「服部半蔵 影の軍団」の版間の差分
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『'''服部半蔵 |
『'''服部半蔵 影の軍団'''』(はっとりはんぞう かげのぐんだん)は、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]制作・[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]にて、[[1980年代]]に毎週火曜日(幕末編のみ月曜日)22時00分 - 22時54分に放送されたアクション[[時代劇]]である。 |
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当時、人気絶頂のアクションスター・[[千葉真一]]を主演に迎えた同シリーズは、千葉率いるアクション俳優集団[[ジャパンアクションエンタープライズ|JAC(ジャパンアクションクラブ)]]による、それまでの時代劇では見たことのない躍動感あふれるダイナミックなアクションと、質の高いドラマ構成で観る者を釘付けにした<ref name="kage">{{Cite web|year=2010|month=9|url=http://www.jidaigeki.com/special/1010_1/|title=影の軍団|publisher=時代劇専用チャンネル|language=日本語|accessdate=2010-10-13}}</ref>。そして |
当時、人気絶頂のアクションスター・[[千葉真一]]を主演に迎えた同シリーズは、千葉率いるアクション俳優集団[[ジャパンアクションエンタープライズ|JAC(ジャパンアクションクラブ)]]による、それまでの時代劇では見たことのない躍動感あふれるダイナミックなアクションと、質の高いドラマ構成で観る者を釘付けにした<ref name="kage">{{Cite web|year=2010|month=9|url=http://www.jidaigeki.com/special/1010_1/|title=影の軍団|publisher=時代劇専用チャンネル|language=日本語|accessdate=2010-10-13}}</ref>。そして『[[#影の軍団II|影の軍団II]]』、『[[#影の軍団III|影の軍団III]]』、『[[#影の軍団IV|影の軍団IV]]』、『[[#影の軍団 幕末編|影の軍団 幕末編]]』とシリーズ化され、社会現象を巻き起こすほど熱狂的な人気を誇った<ref name="kage"/>。 |
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海外でも[[クエンティン・タランティーノ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の新聞王[[ウィリアム・ランドルフ・ハースト]]の孫娘ビクトリア・ハースト([[パトリシア・ハースト]]の妹)など熱狂的なファンがおり<ref name="kage"/>、ハーストはこれが縁で |
海外でも[[クエンティン・タランティーノ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の新聞王[[ウィリアム・ランドルフ・ハースト]]の孫娘ビクトリア・ハースト([[パトリシア・ハースト]]の妹)など熱狂的なファンがおり<ref name="kage"/>、ハーストはこれが縁で『影の軍団IV』、『影の軍団 幕末編』に出演し、本放送時に話題となった。作品ごとに時代・舞台設定や登場人物は異なるが、千葉演じる[[伊賀流|伊賀忍者]]の頭領率いる影の軍団が、[[御庭番]]の[[甲賀流|甲賀組]]や様々な敵と戦う物語は共通しており、JACの[[俳優]]が多く配役されている。 |
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[[2003年]]([[平成]]15年)には千葉が初代[[服部半蔵]]を演じた映画 |
[[2003年]]([[平成]]15年)には千葉が初代[[服部半蔵]]を演じた映画『[[新・影の軍団]]』も製作された他、『服部半蔵 影の軍団』、『影の軍団II』のDVDボックスも販売された(詳細は後述)。また、同シリーズは衛星放送などで繰り返し再放送されており、[[2010年]](平成22年)10月から[[時代劇専門チャンネル]]においてシリーズ全作が再放送される。この項では、上記4作品について記する。 |
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== 服部半蔵 |
== 服部半蔵 影の軍団 == |
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{{ネタバレ}} |
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=== ストーリー === |
=== ストーリー === |
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=== 放映データ === |
=== 放映データ === |
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* 放送期間: |
* 放送期間:{{jdate|1980|4|1}} - [[9月30日]](全27話) |
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* 制作:[[関西テレビ放送|関西テレビ]]、[[東映]] |
* 制作:[[関西テレビ放送|関西テレビ]]、[[東映]] |
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=== 放映データ === |
=== 放映データ === |
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* 放送期間: |
* 放送期間:{{jdate|1981|10|6}} - {{jdate|1982|3|30}}(全26話) |
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* 制作:関西テレビ、東映 |
* 制作:関西テレビ、東映 |
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<!-- 人物像、役割のみを記して、結末までわかるようなことは書かない。 --> |
<!-- 人物像、役割のみを記して、結末までわかるようなことは書かない。 --> |
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=== 登場人物 === |
=== 登場人物 === |
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; 影の軍団 |
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* 多羅尾半蔵:千葉真一 |
* 多羅尾半蔵:千葉真一 |
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: 普段は風呂屋の釜炊きの「半さん」。軍団の頭領<ref>このシリーズでは毎回の敵の首魁に対するとき「我が身既に鉄なり。我が心既に空なり。天魔覆滅」という決め台詞が用意されている。</ref>。 |
: 普段は風呂屋の釜炊きの「半さん」。軍団の頭領<ref>このシリーズでは毎回の敵の首魁に対するとき「我が身既に鉄なり。我が心既に空なり。天魔覆滅」という決め台詞が用意されている。</ref>。 |
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; 市井の人々 |
; 市井の人々 |
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* おりん:樹木希林<ref name="kirin" /> |
* おりん:樹木希林<ref name="kirin" /> |
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: 風呂屋の女主人。半蔵の雇い主だが、半蔵に惚れている。 |
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* お君:[[栗田よう子|栗田陽子]] |
* お君:[[栗田よう子|栗田陽子]] |
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: 風呂屋の従業員。 |
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=== スタッフ === |
=== スタッフ === |
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=== 放映データ === |
=== 放映データ === |
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* 放送期間 |
* 放送期間:{{jdate-y|1982|4|6}} - [[9月28日]](全26話) |
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* 制作:関西テレビ、東映 |
* 制作:関西テレビ、東映 |
