Knockdown Fight!|url=http://www.fbs.co.jp/boxing/main.html|publisher=[[福岡放送]]|year=2002|accessdate=2013-12-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20041018222756/http://www.fbs.co.jp/boxing/|archivedate=2004-10-18|url-status=dead|url-status-date=2017-09}}</ref> |
|||
* 拳・ボクサーの夢([[サンテレビジョン|サンテレビ]])<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2012/06/02/kiji/K20120602003378340.html|title=関西で3年ぶり! 地上波ボクシング番組が復活|date=2012年6月2日|publisher=スポーツニッポン|accessdate=2013年6月14日}}</ref> |
|||
* マンスリー・ボクシング(NHK衛星)<ref>{{Cite news|url=http://www.kobe-np.co.jp/tokushu/nisioka/sports20.html|title=西岡選手へ激励込め|date=1999年7月27日|publisher=[[神戸新聞]]|accessdate=2012年7月24日}}</ref> |
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* DIRECTVボクシング([[ディレクTV]]・三迫プロモーション) - 日本のボクシングで初めてPPVを導入{{Sfn|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊|p=95}} |
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* [[ドラマチックボクシング]]([[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]、[[スカイA|スカイ・A sports+]])<ref>{{Cite web|title=¡Ikehara se impone por puntos al tailandés Klongpajol!|url=http://www.notifight.com/artman2/publish/Resultado_2/Ikehara_se_impone_por_puntos_al_tailand_s_Klongpajol.php|author=Hisao Adachi|publisher=NotiFight.com|date=2009年2月8日|accessdate=2013年6月14日}}</ref> |
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* [[Best Bout Boxing]](スカイ・A sports+)<ref>{{Cite news|url=http://www.sky-a.co.jp/prgsports/martialarts.html|title=格闘技 – Best Bout Boxing|publisher=[[スカイ・エー]]|accessdate=2013年6月14日}}</ref> |
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* {{要出典範囲|date=2013年6月|[[ベストファイトボクシング]](スカイ・A sports+)}} |
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* {{要出典範囲|date=2013年6月|[[エキサイトボクシング]](スカイ・A sports+)}} |
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* プロボックス(J SPORTS)<ref name="world96" /> |
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* [[フライデーナイトファイト|S.X.B.プロボクシング]]([[J SPORTS]])<ref>{{Cite news|url=https://www.jsports.co.jp/blog/fighting/2007/03/sxb.html|title=格闘技サイト|publisher=[[J SPORTS]]|accessdate=2013年6月14日}}</ref> |
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* [[THE REAL FIGHT]]([[関西テレビ放送|関西テレビ]]・真正プロモーション)<ref>[https://www.ktv.jp/boxing/ THE REAL FIGHT ~ボクシングW世界戦 母へ捧げる戦い~] . 関西テレビ. 2018年4月28日閲覧。</ref> |
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* [[EXCITING TIME]](フジテレビ) <ref name="daily201304">{{Cite news |url=http://daily.co.jp/ring/2013/04/17/0005906409.shtml |title=フジ、井上&村田の共演を異例の生中継 |date=2013年4月17日 |publisher=デイリースポーツ |accessdate=2013年5月11日}}</ref><ref>{{Cite news |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20130328-1103946.html |title=井上、プロ3戦目ゴールデンで生中継 |date=2013年3月28日 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2013年5月11日}}</ref> |
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=== 視聴率ランキングと観客動員数 === |
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視聴率の数値はビデオリサーチによるデータ。1977年9月26日にオンライン調査を開始したため、この前後を分けて集計している<ref name="videor2009">{{Cite web|和書|url=http://www.videor.co.jp/data/ratedata/junre/10boxing.htm|title=プロボクシング高世帯視聴率番組|date=2009年12月1日|publisher=ビデオリサーチ|accessdate=2013年3月18日}}</ref>。 |
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※[[ビデオリサーチ]]によるデータ。 |
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{{For2|日本のボクシングにおける観客動員記録|日本のボクシング史#観客動員数ランキング}} |
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=== 1962年12月1日 - 1977年9月25日 === |
==== 1962年12月1日 - 1977年9月25日 ==== |
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'''関東地区'''<ref>引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、93頁。ISBN 4062122227</ref> |
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{| class="wikitable" style="font-size: small;" |
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!試合!!年月日!!会場!!放送局!!視聴率(%)!!観客(人) |
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|世界バンタム級タイトルマッチ [[ファイティング原田]] vs. [[エデル・ジョフレ]]|| 1966年5月31日|| [[日本武道館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=154}} || フジテレビ || 63.7 || 13,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=291}} |
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|世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. [[アラン・ラドキン]]|| 1965年11月30日|| 日本武道館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=153}} || フジテレビ || 60.4 || 12,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=153}} |
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|世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ベルナルド・カラバロ|| 1967年7月4日|| 日本武道館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=155}} || フジテレビ || 57.0 || 11,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=155}} |
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|世界バンタム級タイトルマッチ エデル・ジョフレ vs. ファイティング原田|| 1965年5月18日|| [[愛知県体育館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=153}} || フジテレビ || 54.9 || 10,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=153}} |
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|世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. [[ジョー・メデル]]|| 1967年1月3日|| 愛知県体育館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=154}} || フジテレビ || 53.9 || 12,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=154}} |
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|世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. [[ライオネル・ローズ]]|| 1968年2月27日|| 日本武道館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=155}} || フジテレビ || 53.4 || 07,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=155}} |
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|世界フライ級タイトルマッチ [[高山勝義]] vs. [[オラシオ・アカバリョ]]|| 1966年3月1日|| 日本武道館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=85}} || フジテレビ || 50.7 || 11,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=85}} |
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|世界ジュニアライト級タイトルマッチ [[フラッシュ・エロルデ]] vs. [[沼田義明]]|| 1967年6月15日|| [[蔵前国技館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=211}} || TBS || 48.5 || 08,500{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=211}} |
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|世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ [[エディ・パーキンス]] vs. [[高橋美徳]]|| 1964年1月4日|| 蔵前国技館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=250}} || TBS || 47.9 || 08,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=250}} |
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|世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ [[藤猛]] vs. [[:de:Willy Quatuor|ウイリー・クアルトーア]]|| 1967年11月16日|| 蔵前国技館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=251}} || TBS || 47.9 || 12,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=251}} |
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|世界フライ級タイトルマッチ [[ポーン・キングピッチ]] vs. [[海老原博幸]]|| 1963年9月18日|| [[東京体育館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=84}} || フジテレビ || 47.8 || 10,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=84}} |
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ビデオリサーチ・関西地区調べでの歴代最高は、世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ(1966年5月31日、[[関西テレビ放送|関西テレビ]])の56.4%である<ref name="sno091201">「興毅 視聴率も王者!!」『 |
ビデオリサーチ・関西地区調べでの歴代最高は、世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ(1966年5月31日、[[関西テレビ放送|関西テレビ]])の56.4%である<ref name="sno091201">「興毅 視聴率も王者!!」『スポーツニッポン』2009年12月1日付、大阪本社版、12版、5面。</ref>。 |
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=== 1977年9月26日以後 === |
==== 1977年9月26日以後 ==== |
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'''関東地区'''<ref name="videor2009" /> |
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!順位!!試合!!年月日!!放送局!!視聴率 |
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!試合!!年月日!!会場!!放送局!!視聴率(%)!!観客(人) |
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|WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ [[具志堅用高]] vs. [[ハイメ・リオス]]|| 1978年5月7日|| [[広島県立体育館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=47}} || TBS || 43.2 || 06,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=47}} |
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|WBC世界フライ級タイトルマッチ [[内藤大助]] vs. [[亀田興毅]]|| 2009年11月29日|| [[さいたまスーパーアリーナ]]<ref name="hochi200911">{{Cite news|title=観客史上最多2万1000人…WBC世界フライ級|author=伊藤昇|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20091130-OHT1T00048.htm|publisher=スポーツ報知|date=2009年11月30日|accessdate=2013年6月2日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20091203135256/http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20091130-OHT1T00048.htm|archivedate=2009年12月3日|deadurldate=2017年9月}}</ref> || TBS || 43.1 || 21,000<ref name="hochi200911" /> |
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|2||WBC世界フライ級タイトルマッチ [[内藤大助]] vs. [[亀田興毅]]|| 2009年11月29日|| TBS|| 43.1% |
