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水野勝 (官僚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水野 勝(みずの まさる、1932年9月7日 - 2017年3月25日[1])は日本実業家官僚。元国税庁長官

経歴

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静岡県磐田市出身。磐田南高校から東京大学法学部第2類(公法コース[2])卒業後の1955年大蔵省(現・財務省)へ入省(主税局調査課[3])。1960年2月に科学技術庁原子力局政策課補償係長[4]1962年7月に館林税務署長[5]1963年7月に熊本国税局総務部総務課長。1964年7月に国税庁長官官房会計課長補佐。1966年8月に大蔵省主税局国際租税課長補佐。1967年8月に大蔵省主税局総務課長補佐(歳入担当)[6]1972年7月に関東信越国税局間税部長。1973年7月に国税庁長官官房参事官1978年6月に大蔵省主税局税制第一課長。1979年7月に大蔵省主税局総務課長。1981年6月に大蔵省大臣官房審議官(主税局担当)。1984年6月に東京国税局長1985年に大蔵省主税局長1988年12月27日国税庁長官を務め、1990年に退官。2004年瑞宝重光章受章[7][8]。叙正四位[9]

その後は生命保険協会副会長を経て、1994年日本たばこ産業社長に就任。その後は同会長を経て、相談役・顧問となる。日本税務協会会長、日本租税研究協会副会長も務めた。

著書

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脚注

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  1. ^ “水野勝氏死去=消費税導入に尽力”. 時事通信社. (2017年4月10日). http://www.jiji.com/sp/article?k=2017041001019 2017年6月25日閲覧。 
  2. ^ 『東大人名録 官公庁編』1988年発行、51頁
  3. ^ 『日本の官庁 第3巻』国土政策研究会、1989年発行、383頁
  4. ^ 『職員録 昭和38年版 上巻』大蔵省印刷局、1963年1月発行、158頁
  5. ^ 『新訂現代日本人名録 98,第4巻』日外アソシエーツ、1998年1月
  6. ^ 自著『税制改正五十年 回顧と展望』大蔵財務協会、2006年9月発行、13頁
  7. ^ 「春の叙勲 中綬章以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2004年4月29日朝刊
  8. ^ 平成16年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2004年4月29日). 2004年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月24日閲覧。
  9. ^ 『官報』第7011号、平成29年5月2日
先代
村上哲朗
国税庁関東信越国税局間税部長
1972年 - 1973年
次代
野村寛
先代
矢澤富太郎
国税庁東京国税局長
1984年 - 1985年
次代
山本昭市
先代
梅澤節男
大蔵省主税局長
1985年 - 1988年
次代
尾崎護