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* 第26話「さらば! 影の軍団」北町嘉朗、小沢象、[[大前均]]、[[林彰太郎]]、[[湖条千秋]] |
* 第26話「さらば! 影の軍団」北町嘉朗、小沢象、[[大前均]]、[[林彰太郎]]、[[湖条千秋]] |
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== 影の軍団 |
== 影の軍団IV == |
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{{ネタバレ}} |
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=== ストーリー === |
=== ストーリー === |
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<!-- 人物像、役割のみを記して、結末までわかるようなことは書かない。 --> |
<!-- 人物像、役割のみを記して、結末までわかるようなことは書かない。 --> |
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=== 登場人物 === |
=== 登場人物 === |
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* お蝶:[[未唯|MIE]] |
* お蝶:[[未唯|MIE]] |
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: 通称はオランダお蝶。うんすんカルタを手裏剣の様に使い、極秘任務を主とする。べんり屋に来る時は髪結いで現れ、それ以外は飛脚に変装したり、路地でカルタの占いをしている。 |
: 通称はオランダお蝶。うんすんカルタを手裏剣の様に使い、極秘任務を主とする。べんり屋に来る時は髪結いで現れ、それ以外は飛脚に変装したり、路地でカルタの占いをしている。 |
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* おりょう:[[浅野ゆう子]] |
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: [[坂本龍馬]]を助ける軍団員。 |
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; 幕府関係者 |
; 幕府関係者 |
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* [[井伊直弼]]:成田三樹夫 |
* [[井伊直弼]]:成田三樹夫 |
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: 幕府最高の権力者。堀田と熾烈な争いにより大老職に就任。開国した張本人であるが、実は再び鎖国を目論んでいる。権力を自らの手中に収めるべく様々な陰謀を企て、甲賀衆を配下に使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
: 幕府最高の権力者。堀田と熾烈な争いにより大老職に就任。開国した張本人であるが、実は再び鎖国を目論んでいる。権力を自らの手中に収めるべく様々な陰謀を企て、甲賀衆を配下に使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
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* [[小栗忠順|小栗上野介]]:夏八木勲 |
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: 幕府再興のために甲賀衆を使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
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* [[堀田正睦]]:[[山本學]] |
* [[堀田正睦]]:[[山本學]] |
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: 井伊直弼と大老職を争った。勝麟太郎の師匠。 |
: 井伊直弼と大老職を争った。勝麟太郎の師匠。 |
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* [[高野長英]]:[[中野誠也]] |
* [[高野長英]]:[[中野誠也]] |
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: 要注意人物として幕府に指名手配されている。 |
: 要注意人物として幕府に指名手配されている。 |
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* [[岡田以蔵]]:[[江藤潤]] |
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: 人斬りと恐れられた暗殺者。 |
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* [[清川八郎]]:[[寺田農]] |
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: 半蔵、お蓮と接点を持つ。 |
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* [[西郷隆盛]]:[[江夏豊]] |
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: 薩摩藩の倒幕の中心的人物。坂本龍馬と交流する。 |
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* [[芹沢鴨]]:[[木村元]] |
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* [[高杉晋作]]:[[本田博太郎]] |
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* [[桂小五郎]]:[[大橋吾郎]] |
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* [[徳川斉昭]]:[[中山昭二]] |
* [[徳川斉昭]]:[[中山昭二]] |
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* [[島津斉彬]]:[[西沢利明]] |
* [[島津斉彬]]:[[西沢利明]] |
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; 甲賀組 |
; 甲賀組 |
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* 楯岡道雪:亀石征一郎 |
* 楯岡道雪:亀石征一郎 |
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: 公儀お庭番・甲賀衆頭領。半蔵の宿敵。私利私欲の為に甲賀衆を使い、時の幕府の支配者である井伊直弼 |
: 公儀お庭番・甲賀衆頭領。半蔵の宿敵。私利私欲の為に甲賀衆を使い、時の幕府の支配者である井伊直弼の指示を受けながら、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
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; 市井の人々 |
; 市井の人々 |
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* 牡丹:樹木希林<ref name="kirin" /> |
* 牡丹:樹木希林<ref name="kirin" /> |
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: べんり屋の |
: 江戸のべんり屋の店長で元[[祇園]]の芸者。お狸様を信仰している。半蔵を「半公」と虐げているが、実は半さんに片思いしている。 |
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* お才:[[范文雀]] |
* お才:[[范文雀]] |
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: かつて[[柳橋 (神田川)|柳橋]]で芸者をしていたが、今は小料理屋を営んでいる。狐様を信仰しており、そのことで牡丹とやりあうことも。牡丹が長崎の整形手術に行った時、代わりにべんり屋の店長を引き受けた。勝麟太郎に好意を抱き、さつきと張り合う。 |
: かつて[[柳橋 (神田川)|柳橋]]で芸者をしていたが、今は小料理屋を営んでいる。狐様を信仰しており、そのことで牡丹とやりあうことも。牡丹が長崎の整形手術に行った時、代わりにべんり屋の店長を引き受けた。勝麟太郎に好意を抱き、さつきと張り合う。 |
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=== 放映データ === |
=== 放映データ === |
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* 放送期間: |
* 放送期間:{{jdate|1985|4|2}} - [[9月30日]](全27話) |