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|WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. [[ファン・ランダエタ]]|| 2006年8月2日|| [[横浜アリーナ]]<ref name="sportsclick">{{Cite web|和書|title=ボクシング・マガジン 2006年9月号目次|url=http://www.sportsclick.jp/magazine/boxing/0609/|publisher=ベースボール・マガジン社|year=2006|accessdate=2013年6月2日}}</ref> || TBS || 42.4 || 15,000<ref name="sportsclick" /> |
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|WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. 金龍鉉|| 1980年1月27日|| [[大阪府立体育会館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=51}} || TBS || 41.1 || 12,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=51}} |
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|WBC世界バンタム級統一王座決定戦 [[薬師寺保栄]] vs. [[辰吉丈一郎]]|| 1994年12月4日|| [[名古屋市総合体育館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=166}} || TBS || 39.4 || 09,800{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=166}} |
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|世界ヘビー級タイトルマッチ [[マイク・タイソン]] vs. [[ジェームス・ダグラス]]|| 1990年2月11日|| [[東京ドーム]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=291}} || 日本テレビ || 38.3 || 51,600{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=291}} |
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|WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. アナセト・バルガス|| 1978年1月29日|| 愛知県体育館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=47}} || TBS || 38.1 || 10,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=47}} |
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|WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. [[ペドロ・フローレス]]|| 1980年10月12日|| [[実践倫理宏正会研修会館|金沢実践倫理記念会館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=53}} || TBS || 36.0 || 08,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=53}} |
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|亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド|| 2006年5月5日|| [[有明コロシアム]]<ref name="sponichi200605">{{Cite news|title=興毅世界や! 最終関門TKO勝ち|url=https://web.archive.org/web/20151218154139/http://www.sponichi.co.jp/battle/special/kameda_brothers/2006_05_05_kouki/KFullNormal20060506105.html|publisher=スポーツニッポン|date=2006年5月6日|accessdate=2013年6月2日}}</ref> || TBS || 33.0 || 10,000<ref name="sponichi200605" /> |
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|9||[[亀田三兄弟|亀田兄弟]]ダブルメイン|| 2006年5月5日|| TBS|| 33.0% |
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|WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. マルチン・バルカス|| 1980年6月1日|| [[高知県民体育館]]{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=52}} || TBS || 32.5 || 06,000{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=52}} |
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|} |
|} |
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'''関西地区'''<ref name="sno091201" /> |
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{| class="wikitable" style="font-size: small;" |
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!試合!!年月日!!会場!!放送局!!視聴率(%)!!観客(人) |
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|WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄 vs. 辰吉丈一郎||1994年12月4日|| 名古屋市総合体育館{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=166}} || [[MBSテレビ|MBS]] ||43.8 || 09,800{{Sfn|『日本プロボクシング史』|2002|p=166}} |
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|WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田興毅||2009年11月29日|| さいたまスーパーアリーナ<ref name="hochi200911" /> || MBS ||43.1 || 21,000<ref name="hochi200911" /> |
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|WBA世界ライトフライ級王座決定戦 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ||2006年8月2日|| 横浜アリーナ<ref name="sportsclick" /> || MBS ||42.9 || 15,000<ref name="sportsclick" /> |
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|WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ||2006年12月20日|| 有明コロシアム<ref name="nikkan200612">{{Cite news|title=亀田初防衛!3-0大差判定|url=http://www5.nikkansports.com/nikkansports/newspaper/archives/2006/12/post_425.html|publisher=日刊スポーツ|date=2006年12月21日|accessdate=2015年5月6日}}</ref> || MBS ||32.8 || 10,000<ref name="nikkan200612" /> |
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|WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田大毅||2007年10月11日|| 有明コロシアム<ref name="sankei200911">{{Cite news|title=内藤貫録 大毅に圧勝|author=下山博之|url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/kameda/ka20071012_01.htm?from=os1|publisher=[[読売新聞]]|page=1|date=2007年10月12日|accessdate=2013年6月2日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20071013232636/http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/kameda/ka20071012_01.htm?from=os1|archivedate=2007年10月13日|deadurldate=2017年9月}}</ref> || MBS ||32.3 || 06,000<ref name="sankei200911" /> |
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|5||WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田大毅||2007年10月11日||MBS||32.3% |
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|亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド||2006年5月5日|| 有明コロシアム<ref name="sponichi200605" /> || MBS ||27.8 || 10,000<ref name="sponichi200605" /> |
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== アメリカ合衆国 == |
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[[ファイル:Brandon Rios with HBO camera.jpg|thumb|2011年12月、[[マディソン・スクエア・ガーデン]]でジョン・マレーに勝利した[[ブランドン・リオス]]を映すHBOのカメラ。]] |
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=== 注釈 === |
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アメリカ合衆国でのテレビ中継はケーブルテレビと[[ペイ・パー・ビュー]]による中継が主流であったが、2010年代後半以降は[[動画配信サービス]]が主流となっている。 |
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{{Reflist|group=*}} |
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主な中継局としては、1973年から中継を開始したの[[HBO]]と1986年3月から中継していた[[Showtime]]があった。ボクシングを中継するテレビ局としてはHBOがアメリカ国内トップに君臨しており、視聴者数やPPV売り上げで両局の差は明確だった<ref name="espn20100809">{{Cite web|url=http://espn.go.com/sports/boxing/news/story?id=5449694|title=Jay Larkin, 59, dies of brain cancer|author=Dan Rafael|date=2010年8月9日|publisher=ESPN|accessdate=2013年12月21日}}</ref><ref name="miura2003b">{{Cite web|和書|url=http://www.boxing.jp/column/miura/miura22.htm|title=PPV全盛とショータイムの衰退|author=三浦勝夫|year=2003|publisher=boxing.jp|accessdate=2013-6-17}}</ref>。 |
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しかし、2011年7月にはHBOが契約していたマニー・パッキャオの[[シェーン・モズリー]]との試合の放映権をShowtimeに奪われたことをきっかけにHBOスポーツ社長のロス・グリーンバーグが退陣<ref>{{Cite web|url=http://espn.go.com/boxing/story/_/id/6778943/ross-greenburg-resigns-president-hbo-sports|title=Ross Greenburg resigns from HBO|author=Dan Rafael|date=2011年7月20日|publisher=ESPN|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。2013年には14年間続いた[[フロイド・メイウェザー・ジュニア]]との放映権契約をShowtimeに奪われ<ref name="forbes201312">{{Cite web|url=http://www.forbes.com/sites/kurtbadenhausen/2013/12/13/floyd-mayweather-sparks-blockbuster-year-for-showtime/|title=Floyd Mayweather Sparks Blockbuster Year For Showtime|author=Kurt Badenhausen|date=2013年12月13日|publisher=フォーブス|accessdate=2013年12月21日}}</ref>、HBOは[[ゴールデンボーイ・プロモーションズ]]とは絶縁状態となった<ref name="latimes201303">{{Cite web|url=http://www.latimes.com/sports/sportsnow/la-sp-sn-boxing-hbo-golden-boy-20130320,0,4496688.story|title=HBO drops involvement with Golden Boy fighters|author=Lance Pugmire|date=2013年3月20日|publisher=[[ロサンゼルス・タイムズ]]|accessdate=2013年3月24日}}</ref><ref name="iole20131206">{{Cite web|url=http://sports.yahoo.com/news/despite-split-with-golden-boy--hbo-continued-to-dominate-cable-ratings-in-banner-boxing-year-204009683.html|title=Despite split with Golden Boy, HBO still dominates cable ratings in big boxing year|author=Kevin Iole|date=2013年12月6日|publisher=Yahoo Sports|accessdate=2013年12月21日}}</ref>。それ以降も、親会社の[[タイム・ワーナー]]の経営悪化による予算減少や[[ESPN+]]や[[DAZN]]といった[[定額制動画配信サービス]]の台頭などにより選手や団体の流出が激しくなり、HBOは2018年に45年間続けてきたボクシング中継から撤退することとなった<ref>{{Cite web |title=米ケーブルTV大手HBOがボクシング中継から撤退 有力選手奪われ視聴率苦戦 - スポニチ Sponichi Annex 格闘技 |url=https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/09/28/kiji/20180928s00021000117000c.html |website=スポニチ Sponichi Annex |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref><ref name="hookup2012">{{Cite web |url=http://espnmediazone.com/us/press-releases/2012/09/hbo-sports-and-espn-announce-multi-year-boxing-programming-and-marketing-agreement/ |title=HBO Sports and ESPN Announce Multi-Year Boxing Programming and Marketing Agreement |author=Stephen McDonald |date=2012年9月11日 |publisher=ESPN MediaZone |accessdate=2013年12月21日}}</ref><ref>{{Cite web |title=HBOがボクシング撤退 年内で中継打ち切り |url=https://boxingnews.jp/news/61242 |website=Boxing News(ボクシングニュース) |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。一方のShowtimeも2023年末に編成の都合により、ボクシング中継から撤退した<ref>{{Cite web |title=米人気ボクシング中継ショータイムが年内で終了 15年にメイウェザーVSパッキャオなど放送 - ボクシング : 日刊スポーツ |url=https://www.nikkansports.com/battle/news/202310180000291.html |website=nikkansports.com |access-date=2023-12-09 |language=ja |last=藤中栄二}}</ref><ref>{{Cite web |title=米大手ケーブルテレビ局 ショータイムが年内でボクシング中継終了 37年の歴史に幕 |url=https://boxingnews.jp/news/103737 |website=Boxing News(ボクシングニュース) |access-date=2023-12-09 |language=ja}}</ref>。 |
