コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

濱口弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はまぐち ひろし

濱口 弘
生誕 1976年10月1日
東京都日本
国籍 日本
職業 濱口アセットマネジメント株式会社代表取締役、Rush Sports Marketing & Investment パートナー、 レーシングドライバー
テンプレートを表示

濱口 弘(はまぐち ひろし、1976年10月1日 - )は日本の実業家レーシングドライバー。濱口アセットマネジメント株式会社代表取締役東京都出身。

来歴

[編集]

1976年、濱口家の長男として生まれる。後に筑波大学附属小学校入学。 バスケットボールを中学校で始め、大学はアメリカにバスケットボール留学をすることを決意。

1995年、トライアウトを経てノースカロライナ州NCAA第1部リーグのCampbell University入学。

その後カリフォルニア州にあるNCAA第2部リーグChapman Universityへ転校するも、膝の故障により現役続行を断念。

1998年、学生アスリート向け登録サイト Athlink.net を大学友人らと起業。

2001年、Athlink.net を米国投資会社へ売却。 同年8月、日本へ帰国し濱口アセットマネジメント株式会社を設立し、投資M&Aコンサルティング業務を始める。

2011年9月- Rush Sports Marketing & Investment Limited パートナー。

2020年4月より自動車とバイクのライフスタイル月刊誌aheadにて「濱口 弘のクルマ哲学」を連載中。

親族

[編集]

防災教材として文部省小学校国語教科書に掲載されている、津波から和歌山の村人を救った物語「稲むらの火」のモデルとしても知られるヤマサ醤油の七代目濱口梧陵の子孫。

人物

[編集]

バスケットボールでNCAAに所属していたアスリート現役時代には、当時最先端であったプライオメトリクスをトレーニングに取り入れ、100m走は10秒台、垂直跳びでは120cmを越えるなど、運動能力には定評があった。(日本文化出版月刊HOOP1999年9月号参照) 2008年よりレース活動を開始、ポルシェ・カレラカップジャパンからSuper GTへ、そしてGT3シリーズはアジアからヨーロッパへと活動の場を移し、マクラーレン時代にはロブ・ベルやアルバーロ・パレンテ、ランボルギーニではアンドレア・カルダレリやピントニオ・リウッツィなどメーカーのワークスドライバーや元F1ドライバーとコンビを組み、レース活動を行う。

レース戦績

[編集]
  • 2008年 - ポルシェ・カレラカップジャパン シリーズチャンピオン、ルーキー・オブ・ザ・イヤー
  • 2010年 - SUPER GT GT300(チーム・ホンダカーズ東海)(マシン・紫電)最高位 優勝(1回)
  • 2011年 - GT アジア(チーム・一ツ山レーシング)(マシン・アウディ・R8 LMS)最高位 総合優勝(2回)
  • 2012年 - GT Asia(チーム・Clearwater Racing)(マシン・フェラーリ458 GT3)最高位 総合優勝(1回)
  • 2013年 – GT Asia(チーム・Clearwater Racing)(マシン・マクラーレン・MP4-12C GT3)最高位 総合優勝(1回)
  • 2013年 8月 – Malaysia Merdeka Endurance Race(チーム・Clearwater Racing)(マシン・フェラーリ・458 GT3)総合優勝
  • 2014年 - GT Asia (チーム・Clearwater Racing) (マシン・マクラーレン・650S GT3)最高位 総合優勝(1回)シリーズ3位
  • 2015年 - GT Asia (チーム・FFF Racing by ACM) (マシン・マクラーレン・650S GT3)最高位 総合優勝(1回)
  • 2015年 - Malaysia 12 Hours by SRO (チーム・FFF Racing by ACM)(マシン・マクラーレン・650S GT3)プロ・アマクラス優勝
  • 2016年 - Michelin GT3 Cup (欧州)(チーム・FFF Racing by ACM)(マシン・マクラーレン・650S GT3)準優勝3回
  • 2017年 - GT Open (欧州)(チーム・FFF Racing by ACM) (マシン・ランボルギーニ・ウラカンGT3)最高位 準優勝
  • 2018年 - ブランパンGTシリーズアジア (チーム・FFF Racing by ACM)(マシン・ランボルギーニ・ウラカンGT3)プロ・アマクラス シリーズチャンピオン 優勝(3回) 準優勝(3回) 
  • 2019年 - ブランパンGTワールドチャレンジヨーロッパ (チーム・FFF Racing by ACM)(マシン・ランボルギーニ・ウラカンGT3)プロ・アマクラス シリーズチャンピオン 優勝(4回)準優勝(4回)
  • 2019年 - 世界選手権 FIA Motor Sport Olympic(チーム・FFF Racing by ACM)(マシン・ランボルギーニ・ウラカンGT3)GT Category 優勝/金メダル

SUPER GT

[編集]
チーム 使用車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2010年 Cars Tokai Dream28 ムーンクラフト・紫電 GT300 SUZ
Ret
OKA
2
FSW
13
SEP
Ret
SUG
1
SUZ
18
FSW
C
TRM
2
4位 50
2012年 GT300 OKA FSW SEP SUG SUZ
15
FSW AUT TRM NC 0
2014年 マクラーレン・MP4-12C GT3 GT300 OKA FSW AUT SUG FSW SUZ
12
CHA TRM NC 0
2015年 ロータス・エヴォーラ MC GT300 OKA FSW CHA FSW SUZ
7
SUG AUT TRM 25位 5
2017年 GT300 OKA FSW AUT SUG FSW SUZ
23
CHA TRM NC 0

プランパンGTシリーズ・スプリントカップ

[編集]
チーム 車両 クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 順位 ポイント
2019年 オレンジ1・FFFレーシング・チーム ランボルギーニ・ウラカン GT3 Evo Pro-Am BRH
1

14
BRH
2

14
MIS
1

15
MIS
2

17
ZAN
1

18
ZAN
2

20
NÜR
1

21
NÜR
2

20
HUN
1

22
HUN
2

21
1位 131

GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・耐久カップ

[編集]
チーム 車両 クラス 1 2 3 4 5 順位 ポイント
2020年 オレンジ1・FFFレーシング・チーム ランボルギーニ・ウラカン GT3 Evo Pro-Am IMO
33
NÜR
18
SPA
Ret
LEC
27
5位 52
2021年 Pro-Am MNZ
16
LEC
22
SPA
Ret
NÜR
19
CAT
35
3位 74

FIA 世界耐久選手権

[編集]
エントラント クラス 車両 エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 ランク ポイント
2024年 ユナイテッド・オートスポーツ LMGT3 マクラーレン・720S LMGT3 マクラーレン M840T 4.0 L ターボ V8 QAT IMO SPA LMS
Ret
SÃO COA FUJ BHR 29位* 0*

ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ

[編集]
エントラント クラス シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 ランク ポイント
2024年 アイロン・リンクス
英語版
LMGT3 ランボルギーニ・ウラカン LMGT3 Evo 2 ランボルギーニ DGF
5.2 L V10
CAT
3
LEC
2
IMO
3
SPA
NC
MUG
9
ALG
1
1位 76

ル・マン24時間レース

[編集]
ル・マン24時間レース 結果
チーム コ・ドライバー 車両 クラス 周回数 総合
順位
クラス
順位
2024年
英語版
イギリスの旗 ユナイテッド・オートスポーツ チリの旗 ニコ・ピノ英語版
日本の旗 佐藤万璃音
マクラーレン・720S LM GT3 Evo LMGT3 212 DNF DNF

外部リンク

[編集]