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* 制作:関西テレビ、東映 |
* 制作:関西テレビ、東映 |
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* 第26話「消えた十三人の水夫」綿引勝彦、[[小野進也]]、[[北原佐和子]]、福本清三、伊吹剛 |
* 第26話「消えた十三人の水夫」綿引勝彦、[[小野進也]]、[[北原佐和子]]、福本清三、伊吹剛 |
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* 第27話「大老暗殺! 桜田門の女たち」野際陽子、[[平泉成]]、[[沖田駿一郎]]、[[西沢利明]]、[[樋浦勉]]、[[剣持伴紀]]、[[中山昭二]] |
* 第27話「大老暗殺! 桜田門の女たち」野際陽子、[[平泉成]]、[[沖田駿一郎]]、[[西沢利明]]、[[樋浦勉]]、[[剣持伴紀]]、[[中山昭二]] |
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* 第28話「ヤンキー娘の大冒険」[[名和宏]]、宮口二郎、野口貴史、永野辰弥、[[テリー・オブライエン]] |
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* 第29話「影なきおんなに御用心」芦川よしみ、和崎俊哉、佐藤京一、汐路章、[[井上清和]]、[[長田知子]] |
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* 第30話「女は二度燃える」[[岸田今日子]]、[[木村元]]、[[堀光昭]]、[[岡幸恵]]、川浪公次郎、岩尾正隆、[[木谷邦臣]]、[[木下通博]] |
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* 第31話「私が愛したカゲキ派」[[本田博太郎]]、[[宮下順子]]、[[藤岡重慶]]、[[野口早苗]]、[[堀内正美]]、富永佳代子 |
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* 第32話「江戸城を爆破せよ」[[仁和令子]]、久富惟晴、[[戸浦六宏]]、[[勝山純子]]、[[春藤真澄]]、堀田真三、[[柳川清]] |
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* 第33話「右も左もぶっ殺せ」[[江藤潤]]、[[吉田豊明]]、田中浩、[[杉本こず江]]、[[三原世司奈]]、[[衣麻遼子]]、[[入江慎也]]、[[白井滋郎]] |
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* 第34話「危険な男の恋文」[[宮内洋]]、原口剛、[[秋間登]]、[[美松艶子]] |
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* 第35話「殺しの鈴は闇に鳴る」[[安奈淳]]、遠藤征慈、[[北村総一朗]]、[[重久剛一]]、福本清三 |
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* 第36話「哀しき宿命女戦士たち」[[三好鉄生]]、[[村田雄浩]]、浜田晃、[[長谷川真砂美]] |
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* 第37話「逃がし屋は鬼の棲み家」[[大橋吾郎]]、三浦リカ、松橋登、[[卯木浩二]]、東山茂幸、[[村上潤]]、白井滋郎、川浪公次郎 |
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* 第38話「密偵の愛・らあぶ・ゆう」[[原田美枝子]]、曽根晴美、崎津隆介、[[諸角憲一]]、[[芝本正]]、[[荻原郁三]]、[[深水三章]] |
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* 第39話「サムライ、荒野の落日」[[蜷川有紀]]、[[風祭ゆき]]、八名信夫、[[蓑和田良太]]、中田博久 |
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* 第40話「影は永遠に!」[[西田良]]、鈴川法子、[[関根大学]]、村上潤、野口貴史 |
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=== 備考 === |
=== 備考 === |
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* 制作発表時の番組名は「影の軍団完結編」であった。 |
* 制作発表時の番組名は「影の軍団完結編」であった。 |
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* 第1話と第27話は本放送時、90分スペシャルであったが、地方局での再放送では60分枠に編集されたものが放送されている。 |
* 第1話と第27話は本放送時、90分スペシャルであったが、地方局での再放送では60分枠に編集されたものが放送されている。 |
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== 影の軍団 幕末編 == |
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{{ネタバレ}} |
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=== ストーリー === |
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<!-- 人物像、役割のみを記して、結末までわかるようなことは書かない。 --> |
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=== 登場人物 === |
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; 影の軍団 |
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* 十五代目服部半蔵:千葉真一 |
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: 全国の伊賀衆を束ねる頭領。市井の人々を苦しめる悪を倒すべく、影の軍団を率いる。また、倒幕に関わる事件にも影として関与していく。敵に応じて[[太刀]]・[[日本刀#形状による分類|兜割り(鎧通し)]]・[[忍術#武術|体術]]を使い分けて戦う。表の顔はべんり屋の少しドジな人足。弥一を実の子のように可愛がり、ゆくゆくは後継者にしようと考えている。 |
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* お蓮:志穂美悦子 |
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: 半蔵に次ぐ副頭領。主に激動の京(京都)駐在で、そのために単独行動が多い。青の戦闘服着用。 |
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* 瓢斎:橋爪功 |
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: 普段はべんり屋の人足で按摩師。参謀格でサイや電流手袋使用。 |
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* がま八:[[大葉健二]] |
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: 表の顔はべんり屋の人足で、時にスキンヘッドに髷の鬘をかぶっている。戦うときは十字手裏剣を付けた鉢金をつけ、槍を使用し、体術も優れている。 |
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* 善九:[[伊原剛志|伊原剛]] |
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: 表の顔はべんり屋の飛脚。戦闘の際、二刀の鎌使用。 |
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* 弥一:[[岩戸隼人]] |
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: 祖父と暮らしていたが、事件を目撃した祖父が殺された為、半蔵が引き取った。 |
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* 隼太:黒崎輝 |
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: 元々は隠れ里に住んでいたが、隠れ里を襲われ、義妹のトキと江戸へ逃げてきた。軍団加入後の表の顔はべんり屋の飛脚。 |
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* トキ:[[千原麻里]] |
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: 表の顔はべんり屋の飛脚。隼太の義妹である。 |
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* お蝶:[[未唯|MIE]] |