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{{See|アメリカ合衆国のボクシング中継}} |
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== フィリピン == |
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[[ファイル:Manny Pacquiao at 87th NCAA cropped.jpg|thumb|upright|[[マニー・パッキャオ]]]] |
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[[フィリピン]]では主に[[マニー・パッキャオ]]をはじめとする国内選手の試合が中継される。キャリア初期のパッキャオの試合は、{{仮リンク|ヴィンテージテレビジョン|en|Vintage Television}}が毎週放送していた番組『ブロー・バイ・ブロー』(詳細解説、実況中継の意)で中継された<ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-21170.html|title=Pacquiao is matchless|author=Ronnie Nathanielsz|date=2008-12-16|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref name="colorofmoney">{{Cite web|url=http://www.manilastandardonline.com:8080/mnlastd/ContentLoader?page=sports04_oct07_2003|title=The color of money|author=Ronnie Nathanielsz|date=2003-10-07|publisher=''Manila Standard''|archiveurl=https://web.archive.org/web/20031017083350/http://www.manilastandardonline.com:8080/mnlastd/ContentLoader?page=sports04_oct07_2003|archivedate=2003-10-17|language=英語|accessdate=2013-06-20|url-status=dead|url-status-date=2017-09}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://news.google.com/newspapers?nid=1370&id=zZkVAAAAIBAJ&pg=3188,3068763|title=The country's remaining world boxing champ today|author=Ronnie Nathanielsz|date=2001-12-28|publisher=''Manila Standard''|page=8|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。その後、パッキャオの試合は2001年の[[レーロホノロ・レドワバ]]戦からビバスポーツ({{仮リンク|ビバテレビジョン|en|Viva Television}})で中継されるようになり<ref>{{Cite web|url=http://viva.com.ph/index.php?option=com_content&view=article&id=21&limitstart=3|title=About Us|page=4|date=2009-2-12|publisher=ビバテレビジョン|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>、さらに[[ABS-CBN]]との契約を経て、2013年現在[[GMAネットワーク]]などで中継されている<ref name="abs-cbn200903">{{Cite web|url=http://www.abs-cbnnews.com/sports/03/21/09/pacquiao-sorry-confusion-caused-solar-dispute|title=Pacquiao sorry for confusion caused by Solar dispute|date=2009-3-22|publisher=[[ABS-CBN|ABS-cbnNEWS.com]]|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref name="abs-cbn200912">{{Cite web|url=http://www.abs-cbnnews.com/sports/12/03/09/top-rank-sign-multi-year-contract-abs-cbn|title=Top Rank to sign multi-year contract with ABS-CBN|date=2009-12-3|publisher=ABS-cbnNEWS.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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『マニラ・スタンダード・トゥデイ』紙などのスポーツ記者であり、長年ボクシングのテレビ中継で解説も務めるロニー・ナサニエルスは、ヴィンテージテレビジョンやビバスポーツを通じて新人時代からパッキャオをサポートしてきたが<ref name="colorofmoney" />、2013年3月、テレビ局によるカード選別の優先順位に疑問を投じている。この月、[[パナマシティ]]で行われた興行ではフィリピンの2選手が世界戦に出場。[[指名試合]]を行った王者の[[ジョンリル・カシメロ]]は、[[アルゼンチン]]での王座奪取時は相手ファンの暴動に巻き込まれていた。また[[ロベルト・バスケス]]との再戦で空位の[[暫定王座]]を争ったジョン・マーク・アポリナリオは、アルゼンチンでのバスケスとの初戦では不当判定により勝利を逸したと報じられていた。プロモーターは放映権料を要求せずにフィリピンで衛星中継してほしいとテレビ局に求めたが、名乗りを上げる局はなく、その一方でABS-CBNは翌4月、立て続けに行われるトップランク社の興行を相当な資金をかけて中継していた<ref>{{Cite web|url=http://manilastandardtoday.com/2013/03/16/a-commitment-to-boxing-fans/|title=A commitment to boxing fans|author=Ronnie Nathanielsz|date=2013-3-16|publisher=''Manila Standard Today''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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=== フィリピンの主なテレビ中継局 === |
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==== ABS-CBN ==== |
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次節で述べるように、[[ABS-CBN]]は2009年3月にパッキャオとの再契約を逸したが、[[ノニト・ドネア]]などトップランク社の他のボクサーの試合を同年12月に契約し、{{仮リンク|スカイケーブル|en|Sky Cable Corporation}}の{{仮リンク|スタジオ23 (テレビ局)|label=スタジオ23|en|Studio 23}}および{{仮リンク|ボールズ (テレビチャンネル)|label=ボールズ|en|Balls (TV channel)}}などで中継している<ref name="abs-cbn200912" />。チャンネル2 (DWWX-TV) で中継されたドネア対[[ギレルモ・リゴンドウ]]戦の視聴率は、フィリピン全体で23.8%を記録した<ref>{{cite web|url= http://www.pep.ph/guide/agb/11757/agb-nielsen-mega-manila-household-ratings-april-12-to-14-boxing-match-between-nonito-donaire-and-guillermo-rigondeaux-tops-sunday-ratings/1/3#focus |title= AGB Nielsen Mega Manila Household Ratings (April 12 to 14): Boxing match between Nonito Donaire and Guillermo Rigondeaux tops Sunday ratings |publisher= PEP.ph |date= 2013-4-15 |accessdate= 2015-4-19}}</ref>。 |
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2010年にはALAプロモーションズの『ピノイ・プライド』(フィリピン人の誇り)シリーズとの短期契約を長期に更新し<ref>{{Cite web|url=http://www.abs-cbnnews.com/sports/10/07/10/ala-boxing-abs-cbn-present-%E2%80%98pinoy-pride%E2%80%99|title=ALA boxing, ABS-CBN to present ‘Pinoy Pride’|date=2010-10-7|publisher=ABS-cbnNEWS.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>、チャンネル2で中継している<ref>{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/177477|title=Donnie Nietes: The overlooked Filipino champion|author=Ryan Songalia|date=2013-3-1|publisher=RingTV|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://manilastandardtoday.com/2013/04/24/excellent-tv-ratings-for-pinoy-pride-xix/|title=Excellent TV ratings for Pinoy Pride XIX|author=Ronnie Nathanielsz|date=2013-4-24|publisher=''Manila Standard Today''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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==== GMAネットワーク ==== |
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トップランク社と契約するマニー・パッキャオの試合は、フィリピン国内では2007年3月以降、[[GMAネットワーク]]および{{仮リンク|ソーラースポーツ|en|Solar Sports}}チャンネルが契約している<ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-9610.html|title=GMA Network and ABS-CBN Rivalry Spills Into Boxing: GMA and Solar Sports Formally Announced Pacquiao-Solis Coverage|author=Dennis Principe|date=2007-3-21|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。パッキャオは放映権料の支払遅延などを理由に2009年3月、かつて契約していたABS-CBNと再び契約を交わしたが<ref>{{Cite web|url=http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=18987|title=Manny Pacquiao Jumps From Solar Sports To ABS-CBN|author=Ronnie Nathanielsz|date=2009-3-18|publisher=BoxingScene.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>、ソーラースポーツが訴訟も辞さない構えを見せたため、元の契約を更新することになった<ref name="abs-cbn200903" />。この契約は2013年まで有効とされている<ref name="abs-cbn200912" />。パッキャオ戦はGMAネットワークのGMA 7、ソーラースポーツの他に、{{仮リンク|シグナルデジタルTV|en|Cignal Digital TV}}のPPV中継、ABS-CBN系の[[ケーブルテレビ]]事業者であるスカイケーブルの有料チャンネル、国際衛星放送の[[ザ・フィリピノ・チャンネル]]などでも放送されることがある<ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-54390.html|title=Pacquiao-Mosley Phil. TV Coverage on Sky Cable, Solar Sports|author=Ronnie Nathanielsz|date=2011-5-3|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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==== TV5 ==== |
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[[TV5 (フィリピン)|TV5]](旧名はABC 5)も国外のビッグマッチを放送するが、国内の若手選手の試合中継にも力を入れている。国内試合はIBC 13が毎週放送する『ザ・メイン・イベント』や<ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-56242.html|title=Main Event returns tonight on IBC 13|author=Ronnie Nathanielsz|date=2011-6-11|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-66263.html|title=Rodel Mayol special on‘The Main Event’on Sunday|author=Ronnie Nathanielsz|date=2012-2-10|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>、IBC 14と衛星放送チャンネルの{{仮リンク|ハイパー (テレビチャンネル)|label=ハイパー|en|Hyper (TV channel)}}が毎月放送する『ピノイ・ノックアウト』(フィリピン人のノックアウト)で中継される<ref>{{Cite news|url=http://sportsnews.ph/penalosa-sonsona-favored|title=Penalosa, Sonsona favored|agency=sportsnews.ph|date=2012-8-17|publisher=journal.com.ph|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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2010年1月には、ALAプロモーションズとABAP({{仮リンク|フィリピンアマチュアボクシング協会|en|Amateur Boxing Association of the Philippines}})が協力、大手携帯電話会社の{{仮リンク|スマートコミュニケーションズ|en|Smart Communications}}が後援する興行を{{仮リンク|ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノ|en|Waterfront-Cebu City Hotel and Casino}}から中継。AJ・バナル、[[ミラン・メリンド]]らが出場したこの興行はアマチュアボクサーも同時に出場する画期的な試みだった<ref>{{Cite web|url=http://philboxing.com/news/story-30937.html|title=Smart Sports and ABC 5 into boxing in a big way|author=Ronnie Nathanielsz|date=2009-12-9|publisher=PhilBoxing.com|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.philstar.com/cebu-sports/540050/melindo-banal-vow-ko-victories|title=Melindo, Banal vow KO victories|author=Emmanuel B. Villaruel|date=2010-1-13|publisher=''The Philippine Star''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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== メキシコ == |
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[[メキシコ]]では、かつてはアナウンサー2名がラウンドごとに試合を伝えていた。国内で開催される試合が多いため、各局が選手・試合の量で競争を展開している<ref name="beat201111125">{{Harvnb|『ボクシング・ビート』|2011年11月号|p=125}}</ref>。2011年12月には2局が[[ソノラ州]]シウダードオブレゴンからサンフェル・プロモーションズの主催興行を中継。同じ興行でも両局の中継カードは異なり、テレビアステカが[[オルランド・サリド]]対ウェン・ハヤ戦を、テレビサは[[クリスチャン・ミハレス]]対アレハンドロ・バルデス戦をメインとして中継した<ref>{{Cite web|title=Salido and Mijares return Saturday in Mexico|author=Gabriel F. Cordero|url=http://www.fightnews.com/Boxing/salido-and-mijares-return-saturday-in-mexico-104298|publisher=Fightnews.com|date=2011-12-15|accessdate=2013-6-26|language=英語}}</ref>。 |
