2023年福岡県議会議員選挙
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2023年福岡県議会議員選挙(2023ねんふくおかけんぎかいぎいんきょ)は、福岡県における立法機関の一つである福岡県議会議員を改選するために行われる選挙である。
第20回統一地方選挙の前半戦投票日である2023年4月9日に投票が行われた。
概要
[編集]福岡県議会の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙。
選挙区の区割りと定数に係る条例が改正され[注 1]、選挙区数は前回から1減で44選挙区となったが、定数は「2増2減」となり前回の87議席が維持された。内訳としては、「小郡市・三井郡選挙区」と「太宰府市選挙区」の定数が1議席から2議席に増え、「北九州市八幡西区選挙区」の定数が4議席から3議席に減り、「うきは市選挙区」と「久留米市選挙区」が合区され定数が合計6議席から5議席となった[1]。
基礎データ
[編集]- 選挙事由:任期満了
- 選挙形態:地方議会議員選挙
- 告示日:2023年3月31日
- 投票日:2023年4月9日
- 同日選挙
- 選挙区:44区
- 定数:87名
タイムライン
[編集]2022年
[編集]- 4月26日 - 日本共産党福岡県委員会が記者会見で、候補者(1名)を発表[2]。
- 9月29日 - 「福岡県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例」の改正案が採決され、可決・成立。選挙区は1つ減って44選挙区となり、定数は「2増2減」となり従来の87議席が維持された[1]。
- 10月2日 - 日本維新の会福岡県総支部が、第1次公認候補(2名)を発表[3]
- 10月6日 - 日本共産党福岡県委員会が、第2次公認候補(3名)を発表[4]。
- 11月12日 - 立憲民主党福岡県連が、公認候補(12名)を発表したと報道される[5]。
- 11月21日 - 自民党福岡県連が、第1次公認候補(38名)を発表[6]。
- 12月8日 - 公明党福岡県本部が、公認候補(10名)を発表[7]。
- 12月17日 - 日本維新の会福岡県総支部が、第2次公認候補(4名)を発表[8]。
2023年
[編集]- 1月21日 - 日本共産党福岡県委員会が、第3次公認候補(1名)を発表[9]。
- 2月1日 - 自民党福岡県連は、公認候補(2名)を追加発表した[10]。
- 2月19日 - 日本維新の会福岡県総支部が、第3次公認候補(1名)を発表[11]。
選挙結果
[編集]党派別獲得議席
[編集]党派 | 獲得 議席 |
増減 | 内訳 | 得票 | 選挙前 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
現職 | 元職 | 新人 | (女性) | 得票数 | 得票率 | |||||
自由民主党 | 40 | 1 | 35 | 1 | 4 | 0 | 397,952 | 35.36% | 39 | |
立憲民主党 | 14 | 3 | 9 | 0 | 5 | 5 | 192,353 | 17.09% | 11 | |
公明党 | 10 | 1 | 5 | 0 | 5 | 2 | 127,048 | 11.29% | 9 | |
日本維新の会 | 3 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 66,404 | 5.90% | 0 | |
日本共産党 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 43,617 | 3.88% | 2 | |
国民民主党 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 18,860 | 1.68% | 0 | |
福岡県農政連 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 9,314 | 0.83% | 1 | ||
無所属 | 18 | 2 | 12 | 0 | 6 | 5 | 270,018 | 23.99% | 20 | |
合計 | 87 | 62 | 2 | 23 | 13 | 1,125,566 | 100.00% | 87 | ||
投票者数(投票率) | 1,151,669 | 35.50% | ||||||||
有権者数 | 3,244,325 |
当選した議員
[編集]自民党 立憲民主党 公明党 日本維新の会 国民民主党 福岡県農政連 無所属
北九州市 | 門司区 | 川端耕一 | 稲又進一 | 小倉北区 | 中村明彦 | 壹岐和郎 | 原田博史 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小倉南区 | 吉村悠 | 塩出麻里子 | 田中雅臣 | 若松区 | 山本耕一 | 中尾正幸 | |||||
八幡東区 | 大塚絹子 | 八幡西区 | 松尾統章 | 松下正治 | 岩元一儀 | ||||||
