永平寺町
えいへいじちょう 永平寺町 | |||||
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永平寺の一文字廊と仏殿 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
都道府県 | 福井県 | ||||
郡 | 吉田郡 | ||||
市町村コード | 18322-9 | ||||
法人番号 | 1000020183229 | ||||
面積 |
94.43km2 | ||||
総人口 |
18,307人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 194人/km2 | ||||
隣接自治体 | 福井市、坂井市、勝山市 | ||||
町の木 | 油桐 | ||||
町の花 | 梅 | ||||
他のシンボル | - | ||||
永平寺町役場 | |||||
町長 | 河合永充 | ||||
所在地 |
〒910-1292 福井県吉田郡永平寺町松岡春日一丁目4番地 北緯36度05分32秒 東経136度17分55秒 / 北緯36.09219度 東経136.29872度座標: 北緯36度05分32秒 東経136度17分55秒 / 北緯36.09219度 東経136.29872度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
永平寺町(えいへいじちょう)は、福井県北部(嶺北地方)にある町。永平寺町のみで吉田郡を構成する[1]。仏教曹洞宗の大本山永平寺の門前町として知られ、町名の由来となっている。
地理
[編集]位置
[編集]他県とは接しない内陸の町で、北西は坂井市、北東は勝山市、南は福井市である。
勝山盆地と福井平野の間、東から西へ流れる九頭竜川に沿って位置し、九頭竜川の上流側から順に上志比地区(旧上志比村)、永平寺地区となり、下流側が松岡地区(旧松岡町)となっている。
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大佛湖から見た大佛寺山
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永平寺門前町
山岳
[編集]- 主な山
河川
[編集]- 主な川
湖沼
[編集]- 主な湖
永平寺ダム(大佛湖)
人口
[編集]永平寺町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 永平寺町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 永平寺町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
永平寺町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
健康
[編集]- 平均年齢 47.6歳(2020年国勢調査)
歴史
[編集]えいへいじちょう 永平寺町 | |
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廃止日 | 2006年2月13日 |
廃止理由 |
新設合併 永平寺町・松岡町・上志比村 → 永平寺町 |
現在の自治体 | 永平寺町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方(北陸地方) |
都道府県 | 福井県 |
郡 | 吉田郡 |
市町村コード | 18322-9 |
面積 | 50.4 km2 |
総人口 |
6,386人 (2005年国勢調査) |
隣接自治体 | 福井市、勝山市、丸岡町、松岡町、上志比村 |
町の木 | ケヤキ |
町の花 | アジサイ |
永平寺町役場 | |
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町東古市10-5 |
特記事項 | 役場は現在の永平寺支所を使用していた。 |
ウィキプロジェクト |
先史
[編集]旧石器時代や縄文時代の遺跡や遺物が各地に分布する。県内最古級の石器が出土している。
古代
[編集]令制国としては越前国に属し、平安時代末期には志比庄という大規模な荘園が広がっていた。
中世
[編集]鎌倉時代の1244年(寛正2年)に道元が永平寺を建立した(「鎌倉仏教」も参照)。
近世
[編集]江戸時代には「市」が開かれ、勝山街道や永平寺への参詣の宿場町としても発展した。
近現代
[編集]- 1954年(昭和29年)3月31日 - 志比谷村、下志比村及び浄法寺村が合併して、志比村が発足する。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 志比村が町制施行及び名称を変更して、永平寺町となる。
- 1968年(昭和43年)10月2日 - 昭和天皇、香淳皇后が第23回国民体育大会に合わせて県内を行幸啓。町内の志比小学校を訪問[2]。
- 2006年(平成18年)2月13日 - 松岡町、永平寺町及び上志比村が合併して、改めて永平寺町が発足する[3]。
政治
[編集]行政
[編集]町長
[編集]- 歴代町長
- 町長職務執行者 鈴木喜代宏(上志比村廃止時の村長)2006年2月13日 - 2006年3月11日
- 初代 松本文雄(松岡町廃止時の町長)2006年3月12日 - 2014年3月11日 2期(満了)
- 2代 河合永充(前永平寺町議会議長)2014年3月12日 - 在任 3期目(任期満了2026年3月11日)
議会
[編集]町議会
[編集]- 永平寺町議会
- 町新設から2006年7月31日まで合併時在任特例で定数42名であった。その後20名、2010年改選時に18名、2018年の改選時より現定数14名となる。
県議会
[編集]福井県議会に永平寺町(吉田郡)から選出される議員の定数は1議席である。近年の選挙結果については「2023年福井県議会議員選挙」「2019年福井県議会議員選挙」を参照。
国会
[編集]永平寺町は、福井市、大野市、勝山市、あわら市、坂井市と構成される福井県第1区が選挙区となる。なお、当選挙区の衆議院選挙比例代表区選出議員については「比例北陸信越ブロック」を参照。