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=== メキシコの主なテレビ中継局 === |
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==== テレビアステカ ==== |
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{{仮リンク|テレビアステカ|en|TV Azteca}}では、進行役は2名がラウンドごとに交代、解説者は3名で、エドゥアルド・ラマソン(元WBC重鎮で、妻はテレビサのキャスター)、[[フリオ・セサール・チャベス]]、[[マルコ・アントニオ・バレラ]]が務める<ref name="beat201111125" />。 |
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==== テレビサ ==== |
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[[テレビサ]]はアステカに後れをとっていたが、進行役3名、解説に[[リカルド・ロペス]]、[[ルーベン・オリバレス]]、[[ホルヘ・アルセ]]([[2015年]]から)を起用して追い上げている<ref name="beat201111125" />。2012年9月15日の夜には、テレビサが[[サウル・アルバレス]]対ホセシト・ロペス戦(米国ではShowtimeが中継)を、テレビアステカが[[セルヒオ・マルチネス (ボクサー)|セルヒオ・マルチネス]]対[[フリオ・セサール・チャベス・ジュニア]]戦(米国ではHBOが中継)を、いずれもラスベガスから衛星中継。どちらの試合もメキシコ独立記念日の前夜祭が行われている時間帯に中継され高視聴率を上げ、テレビサのアルバレス戦が15.1パーセントで、チャベス戦の13.5パーセントを上回った<ref>{{Cite web|url=http://theboxingtribune.com/2012/09/canelo-beats-chavez-jr-in-mexican-tv-ratings-war-fights-generate-astounding-numbers/|author=Paul Magno|title=Canelo beats Chavez Jr. in Mexican TV Ratings War, Fights Generate Astounding Numbers|date=2012年9月17日|publisher=The Boxing Tribune|language=英語|accessdate=2013年6月24日}}</ref>。 |
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2013年9月のフロイド・メイウェザー・ジュニア対サウル・アルバレス戦の視聴率は、平均41.1パーセント(590万世帯、2210万人)で、1999年の[[FIFAコンフェデレーションズカップ]]決勝メキシコ対ブラジル以降のメキシコのスポーツ番組で最高の数字を記録。瞬間最高時は42パーセント(600世帯、2260万人)、午後8時から深夜12時半まで放送された番組全体を通じては30.1パーセント(1620万人)が視聴した<ref>{{Cite web|和書|url=http://boxingnews.jp/news/6398/|title=メイウェザー×カネロ戦 メキシコのTV視聴率41%!|date=2013年9月19日|publisher=Boxing News|accessdate=2013年12月23日}}</ref><ref>{{cite web|url= http://www.usatoday.com/story/sports/boxing/2013/09/19/mayweather-alvarez-biggest-draw-in-mexican-tv/2835241/ |title= Mayweather-Alvarez Mexican TV's biggest boxing event |publisher= USA.Today.com |date= 2013-09-19 |accessdate= 2014-06-21 }}</ref>。 |
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== ドイツ == |
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[[ドイツ]]では、ボクシング中継は無料放送で行われている<ref name="nytimes2008">{{Cite web|url=http://www.nytimes.com/2008/02/23/sports/othersports/23boxing.html|title=In Germany, Boxing Finds Appreciation and a Hub|author=Nicholas Kulish|date=2008年2月23日|publisher=ニューヨーク・タイムズ|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。[[ベルリンの壁崩壊]]後、[[ソビエト連邦]]のようなトップレベルのアマチュアプログラムで訓練を受けた東ドイツの[[ヘンリー・マスケ]]と[[アクセル・シュルツ]]がプロに転向し、ボクシングには[[マックス・シュメリング]]以来となる関心が向けられた。<ref name="ring200906">{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/121311|title=German boxing scene strong -- for now|author=Michael Rosenthal|date=2009年6月17日|publisher=RingTV|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref><ref name="nytimes2008" />。 |
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ドイツにはプロボクシングを統轄する単一のコミッションはなく、ドイツプロボクサー協会({{Lang-de-short|Bund Deutscher Berufsboxer}}。BDBと略称され、ドイツボクシングコミッションと呼ばれることもある)およびドイツプロボクシング協会({{Lang-en-short|German Boxing Association}}。GBAと略称され、[[ヨーロッパボクシング連合]]に非加盟<ref name="fightnews20120524">{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/bdb-president-thomas-putz-responds-to-greg-sirb-calling-for-ban-on-title-fights-in-germany-116280|title=BDB-President Thomas Pütz responds to Greg Sirb calling for ban on title fights in Germany|date=2012年5月24日|publisher=Fightnews.com|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>)という2つの王座認定団体をはじめとする複数の類似団体が存在し<ref name="thesweetscience2006">{{Cite web|url=http://www.thesweetscience.com/most-popular/3803-the-state-of-boxing-in-germany|title=The State of Boxing in Germany|year=2006|publisher=The Sweet Science|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>、それらの対立から2012年には国内王座の廃止を求める動きもあった<ref>{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/sirb-calls-for-ban-on-title-fights-in-germany-116178|title=Sirb calls for ban on title fights in Germany|date=2012年5月23日|publisher=Fightnews.com|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref><ref name="fightnews20120524" />。後述([[#ドイツの主なテレビ中継局]])の3つの中継局と契約するどのプロモーターもBDBとは絶縁状態にある<ref>{{Cite web|url=http://www.eastsideboxing.com/weblog/news.php?p=16647&more=1|title=Ahmet Öner leaves German boxing commission and considers suing the BDB|date=2008年7月22日|publisher=East Side Boxing.com|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。 |
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[[ファイル:Wilfried Sauerland.jpg|thumb|upright|ウィルフリード・ザウアーラント]] |
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=== ドイツの主なテレビ中継局 === |
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==== Sport1 ==== |
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{{仮リンク|Sport1|en|Sport1 (Germany)}}は2018年からSat.1との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継している<ref>{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/team-sauerland-sport1-agree-on-three-year-tv-deal--121515 |title= Team Sauerland, SPORT1 Agree on Three Year TV Deal |publisher= Boxing Scene.com |date= 2017-10-17 |accessdate= 2017-10-30}}</ref><ref name="Team Sauerland" />。 |
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プロモーターの[[ウィルフリード・ザウアーラント]]が主宰するザウアーラント・イベントは、古くは[[ヘンリー・マスケ]]、近年は[[アルツール・アブラハム]]、[[ミッケル・ケスラー]]、[[ニコライ・ワルーエフ]]、[[アレクサンデル・ポベトキン]]、[[マルコ・フック]]、[[セバスチャン・シルベスター]]、[[ユルゲン・ブリーマー]]、[[セシリア・ブレークフス]]らを抱え、ヴィルフリートの息子のカッレとニッセも同社を支えている。2009年にはShowtimeで中継された『スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック』の開催にも貢献した<ref name="fightnews201002">{{Cite web|title=Happy Birthday Wilfried Sauerland|url=http://www.fightnews.com/Boxing/happy-birthday-wilfried-sauerland-38608|publisher=Fightnews.com|date=2010-02-28|accessdate=2013-6-26}}</ref>。 |
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[[ファイル:Vitali + Wladimir Klitschko im Gespräch mit Luzia Braun.jpg|thumb|upright|[[ウラジミール・クリチコ|ウラジミール]](左)と[[ビタリ・クリチコ|ビタリ]](中央)のクリチコ兄弟]] |
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==== RTLテレビジョン ==== |
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かつてヘンリー・マスケやアクセル・シュルツの試合を中継していたのが民間放送の[[RTLテレビジョン]]である<ref name="fightnews201002" />。1995年12月、シュルツ対[[フランソワ・ボタ]]戦は1,800万人が視聴。同局のボクシング視聴最多記録となっている<ref name="ring200906" />。その後、RTLは、ユニベルスム・ボックス・プロモーションと契約していたクリチコ兄弟が後に興したK2プロモーションズと契約<ref name="ring200906" />。2011年7月2日、[[ウラジミール・クリチコ]]対[[デビッド・ヘイ]]戦は占拠率67パーセント(1,550万人)。最高占拠率は深夜0時15分に75.7パーセントを記録した。これはRTLが中継したクリチコ戦で過去最高となり、2010年10月11日の[[ビタリ・クリチコ]]対[[シャノン・ブリッグス]]戦での視聴者1,345万人の記録を更新した<ref>{{Cite web|url=https://backstage.rtlgroup.com/public/htm/en/Dailynews_FS.aspx?id=dailynews_762C4460F67E40BFA3A1D736AB387242|title=Top-notch ratings for boxing|date=2011年7月4日|publisher=[[RTLグループ]]|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。2012年2月18日のビタリ・クリチコ対デレック・チソラ戦は占拠率56.5パーセント(1,292万人)で、これも同局の年間最高占拠率となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.rtlgroup.com/www/htm/home_news.aspx?ID=482508050D2F43189F7BFC64ACD8CFC9|title=The Year 2012 in German TV|date=2013年1月3日|publisher=RTLグループ|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。 |
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しかし、RTLのチーフプロデューサーによれば、膨大な予算を持つ公共放送のARDと比べ、広告収入に頼らざるを得ない民間放送のRTLではクリチコ戦にかかる費用を回収するのは非常に困難である<ref name="ring200906" />。 |
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==== Sat.1 ==== |
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民間放送の{{仮リンク|Sat.1|en|Sat.1}}は1997年から2001年まで[[ダリユシュ・ミハルチェフスキ]]の世界戦を中継<ref>{{Cite web|url=http://www.saddoboxing.com/11328-arena-boxing-signs-german-deal.html|title=Arena Boxing Signs New German TV Deal|date=2010年1月17日|publisher=Saddo Boxing|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。その後、9年間ボクシング中継から撤退していたが、2010年3月27日、アリーナ・ボックス・プロモーションと契約し、[[ユリオルキス・ガンボア]]と[[ジョナサン・ビクター・バロス]]の対戦などで中継を復活させ<ref>{{Cite web|url=http://www.eastsideboxing.com/weblog/news.php?p=22853&more=1|title=Gamboa returning to Germany for ARENA-show with new TV partner SAT.1|date=2010年2月19日|publisher=East Side Boxing.com|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>、この後は[[フェリックス・シュトルム]]らの試合を中継していた<ref>{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/sturm-opponent-named-3-201318|title=Felix Sturm opponent named|date=2013年5月28日|publisher=Fightnews.com|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。 |