戸畑区 | 小緑貴吏 | ||||||||||
福岡市 | 東区 | 今林久 | 新開崇司 | 大塚勝利 | 長裕海 | 博多区 | 井上博行 | 川上多恵 | 坪田晋 | ||
佐々木徹 | |||||||||||
中央区 | 笠和彦 | 原中誠志 | 新開嵩将 | 南区 | 大田京子 | 樋口明 | 永島弘通 | 加地邦雄 | |||
城南区 | 守谷正人 | 宮川宗一郎 | 早良区 | 後藤香織 | 大田満 | 新開昌彦 | |||||
西区 | 野原隆士 | 仁戸田元氣 | 塩生好紀 | ||||||||
大牟田市[14] | 大橋克己 | 永川俊彦 | 久留米市・うきは市 | 原口剣生 | 井上寛 | 新井富美子 | 中村香月 | 江口善明 | |||
直方市 | 香原勝司 | 飯塚市・嘉穂郡[14] | 高橋義彦 | 江藤秀之 | |||||||
田川市[14] | 佐々木允 | 柳川市 | 椛島徳博 | ||||||||
八女市・八女郡 | 桐明和久 | 栗原悠次 | 筑後市 | 藏内勇夫 | |||||||
大川市・三潴郡[14] | 秋田章二 | 行橋市 | 堀大助 | ||||||||
中間市 | 鶴林大我 | 小郡市・三井郡 | 井上忠敏 | 横尾政則 | |||||||
筑紫野市 | 波多江祐介 | 原竹岩海 | 春日市 | 室屋美香 | 中牟田伸二 | ||||||
大野城市[14] | 井上順吾 | 井上博隆 | 宗像市 | 井上正文 | 福地幸子 | ||||||
太宰府市 | 渡辺美穂 | 宮原伸一 | 古賀市 | 吉田健一朗 | |||||||
福津市[14] | 吉田浩一 | 宮若市・鞍手郡[14] | 花田尚彦 | ||||||||
嘉麻市[14] | 江頭祥一 | 朝倉市・朝倉郡[14] | 中嶋玲子 | 林泰輔 | |||||||
みやま市[14] | 板橋聡 | 糸島市 | 浦伊三夫 | 嘉村薫 | |||||||
那珂川市[14] | 渡辺勝将 | 糟屋郡[14] | 吉松源昭 | 西尾耕治 | 冨永芳行 | ||||||
遠賀郡 | 松本國寛 | 豊福るみ子 | 田川郡[14] | 神崎聡 | 大島道人 | ||||||
京都郡 | 冨安正直 | 築上郡・豊前市[14] | 西元健 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “来年の県議会議員選挙に向け 選挙区の区割りや定数を見直し”. NHK. (2022年9月29日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “福岡県議・市議選勝利へ:各候補者が意気込み”. しんぶん赤旗. (2022年4月29日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “維新が統一地方選公認候補発表”. 西日本新聞. (2022年10月3日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “2023年県議選予定候補者の第二次分の発表にあたって”. しんぶん赤旗. (2022年10月2日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “立民福岡県連が公認候補発表 2023年春の統一地方選”. 西日本新聞. (2022年11月21日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “県議会・福岡市議会 一次公認発表 [2022年11月21日16:40更新”]. 日本共産党福岡県委員会. (2022年11月21日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “福岡県議選と福岡市議選の公認候補22人発表 公明党福岡県本部”. 西日本新聞. (2022年12月9日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “日本維新の会福岡県総支部が、第2次公認候補(4名)を発表”. 西日本新聞 2023年2月26日閲覧。
- ^ “県議会議員立候補予定者(第3次)を発表しました。”. 県委員会ニュース (2023年1月21日). 2023年2月26日閲覧。
- ^ “福岡県議選、自民が2人追加公認”. 西日本新聞. (2023年2月2日) 2023年2月26日閲覧。
- ^ “維新の会福岡県総支部、統一地方選第3次公認候補を発表”. 西日本新聞 2023年2月26日閲覧。
- ^ 総務省トップ > 政策 > 選挙・政治資金制度 > 第20回統一地方選挙 発表資料
- ^ https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/40/18953/jyo18953.html
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 立候補が定数内のため無投票
外部リンク
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