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: 通称はオランダお蝶。うんすんカルタを手裏剣の様に使い、極秘任務を主とする。べんり屋に来る時は髪結いで現れ、それ以外は飛脚に変装したり、路地でカルタの占いをしている。 |
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* おりょう:[[浅野ゆう子]] |
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: [[坂本龍馬]]を助ける軍団員。 |
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; 幕府関係者 |
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* 勝麟太郎:真田広之 |
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: 幕府の海軍奉行。開国し新しい時代をつくるため、事ある毎にべんり屋に現れ、半蔵に協力を依頼する。 |
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* [[小栗忠順|小栗上野介]]:夏八木勲 |
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: 幕府再興のために甲賀衆を使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
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; 幕末関係者 |
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* 坂本竜馬:[[世良公則]] |
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: 土佐の脱藩浪士で勝麟太郎の弟子で、倒幕に関わる。 |
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* [[岡田以蔵]]:[[江藤潤]] |
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: 人斬りと恐れられた暗殺者。 |
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* [[清川八郎]]:[[寺田農]] |
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: 半蔵、お蓮と接点を持つ。 |
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* [[芹沢鴨]]:[[木村元]] |
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* [[高杉晋作]]:[[本田博太郎]] |
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* [[桂小五郎]]:[[大橋吾郎]] |
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* [[島津斉彬]]:[[西沢利明]] |
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; 甲賀組 |
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* 楯岡道雪:亀石征一郎 |
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: 公儀お庭番・甲賀衆頭領。半蔵の宿敵。私利私欲の為に甲賀衆を使い、時の幕府の支配者である小栗上野介の指示を受けながら、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。 |
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; 市井の人々 |
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* 牡丹:樹木希林<ref name="kirin" /> |
|||
: 江戸のべんり屋の店長で元[[祇園]]の芸者。お狸様を信仰している。半蔵を「半公」と虐げているが、実は半さんに片思いしている。 |
|||
* お梅:[[藤沢ふゆき]] |
|||
: べんり屋の女中。 |
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* ツル:[[田村奈美]] |
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: べんり屋の女飛脚。 |
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* ローラ・ウィップル:ビクトリア・ハースト<ref name ="hearst">[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の新聞王[[ウィリアム・ランドルフ・ハースト]]の孫娘で、[[パトリシア・ハースト]]の妹。同シリーズのファンであったことが縁で出演した。</ref> |
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: 神奈川在中[[アメリカ合衆国|アメリカ]]領事の娘。親日派で、好奇心旺盛なお嬢様。べんり屋の面々と仲良くなる。 |
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=== スタッフ === |
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* 企画:巻幡展男、翁長孝雄 |
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* プロデューサー:[[栢原幹]](関西テレビ)、松平乘道、清水敬三、[[亀岡正人]](東映)、佐藤公彦 |
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* 音楽:渡辺茂樹(アンクルf) |
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* 音楽協力:菌音楽事務所 |
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* アクション・セッティング:JACコマンド |
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* ナレーター:久米明 |
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=== 主題歌 === |
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* 挿入歌:「曠野」(作曲・歌:千葉真一 / 詞:亀石征一郎 / 編曲:[[青木望]]) |
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* 主題歌:「影」(歌:千葉真一 / 作詞:亀石征一郎 / 作曲・編曲:青木望) |
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=== 放映データ === |
|||
* 放送期間:{{jdate-y|1985|10|1}} - [[12月30日]](全13話) |
|||
* 制作:関西テレビ、東映 |
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=== 放映リスト === |
|||
* 第1話「ヤンキー娘の大冒険」[[名和宏]]、宮口二郎、野口貴史、永野辰弥、[[テリー・オブライエン]] |
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* 第2話「影なきおんなに御用心」芦川よしみ、和崎俊哉、佐藤京一、汐路章、[[井上清和]]、[[長田知子]] |
|||
* 第3話「女は二度燃える」[[岸田今日子]]、[[木村元]]、[[堀光昭]]、[[岡幸恵]]、川浪公次郎、岩尾正隆、[[木谷邦臣]]、[[木下通博]] |
|||
* 第4話「私が愛したカゲキ派」[[本田博太郎]]、[[宮下順子]]、[[藤岡重慶]]、[[野口早苗]]、[[堀内正美]]、富永佳代子 |
|||
* 第5話「江戸城を爆破せよ」[[仁和令子]]、久富惟晴、[[戸浦六宏]]、[[勝山純子]]、[[春藤真澄]]、堀田真三、[[柳川清]] |
|||
* 第6話「右も左もぶっ殺せ」[[江藤潤]]、[[吉田豊明]]、田中浩、[[杉本こず江]]、[[三原世司奈]]、[[衣麻遼子]]、[[入江慎也]]、[[白井滋郎]] |
|||
* 第7話「危険な男の恋文」[[宮内洋]]、原口剛、[[秋間登]]、[[美松艶子]] |
|||
* 第8話「殺しの鈴は闇に鳴る」[[安奈淳]]、遠藤征慈、[[北村総一朗]]、[[重久剛一]]、福本清三 |
|||
* 第9話「哀しき宿命女戦士たち」[[三好鉄生]]、[[村田雄浩]]、浜田晃、[[長谷川真砂美]] |
|||
* 第10話「逃がし屋は鬼の棲み家」[[大橋吾郎]]、三浦リカ、松橋登、[[卯木浩二]]、東山茂幸、[[村上潤]]、白井滋郎、川浪公次郎 |
|||