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2015年からはARD([[ドイツ公共放送連盟]])との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継していたが<ref name="Zeljko Karajica" >{{cite web|url= http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/10635/sauerland-event-lands-new-network-deal |title= Sauerland Event lands new network deal |publisher= ESPN.com |date= 2014-10-10 |accessdate= 2015-4-19 }}</ref><ref>{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/sauerland-expected-announce-new-tv-deal-on-thurs--82939 |title= Sauerland Expected To Announce New TV Deal on Thurs |publisher= Boxing Scene.com |date= 2014-10-7 |accessdate= 2015-4-19 }}</ref>、2017年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った<ref name="Team Sauerland" >{{cite web|url= http://www.espn.com/boxing/story/_/id/21049061/team-sauerland-reaches-exclusive-three-year-deal-sport-1 |title= Team Sauerland reaches exclusive three-year deal with SPORT 1 |publisher= ESPN.com |date= 2017-10-17 |accessdate= 2017-10-31}}</ref>。 |
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==== ドイツ公共放送連盟 ==== |
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公共放送の[[:en:Das Erste|ARD]]([[ドイツ公共放送連盟]])は1990年代の初めから、ザウアーランド・イベントと契約していたが<ref name="thesweetscience2006" />、2014年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った<ref name="Zeljko Karajica" />。 |
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=== ウニヴェルズム・ボックス・プロモーション === |
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ドイツのトッププロモーターだった[[ウニヴェルズム・ボックス・プロモーション]]は公共放送の[[:en:ZDF|ZDF]]([[第2ドイツテレビ]])と契約し、8年間続いた中継番組内では18人のプロボクサーが世界王座を獲得し、すでに世界王者だった5人が防衛戦を行った。ZDFとの契約期間中に全112興行を行い、中継番組の平均占拠率は25.17パーセントで平均視聴者数は460万人だった。主な試合の占拠率では、2005年9月の[[レイモン・ブリュースター]]戦が43.4パーセント(800万人)、2007年11月のレギーナ・ハルミッヒ戦が44.3パーセント(950万人)などを記録している<ref name="fightnews201006">{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/universum-thank-you-zdf-50818|title=Universum: Thank You ZDF–Unprecedented 8 year run ends July 31|date=2010年6月25日|publisher=Fightnews.com|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。しかし、ZDFとの契約は2010年7月31日のセバスチャン・ズビク戦を最後に更新されずに打ち切られ<ref name="fightnews201006" /><ref name="espn201006">{{Cite web|url=http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/169/fight-fans-win-universum-embraces-web|title=Fight fans win as Universum embraces web|author=Dan Rafael|date=2010年6月30日|publisher=ESPN|language=英語|accessdate=2013年6月1日}}</ref>、年間2,000万[[ユーロ]](約23億円)の放映権料を失ったことで<ref name="fightnews201211">{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/universum-files-for-bankruptcy-150272|title=Universum files for bankruptcy|date=2012年11月20日|publisher=Fightnews.com|accessdate=2013年6月1日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba_fight/2013/01/09/post_85/|title=世界チャンプ8人。ボクシング人気は復活したのか?|author=原功|page=1|date=2013年1月9日|publisher=[[Sportiva]]|accessdate=2013年6月1日}}</ref>、2012年11月に[[破産手続開始の申立て|破産の申し立て]]をするに至った<ref>{{Cite web|url=http://www.supersport.com/boxing/international/news/121120/German_promoters_file_for_bankruptcy|title=German promoters file for bankruptcy|agency=SuperSport|date=2012年11月20日|publisher=Sapa - [[フランス通信社|AFP]]|accessdate=2013年6月1日}}</ref>。ユニベルスムは2009年頃には年間12興行で約2,200万ユーロ(1興行当たり約180万ユーロ)の収益を上げたが<ref name="ring200906" />、破産時には[[ゾルト・エルデイ]]や[[セバスチャン・ズビク]]のファイトマネーをはじめとする150万ユーロの不払いがあった<ref name="fightnews201211" />。その後[[2019年]]にイスマエル・オーエゼンらが地道な努力を積み重ねて再興させるとかつて放送していたZDFと再び契約し放送を再開させた<ref>{{cite web|url= https://www.zdf.de/uri/5f19b2f8-fae9-4454-97c7-3981eb3b4bc8 |title= Boxen wieder live im ZDF |publisher= ZDF |accessdate= 2019年9月22日}}</ref>。 |
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== イギリス == |
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[[イギリス]]では、下記の他、{{仮リンク|ESPN (イギリス)|label=ESPN|en|ESPN (UK)}}、{{仮リンク|プライムタイム (テレビチャンネル)|label=プライムタイム|en|Primetime (TV channel)}}、{{仮リンク|プレミアスポーツ|en|Premier Sports}}、{{仮リンク|Loaded TV|en|Loaded TV}}<ref name="mirror201301">{{Cite web|url=http://www.mirror.co.uk/sport/boxing/charge-of-the-fight-brigade-pay-per-view-could-1563644|title=Charge of the fight brigade: Pay-per-view could return to Sky, but is it fair?|author=George Ogier|date=2013-1-30|publisher=''Daily Mirror''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>などのチャンネルがボクシングを中継していた。 |
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=== イギリスの主なテレビ中継局 === |
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==== チャンネル5 ==== |
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[[チャンネル5]]は、BBCや[[ITV (イギリス)|ITV]]がボクシング中継を行わなくなった後、2011年に中継を開始した<ref name="sq">{{Cite web|url=http://sqmagazine.co.uk/2013/03/chris-eubank-jr-could-be-left-without-television-deal/|title=Chris Eubank Jr could be left without television deal|author=Corey Pellatt|date=2013-3-18|publisher=''SQ Magazine''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。当時タイソン・フューリーや[[ジェームス・デゲール]]を抱えていたミック・ヘネシーのヘネシースポーツと契約して、2015年にITVがボクシング中継を再開するまでは、英国でボクシング中継番組を無料で提供している唯一のテレビ局であった<ref>{{Cite web|url=http://www.mirror.co.uk/sport/boxing/james-degale-is-ready-to-impress-on-channel-1372525|title=Don't call it a comeback: James DeGale is ready to impress on Channel 5 debut|author=George Ogier|date=2012-10-11|publisher=''Daily Mirror''|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref name="mirror201301" />。2013年3月にはボクシング中継から撤退という噂が流れ、プロモーターたちを動揺させたが<ref name="sq" />、4月には米国から[[スティーブ・カニンガム]]対タイソン・フューリー戦を中継した<ref>{{Cite web|url=http://about.channel5.com/node/1801|title=Channel 5 to broadcast Tyson Fury vs Steve Cunningham live from the Theater, Madison Square Garden April 20|author=Nick Caley|date=2013-4-11|publisher=[[チャンネル5]]|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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==== ITV ==== |
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[[ITV (イギリス)|ITV]]は、2015年に[[カール・フランプトン]]対[[クリス・アバロス]]で7年ぶりにボクシング中継を再開、2008年の[[カール・フローチ]]対[[ジャン・パスカル]]以来となるボクシング中継であった<ref>{{cite web|url= http://www.theguardian.com/sport/2015/jan/28/itv-screen-carl-frampton-chris-avalos-boxing |title= ITV to show first world title fight since 2008 featuring Carl Frampton |publisher= Guardian |date= 2015-1-28 |accessdate= 2015-4-19}}</ref>。 |
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==== スカイスポーツ ==== |
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[[BスカイB]]の[[Sky Sports|スカイスポーツ]]チャンネルは2012年8月にエディー・ハーンが主宰するマッチルーム・スポーツと契約した<ref>{{Cite web|url=http://www1.skysports.com/boxing/news/12183/8029363/Hearn-confirms-new-Sky-deal|title=Hearn confirms new Sky deal|author=Adam Norman|date=2012-8-30|publisher=[[Sky Sports|スカイスポーツ]]|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.matchroomsport.com/aboutus/testimonials.htm|title=What They Say About Us|author=Barney Francis|year=2013|publisher=Matchroom Sport|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。しかし、同時に[[リッキー・ハットン]]、[[フランク・ウォーレン]]、フランク・マロニーといったそれまで取引のあったプロモーターとは手を切っている<ref>{{Cite web|url=http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/1730/matchroom-sport-lands-sky-deal|title=Blue Sky for British boxing|author=Dan Rafael|date=2012-8-28|publisher=ESPN|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。2013年にはリッキー・ハットンのハットン・プロモーションズとの契約では試合がなかなか決まらずにいた[[スコット・クィッグ]]がマッチルーム・スポーツに移っている<ref>{{Cite web|url=http://www1.skysports.com/boxing/news/12183/8772316/Scott-Quigg-confirms-switch-to-new-promoter-Eddie-Hearn|title=Scott Quigg confirms switch to new promoter Eddie Hearn|date=2013-6-12|publisher=スカイスポーツ|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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スカイスポーツは、英国ではPPV中継を逸早く取り入れ収益を上げていたが、2010年11月の[[デビッド・ヘイ]]対オードリー・ハリソン戦を最後にPPV中継からは一時撤退<ref name="mirror201301" />。2013年5月の[[カール・フローチ]]対[[ミッケル・ケスラー]]戦(再戦)で復活させた<ref>{{Cite web|url=http://www.guardian.co.uk/sport/blog/2013/may/24/carl-froch-mikkel-kessler-benn-mcclellan|title=Carl Froch against Mikkel Kessler sparks memories of Benn v McClellan|author=Kevin Mitchell|date=2013-5-24|publisher=[[ガーディアン]]|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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==== ボックスネイション ==== |
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[[ファイル:George groves2 - wembley 2011.11.05.jpg|thumb|2011年11月、[[ウェンブリー・アリーナ]]で行われた[[ジョージ・グローブス]]対ポール・スミス戦のボックスネイションによる中継風景。]] |
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{{仮リンク|ボックスネイション|en|BoxNation}}はプロモーターの[[フランク・ウォーレン]]がボクシングチャンネルメディアとともに興したボクシング専門チャンネルで<ref name="telegraph20110923">{{Cite web|url=http://www.telegraph.co.uk/sport/othersports/boxing/8783379/Frank-Warren-launches-BoxNation-a-new-fight-sports-channel-on-Sky.html|title=Frank Warren launches BoxNation, a new fight sports channel on Sky|author=Gareth A Davies|date=2011-9-23|publisher=デイリー・テレグラフ|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>、24時間放送を行っている<ref>{{Cite web|url=http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=72987|title=Showtime 2013: Reshaping The Game|author=Jake Donovan|date=2013年12月22日|publisher=BoxingScene.com|language=英語|accessdate=2013年12月23日}}</ref>。開設当初は無料で放送された。スカイスポーツとはライバル関係にあり<ref name="telegraph20110923" />、2013年には[[カール・フランプトン]]がマッチルーム・スポーツからクィンズベリー・プロモーションズ(現在は[[バリー・マクギガン]]率いるサイクロン・プロモーションズ所属)へ移った<ref>{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/179233|title=Frampton and McGuigan look to the future|author=Shaun Brown|date=2013-6-13|publisher=RingTV|language=英語|accessdate=2013-6-20}}</ref>。 |