永平寺町は、参議院・北陸信越ブロックに属する。福井県選挙区は参議院一人区の1つ。
官公庁
[編集]裁判所
[編集]- 福井地方裁判所(管轄地:吉田郡・永平寺町、福井市、あわら市、坂井市、大野市、勝山市)
- 福井家庭裁判所(管轄地:吉田郡・永平寺町、福井市、あわら市、坂井市、大野市、勝山市)
- 福井簡易裁判所(管轄地:吉田郡・永平寺町、福井市、あわら市、坂井市、大野市、勝山市)
対外関係
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]海外
[編集]- 提携都市
国内
[編集]- その他
- 全国門前町サミット - 全国の神社仏閣を中心に発展してきた門前町を有する自治体・観光協会・商業関係者などが集まり地域活性、街作り推進のため開催する会議。
経済
[編集]- 主な産業
- 産業人口(2005年国勢調査、旧町村分の合計)
第一次産業
[編集]農業
[編集]- 農業協同組合
第二次産業
[編集]繊維工業
[編集]醸造業
[編集]第三次産業
[編集]商業
[編集]- 主な商業施設
観光業
[編集]施設
[編集]警察
[編集]消防
[編集]- 永平寺町消防本部(東古市)
- 永平寺消防署(東古市)
医療
[編集]- 主な病院
郵便局
[編集]- 主な郵便局
図書館
[編集]- 主な図書館
文化施設
[編集]交流施設
[編集]運動施設
[編集]教育
[編集]大学
[編集]- 国立
- 福井大学 松岡キャンパス(医学部)
- 公立
- 福井県立大学 本部・永平寺キャンパス
専修学校
[編集]- 私立
- 天谷調理製菓専門学校
- 福井県理容美容専門学校
中学校
[編集]- 町立
小学校
[編集]- 町立
交通
[編集]町内の鉄道及び一般国道・主要地方道は、永平寺地区中心部から永平寺へのアクセス国道1本を除くと九頭竜川と同様に3地区を東西に貫通している。町西端部の南北に北陸自動車道がかすめ、九頭竜川南岸の福井市境部に福井北JCT・ICがある(料金所は福井市に所在するが、一般道との接続点は永平寺町域)。
鉄道
[編集]町内の公共交通機関は一元的な集約が行われていない。
役場最寄駅は、松岡駅で、鉄道路線に沿って役場支所が所在する。
鉄道路線
[編集]廃線
[編集]バス
[編集]路線バス
[編集]- 大学・専門学校・病院などがある松岡御陵地区は大和田大学病院線が福井駅(福井市)からアピタ・エルパ前経由で鉄道と同じ毎時2本の頻度で運行されている。平日に限り松岡地区中心部を経由する福井駅と松岡御陵地区を結ぶバスもある(本数は少ない)。
- 永平寺口駅・松岡駅から福井大学医学部、福井県立大学、丸岡バスターミナルを経て丸岡駅(坂井市)へ向かう路線がある(休日運休)。
- 永平寺地区の永平寺口駅 - 永平寺間は毎時1本の頻度でバスが運行され、一部の便は丸岡バスターミナルを経て芦原温泉駅(あわら市)へ向かい、またその一部の便はあわら湯のまち駅(あわら市)を経て東尋坊、三国駅(坂井市)へ直通する。
- 永平寺町
- コミュニティバス - 松岡地区は松岡駅(公民館)と福祉総合センター、永平寺地区は永平寺口駅前、上志比地区は山王駅前を拠点にそれぞれ運行し、3地区を横断する山王駅-大学病院ルートもある。
タクシー
[編集]- 永平寺町
- 勝山市
- 坂井市
特急バス
[編集]- 一般社団法人加賀市観光交流機構
- 朝倉・永平寺ダイレクトバス - 福井駅東口から途中一乗谷朝倉氏遺跡周辺4箇所(福井市)のみ停車し永平寺まで運行。
高速バス
[編集]京福バスの「永平寺ライナー」が福井駅東口から中部縦貫自動車道経由で松岡IC付近、永平寺地区南部の各停留所を経て永平寺まで運行されている(定員制)。京福バスの「恐竜バス」は通過するのみで永平寺町内には停車しない。
また福井市境部の福井北ICに県外方面の高速バスが停車する。COVID-19の影響により運休・減便を実施している事業者・路線あり。
自動運転車
[編集]日本国内では初となるレベル4自動運転車「ZEN drive」を、2023年5月21日から、町道「永平寺参ろーど」の約2キロメートル(荒谷停留所 - 志比停留所)で運行している[7][8]。
道路
[編集]高速道路
[編集]国道
[編集]県道
[編集]- 福井県道110号北野松岡線
- 福井県道111号舟橋松岡線
- 福井県道112号栃神谷鳴鹿森田線
- 福井県道113号稲津松岡線
- 福井県道114号吉野福井線
- 福井県道164号大畑松岡線
- 福井県道165号京善原目線
- 福井県道168号藤巻下荒井線
- 福井県道232号竹田東古市停車場線
- 福井県道245号永平寺線
- 福井県道254号上志比インター線
- 福井県道255号牧福島上荒川線
- 福井県道801号永平寺福井自転車道線
道の駅
[編集]- 道の駅禅の里(国道416号沿い)
観光
[編集]名所・旧跡
[編集]- 主な城郭・館
- 松岡館跡・お館の椿
- 主な神社
- 主な寺院
- 主な遺跡
観光スポット
[編集]文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]名産・特産
[編集]著名な出身者
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 福井県内市町リンク集 福井県庁(2023年5月16日閲覧)
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、132頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 合併協定項目. 吉田郡三町村合併協議会
- ^ “町議会ガイド”. 永平寺町. 2019年2月4日閲覧。
- ^ 勝山市コミュニティバス 時刻表・バス停留所・運賃等 - 勝山市未来創造課
- ^ イータク(坂井市オンデマンド型交通)について - 坂井市公共交通対策課
- ^ 国内初!自動運転車によるレベル4での運行許可を取得しました 経済産業省(2023年5月12日)2023年5月16日閲覧
- ^ “自動走行”. まちづくり株式会社ZENコネクト (2020年6月22日). 2023年10月23日閲覧。