* 第11話「密偵の愛・らあぶ・ゆう」[[原田美枝子]]、曽根晴美、崎津隆介、[[諸角憲一]]、[[芝本正]]、[[荻原郁三]]、[[深水三章]] |
|||
* 第12話「サムライ、荒野の落日」[[蜷川有紀]]、[[風祭ゆき]]、八名信夫、[[蓑和田良太]]、中田博久 |
|||
* 第13話「影は永遠に!」[[西田良]]、鈴川法子、[[関根大学]]、村上潤、野口貴史 |
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== 放映ネット局 == |
== 放映ネット局 == |
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491行目: | 554行目: | ||
== DVD == |
== DVD == |
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{{jdate|2006|12|8}}には、「服部半蔵 影の軍団」全27話を完全収録したDVDボックスが発売、同商品のテレビCMでは歴代の服部半蔵を演じた千葉真一のナレーションが新規に録音された。「影の軍団II」は1巻が2008年11月21日、2巻が2009年2月21日にそれぞれ発売された。 |
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なお、オンラインDVDレンタルの[[カルチュア・コンビニエンス・クラブ|TSUTAYA DISCAS]]にて、「服部半蔵 影の軍団」が2009 |
なお、オンラインDVDレンタルの[[カルチュア・コンビニエンス・クラブ|TSUTAYA DISCAS]]にて、「服部半蔵 影の軍団」が{{jdate|2009|10|9}}からレンタル開始された。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{関西テレビ火曜10時枠の連続ドラマ}} |
{{関西テレビ火曜10時枠の連続ドラマ}} |
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{{深作欣二}} |
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[[Category:フジテレビの時代劇]] |
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[[Category:東映のテレビドラマ]] |
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[[Category:1980年のテレビドラマ]] |
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[[Category:1981年のテレビドラマ]] |
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[[Category:1982年のテレビドラマ]] |
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[[Category:1985年のテレビドラマ]] |
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[[en:Shadow Warriors (TV series)]] |
[[en:Shadow Warriors (TV series)]] |
2011年8月24日 (水) 14:06時点における版
ドラマ |
『服部半蔵 影の軍団』(はっとりはんぞう かげのぐんだん)は、関西テレビ制作・フジテレビ系列にて、1980年代に毎週火曜日(幕末編のみ月曜日)22時00分 - 22時54分に放送されたアクション時代劇である。
当時、人気絶頂のアクションスター・千葉真一を主演に迎えた同シリーズは、千葉率いるアクション俳優集団JAC(ジャパンアクションクラブ)による、それまでの時代劇では見たことのない躍動感あふれるダイナミックなアクションと、質の高いドラマ構成で観る者を釘付けにした[1]。そして『影の軍団II』、『影の軍団III』、『影の軍団IV』、『影の軍団 幕末編』とシリーズ化され、社会現象を巻き起こすほど熱狂的な人気を誇った[1]。
海外でもクエンティン・タランティーノやアメリカの新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの孫娘ビクトリア・ハースト(パトリシア・ハーストの妹)など熱狂的なファンがおり[1]、ハーストはこれが縁で『影の軍団IV』、『影の軍団 幕末編』に出演し、本放送時に話題となった。作品ごとに時代・舞台設定や登場人物は異なるが、千葉演じる伊賀忍者の頭領率いる影の軍団が、御庭番の甲賀組や様々な敵と戦う物語は共通しており、JACの俳優が多く配役されている。
2003年(平成15年)には千葉が初代服部半蔵を演じた映画『新・影の軍団』も製作された他、『服部半蔵 影の軍団』、『影の軍団II』のDVDボックスも販売された(詳細は後述)。また、同シリーズは衛星放送などで繰り返し再放送されており、2010年(平成22年)10月から時代劇専門チャンネルにおいてシリーズ全作が再放送される。この項では、上記4作品について記する。
服部半蔵 影の軍団
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
時は慶安4年(西暦1651年)、三代将軍徳川家光が死去した。嫡子の徳川家綱が四代将軍となるものの、いまだ11歳でとても政務に携われなかった。会津藩主で家光の異母弟である保科正之が補佐役に任じられるが、幕閣の重鎮たちにもそれぞれの思惑が見受けられた。そんなおり、老中堀田正盛が暗殺され、その首が半蔵門に掲げられるという事件が起こる。御庭番衆の甲賀組頭領水口鬼三太は、不行跡を理由に改易された伊賀者二代目服部半蔵の息子、三代目服部半蔵の仕業と断定する。
一方、三代目服部半蔵はいつか服部家を再興することを夢見つつも、江戸神田界隈で湯屋の主人として平和な毎日を送っていたが、配下の伊賀者たちが次々と襲われて殺されるのを目の当たりにして、自ら冤罪を晴らすべく影の軍団を結成して、甲賀者やこの世の悪と戦っていく。
登場人物
- 影の軍団
- 三代目服部半蔵:千葉真一
- 全国に散らばる伊賀衆の頭領。二代目が改易されたことから、幕府を信用していない。子飼いの配下と共に影の軍団を結成し、甲賀組やこの世の悪と戦う。表の顔は、湯屋「雉の湯」の主人「半さん」で知られ、将棋好きのお人よしである。
- 瓢六:高岡健二
- 雉の湯の釜炊きで雑務を担当。変装の名人。忍びの掟を頑なに守るあまり、自分に厳しい一面を持つ。
- 大八:火野正平
- 小頭。普段は蝦蟇の油売りで生計を立てている。爆薬作りが得意で戦闘の時は、その爆薬で相手を蹴散らす。女好きで雉の湯を手伝っている時に女湯を覗き見した事もある。
- お霧:長谷直美
- 軍団の紅一点。普段は髪結いとしておりんの店で働く。
- 喜平次:春田純一
- 表の顔は大工。
- 津々美京之介:西郷輝彦
- 上忍。半蔵とは「半さん」「京さん」と呼び合う仲。表稼業は医者。
- 幕府
- 幼君家綱の補佐役。堀田の暗殺事件がきっかけで三代目服部半蔵と出会う。その後、事ある毎に半蔵を屋敷に呼び出し、様々な敵の殲滅を依頼する。
- 生駒春緒:犬塚弘
- 保科の家来。保科の命で半蔵に連絡をする。
- 大老。家光亡き後、自らの手に政治の実権を握ろうと画策する。
- 紀州徳川家
- 徳川御三家の一つ・紀州藩の藩主。酒井同様、家光亡き後、自らの手に政治の実権を握ろうと画策する。
- 甲賀衆
- お甲:三林京子
- 甲賀のくノ一。鬼三太の命で半蔵を探る一方で、父親である多羅尾弥平次の仇として半蔵を付け狙う。盲目の妹がいる。
- 水口鬼三太:菅貫太郎
- 公儀御庭番甲賀組頭領。今の地位を守るために伊賀衆殲滅を図る。水口は「みなぐち」と読ませる。
- 水口鬼四郎:石橋蓮司
- 鬼三太の弟で、兄以上の残忍さと狡猾さを併せ持つ。
- 市井の人々
- 雉の湯近所の髪結い屋の女主人で、半さんに片思いしている。お霧の髪結いの師匠でもある。
- お梅:栗田洋子
- 雉の湯の女中。主人である半さんに惚れている。
スタッフ
主題歌
- OP:『影の軍団メインテーマ』(曲:渡辺茂樹)
- ED:『Gの祈り』(歌:岡林信康)
放映データ
放送リスト
- 第1話「虎は嵐に爪をとぐ」久米明、神田隆、水原麻記、橘麻紀、林彰太郎、宮口二郎、岩尾正隆、永井秀明、志乃原良子
- 第2話「闇に潜む牝豹」倉田保昭、宮口二郎、木村満則、志乃原良子、中村勇
- 第3話「悪魔が呼んだ奥州路」河合絃司、五十嵐義弘、鈴木瑞穂、本郷直樹、御木本伸介
- 第4話「京の春・お歯黒の罠」川合伸旺、伊達三郎、頭師佳孝、仁和令子、石濱朗
- 第5話「柔肌は渦に沈んだ」浜田晃、西田良、宮井えりな、小舟秋夫、亀山達也、矢野もと子、永井佐都子
- 第6話「夜霧の港に消えた女」田中春男、戸部夕子、鮎川いづみ、犬塚弘、長門勇
- 第7話「標的は謎の女」浅野真弓、森次晃嗣、守屋俊志、広瀬義宣、清島智子、犬塚弘
- 第8話「潜入! 大奥の昼と夜」北林早苗、三浦真弓、野平ゆき、野口貴史、藤山浩二、田畑猛雄、溝田繁、島田歌穂、結城マミ
- 第9話「女忍びの五月闇」井上昭文、村松克巳、高並功、城春樹、平河正雄、志穂美悦子
- 第10話「黒髪は恨みに燃えた」島田歌穂、吉沢健、石橋蓮司
- 第11話「花嫁と暗殺の鬼」船戸順、岩尾正隆、清水健祐、有明祥子、長谷川哲夫
- 第12話「夜の蜘蛛は親でも殺せ」川辺久造、黒部進、コメディNo.1、秋山勝俊、坂本和子、睦五郎、内藤武敏
- 第13話「真夜中の美女」コメディNo.1、佐藤京一、堀田真三、五十嵐義弘、山地美貴、五十嵐正子、西田治子