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== フランス == |
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[[フランス]]では、かつてすべての世界戦を放送していた[[Canal+]]が2009年にボクシングから撤退し、現在は中継局を持たない<ref name="fightnews201103">{{Cite web|url=http://www.fightnews.com/Boxing/update-boxing-in-france-78445|title=Boxing in France|date=2011年3月15日|publisher=Fightnews.com|language=英語|accessdate=2012年2月24日}}</ref>。Canal+が手を引いたことで、すべてのタイトルマッチを同国内で戦った[[ブライム・アスロウム]]は試合開催に困難を来し、[[休養王座]]への移動を経て世界王者のまま引退を余儀なくされた<ref>{{Cite web|和書|url=http://boxingnewsboxon.blogspot.com/2009/09/blog-post_08.html|title=アスロウムが引退を発表|date=2009年9月8日|publisher=ボクシングニュース「Box-on!」|accessdate=2012年2月24日}}</ref>。 |
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== 南アフリカ共和国 == |
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[[南アフリカ共和国]]では、ボクシングのテレビ中継は1980年代から大幅に減少し<ref name="iafrica201203">{{Cite web|url=http://sport.iafrica.com/news/784140.html|title='They are bullshitting you'|author=SAPA|date=2012年3月14日|publisher=iafrica.com|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref>、国営放送局のSABC([[南アフリカ放送協会]])が2011年初頭に撤退した後は<ref name="sowetan201203">{{Cite web|url=http://www.sowetanlive.co.za/sport/2012/03/14/tv-blackout-killing-boxing|title=TV blackout killing boxing|author=David Isaacson|date=2012年3月14日|publisher=''The Sowetan''|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.citizen.co.za/citizen/content/en/citizen/local-sport?oid=265286&sn=Detail&pid=146826&Durandt--bemoans-SA-boxing|title=Durandt bemoans SA boxing|author=Nick Gordon|date=2012年3月14日|publisher=''The Citizen''|language=英語|accessdate=2012年3月15日}}</ref>、[[モルティ・ムザラネ]]、[[ヌコシナチ・ジョイ]]、[[タカラニ・ヌドロブ]]らの国内世界王者が存在したにも関わらず、限られた興行が有料衛星放送の{{仮リンク|スーパースポーツ (テレビチャンネル)|label=スーパースポーツ|en|SuperSport (TV channel)}}で中継されるのみで<ref name="iafrica201203" />、ボクシングトレーナーのニック・デュラントは2012年3月に、SABCの援助なしに試合を開催することは極めて難しいと話していた<ref name="sowetan201203" />。彼やプロモーターのブランコ・ミレンコヴィッチ(ブランコ・スポーツ・プロモーションズ社長)らの尽力の結果、同月のタカラニ・ヌドロブ戦、ヌコシナチ・ジョイ戦は直前になってSABCで放送されることが決まった<ref>{{Cite web|url=http://www.sowetanlive.co.za/sport/2012/03/22/sabc-throws-boxing-a-lifeline|title=SABC throws boxing a lifeline|author=Ramatsiyi Moholoa|date=2012年3月22日|publisher=''The Sowetan''|language=英語|accessdate=2012年3月22日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://ringtv.craveonline.com/blog/172147-joyi-finally-getting-tv-time-against-takayama|title=Joyi finally getting TV time against Takayama|author=Corey Erdman|date=2012年3月29日|publisher=RingTV|language=英語|accessdate=2012年3月30日}}</ref>。 |
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== |
==脚注== |
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{{Reflist|group="注釈"}} |
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== 出典 == |
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{{Reflist}} |
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{{reflist|30em}} |
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== 参考文献 == |
== 参考文献 == |
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* {{Cite book|和書|editor=[[ボクシング・マガジン]]編集部|title=日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年|date=2002年5月31日|publisher=[[ベースボール・マガジン社]]|isbn=978-4-583-03695-3|pages=pp. 75、118、183、291|ref={{SfnRef|『日本プロボクシング史』|2002}}}} |
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* TBS50年史(2002年1月、東京放送編・発行)…[http://opac.ndl.go.jp/recordid/000003623730/jpn 国立国会図書館の所蔵情報] |
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* TBS50年史(2002年1月、東京放送編・発行)…[https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000003623730-00 国立国会図書館の所蔵情報] |
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** 付録の[[DVD|DVD-ROM]]『ハイブリッド検索編』に収録された[[Portable Document Format|PDF]]ファイル |
** 付録の[[DVD|DVD-ROM]]『ハイブリッド検索編』に収録された[[Portable Document Format|PDF]]ファイル |
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*** 『TBSアナウンサーの動き』(ラジオ東京→TBSの歴代アナウンサーの記録を、同社の歴史とともにまとめた文書) |
*** 『TBSアナウンサーの動き』(ラジオ東京→TBSの歴代アナウンサーの記録を、同社の歴史とともにまとめた文書) |
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*** 『TBS社報』No.360(1971年5月10日、東京放送発行)20 - 29ページ掲載記事『私とTBS -TBS20周年におもう-』(創立20周年を記念した、TBSゆかりの人物によるコメントが掲載)の再録 |
*** 『TBS社報』No.360(1971年5月10日、東京放送発行)20 - 29ページ掲載記事『私とTBS -TBS20周年におもう-』(創立20周年を記念した、TBSゆかりの人物によるコメントが掲載)の再録 |
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* {{Cite journal|和書|author=三室毅彦|date=1999年4月27日|journal=[[ボクシング・ビート|ワールド・ボクシング]]|issue=4月号増刊|pages=pp. |
* {{Cite journal|和書|author=三室毅彦|date=1999年4月27日|journal=[[ボクシング・ビート|ワールド・ボクシング]]|issue=4月号増刊|pages=pp. 94–96|title=テレビ観戦ガイド 従来の地上波からBS, CS, ケーブルTVまで|publisher=[[日本スポーツ出版社]]|ref={{Harvid|『ワールド・ボクシング』|1999年4月号増刊}}}} |
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* {{Cite journal|和書|author=三浦勝夫(MACC出版)|date=2011年10月15日|journal=アイアンマン|issue=11月号増刊(『[[ボクシング・ビート]]』11月号)|pages=pp. 124–125|title=海外読物 世界の放送席から|publisher=フィットネススポーツ|ref={{Harvid|『ボクシング・ビート』|2011年11月号}}}} |
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[[Category:ボクシング中継|*]] |
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2024年11月13日 (水) 12:19時点における最新版
ボクシング中継(ボクシングちゅうけい)は、ボクシングの試合を中継する放送番組である。中継はテレビ局やラジオ放送局がプロモーター(興行主催者)と契約を結ぶことにより放映権が成立する。
日本
[編集]日本における歴史
[編集]ラジオ・テレビ中継
[編集]日本では、1952年2月9日にラジオ東京(のちのTBSラジオ)が日本バンタム級タイトルマッチ(白井義男対堀口宏戦)を中継(解説は郡司信夫、実況は同局アナウンサーの若林漸)[2]。これが民間放送による初の中継となった[3]。
その後、1953年9月19日にNHKが大阪スタヂアムで行われた白井義男対レオ・エスピノサのノンタイトル戦をテレビとして初めて中継した[4][5]。1954年12月21日には日本テレビが民放テレビで初めて中継を行っている[6]。1955年にはKRテレビ(1960年11月29日よりTBSテレビ。以下、TBS)、1959年にはフジテレビとNET(1977年4月よりテレビ朝日)も参入した[要出典]。
空前のブーム
[編集]1955年5月30日、日本テレビのボクシング中継・パスカル・ペレス対白井義男戦(3度目の対戦)では、96.1パーセントの視聴率を記録(電通調べ)。これはビデオリサーチが視聴率調査を開始した1962年12月3日の前後を通じて、テレビ番組の最高視聴率とされている[7]。この他、ビデオリサーチによる調査開始以前のボクシング中継では、1959年8月10日のパスカル・ペレス対米倉健志戦(フジテレビ)が88.0パーセント[8]、1959年11月5日のパスカル・ペレス対矢尾板貞雄戦(フジテレビ)が92.3パーセント[9]、1960年5月23日のジョー・ベセラ対米倉健志戦(日本テレビ)が78.7パーセント、1961年6月27日のポーン・キングピッチ対関光徳戦が64.9パーセントを記録している[10]。
1960年代前半、日本にはかつてないボクシング・ブームが起こり、元日から試合が行われ、テレビでは週に10本以上のプロボクシング中継があった。高度経済成長にともなって1962年3月にはテレビ受像機の普及台数が1,000万台を超え、新たなスターが育ちつつあったプロボクシングは視聴者、テレビ局、スポンサーの需要を満たしていた[11]。1962年からは3年連続でフジテレビが大晦日にボクシング中継を行った(大晦日のボクシング興行については大晦日興行#ボクシングを参照)。1962年の大晦日には海老原博幸が登場。1963年には関光徳が東洋太平洋王座の防衛戦を行ったが[12]、同年大晦日の第14回NHK紅白歌合戦はビデオリサーチによる調査開始以降の歴代最高となる81.4パーセントの視聴率を記録し、視聴率競争ではかなわなかった[13]。しかし翌1964年の大晦日にもフジテレビは関の東洋太平洋王座防衛戦を中継した[12]。
1967年1月11日にNASAがインテルサットの通信衛星インテルサット2を打ち上げると、フジテレビは1月29日にメキシコシティで行われる世界フェザー級タイトルマッチの同時生中継を行うことを発表。これは関光徳のビセンテ・サルディバルへの2度目の挑戦だった。また、日本テレビは2月6日にテキサス州ヒューストンのアストロドームで行われるモハメド・アリとアーニー・テレルの世界ヘビー級タイトルマッチを衛星中継することを発表した[14]。関対サルディバルのリマッチでは、フジテレビは現地にアナウンサーを送り、東京では当時世界バンタム級王者だったファイティング原田をはじめとする数人の解説者が同局のスタジオで生中継を担当した。試合が始まる前、メキシコでは日曜日の午後8時、日本標準時では月曜日の午前11時35分に中継を開始。これはスポーツ競技初の太平洋を超えての衛星生中継で、画質は鮮明だった[15]。
1960年代には平均視聴率が30パーセントに達するレギュラー番組もあり、日本ボクシングは黄金時代と呼ばれる時期を迎えたが、プロボクシングと反社会勢力の関わりを理由として、NHKが1962年2月7日の海津文雄対権堂正雄戦を最後にプロボクシング中継を終了させたのに加え[5][16]、視聴者やテレビ局が野球、大相撲、ボクシング以外にも放送に適した競技があることに気づくと、各局のボクシング中継はそれぞれ週に1本程度となった[11]。
ブームの後
[編集]ボクシングブームが終わると、キー局の世界戦以外のボクシング中継が1973年以降軒並み深夜枠へ移り、月1、2回あるいは隔月に縮小される。その中でも東京12チャンネル(1981年10月よりテレビ東京)は隔月ながらゴールデンタイムの定期放送を実施し、1972年より海外のビッグマッチも中継した。世界戦は相変わらずの高視聴率を維持していたが、その中心となっていた具志堅用高が引退すると下降線を辿り、昼間や夕方などのノンプライムでの放送も目立つようになる。その後も1988年1月17日の六車卓也以降の日本人世界タイトル挑戦21連続失敗をきっかけに人気低迷に拍車がかかり、中継本数が減少。ついに1991年2月3日に畑中清詞が世界王座を奪取した試合は地元のCBCテレビでは生中継されたものの、キー局であるTBSではネット中継されず抗議が集中、後日『ガッツファイティング』枠で録画放送されるという事態になった。この畑中戦は在京キー局で生中継されなかった世界戦として初のケースとなった。
その後もK-1、PRIDEなどの新興格闘技の台頭により地上波放送はさらに縮小し、まずフジテレビが1992年11月20日のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ヘナロ・エルナンデス対渡辺雄二戦を最後にゴールデンタイムでの中継を一旦終了させ、ゴールデンタイムでは20年あまりボクシング中継を行わなかった[17]。さらに、長引く不況によるテレビ局の制作費削減の煽りも受け、2003年にテレビ朝日がキー局で初めてボクシング中継から撤退し、続いて日本テレビも深夜レギュラー枠で放送していた『ダイナミックグローブ』を2009年限りで終了した。
なお、2人の日本人メダリストが誕生した2012年のロンドンオリンピックでは、NHK総合・BS1、TBS、テレビ東京が生中継または録画放送[18][19]。NHK・民放ともに他競技同様、ストリーミング生中継も行った[20]。
それ以降も、後述するインターネット配信の台頭や世界的な放映権高騰などによるスポーツ中継そのものの減少により、テレビ東京も2017年を最後に完全撤退。日本テレビでは2018年3月1日のルイス・ネリ対山中慎介のWBC世界バンタム級タイトルマッチを最後にゴールデンタイムの全国生中継からも撤退し、2021年9月11日(日本時間)に行われた中谷潤人対アンヘル・アコスタのWBO世界フライ級タイトルマッチの関東ローカルでの深夜録画中継を最後に地上波中継から完全撤退した。また、フジテレビもゴールデンタイムにおけるボクシング中継を2021年6月19日の井上尚弥対マイケル・ダスマリナスの世界バンタム級タイトルマッチを最後に行わず[21]、TBSも2022年12月31日の井岡一翔対ジョシュア・フランコの世界スーパーフライ級王座統一戦を最後に撤退した[22]。
近年の放送
[編集]フジテレビが2012年に関東ローカルの深夜枠で定期放送を復活。2023年現在、これが地上波キー局における唯一のボクシング中継となっている[17]。
ローカル局では主に田中恒成の試合を主体とするCBCテレビや矢吹正道の試合を主体とする三重テレビなどで中継が行われている。
アマチュアボクシングについては、全日本選手権がNHKEテレで放送されていた[23]。2018年・2019年大会はNHK BS1で生中継された。2021年大会はYouTubeで生配信され、後日フジテレビが深夜枠の関東ローカルで放送した[24]。2022年大会はYouTubeでの生配信のみとなった[25]。
衛星放送
[編集]1980年代末に衛星放送が開始されると、地上波での中継が減少していくにつれて衛星放送での中継が増加していった。
1989年に本放送を開始したNHK BS1では、その初期に海外ボクシングの中継を行ったこともある。
1991年に日本初の民放衛星放送局であるWOWOWが開局と同時に国外の試合中継番組『エキサイトマッチ〜世界プロボクシング』を放送開始。基本的には週1回の定期的な録画中継(試合から1、2ヶ月後)であるが、世界的スター選手や日本人選手が出場するビッグマッチは生中継されることもある。
1996年にスカパー!(当時パーフェクTV!)が開始されると、ケーブルテレビなどと合わせてスポーツ専門チャンネルの普及も進んだことで、衛星放送のボクシング中継が徐々に増加。中でも朝日放送系のスカイAは早くから中継番組を開始し、国内の試合を日本及び東洋太平洋のタイトルマッチを中心として、地上波で放送されない世界戦、さらに女子まで幅広くカバーしていた。
