渡辺裕泰
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渡辺 裕泰(わたなべ ひろやす、1945年(昭和20年)4月11日 - )は、日本の大蔵・財務官僚。日比谷パーク法律事務所顧問。日本関税協会理事長。
東京都出身。国税庁長官、長島・大野・常松法律事務所顧問、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授を歴任。2015年11月瑞宝重光章受章。
略歴
[編集]学歴
[編集]- 1958年(昭和33年) 東京教育大学附属小学校(現・筑波大学附属小学校)卒業
- 1964年(昭和39年) 東京教育大学附属中学校・高等学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)卒業
- 1969年(昭和44年) 東京大学法学部卒業
- 1973年(昭和48年) プリンストン大学ウッドローウイルソン・スクール修士課程修了 (MPA)
職歴
[編集]- 1969年(昭和44年)7月 大蔵省入省(大臣官房文書課)
- 1971年(昭和46年)5月 米国留学(プリンストン大学)
- 1973年(昭和48年)7月 銀行局総務課企画係長[1]
- 1974年(昭和49年)7月 左京税務署長
- 1975年(昭和50年)7月 主税局税制第三課長補佐
- 1976年(昭和51年)6月 主税局調査課長補佐
- 1977年(昭和52年)7月 主税局総務課長補佐
- 1979年(昭和54年)7月 大臣官房調査企画課長補佐
- 1981年(昭和56年)7月 主計局主計官補佐(司法・警察係主査)
- 1983年(昭和58年)6月 主計局主計官補佐(厚生第一、二係主査)
- 1984年(昭和59年)6月 竹下大蔵大臣秘書官事務取扱
- 1986年(昭和61年)6月 三重県総務部長
- 1988年(昭和63年)6月 主計局主計官(主計局法規課担当)
- 1989年(平成元年)6月 主計局主計官(防衛担当)
- 1990年(平成2年)7月 主計局主計官(厚生・労働担当)
- 1992年(平成4年)7月 主税局税制第一課長
- 1993年(平成5年)6月 主税局総務課長
- 1994年(平成6年)7月 名古屋国税局長
- 1995年(平成7年)5月 近畿財務局長
- 1996年(平成8年)7月 大臣官房審議官(主税局担当)
- 1997年(平成9年)7月 東京国税局長
- 1998年(平成10年)7月 関税局長兼税関研修所長
- 2000年(平成12年)6月 会計センター所長兼財政金融研究所長
- 2002年(平成14年)7月 国税庁長官
- 2003年(平成15年)7月8日 依願退官
- 2003年(平成15年) 財務省財務総合政策研究所顧問
- 2003年(平成15年)11月 東京大学大学院法学政治学研究科特任教授
- 2004年(平成16年) 租税法学会理事
- 2004年(平成16年)4月 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授(〜2015年(平成27年)3月)
- 2005年(平成17年)9月 株式会社イシダ社外取締役
- 2006年(平成18年)5月 株式会社乃村工藝社社外監査役
- 2006年(平成18年)6月 タカラスタンダード株式会社社外監査役
- 2007年(平成19年)6月 新日鉱ホールディングス株式会社社外監査役
- 2008年(平成20年)4月 東京大学大学院法学政治学研究科客員教授(〜2010年(平成22年)3月)
- 2009年(平成21年)6月 三井物産株式会社社外監査役
- 2010年(平成22年)4月 JXホールディングス株式会社社外監査役
- 2016年(平成28年)12月 日比谷パーク法律事務所顧問
- 2019年(令和元年)4月 日本関税協会理事長
著書
[編集]- 『ファイナンス課税』(有斐閣)
- 『国際取引の課税問題』(日本租税研究協会)
脚注
[編集]- ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1974年発行、495頁
関連項目
[編集]外部リンク
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