- 第14話「将軍蒸発! 女狐の陰謀」三浦真弓、奈三恭子、田中綾、原田二美、田中浩、松橋登、岩井友見
- 第15話「地獄を招く妖僧」三浦真弓、奈三恭子、山本昌平、佐藤蛾次郎、田中綾、きくち英一、岡嶋艶子、豊田琴美、松橋登、岩井友見
- 第16話「ヤバイ女に手を出すな」村地弘美、水島彩子、北原義郎、かわいのどか、明日香和泉、広京子、永野辰弥、五味龍太郎、片岡五郎
- 第17話「生きていた闇将軍」横森久、蟹江敬三、明石勤、原あけみ、北村英三、山村弘三、溝田繁、多賀勝、山口朱美
- 第18話「瞳の中の殺人者」井澤明子、亀石征一郎、今井健二、大江光、田中真理
- 第19話「吸血! 女の館」渡辺やよい、飛鳥裕子、遠藤征慈、茜ゆう子、林家珍平、岡田美佐子
- 第20話「私は殺される!」石橋蓮司、島田歌穂、河合絃司、泉春子
- 第21話「潜伏! 蛇の穴」橘麻紀、牧れい、うえだ峻、小田部通麿、有川正治、大江光、西村晃
- 第22話「恐怖の仕掛人」藤沢薫、白川浩一郎、妹尾和夫、玉川伊佐男、日向明子
- 第23話「赤い蛇の目は死の宣告」久富惟晴、水原麻記、汐路章、人見ゆかり、水上保広、タンクロー、和田昌也
- 第24話「戦慄! 処女のいけにえ」小林稔侍、名和宏、吉田豊明、大木正司、鈴木康弘、三浦リカ
- 第25話「悲恋からくり天井」田中綾、山口幸生、石倉英彦、森源太郎、西田治子
- 第26話「魔境・呪いの横笛」阿波地大輔、小柳圭子、堀北幸夫、草薙幸二郎、早乙女愛
- 第27話「乱入! 女湯の24時間」石橋蓮司、石田久美、丸平峯子、工藤英夫、犬塚弘
影の軍団II
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
時は九代将軍徳川家重の時代。家重は言葉が不自由であり、その言動を理解できるのが側用人大岡忠光のみであったため、自然と忠光が権力を握る構図になっていた。そのため、幕閣の重鎮たちは家重を引退させ、かわりに弟の徳川吉晴を立てようと画策していた。その頃、八王子の山奥で暮らしていた服部半蔵の末裔・柘植新八は、偶然にも26人の手形とオランダ語で書かれた巻物を手に入れる。それが新八たち伊賀衆を望まない戦いに巻き込んでいくことになる。
新八は影の軍団を結成して、時に平賀源内やはやて小僧の助力を得て、忠光や甲賀流の椎名組との果てしなき戦いに挑んでゆく。
登場人物
- 影の軍団
- 柘植新八:千葉真一
- 伊賀衆の頭領で服部半蔵の末裔。普段は食堂やまびこの食料調達担当。
- 鶴三:江藤潤
- 普段は遊び人のようないでたち。他の若い軍団員から「兄ぃ」と呼ばれてる。新八と共に八王子の山奥に暮していた。
- お朱鷺:朝加真由美
- 女軽業師。新八と共に八王子の山奥に暮していた。
- 歌之助:星正人
- 髪結い。新八と共に八王子の山奥に暮していた。爆薬を扱う。
- 小六:黒崎輝
- 庭師。新八と共に八王子の山奥に暮していた。鉄甲を使って戦う。
- 竜吉:崎津隆介
- やまびこの店員。小刀を二本使った二刀流で戦う。
- 吾平:長門勇
- やまびこの主人で、新八率いる軍団の参謀格。伊賀衆が江戸から撤退した際に竜吉と共に残り、密かに動向をうかがっていた。普段は飄々としているが、立ち回りで槍を振るって活躍する。
- 大岡方
- 椎名美里:志穂美悦子
- 甲賀流椎名組頭領。忠光の命のもと、影の軍団の殲滅を図る。
- 大岡忠光:成田三樹夫
- 将軍家側用人にして闇将軍の異名を持つ、大岡二十六人衆の総帥。
- 黒岩幻斎:佐藤京一
- 椎名美里の配下、鎖鎌を使う。
- 穴吹左門:林彰太郎
- 椎名美里の配下。幻斎と共に美里に仕える。
- 幕府
- 徳川家重:石橋蓮司
- 9代将軍。忠光の傀儡と化している。
- 市井の人々
- 平賀源内:山村聰
- 医学・語学・発明に該博な人物。さまざまな方法で新八らを側面からフォローする。
- はやて小僧:真田広之
- 盗んだ金を貧しい人に分け与える義賊だが、根来忍者の出。ひょんなことから、新八たちと知り合い、協力する。武器は鳶口。
- おりん:樹木希林[2]
- 「やまびこ」の近所にある湯屋「鶴の湯」の女主人。新八に惚れていて積極的にアプローチをかける。
- お春:高橋晶子
- 「やまびこ」の看板娘。吾平の娘で伊賀の血を引いているが、忍びの術は心得ていないため軍団員ではない。
- おけい:徳永まゆみ
- おりんの営む風呂屋の奉公人
- 正太:谷村隆之
- 新八が狩りをしていた時に出会った少年。
スタッフ
主題歌
- OP:『影の軍団メインテーマ』(曲:渡辺茂樹)
- ED:『光と影のバラード』(歌:泉洋次)
放映データ
放送リスト
- 第1話「眼には眼を」松坂慶子、原口剛、稲葉義男、北村英三、河合絃司、相馬剛三、伊庭剛、栗原敏、笑福亭鶴志
- 第2話「姿なき吸血鬼」峰岸徹、佳那晃子、谷口香、近江輝子、飛鳥裕子、有明祥子、三崎奈美
- 第3話「恐怖! いけにえの館」佐藤万理、南原宏治、ハル・ゴールト、小松政夫、鈴木瑞穂
- 第4話「白蛇の罠」根岸季衣、内田稔、遠藤征慈、加藤和夫、八名信夫、中島俊一
- 第5話「お歯黒の秘図」芦屋雁之助、谷崎弘一
- 第6話「魔界に消えた女」野際陽子、にしきのあきら、服部妙子、賀田裕子、志乃原良子、松村康世、鳳八千代、草薙幸二郎
- 第7話「幻術! さそりの襲撃」石橋雅史、矢吹二朗、笹木俊志、武井三二、田中綾
- 第8話「戦慄! 尼僧の赤い唇」桜町弘子、菅貫太郎、松岡明美、汐路章、高橋美樹
- 第9話「呪われた抱擁」マキノ佐代子、蟹江敬三、一柳みる、梅津栄、福山象三、福本清三
- 第10話「幽霊が残した赤い椿」森次晃嗣、土田早苗、深江章喜、河合絃司、笑福亭鶴志
- 第11話「真夜中に上る死の煙」竹井みどり、宮内洋、田口計、船戸順、野口貴史
- 第12話「あの女を逃がすな」浜田晃、五十嵐知子、田中浩、井上真由美、大葉健二、鈴木康弘
- 第13話「人妻は影におびえる!」島村佳江、久富惟晴、江幡高志、江角英、井上博一
- 第14話「闇にきらめく美女」高瀬春奈、北川恵、小沢象、明日香和泉、山口朱美、岩尾正隆、関根大学、木谷邦臣、西田健
- 第15話「黒衣に汚された恋」荒木しげる、三浦真弓、松山照夫、冨田浩太郎、大竹修造、織本順吉
- 第16話「牝蜂は二度刺す!」李麗仙、中井啓輔、原口剛、浜田雄史、朝比奈順子
- 第17話「伊賀忍法 火の鳥」穂高稔、島英臣、高谷舜二、小谷浩三
- 第18話「夜霧に啼く黒い狼」織田あきら、栗田洋子、大木正司、田中弘史、垂水悟郎
- 第19話「大追跡! 雪は知っていた」阿藤海、松岡真由、誠吾大志、鈴木弘道、星野美恵子
- 第20話「女風呂異変・謎の手形」伊吹剛、黒部進、矢野宣、関根大学
- 第21話「妖拳! 蛇皮線の女」本阿弥周子、亀石征一郎、伊達三郎
- 第22話「甲賀忍法・必殺の賭け」睦五郎、汐路章、赤松由佳子、八名信夫、石倉英彦、岩尾正隆、佐藤浩、紳助・竜介
- 第23話「魔の振袖御殿」大信田礼子、松村康世、一柳みる、山口朱美、田中綾、森永奈緒美
- 第24話「くノ一秘法“双面の術”」風間舞子、内田稔、千野弘美、中田博久
- 第25話「伊賀対甲賀・最大の激突!」成瀬正、北原将光、白井滋郎、細川純一
- 第26話「二十六人最後の首」南原宏治、鹿内孝、栗原敏、岡本美登、大城泰
影の軍団III
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
時は明暦3年。世に言う明暦の大火で江戸城本丸は消失。世間は混乱の渦に巻き込まれた。紀州藩主徳川光貞はこの機に乗じて現将軍徳川家綱に取って代わろうと野望を巡らし始める。一方、その火事に巻き込まれて死んだとされる前将軍家光の正室、本理院孝子は実は生きていた。彼女は光貞の野望に気づきそれを打ち砕かんとしたが、光貞に気づかれて命の危険を感じたため、死を偽装して逃れたのである。名を千愁尼と改めた孝子は自ら動くことができなくなったため、伊賀の上忍である多羅尾半蔵を1000両で雇い、光貞の野望を打ち砕くべく依頼する。
登場人物
- 影の軍団
- 多羅尾半蔵:千葉真一
- 普段は風呂屋の釜炊きの「半さん」。軍団の頭領[3]。
- 手妻のお蝶:志穂美悦子
- 普段は居酒屋経営、女盗賊でもある。さまざまな忍びの技を駆使して戦う。
- 暴れ独楽の佐助:真田広之
- 普段は芸人。独楽を武器に戦う。身軽。
- 竹林虎麻呂:蟹江敬三
- 普段はインチキ祈祷占い師。半蔵の片腕的存在。
- むささびの隼太:黒崎輝
- 普段は飛脚。類まれな脚力、跳躍力を持つ。
- 霞の雉子郎:崎津隆介
- 普段は左官屋。職業柄、高所が得意。二刀の小太刀を使う。
- つむじの大六: 誠吾大志
- 普段は出張の洗濯屋。お蝶の手下でもある。なぜか女性にもてる。遠目、遠耳でカンがきく。
- ビードロの猪之吉:立川三貴
- 普段は細工師。長崎仕込みの南蛮技術で主に医療からくり担当。南蛮人との混血児。
- ギヤマンの竜軒:河原崎建三
- 普段は辻講釈師。手八丁口八丁な人柄で、医療からくりの担当。
- 十六夜のお鈴:中村晃子
- 普段は半蔵と同じ風呂屋のお茶汲み係。
- 千愁尼とその配下
- 家光の正室。自らが紀州藩主・徳川光貞に命を狙われたことから自分の死を偽装し、落飾。千愁尼を名乗り、半蔵と手を組み光貞に立ち向かう。半蔵からは「尼御前(あまごぜ)」と呼ばれている。
- 小笛:司瑠美子
- 侍女。
- 陽炎:秋野暢子
- 半蔵ら影の軍団とも接点を持つ。戸田一族出身。
- 深雪:小川知子
- 火事による本丸消失の責めを負って切腹した、牧野兵部の妻。
- 由布:岡まゆみ
- 琉球一族の娘。母を探しに江戸に来た。千愁尼を頼る。
- お仙:松尾嘉代
- 千愁尼の配下。かつて家族を皆殺しにあい、心の中で徳川の世を憎む。
- 幕府関係者
- 紀州藩関係者
- 徳川御三家の一つ、紀州藩主。幕府から政権奪取を企む。
- 久世大和守:菅貫太郎
- 光貞の配下。
- 市井の人々
- おりん:樹木希林[2]
- 風呂屋の女主人。半蔵の雇い主だが、半蔵に惚れている。
- お君:栗田陽子
- 風呂屋の従業員。
スタッフ