また、地上波で放送されてきた中継も一部世界戦を除いて日本テレビ系の日テレG+(「ダイナミックグローブスペシャル」)やフジテレビ系のフジテレビNEXT(「LIVE!ダイヤモンドグローブ」)、TBS系のTBSチャンネル2といったキー局系列衛星放送局にメインがシフトされていた。
CS放送では他にもJ SPORTSや毎日放送系のGAORAでは主にアメリカで行われた試合を扱っていた。
1997年に日本で展開を始めたディレクTVも『DIRECTVボクシング』の名で中継を開始。ディレクTVの本部国であるアメリカで既に主流となっていたPPV(ペイ・パー・ビュー)方式を採用し[26]、前座の4回戦からメインのタイトルマッチまで通じた完全生中継を実現し、1999年9月5日のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(曺仁柱対山口圭司)で日本初の世界戦PPV生中継を行った[27]。しかし、2000年にディレクTVの日本撤退に伴い終了。
2019年11月7日に開催されたWBSSバンタム級決勝(井上尚弥対ノニト・ドネア)は、BS8KではあるがNHKで中継され、ボクシングの試合が57年ぶりにNHKで放送されることになった[5]。井上や試合への社会的関心に加えて、低迷している8K放送対応テレビなどの普及促進が背景にあったという[28]。また、同年12月23日に開催されたWBA世界ミドル級タイトルマッチ(村田諒太対スティーブン・バトラー)も同チャンネルで放送された[29]。
しかし、後述するインターネット配信の普及などによる衛星放送の加入者減のため、2015年2月を以てフジテレビNEXT、2016年いっぱいでスカイAも放送終了するなどCSチャンネルのボクシング中継終了が相次ぎ、2023年3月に日テレG+の中継終了に伴い、衛星放送のボクシング中継はWOWOWのみになった[30]。
インターネット配信
[編集]テレビ放送での中継が激減した一方、インターネット配信では世界戦・ノンタイトルを問わず中継が行われている。テレビ中継では限られた放送枠の中で試合や一部のラウンドがカットされることがあるが、インターネット配信ではノーカットで中継することができ、リアルタイムで視聴できなくてもオンデマンドが提供される、興行主視点からも番組の枠やスポンサーとの交渉といった要素がそこまで重要事項にならない、世界配信なら海外へのアピールもしやすい、などのメリットがある[31]。
2012年10月、MGプロモーションが日本フライ級タイトルマッチ(王者・粉川拓也)をアスリート・ジャポンのUstreamチャンネルで無料でストリーミング生中継[32]。以降、同じアスリート・ジャポンがWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ(白井・具志堅スポーツ主催、王者・山口直子)を無料で生中継[33]、ニコニコ生放送(有料。アンダーカードは無料)がOPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ(渡嘉敷主催、王者・渡部あきのり)を生中継[34]、NetYouLandが日本タイトル挑戦権獲得トーナメント「最強後楽園」の準決勝・決勝を1試合100円で配信したが[35]、いずれも短期間で終了した。
2016年7月5日、プロボクシングイベントのDANGANが月額980円の有料ボクシング動画配信サイト「Boxing Raise」を立ち上げ、DANGAN163(メインイベントは粉川拓也対大嶽正史の日本フライ級タイトルマッチ)からストリーミング生中継を開始した[36]。
2016年7月19日、横浜光ジムが有料ボクシングオンデマンドサイトの「A-sign.boxing.com」を立ち上げ、ダイナマイトパンチ101(メインイベントは胡朋宏対秋山泰幸の日本ミドル級タイトルマッチ)からサービスを開始したが[37]、後にYouTubeでの無料配信に移行した。
2016年9月18日、WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、リアム・スミス対サウル・アルバレスをこの年に開局したAbemaTV(2020年4月11日よりABEMA)にて録画配信した[38]。
2018年1月1日、協栄ジムが主催興行(亀田京之介、神田桃子、矢吹純、ジョーブログ出場)をAbemaTVで無料で独占生配信した[39]。
2018年10月21日、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太対ロブ・ブラントを同年よりボクシング中継を開始したばかりのスポーツ専門配信サイトDAZNにて独占生配信した[40]。
2019年6月19日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦、アストン・パリクテ対井岡一翔戦がUFCファイトパスにて生配信された[41]。
2020年12月19日、真正ジムが公式YouTubeチャンネルで主催興行「REAL SPIRITS」を第70回興行より第1試合からライブ配信している[42]。
2021年2月11日、チャリティーボクシングイベント「LEGEND」(井上尚弥、比嘉大吾、内山高志、岡沢セオン出場)が料金3300円のPPVにてU-NEXTとABEMAで独占生配信された[43]。前者にとっては初のスポーツイベントの生配信であった[44]。
2021年7月21日、大橋ジムが主催興行「フェニックスバトル」を第79回興行から不定期でひかりTVとdTV(2023年4月12日よりLemino)で独占生配信している[45][46]。
2021年12月14日、IBF世界バンタム級タイトルマッチ、井上尚弥対アラン・ディパエンが料金3960円のPPVにてABEMAとひかりTVで独占生配信された[47][48]。
2021年12月16日、3150ファイトクラブの主催興行「3150ファイト Vol.1」(メインは力石政法対ロリ・ガスカ)がABEMAで無料で独占生配信された[49][50]。
2022年3月19日、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、矢吹正道対寺地拳四朗がABEMAで無料で独占生配信された[51]。
2022年4月9日、世界ミドル級2団体王座統一戦、村田諒太対ゲンナジー・ゴロフキンがAmazon Prime Videoにて独占生配信された。海外では既にAmazon Prime Videoでのスポーツ中継が行われていたが、日本ではこの試合の中継が同サービスにおいての初めてのスポーツ中継となった[52][53]。
2022年5月30日、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ、吉田実代対小澤瑶生が吉田が立ち上げたYouTubeの個人チャンネルで生配信された[54]。
2022年7月13日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井岡一翔対ドニー・ニエテス戦のアンダーカードのうち、後述するParaviにて配信されない試合(予備カード含む)については志成ジム公式ファンクラブサイトにて有料ライブ配信された[55]。
2022年7月30日、「ボクシング真夏の祭典」(メインは亀田和毅対ウィリアム・エンカルナシオン)がU-NEXTにて独占生配信された[56]。
2022年9月21日、U-NEXTがFIGHT SPORTSを運営しているCSI SPORTSと日本における独占配信契約を締結し、10月15日のデオンテイ・ワイルダー対ロバート・ヘレニウス戦よりライブ配信を開始した[57]。
2022年11月14日、DAZNが日本における初のPPVを実施、フロイド・メイウェザー・ジュニア対デジのエキシビションを料金2400円でPPV配信した[58][59]。
2022年12月13日、世界バンタム級四団体王座統一戦、井上尚弥対ポール・バトラーはdTVにて独占生配信されたが、会員登録者が急増したため、システムダウンを懸念したNTTドコモが急遽非会員にも無料開放した[60]。
2023年1月6日、ABEMAがボクシングチャンネルを開設[61]。
2023年4月1日よりU-NEXTにて「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」を月1回配信開始[62]。
2023年4月26日、dTVからリニューアルされたLeminoがフェニックスバトル99を無料生配信した[63]。
2023年6月24日、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジョシュア・フランコ対井岡一翔をABEMA単体で初となる世界戦PPVを実施[64]、料金6200円のPPVにて独占生配信[65]。
2023年7月8日、八王子中屋主催「第45回ファイティングスピリットシリーズ」はアンダーカード5試合をBoxing Raise、メインのWBOアジア太平洋ウェルター級タイトルマッチ、佐々木尽対星大翔を含む3試合をU-NEXTにてリレー配信した[66]。
2023年10月22日、LUSHジム主催「LUSHBOMU」はMyStarが運営するTravel TVにて無料生配信した[67]。
2024年10月13日、メキシコ最大のプロモーターであるZanfer主催の「MEXICO vs PHILIPPINES, THE WAR!」がABEMAプレミアムにて配信された[68]。
2024年10月20日のPBCにて行われたIBF世界スーパウェルター級タイトルマッチ、バフラム・ムルタザリエフ対ティム・チューは日本でもAmazon Prime Videoにて生配信された。
日本で視聴可能な海外のプロボクシング動画配信サービスとしては上記のDAZNの他、Triller傘下のTriller TVやProBox TV、フランス発PPVのA Boxing Nationなどが挙げられる。
アマチュアボクシングの国際ボクシング協会 (IBA) は、YouTubeでストリーミング生中継を導入した初の国際的なスポーツ団体のひとつであり、その公式チャンネルのページ上では、ボクシングファンが主要なイベントを無料のインターネット生中継で観られるようにすることは、組織にとって大きな前進であるとともに、競技やスター選手の知名度向上にも役立つだろうと記している[69]。
テレビ局によるインターネット配信
[編集]2012年10月から11月にかけて、WOWOWや日本テレビが一部のテレビ中継カードをオンデマンド形式でも配信するサービスを採り入れた。いずれも生中継で配信し、WOWOWメンバーズオンデマンドは加入者限定サービス(2021年1月より衛星放送未加入者も契約できるWOWOWオンデマンドにリニューアル)、日テレオンデマンドは有料サービス(2019年9月サービス終了)となっている[70][71]。
2017年9月から、関西テレビが中継映像を制作する世界タイトルマッチをカンテレドーガ(有料)で生配信している[72]。
2018年4月から、読売テレビが中継映像を制作する興行を「あすリートチャンネル」にて生配信している[73]
2019年2月からは、TBSが関東ローカルの深夜枠で録画放送するガッツファイティングの試合をParavi(有料)で生配信している[74]。
2019年6月からは、TBSがゴールデンタイムで全国放送する世界タイトルマッチも一部アンダーカードを含めてParaviで生配信している[75]。
2020年11月からは、テレビ大阪が中継映像を制作する興行をYouTubeチャンネルにて生配信している[76]。
2021年4月からは、フジテレビが関東ローカルの深夜枠で放送したダイヤモンドグローブの試合を、後日FOD・Tverで配信を行っている[77]。
2022年1月からは、FODプレミアム(有料)にて、毎月第二火曜に、奇数月はフェニックスバトル、偶数月はダイヤモンドグローブの全試合ライブ配信を行っている[78]。
2022年7月からは、TBSがゴールデンタイムなどに全国放送する世界タイトルマッチをTVerでライブ配信している[79]。
2022年12月の全日本新人王決定戦では日テレスポーツYouTubeチャンネルにてリングサイドカメラからのライブ配信(実況なし)を実施した[80]。
2023年5月からは、CBCテレビが放送するSOUL FIGHTINGの試合をLocipoにてPPV生配信することになった[81]。
現行の番組
[編集]- テレビ
- FUJI BOXING ダイヤモンドグローブ(フジテレビ・三迫プロモーション)[82][83]
- FUJI BOXING PHOENIX BATTLE(フジテレビ・大橋ボクシングジム)[84]
- SOUL FIGHTING(CBC・畑中プロモーション)[85]
- エキサイトマッチ〜世界プロボクシング(WOWOW)[86]
- インターネット配信
- Lemino BOXING(Lemino・フェニックスプロモーション)[87]。
- WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT(U-NEXT・帝拳プロモーション)
- Prime Video Presents Live Boxing(Amazon Prime Video・帝拳プロモーション)[88]
- ABEMA ボクシングチャンネル(ABEMA)[61]
- 世界プロボクシング(U-NEXT)[89]
過去の主な番組
[編集]- ラジオ
- TBSラジオ ボクシング中継(TBSラジオ・協栄プロモーション。1999年から2005年など中継を行なっていなかった時期もある[要出典]。特に統一した番組名は設定されていない)
- テレビ
- ガッツファイティング(TBS・協栄プロモーション[90]→渡辺プロモーション→トラロックエンターテインメント)
- ダイナミックグローブ(日本テレビ・帝拳プロモーション)[91][90]
- ファイティングパンチ(日本テレビ)[93]
- 東洋チャンピオンスカウト(TBS・極東プロモーション)[91]
- ビッグファイト(TBS)[91]
- リングサイドアワー(フジテレビ)[93]
- ゴールデンボクシング→エキサイトボクシング(テレビ朝日・極東プロモーション)[82]
- ノックアウトボクシング(KOボクシング)[10]→ヒートアップボクシング(テレビ東京・協栄プロモーション)[82]
- ノックアウトボクシング(テレビ東京)[82]
- ダイナマイトボクシング(ABC・グリーンツダプロモーション)[10]
- スーパーファイトボクシング(東海テレビ・松田ジム)[94]
- BEST GLOVE(福岡放送)[95]
- 拳・ボクサーの夢(サンテレビ)[96]
- マンスリー・ボクシング(NHK衛星)[97]
- DIRECTVボクシング(ディレクTV・三迫プロモーション) - 日本のボクシングで初めてPPVを導入[26]
- ドラマチックボクシング(読売テレビ、スカイ・A sports+)[98]
- Best Bout Boxing(スカイ・A sports+)[99]
- ベストファイトボクシング(スカイ・A sports+)[要出典]
- エキサイトボクシング(スカイ・A sports+)[要出典]
- プロボックス(J SPORTS)[86]
- S.X.B.プロボクシング(J SPORTS)[100]
- THE REAL FIGHT(関西テレビ・真正プロモーション)[101]
- EXCITING TIME(フジテレビ) [102][103]
視聴率ランキングと観客動員数
[編集]視聴率の数値はビデオリサーチによるデータ。1977年9月26日にオンライン調査を開始したため、この前後を分けて集計している[104]。
1962年12月1日 - 1977年9月25日
[編集]関東地区[105]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ | 1966年5月31日 | 日本武道館[106] | フジテレビ | 63.7 | 13,000[107] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. アラン・ラドキン | 1965年11月30日 | 日本武道館[108] | フジテレビ | 60.4 | 12,000[108] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ベルナルド・カラバロ | 1967年7月4日 | 日本武道館[109] | フジテレビ | 57.0 | 11,000[109] |
世界バンタム級タイトルマッチ エデル・ジョフレ vs. ファイティング原田 | 1965年5月18日 | 愛知県体育館[108] | フジテレビ | 54.9 | 10,000[108] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ジョー・メデル | 1967年1月3日 | 愛知県体育館[106] | フジテレビ | 53.9 | 12,000[106] |
世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. ライオネル・ローズ | 1968年2月27日 | 日本武道館[109] | フジテレビ | 53.4 | 07,000[109] |
世界フライ級タイトルマッチ 高山勝義 vs. オラシオ・アカバリョ | 1966年3月1日 | 日本武道館[110] | フジテレビ | 50.7 | 11,000[110] |
世界ジュニアライト級タイトルマッチ フラッシュ・エロルデ vs. 沼田義明 | 1967年6月15日 | 蔵前国技館[111] | TBS | 48.5 | 08,500[111] |
世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ エディ・パーキンス vs. 高橋美徳 | 1964年1月4日 | 蔵前国技館[112] | TBS | 47.9 | 08,000[112] |
世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ 藤猛 vs. ウイリー・クアルトーア | 1967年11月16日 | 蔵前国技館[113] | TBS | 47.9 | 12,000[113] |
世界フライ級タイトルマッチ ポーン・キングピッチ vs. 海老原博幸 | 1963年9月18日 | 東京体育館[114] | フジテレビ | 47.8 | 10,000[114] |
ビデオリサーチ・関西地区調べでの歴代最高は、世界バンタム級タイトルマッチ ファイティング原田 vs. エデル・ジョフレ(1966年5月31日、関西テレビ)の56.4%である[115]。
1977年9月26日以後
[編集]関東地区[104]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. ハイメ・リオス | 1978年5月7日 | 広島県立体育館[116] | TBS | 43.2 | 06,000[116] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田興毅 | 2009年11月29日 | さいたまスーパーアリーナ[117] | TBS | 43.1 | 21,000[117] |
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年8月2日 | 横浜アリーナ[118] | TBS | 42.4 | 15,000[118] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. 金龍鉉 | 1980年1月27日 | 大阪府立体育会館[119] | TBS | 41.1 | 12,000[119] |
WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄 vs. 辰吉丈一郎 | 1994年12月4日 | 名古屋市総合体育館[120] | TBS | 39.4 | 09,800[120] |
世界ヘビー級タイトルマッチ マイク・タイソン vs. ジェームス・ダグラス | 1990年2月11日 | 東京ドーム[107] | 日本テレビ | 38.3 | 51,600[107] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. アナセト・バルガス | 1978年1月29日 | 愛知県体育館[116] | TBS | 38.1 | 10,000[116] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. ペドロ・フローレス | 1980年10月12日 | 金沢実践倫理記念会館[121] | TBS | 36.0 | 08,000[121] |
亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド | 2006年5月5日 | 有明コロシアム[122] | TBS | 33.0 | 10,000[122] |
WBA世界ジュニアフライ級タイトルマッチ 具志堅用高 vs. マルチン・バルカス | 1980年6月1日 | 高知県民体育館[123] | TBS | 32.5 | 06,000[123] |
関西地区[115]
試合 | 年月日 | 会場 | 放送局 | 視聴率(%) | 観客(人) |
---|---|---|---|---|---|
WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄 vs. 辰吉丈一郎 | 1994年12月4日 | 名古屋市総合体育館[120] | MBS | 43.8 | 09,800[120] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田興毅 | 2009年11月29日 | さいたまスーパーアリーナ[117] | MBS | 43.1 | 21,000[117] |
WBA世界ライトフライ級王座決定戦 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年8月2日 | 横浜アリーナ[118] | MBS | 42.9 | 15,000[118] |
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 亀田興毅 vs. ファン・ランダエタ | 2006年12月20日 | 有明コロシアム[124] | MBS | 32.8 | 10,000[124] |
WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助 vs. 亀田大毅 | 2007年10月11日 | 有明コロシアム[125] | MBS | 32.3 | 06,000[125] |
亀田興毅世界前哨戦第3戦 亀田興毅 vs. カルロス・ファハルド | 2006年5月5日 | 有明コロシアム[122] | MBS | 27.8 | 10,000[122] |
アメリカ合衆国
[編集]アメリカ合衆国でのテレビ中継はケーブルテレビとペイ・パー・ビューによる中継が主流であったが、2010年代後半以降は動画配信サービスが主流となっている。
主な中継局としては、1973年から中継を開始したのHBOと1986年3月から中継していたShowtimeがあった。ボクシングを中継するテレビ局としてはHBOがアメリカ国内トップに君臨しており、視聴者数やPPV売り上げで両局の差は明確だった[126][127]。
しかし、2011年7月にはHBOが契約していたマニー・パッキャオのシェーン・モズリーとの試合の放映権をShowtimeに奪われたことをきっかけにHBOスポーツ社長のロス・グリーンバーグが退陣[128]。2013年には14年間続いたフロイド・メイウェザー・ジュニアとの放映権契約をShowtimeに奪われ[129]、HBOはゴールデンボーイ・プロモーションズとは絶縁状態となった[130][131]。それ以降も、親会社のタイム・ワーナーの経営悪化による予算減少やESPN+やDAZNといった定額制動画配信サービスの台頭などにより選手や団体の流出が激しくなり、HBOは2018年に45年間続けてきたボクシング中継から撤退することとなった[132][133][134]。一方のShowtimeも2023年末に編成の都合により、ボクシング中継から撤退した[135][136]。
フィリピン
[編集]フィリピンでは主にマニー・パッキャオをはじめとする国内選手の試合が中継される。キャリア初期のパッキャオの試合は、ヴィンテージテレビジョンが毎週放送していた番組『ブロー・バイ・ブロー』(詳細解説、実況中継の意)で中継された[137][138][139]。その後、パッキャオの試合は2001年のレーロホノロ・レドワバ戦からビバスポーツ(ビバテレビジョン)で中継されるようになり[140]、さらにABS-CBNとの契約を経て、2013年現在GMAネットワークなどで中継されている[141][142]。
『マニラ・スタンダード・トゥデイ』紙などのスポーツ記者であり、長年ボクシングのテレビ中継で解説も務めるロニー・ナサニエルスは、ヴィンテージテレビジョンやビバスポーツを通じて新人時代からパッキャオをサポートしてきたが[138]、2013年3月、テレビ局によるカード選別の優先順位に疑問を投じている。この月、パナマシティで行われた興行ではフィリピンの2選手が世界戦に出場。指名試合を行った王者のジョンリル・カシメロは、アルゼンチンでの王座奪取時は相手ファンの暴動に巻き込まれていた。またロベルト・バスケスとの再戦で空位の暫定王座を争ったジョン・マーク・アポリナリオは、アルゼンチンでのバスケスとの初戦では不当判定により勝利を逸したと報じられていた。プロモーターは放映権料を要求せずにフィリピンで衛星中継してほしいとテレビ局に求めたが、名乗りを上げる局はなく、その一方でABS-CBNは翌4月、立て続けに行われるトップランク社の興行を相当な資金をかけて中継していた[143]。
フィリピンの主なテレビ中継局
[編集]ABS-CBN
[編集]次節で述べるように、ABS-CBNは2009年3月にパッキャオとの再契約を逸したが、ノニト・ドネアなどトップランク社の他のボクサーの試合を同年12月に契約し、スカイケーブルのスタジオ23およびボールズなどで中継している[142]。チャンネル2 (DWWX-TV) で中継されたドネア対ギレルモ・リゴンドウ戦の視聴率は、フィリピン全体で23.8%を記録した[144]。
2010年にはALAプロモーションズの『ピノイ・プライド』(フィリピン人の誇り)シリーズとの短期契約を長期に更新し[145]、チャンネル2で中継している[146][147]。
GMAネットワーク
[編集]トップランク社と契約するマニー・パッキャオの試合は、フィリピン国内では2007年3月以降、GMAネットワークおよびソーラースポーツチャンネルが契約している[148]。パッキャオは放映権料の支払遅延などを理由に2009年3月、かつて契約していたABS-CBNと再び契約を交わしたが[149]、ソーラースポーツが訴訟も辞さない構えを見せたため、元の契約を更新することになった[141]。この契約は2013年まで有効とされている[142]。パッキャオ戦はGMAネットワークのGMA 7、ソーラースポーツの他に、シグナルデジタルTVのPPV中継、ABS-CBN系のケーブルテレビ事業者であるスカイケーブルの有料チャンネル、国際衛星放送のザ・フィリピノ・チャンネルなどでも放送されることがある[150]。
TV5
[編集]TV5(旧名はABC 5)も国外のビッグマッチを放送するが、国内の若手選手の試合中継にも力を入れている。国内試合はIBC 13が毎週放送する『ザ・メイン・イベント』や[151][152]、IBC 14と衛星放送チャンネルのハイパーが毎月放送する『ピノイ・ノックアウト』(フィリピン人のノックアウト)で中継される[153]。
2010年1月には、ALAプロモーションズとABAP(フィリピンアマチュアボクシング協会)が協力、大手携帯電話会社のスマートコミュニケーションズが後援する興行をウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノから中継。AJ・バナル、ミラン・メリンドらが出場したこの興行はアマチュアボクサーも同時に出場する画期的な試みだった[154][155]。
メキシコ
[編集]メキシコでは、かつてはアナウンサー2名がラウンドごとに試合を伝えていた。国内で開催される試合が多いため、各局が選手・試合の量で競争を展開している[156]。2011年12月には2局がソノラ州シウダードオブレゴンからサンフェル・プロモーションズの主催興行を中継。同じ興行でも両局の中継カードは異なり、テレビアステカがオルランド・サリド対ウェン・ハヤ戦を、テレビサはクリスチャン・ミハレス対アレハンドロ・バルデス戦をメインとして中継した[157]。
メキシコの主なテレビ中継局
[編集]テレビアステカ
[編集]テレビアステカでは、進行役は2名がラウンドごとに交代、解説者は3名で、エドゥアルド・ラマソン(元WBC重鎮で、妻はテレビサのキャスター)、フリオ・セサール・チャベス、マルコ・アントニオ・バレラが務める[156]。
テレビサ
[編集]テレビサはアステカに後れをとっていたが、進行役3名、解説にリカルド・ロペス、ルーベン・オリバレス、ホルヘ・アルセ(2015年から)を起用して追い上げている[156]。2012年9月15日の夜には、テレビサがサウル・アルバレス対ホセシト・ロペス戦(米国ではShowtimeが中継)を、テレビアステカがセルヒオ・マルチネス対フリオ・セサール・チャベス・ジュニア戦(米国ではHBOが中継)を、いずれもラスベガスから衛星中継。どちらの試合もメキシコ独立記念日の前夜祭が行われている時間帯に中継され高視聴率を上げ、テレビサのアルバレス戦が15.1パーセントで、チャベス戦の13.5パーセントを上回った[158]。
2013年9月のフロイド・メイウェザー・ジュニア対サウル・アルバレス戦の視聴率は、平均41.1パーセント(590万世帯、2210万人)で、1999年のFIFAコンフェデレーションズカップ決勝メキシコ対ブラジル以降のメキシコのスポーツ番組で最高の数字を記録。瞬間最高時は42パーセント(600世帯、2260万人)、午後8時から深夜12時半まで放送された番組全体を通じては30.1パーセント(1620万人)が視聴した[159][160]。
ドイツ
[編集]ドイツでは、ボクシング中継は無料放送で行われている[161]。ベルリンの壁崩壊後、ソビエト連邦のようなトップレベルのアマチュアプログラムで訓練を受けた東ドイツのヘンリー・マスケとアクセル・シュルツがプロに転向し、ボクシングにはマックス・シュメリング以来となる関心が向けられた。[162][161]。
ドイツにはプロボクシングを統轄する単一のコミッションはなく、ドイツプロボクサー協会(独: Bund Deutscher Berufsboxer。BDBと略称され、ドイツボクシングコミッションと呼ばれることもある)およびドイツプロボクシング協会(英: German Boxing Association。GBAと略称され、ヨーロッパボクシング連合に非加盟[163])という2つの王座認定団体をはじめとする複数の類似団体が存在し[164]、それらの対立から2012年には国内王座の廃止を求める動きもあった[165][163]。後述(#ドイツの主なテレビ中継局)の3つの中継局と契約するどのプロモーターもBDBとは絶縁状態にある[166]。
ドイツの主なテレビ中継局
[編集]Sport1
[編集]Sport1は2018年からSat.1との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継している[167][168]。
プロモーターのウィルフリード・ザウアーラントが主宰するザウアーラント・イベントは、古くはヘンリー・マスケ、近年はアルツール・アブラハム、ミッケル・ケスラー、ニコライ・ワルーエフ、アレクサンデル・ポベトキン、マルコ・フック、セバスチャン・シルベスター、ユルゲン・ブリーマー、セシリア・ブレークフスらを抱え、ヴィルフリートの息子のカッレとニッセも同社を支えている。2009年にはShowtimeで中継された『スーパー・シックス ワールド・ボクシング・クラシック』の開催にも貢献した[169]。
RTLテレビジョン
[編集]かつてヘンリー・マスケやアクセル・シュルツの試合を中継していたのが民間放送のRTLテレビジョンである[169]。1995年12月、シュルツ対フランソワ・ボタ戦は1,800万人が視聴。同局のボクシング視聴最多記録となっている[162]。その後、RTLは、ユニベルスム・ボックス・プロモーションと契約していたクリチコ兄弟が後に興したK2プロモーションズと契約[162]。2011年7月2日、ウラジミール・クリチコ対デビッド・ヘイ戦は占拠率67パーセント(1,550万人)。最高占拠率は深夜0時15分に75.7パーセントを記録した。これはRTLが中継したクリチコ戦で過去最高となり、2010年10月11日のビタリ・クリチコ対シャノン・ブリッグス戦での視聴者1,345万人の記録を更新した[170]。2012年2月18日のビタリ・クリチコ対デレック・チソラ戦は占拠率56.5パーセント(1,292万人)で、これも同局の年間最高占拠率となっている[171]。
しかし、RTLのチーフプロデューサーによれば、膨大な予算を持つ公共放送のARDと比べ、広告収入に頼らざるを得ない民間放送のRTLではクリチコ戦にかかる費用を回収するのは非常に困難である[162]。
Sat.1
[編集]民間放送のSat.1は1997年から2001年までダリユシュ・ミハルチェフスキの世界戦を中継[172]。その後、9年間ボクシング中継から撤退していたが、2010年3月27日、アリーナ・ボックス・プロモーションと契約し、ユリオルキス・ガンボアとジョナサン・ビクター・バロスの対戦などで中継を復活させ[173]、この後はフェリックス・シュトルムらの試合を中継していた[174]。 2015年からはARD(ドイツ公共放送連盟)との契約が終了したザウアーラント・イベントと契約し、同プロモーションの試合を中継していたが[175][176]、2017年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った[168]。
ドイツ公共放送連盟
[編集]公共放送のARD(ドイツ公共放送連盟)は1990年代の初めから、ザウアーランド・イベントと契約していたが[164]、2014年で同社との契約を更新せずボクシング中継を打ち切った[175]。
ウニヴェルズム・ボックス・プロモーション
[編集]ドイツのトッププロモーターだったウニヴェルズム・ボックス・プロモーションは公共放送のZDF(第2ドイツテレビ)と契約し、8年間続いた中継番組内では18人のプロボクサーが世界王座を獲得し、すでに世界王者だった5人が防衛戦を行った。ZDFとの契約期間中に全112興行を行い、中継番組の平均占拠率は25.17パーセントで平均視聴者数は460万人だった。主な試合の占拠率では、2005年9月のレイモン・ブリュースター戦が43.4パーセント(800万人)、2007年11月のレギーナ・ハルミッヒ戦が44.3パーセント(950万人)などを記録している[177]。しかし、ZDFとの契約は2010年7月31日のセバスチャン・ズビク戦を最後に更新されずに打ち切られ[177][178]、年間2,000万ユーロ(約23億円)の放映権料を失ったことで[179][180]、2012年11月に破産の申し立てをするに至った[181]。ユニベルスムは2009年頃には年間12興行で約2,200万ユーロ(1興行当たり約180万ユーロ)の収益を上げたが[162]、破産時にはゾルト・エルデイやセバスチャン・ズビクのファイトマネーをはじめとする150万ユーロの不払いがあった[179]。その後2019年にイスマエル・オーエゼンらが地道な努力を積み重ねて再興させるとかつて放送していたZDFと再び契約し放送を再開させた[182]。
イギリス
[編集]イギリスでは、下記の他、ESPN、プライムタイム、プレミアスポーツ、Loaded TV[183]などのチャンネルがボクシングを中継していた。
イギリスの主なテレビ中継局
[編集]チャンネル5
[編集]チャンネル5は、BBCやITVがボクシング中継を行わなくなった後、2011年に中継を開始した[184]。当時タイソン・フューリーやジェームス・デゲールを抱えていたミック・ヘネシーのヘネシースポーツと契約して、2015年にITVがボクシング中継を再開するまでは、英国でボクシング中継番組を無料で提供している唯一のテレビ局であった[185][183]。2013年3月にはボクシング中継から撤退という噂が流れ、プロモーターたちを動揺させたが[184]、4月には米国からスティーブ・カニンガム対タイソン・フューリー戦を中継した[186]。
ITV
[編集]ITVは、2015年にカール・フランプトン対クリス・アバロスで7年ぶりにボクシング中継を再開、2008年のカール・フローチ対ジャン・パスカル以来となるボクシング中継であった[187]。
スカイスポーツ
[編集]BスカイBのスカイスポーツチャンネルは2012年8月にエディー・ハーンが主宰するマッチルーム・スポーツと契約した[188][189]。しかし、同時にリッキー・ハットン、フランク・ウォーレン、フランク・マロニーといったそれまで取引のあったプロモーターとは手を切っている[190]。2013年にはリッキー・ハットンのハットン・プロモーションズとの契約では試合がなかなか決まらずにいたスコット・クィッグがマッチルーム・スポーツに移っている[191]。
スカイスポーツは、英国ではPPV中継を逸早く取り入れ収益を上げていたが、2010年11月のデビッド・ヘイ対オードリー・ハリソン戦を最後にPPV中継からは一時撤退[183]。2013年5月のカール・フローチ対ミッケル・ケスラー戦(再戦)で復活させた[192]。
ボックスネイション
[編集]ボックスネイションはプロモーターのフランク・ウォーレンがボクシングチャンネルメディアとともに興したボクシング専門チャンネルで[193]、24時間放送を行っている[194]。開設当初は無料で放送された。スカイスポーツとはライバル関係にあり[193]、2013年にはカール・フランプトンがマッチルーム・スポーツからクィンズベリー・プロモーションズ(現在はバリー・マクギガン率いるサイクロン・プロモーションズ所属)へ移った[195]。
フランス
[編集]フランスでは、かつてすべての世界戦を放送していたCanal+が2009年にボクシングから撤退し、現在は中継局を持たない[196]。Canal+が手を引いたことで、すべてのタイトルマッチを同国内で戦ったブライム・アスロウムは試合開催に困難を来し、休養王座への移動を経て世界王者のまま引退を余儀なくされた[197]。
南アフリカ共和国
[編集]南アフリカ共和国では、ボクシングのテレビ中継は1980年代から大幅に減少し[198]、国営放送局のSABC(南アフリカ放送協会)が2011年初頭に撤退した後は[199][200]、モルティ・ムザラネ、ヌコシナチ・ジョイ、タカラニ・ヌドロブらの国内世界王者が存在したにも関わらず、限られた興行が有料衛星放送のスーパースポーツで中継されるのみで[198]、ボクシングトレーナーのニック・デュラントは2012年3月に、SABCの援助なしに試合を開催することは極めて難しいと話していた[199]。彼やプロモーターのブランコ・ミレンコヴィッチ(ブランコ・スポーツ・プロモーションズ社長)らの尽力の結果、同月のタカラニ・ヌドロブ戦、ヌコシナチ・ジョイ戦は直前になってSABCで放送されることが決まった[201][202]。
脚注
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