バフラム・ムルタザリエフ
基本情報 | |
---|---|
本名 | バフラム・サイト=ハムザトヴィチ・ムルタザリエフ |
階級 | スーパーウェルター級 |
身長 | 183cm |
リーチ | 183cm |
国籍 | ロシア |
誕生日 | 1993年1月2日(31歳) |
出身地 | グロズヌイ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 23 |
勝ち | 23 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 0 |
バフラム・サイト=ハムザトヴィチ・ムルタザリエフ(Bakhram Sait-Khamzatovich Murtazaliev、Бахрам Сайт-Хамзатович Муртазалиев、1993年1月2日 - )は、ロシアのプロボクサー。グロズヌイ出身。現IBF世界スーパーウェルター級王者。
来歴
[編集]2021年7月17日、サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われたジャーメル・チャーロ 対 ブライアン・カスターニョ戦の前座でキァリー・グレイと対戦し、8回3-0(78-74、79-73×2)の判定勝ちを収めた[1]。
2023年11月23日、IBFはIBF世界スーパーウェルター級1位のムルタザリエフと2位のジャック・クルカイに対してジャーメル・チャーロが返上したIBF世界スーパーウェルター級王座決定戦を行う指令を発令した[2]。
2024年1月11日、IBF本部で行われたIBF世界スーパーウェルター級王座決定戦の入札で、ムルタザリエフを擁するプレミア・ボクシング・チャンピオンズの支援を取り付けたTGBプロモーションズが500,000ドルに対し、クルカイを擁するアルゴ・スポーツが666,300ドルを提示した為落札を許し、アメリカ開催ではなくドイツ開催となった[3]。
2024年4月6日、シュターケンのスポッツァーレで元WBA世界スーパーウェルター級王者でIBF世界同級2位のジャック・クルカイとIBF世界スーパーウェルター級王座決定戦を行い、11回2分50秒KO勝ちを収め王座を獲得した[4]。
2024年10月19日、フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで元WBO世界スーパーウェルター級王者でIBF世界同級4位のティム・チューと対戦[5]。2回中に左フックで2度、2回終了間際の右フック、3回中に左フックで計4度チューからダウンを奪い、連打をチューに浴びせた後チューのセコンドからタオルが投入され3回1分55秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[6]。
戦績
[編集]- プロボクシング:23戦 23勝 (17KO) 無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2014年5月31日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | バシフ・マメドフ | ロシア | プロデビュー戦 |
2 | 2014年6月25日 | ☆ | 1R 2:33 | TKO | アンドレイ・タイリク | ロシア | |
3 | 2014年8月22日 | ☆ | 2R 1:40 | TKO | アンドリー・ダニキキン | ウクライナ | |
4 | 2015年1月29日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ミハイル・クリニツィン | カザフスタン | |
5 | 2015年4月22日 | ☆ | 3R 1:20 | TKO | アルテム・ビチキン | ロシア | |
6 | 2016年7月11日 | ☆ | 2R 0:40 | TKO | マゴメドカミル・ムサエフ | ロシア | |
7 | 2016年11月19日 | ☆ | 2R 2:52 | KO | ボティルシャー・オビドフ | ウズベキスタン | |
8 | 2017年1月27日 | ☆ | 4R 2:46 | KO | ホスエ・オバンド | メキシコ | |
9 | 2017年6月17日 | ☆ | 1R 1:33 | TKO | アレックス・サンドロ・ドゥアルテ | ブラジル | |
10 | 2017年10月5日 | ☆ | 1R 1:14 | TKO | ロブソン・アシス | ブラジル | |
11 | 2017年11月25日 | ☆ | 5R 1:35 | TKO | カルロス・ガルバン | コロンビア | |
12 | 2018年3月3日 | ☆ | 5R 1:08 | TKO | ケネス・マクネイル | アメリカ合衆国 | IBA世界ウェルター級暫定王座決定戦 |
13 | 2018年8月4日 | ☆ | 1R 0:41 | KO | フェルナンド・カルカモ | メキシコ | IBA暫定防衛1 |
14 | 2018年10月13日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ノルベルト・ゴンザレス | メキシコ | |
15 | 2019年2月2日 | ☆ | 9R 2:05 | TKO | エルビン・アヤラ | アメリカ合衆国 | |
16 | 2019年4月18日 | ☆ | 1R 1:50 | TKO | ブルーノ・レオナルド・ロマイ | アルゼンチン | |
17 | 2019年11月2日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ホセ・フォルテア | スペイン | EBPユーラシアスーパーウェルター級タイトルマッチ |
18 | 2020年9月26日 | ☆ | 4R 2:01 | TKO | マニー・ウッズ | アメリカ合衆国 | |
19 | 2021年7月17日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | キアリー・グレイ | アメリカ合衆国 | |
20 | 2022年3月26日 | ☆ | 1R 1:10 | TKO | アフマド・チェイコ | カナダ | |
21 | 2022年12月17日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ロベルト・バレンズエラ・ジュニア | メキシコ | |
22 | 2024年4月6日 | ☆ | 11R 2:50 | KO | ジャック・クルカイ | ドイツ | IBF世界スーパーウェルター級王座決定戦 |
23 | 2024年10月19日 | ☆ | 3R 1:55 | TKO | ティム・チュー | オーストラリア | IBF防衛1 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]- WBC全米スーパーウェルター級王座
- EBP(ユーラシアボクシング議会)スーパーウェルター級王座
- IBF世界スーパーウェルター級王座 (防衛1)
脚注
[編集]- ^ “Bakhram Murtazaliev Beats Khiary Gray By Unanimous Decision On Charlo-Castano Undercard”. Boxing Scene (2021年7月17日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Bakhram Murtazaliev-Jack Culcay Vacant Title Fight Ordered By IBF”. Boxing Scene (2023年11月23日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Murtazaliev-Culcay: AGON Sports ($666,300) Wins Purse Bid For Vacant IBF Title Fight”. Boxing Scene (2024年1月11日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Murtazaliev stops Culcay, wins IBF 154lb title”. Fightnews (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Tim Tszyu ready to take out Bakhram Murtazaliev on Oct. 19”. Boxing Scene.com (2024年9月3日). 2024年9月5日閲覧。
- ^ “Bakhram Murtazaliev repeatedly drops, and stops, reckless Tim Tszyu”. Boxing Scene.com (2024年10月19日). 2024年10月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- バフラム・ムルタザリエフ (@bakhram95) - Instagram
- バフラム・ムルタザリエフの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 ジャーメル・チャーロ |
IBF世界スーパーウェルター級王者 2024年4月6日 - 現在 |
次王者 N/A |