主題歌
- OP:『誓い(JACのテーマ)』(歌:真田広之)
- ED:『砂漠の都会に』(歌:真田広之)
放映データ
- 放送期間:
1982年(昭和57年)4月6日 }} - 9月28日(全26話)
- 制作:関西テレビ、東映
放映リスト
- 第1話「二つの顔の男」伊吹吾郎、佐竹明夫、江幡高志、伊沢一郎、飛鳥裕子、青木義朗、若山富三郎
- 第2話「闇からの依頼人」和崎俊哉、神田隆、飛鳥裕子、有川正治、森章二、近藤洋介
- 第3話「忍びの虫は掃除虫」砂塚英夫、浜田晃、中島葵、村田みゆき、飛鳥裕子、福本清三
- 第4話「尾張に消えた赤い影法師」久富惟晴、大下哲矢、峰祐介、大村由希子、夏木勲
- 第5話「影なき男の影」一柳みる、北町嘉朗、中田博久、丘路千、川上茜、天知茂
- 第6話「夜光る顔」藤木敬士、宮口二郎、本郷直樹、里見和香、富永佳代子、的野真衣、あべ静江
- 第7話「南から来た女間者」千野弘美、江並隆、白川浩二郎、出水憲司、岡本美登
- 第8話「おんな牢に潜入せよ」遠藤真理子、竹井みどり、藤江リカ、北原義郎、安岡真智子、長谷川明男
- 第9話「仮面と毒薬」松橋登、武見潤、水島美奈子、丘路千、益田哲夫、星野美恵子、デヴィット・パトナム
- 第10話「死を呼ぶ子守唄」佐藤充、谷口香、外山高士、大木正司、剣持伴紀、タンクロー
- 第11話「謎の牝豹」河原崎次郎、きくち英一、栗原敏、綿引勝彦、松尾嘉代
- 第12話「標的は魔性の肌」織田あきら、神田隆、内田勝正、田崎潤、松尾嘉代
- 第13話「女相続人の秘密」甲にしき、香山武彦、江角英、小沢象、津山栄一、須永克彦
- 第14話「大奥魔女狩り」本阿弥周子、佐藤万理、里見和香、安岡真智子、松村康世、富永佳代子、尾崎俊子、石橋蓮司
- 第15話「拾った女は夜を恐れる!」麻生えりか、山本昌平、松本朝生、松村康世、丸山千絵子、一の瀬玲奈
- 第16話「容疑者は三度消える」京春上、田中浩、成瀬正、岩尾正隆、藤山律子、野口貴史、黒川弥太郎
- 第17話「満月の夜に鬼女が笑う」松本留美、長谷川待子、遠藤征慈、有川正治、牧野恵美、小峰隆司、土屋嘉男
- 第18話「生きていた怨霊」明日香いづみ、北九州男、中村錦司、福本清三
- 第19話「真夜中の復讐鬼」坂東正之助、佐原健二、石橋雅史、清水めぐみ
- 第20話「尼僧は俳句で殺せ!」内田稔、高野真二、堀田真三
- 第21話「忍者を狩る美女」遠藤真理子、水原麻記、曽根晴美、中村孝雄、河合絃司
- 第22話「地獄から来た赤ん坊」南原宏治、木村弓美、南城竜也、黒部進、白井滋郎
- 第23話「くノ一最後の挑戦」岡本麗、山岡徹也、中田博久、川浪公次郎、平沢彰
- 第24話「影武者の罠」和崎俊哉、西沢利明、原口剛、大下哲矢、野口貴史、鈴木康弘
- 第25話「尼御前の陰謀」太田あや子、深江章喜、船戸順
- 第26話「さらば! 影の軍団」北町嘉朗、小沢象、大前均、林彰太郎、湖条千秋
影の軍団IV
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
この節の加筆が望まれています。 |
登場人物
- 影の軍団
- 十五代目服部半蔵:千葉真一
- 全国の伊賀衆を束ねる頭領。市井の人々を苦しめる悪を倒すべく、影の軍団を率いる。また、倒幕に関わる事件にも影として関与していく。敵に応じて太刀・兜割り(鎧通し)・体術を使い分けて戦う。表の顔はべんり屋の少しドジな人足。弥一を実の子のように可愛がり、ゆくゆくは後継者にしようと考えている。
- お蓮:志穂美悦子
- 半蔵に次ぐ副頭領。主に激動の京(京都)駐在で、そのために単独行動が多い。青の戦闘服着用。
- さつき:池上季実子
- あやめ:美保純
- さつきの妹分。さつきと同じ芸者だがやかましく、言葉使いは男っぽい。
- 瓢斎:橋爪功
- 普段はべんり屋の人足で按摩師。参謀格でサイや電流手袋使用。
- 菊次:石田純一
- 表の顔はべんり屋行商の優男で、写真を撮るなど、時代の先進的な物にも詳しい。爆弾・薬物のエキスパート。
- がま八:大葉健二
- 表の顔はべんり屋の人足で、時にスキンヘッドに髷の鬘をかぶっている。戦うときは十字手裏剣を付けた鉢金をつけ、槍を使用し、体術も優れている。
- 善九:伊原剛
- 表の顔はべんり屋の飛脚。戦闘の際、二刀の鎌使用。
- お松:澄川真琴
- べんり屋の女中。
- 弥一:岩戸隼人
- 祖父と暮らしていたが、事件を目撃した祖父が殺された為、半蔵が引き取った。
- 隼太:黒崎輝
- 元々は隠れ里に住んでいたが、隠れ里を襲われ、義妹のトキと江戸へ逃げてきた。軍団加入後の表の顔はべんり屋の飛脚。
- トキ:千原麻里
- 表の顔はべんり屋の飛脚。隼太の義妹である。
- お蝶:MIE
- 通称はオランダお蝶。うんすんカルタを手裏剣の様に使い、極秘任務を主とする。べんり屋に来る時は髪結いで現れ、それ以外は飛脚に変装したり、路地でカルタの占いをしている。
- 幕府関係者
- 勝麟太郎:真田広之
- 幕府の海軍奉行。開国し新しい時代をつくるため、事ある毎にべんり屋に現れ、半蔵に協力を依頼する。
- 井伊直弼:成田三樹夫
- 幕府最高の権力者。堀田と熾烈な争いにより大老職に就任。開国した張本人であるが、実は再び鎖国を目論んでいる。権力を自らの手中に収めるべく様々な陰謀を企て、甲賀衆を配下に使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。
- 井伊直弼と大老職を争った。勝麟太郎の師匠。
- 村山大蔵:菅貫太郎
- 国事監察目付で井伊直弼の配下。
- 鬼源:ストロング金剛
- 村山大蔵の配下で、怪力の同心。
- 滝川:奈月ひろ子
- 大奥にいる勝麟太郎の叔母。
- 幕末関係者
- 浪人時代に半蔵と知り合う。
- 坂本竜馬:世良公則
- 土佐の脱藩浪士で勝麟太郎の弟子で、倒幕に関わる。
- 要注意人物として幕府に指名手配されている。
- 甲賀組
- 楯岡道雪:亀石征一郎
- 公儀お庭番・甲賀衆頭領。半蔵の宿敵。私利私欲の為に甲賀衆を使い、時の幕府の支配者である井伊直弼の指示を受けながら、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。
- 市井の人々
- 牡丹:樹木希林[2]
- 江戸のべんり屋の店長で元祇園の芸者。お狸様を信仰している。半蔵を「半公」と虐げているが、実は半さんに片思いしている。
- お才:范文雀
- かつて柳橋で芸者をしていたが、今は小料理屋を営んでいる。狐様を信仰しており、そのことで牡丹とやりあうことも。牡丹が長崎の整形手術に行った時、代わりにべんり屋の店長を引き受けた。勝麟太郎に好意を抱き、さつきと張り合う。
- お梅:藤沢ふゆき
- べんり屋の女中。
- ツル:田村奈美
- べんり屋の女飛脚。
- ローラ・ウィップル:ビクトリア・ハースト[4]
- 神奈川在中アメリカ領事の娘。親日派で、好奇心旺盛なお嬢様。べんり屋の面々と仲良くなる。
- おみね:加藤由美
- お才の居酒屋で働く女中。
スタッフ
- 企画:巻幡展男、翁長孝雄
- プロデューサー:栢原幹(関西テレビ)、松平乘道、清水敬三、亀岡正人(東映)、佐藤公彦
- 音楽:渡辺茂樹(アンクルf)
- 音楽協力:菌音楽事務所
- アクション・セッティング:JACコマンド
- ナレーター:久米明
主題歌
- 挿入歌:「曠野」(作曲・歌:千葉真一 / 詞:亀石征一郎 / 編曲:青木望)
- 主題歌:「影」(歌:千葉真一 / 作詞:亀石征一郎 / 作曲・編曲:青木望)
放映データ
放映リスト
- 第1話「春一番! 燃えて半蔵いま発進」小沢象、遠藤憲一、中村錦司、岩城力也、伊庭剛、誠吾大志
- 第2話「女の顔が夜光る」山本みどり、綿引勝彦、南城竜也、内田勝正、小沢寿美恵、石山律
- 第3話「微笑みが殺意を呼ぶ」磯部勉、宮城健太郎、稲健二、益田哲夫、福本清三
- 第4話「大奥からの依頼人」浜田晃、若尾哲平、山田スミ子
- 第5話「妖精は三度殺られる」鹿内孝、苅谷俊介、岩尾正隆、栗原敏、きくち英一、タンクロー、ルーク・ジョンソン、福本清三
- 第6話「京の夜は血の香り」石橋蓮司、結木恵美、堀光昭、高並功、小林芳宏、大月正太郎
- 第7話「黒髪の処刑台」神保美喜、風間舞子、田中浩、加納みゆき、丸平峯子、宮口二郎、汐路章、伊吹剛
- 第8話「闇にきらめく遊女の群れ」峰岸徹、芦川よしみ、石橋雅史、武藤裕子、島村美妃、有栖川淑子、松村直美、鈴川法子
- 第9話「拾った女に手を出すな」奈良富士子、曽根晴美、川合伸旺、川崎公明、森源太郎、三星東美、山本弘、松田明、有川正治
- 第10話「葬式は俺がやる」佐藤万理、長谷川明男、黒部進、酒井努、川浪公次郎、北町嘉朗
- 第11話「龍馬、麟太郎を襲う」和崎俊哉、草薙幸二郎、市川好郎、宮川珠季、小船秋夫、富永佳代子、世利ゆかり
- 第12話「地中にうごめく夜の蜘蛛」立川光貴、佐藤京一、白川浩二郎、有園文香
- 第13話「女の呪いは悪魔の業」金沢碧、久富惟晴、小池雄介、小山みゆき、田中行雄
- 第14話「くノ一、殺しの罠」永野辰弥、牧冬吉、近藤宏、原口剛、水原まき(水原麻記)、北村明男
- 第15話「狸と狐の嫁入り合戦」小沢象、片岡五郎、加藤由美、水清舞子、清水美紀、堀田真三
- 第16話「女忍者、最後の涙」高松英郎、有川博、成瀬正、大下哲矢、藤堂新二、木村弓美、杉欣也、壱岐愛香、江原政一、谷口孝史、鈴川法子
- 第17話「魔女三人江戸を裂く」三原じゅん子、近藤洋介、水島幸、稲田弘子、諏訪裕子
- 第18話「半蔵の尻に火がついた」睦五郎、林佳子、松村康世、伊藤高、五十嵐義弘、東山茂幸
- 第19話「凄い女がやって来た」本阿弥周子、内田勝正、宮本充、徳田興人、世利ゆかり、富永佳代子、誠吾大志
- 第20話「悪女の首が笑う」本阿弥周子、誠吾大志、石川一行
- 第21話「穴の向うの黄金仮面」内田稔、山口美也子、長谷川弘、片桐竜次、笹木俊志、伴勇太郎
- 第22話「金髪娘は拳銃で勝負」大場順、岡本舞、勝部演之、河合絃司、出水憲司、鈴川法子
- 第23話「男の中に女が棲む」大出俊、阿井美千子、森章二、藤間紋蔵、湖条千秋、加藤由美
- 第24話「長崎帰りの整形美人」二宮さよ子、小林勝彦、大木正司、明日香尚、神藤一弘、小柳圭子
- 第25話「幻の少女・私を殺さないで」中村明美、織本順吉、藤木孝、遠藤征慈、竹井みどり、舞小雪
- 第26話「消えた十三人の水夫」綿引勝彦、小野進也、北原佐和子、福本清三、伊吹剛
- 第27話「大老暗殺! 桜田門の女たち」野際陽子、平泉成、沖田駿一郎、西沢利明、樋浦勉、剣持伴紀、中山昭二
備考
- 制作発表時の番組名は「影の軍団完結編」であった。
- 第1話と第27話は本放送時、90分スペシャルであったが、地方局での再放送では60分枠に編集されたものが放送されている。
影の軍団 幕末編
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー
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登場人物
- 影の軍団
- 十五代目服部半蔵:千葉真一
- 全国の伊賀衆を束ねる頭領。市井の人々を苦しめる悪を倒すべく、影の軍団を率いる。また、倒幕に関わる事件にも影として関与していく。敵に応じて太刀・兜割り(鎧通し)・体術を使い分けて戦う。表の顔はべんり屋の少しドジな人足。弥一を実の子のように可愛がり、ゆくゆくは後継者にしようと考えている。
- お蓮:志穂美悦子
- 半蔵に次ぐ副頭領。主に激動の京(京都)駐在で、そのために単独行動が多い。青の戦闘服着用。
- 瓢斎:橋爪功
- 普段はべんり屋の人足で按摩師。参謀格でサイや電流手袋使用。
- がま八:大葉健二
- 表の顔はべんり屋の人足で、時にスキンヘッドに髷の鬘をかぶっている。戦うときは十字手裏剣を付けた鉢金をつけ、槍を使用し、体術も優れている。
- 善九:伊原剛
- 表の顔はべんり屋の飛脚。戦闘の際、二刀の鎌使用。
- 弥一:岩戸隼人
- 祖父と暮らしていたが、事件を目撃した祖父が殺された為、半蔵が引き取った。
- 隼太:黒崎輝
- 元々は隠れ里に住んでいたが、隠れ里を襲われ、義妹のトキと江戸へ逃げてきた。軍団加入後の表の顔はべんり屋の飛脚。
- トキ:千原麻里
- 表の顔はべんり屋の飛脚。隼太の義妹である。
- お蝶:MIE
- 通称はオランダお蝶。うんすんカルタを手裏剣の様に使い、極秘任務を主とする。べんり屋に来る時は髪結いで現れ、それ以外は飛脚に変装したり、路地でカルタの占いをしている。
- おりょう:浅野ゆう子
- 坂本龍馬を助ける軍団員。
- 幕府関係者
- 勝麟太郎:真田広之
- 幕府の海軍奉行。開国し新しい時代をつくるため、事ある毎にべんり屋に現れ、半蔵に協力を依頼する。
- 小栗上野介:夏八木勲
- 幕府再興のために甲賀衆を使い、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。
- 幕末関係者
- 坂本竜馬:世良公則
- 土佐の脱藩浪士で勝麟太郎の弟子で、倒幕に関わる。
- 人斬りと恐れられた暗殺者。
- 半蔵、お蓮と接点を持つ。
- 甲賀組
- 楯岡道雪:亀石征一郎
- 公儀お庭番・甲賀衆頭領。半蔵の宿敵。私利私欲の為に甲賀衆を使い、時の幕府の支配者である小栗上野介の指示を受けながら、半蔵ら伊賀衆に立ちはだかる。
- 市井の人々
- 牡丹:樹木希林[2]
- 江戸のべんり屋の店長で元祇園の芸者。お狸様を信仰している。半蔵を「半公」と虐げているが、実は半さんに片思いしている。
- お梅:藤沢ふゆき
- べんり屋の女中。
- ツル:田村奈美
- べんり屋の女飛脚。
- ローラ・ウィップル:ビクトリア・ハースト[4]
- 神奈川在中アメリカ領事の娘。親日派で、好奇心旺盛なお嬢様。べんり屋の面々と仲良くなる。
スタッフ
- 企画:巻幡展男、翁長孝雄
- プロデューサー:栢原幹(関西テレビ)、松平乘道、清水敬三、亀岡正人(東映)、佐藤公彦
- 音楽:渡辺茂樹(アンクルf)
- 音楽協力:菌音楽事務所
- アクション・セッティング:JACコマンド
- ナレーター:久米明
主題歌
- 挿入歌:「曠野」(作曲・歌:千葉真一 / 詞:亀石征一郎 / 編曲:青木望)
- 主題歌:「影」(歌:千葉真一 / 作詞:亀石征一郎 / 作曲・編曲:青木望)
放映データ
- 放送期間:
1985年(昭和60年)10月1日 }} - 12月30日(全13話)
- 制作:関西テレビ、東映
放映リスト
- 第1話「ヤンキー娘の大冒険」名和宏、宮口二郎、野口貴史、永野辰弥、テリー・オブライエン
- 第2話「影なきおんなに御用心」芦川よしみ、和崎俊哉、佐藤京一、汐路章、井上清和、長田知子
- 第3話「女は二度燃える」岸田今日子、木村元、堀光昭、岡幸恵、川浪公次郎、岩尾正隆、木谷邦臣、木下通博
- 第4話「私が愛したカゲキ派」本田博太郎、宮下順子、藤岡重慶、野口早苗、堀内正美、富永佳代子
- 第5話「江戸城を爆破せよ」仁和令子、久富惟晴、戸浦六宏、勝山純子、春藤真澄、堀田真三、柳川清
- 第6話「右も左もぶっ殺せ」江藤潤、吉田豊明、田中浩、杉本こず江、三原世司奈、衣麻遼子、入江慎也、白井滋郎
- 第7話「危険な男の恋文」宮内洋、原口剛、秋間登、美松艶子
- 第8話「殺しの鈴は闇に鳴る」安奈淳、遠藤征慈、北村総一朗、重久剛一、福本清三
- 第9話「哀しき宿命女戦士たち」三好鉄生、村田雄浩、浜田晃、長谷川真砂美
- 第10話「逃がし屋は鬼の棲み家」大橋吾郎、三浦リカ、松橋登、卯木浩二、東山茂幸、村上潤、白井滋郎、川浪公次郎
- 第11話「密偵の愛・らあぶ・ゆう」原田美枝子、曽根晴美、崎津隆介、諸角憲一、芝本正、荻原郁三、深水三章
- 第12話「サムライ、荒野の落日」蜷川有紀、風祭ゆき、八名信夫、蓑和田良太、中田博久
- 第13話「影は永遠に!」西田良、鈴川法子、関根大学、村上潤、野口貴史
放映ネット局
※は遅れネット
- 関西テレビ放送(制作局)
- フジテレビジョン
- 北海道文化放送
- 青森テレビ(TBS系列)※
- テレビ岩手(日本テレビ系列)※
- 仙台放送
- 秋田テレビ
- 山形テレビ(放送当時はフジテレビ系列だった)
- 福島テレビ(パート3までの放映当時はTBS系列とのクロスネット局)
- 新潟放送(服部半蔵・影の軍団※)
- 新潟総合テレビ(影の軍団II・III※。影の軍団IV、影の軍団幕末編は同時ネット)
- 長野放送
- テレビ山梨(TBS系列)※
- テレビ静岡
- 富山テレビ放送
- 石川テレビ放送
- 福井テレビジョン放送(月曜22時に放送時間が移行されたパート4の末期は、毎日放送制作の『世界まるごとHOWマッチ』の遅れネットのため※)
- 東海テレビ放送
- 山陰中央テレビジョン放送
- 岡山放送
- テレビ新広島
- テレビ山口(放映当時はTBS系列とのクロスネット局、後にフジテレビ系列から脱退)
- 四国放送(日本テレビ系列)※
- テレビ愛媛
- テレビ高知(TBS系列)※
- テレビ西日本
- サガテレビ
- テレビ長崎(放送当時は日本テレビ系列とのクロスネット局)※
- テレビ熊本(放送当時はテレビ朝日系列とのクロスネット局)
- テレビ大分(放送当時はテレビ朝日系列・日本テレビ系列とのクロスネット局)※
- テレビ宮崎(日本テレビ系列・テレビ朝日系列とのクロスネット局)※
- 鹿児島テレビ放送(放送当時は日本テレビ系列とのクロスネット局、また、初期はテレビ朝日系列でもあった)※
- 沖縄テレビ放送※
DVD
2006年(平成18年)12月8日には、「服部半蔵 影の軍団」全27話を完全収録したDVDボックスが発売、同商品のテレビCMでは歴代の服部半蔵を演じた千葉真一のナレーションが新規に録音された。「影の軍団II」は1巻が2008年11月21日、2巻が2009年2月21日にそれぞれ発売された。
なお、オンラインDVDレンタルのTSUTAYA DISCASにて、「服部半蔵 影の軍団」が2009年(平成21年)10月9日からレンタル開始された。
脚注
関連項目
- 影の軍団 服部半蔵 - 「服部半蔵 影の軍団」と並行して製作された劇場用映画作品。設定は全く違っており、渡瀬恒彦が主演している。
- 新・影の軍団 - 劇場用とオリジナルビデオ用に製作された、千葉真一主演の新シリーズ。
- キル・ビル - 何代目かは不明であるが、現代の沖縄で引退後に寿司屋を経営している服部半蔵が登場。弟子で殺し屋のビルの殺害を目的にしている主人公ブライドのために名刀を打った。クエンティン・タランティーノ監督が本シリーズのファンであったため、半蔵役の千葉とがま八役の大葉(クレジットでは“Bald man(=はげの男)”だが、名前は「シロー」)が出演することとなった。
外部リンク
フジテレビ系 関西テレビ制作火曜22時枠時代劇(1980.4 - 9、一部地域を除く) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
服部半蔵・影の軍団
|
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フジテレビ系 関西テレビ制作火曜22時枠時代劇(1981.10 - 1982.9、一部地域を除く) | ||
影の軍団II・III
|
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フジテレビ系 火曜22時台(関西テレビ制作枠。一部地域を除く。1985.4-9) | ||
影の軍団IV
|
三枝の愛ラブ!爆笑クリニック
(月曜22時台から移行) |
|
フジテレビ系 月曜22時台(関西テレビ制作枠。一部地域を除く。1985.10-12) | ||
三枝の愛ラブ!爆笑クリニック
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影の軍団・幕末編
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