北松本駅
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(松本市駅から転送)
北松本駅[* 1] | |
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お城口(2021年8月) | |
きたまつもと Kita-Matsumoto | |
◄42 松本 (0.7 km) (1.9 km) 島内 40► | |
所在地 | 長野県松本市白板一丁目[1] |
駅番号 | 41 [報道 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大糸線 |
キロ程 | 0.7 km(松本起点) |
電報略号 | キマ[1] |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
606人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)1月6日[2][3] |
備考 | |
北松本駅(きたまつもとえき)は、長野県松本市白板一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅である。駅番号は「41」[報道 1]。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)
- 1916年(大正5年)9月18日:南松本駅を松本駅に統合して共同使用駅化し、同駅 - 当駅間の旅客連絡運輸を開始[3]。
- 1926年(大正15年)1月8日:信濃鉄道が全線電化され、旅客列車を電車化[3]。
- 1937年(昭和12年)6月1日:信濃鉄道が国有化され、鉄道省大糸南線の所属となる[6]。
- 1957年(昭和32年)8月15日:中土駅 - 小滝駅間が開通して全線開通し、大糸線と改称[3]。
- 1960年(昭和35年)9月:松本駅 - 信濃大町駅間の貨物列車を電化[7]。
- 1982年(昭和57年)10月31日:貨物取扱廃止[5]。
- 1983年(昭和58年)3月25日:業務委託駅となる[8]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[5]。
- 1985年(昭和60年)3月:併設された車両基地(松本運転所北松本支所)が廃止され、本所に統合。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[9]。
- 1995年(平成7年)11月8日:旧駅舎が解体され、仮駅舎に切り替わる[新聞 1]。
- 2000年(平成12年)4月22日:駅舎改築により橋上化[新聞 2]。
- 2025年(令和7年)3月15日:ICカード「Suica」の利用が可能となる(予定)[報道 2][報道 3]。東京近郊区間に編入される(予定)[報道 2]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎となっている[1]。駅舎はお城をイメージしたものである[1]。東西に出入口があり、「アルプス口」「お城口」という愛称が付けられている[1]。ステーションビルMIDORIが駅業務を受託する松本駅管理の業務委託駅である[4]。
橋上駅舎化前は構内踏切によって駅舎とホームがつながっていた[10]。また、駅の北側に開かずの踏切があり、渋滞が問題となっていたため、それを解消する目的で、駅舎を橋上化すると同時に交差する長野県道320号倭北松本停車場線(内環状北線)がアンダーパス化および4車線化された[1][新聞 3]。
松本駅からの距離はわずか700 mしか離れていない[1]。篠ノ井線が単線並列で並走するが、篠ノ井線にはホームがない[10]。篠ノ井線のホームを設置を求める運動もあったが、実現されなかった[1][注釈 1]。
かつて大糸線の車両基地として松本運転所北松本支所(略号:長キマ)が構内にあった[10]。
車両基地廃止後は、アパートや公園などとなった。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■大糸線 | 上り | 松本・塩尻方面 |
2 | 下り | 信濃大町・白馬方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2021年8月)
-
ホーム(2021年8月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は606人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 281 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 316 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 356 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 371 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 388 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 423 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 482 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 469 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 483 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 434 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 484 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 500 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 528 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 577 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 658 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 756 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 738 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 714 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 690 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 687 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)609 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)557 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)585 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)606 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]松本市街北部に位置する。西口と東口がありそれぞれアルプス口(西口)とお城口(東口)の愛称が付与されている。
アルプス口(西口)
[編集]お城口(東口)
[編集]- 白板公園
- 松本市立丸の内中学校
- 正麟寺
- 旧開智学校
- 長野県松本深志高等学校
- 松本情報工科専門学校
- 松本調理師製菓師専門学校
- 長野県松本蟻ヶ崎高等学校[1]
- 松本城[1]
- 城西病院
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、92頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c 松本市史編さん室 『松本市史 第二巻歴史編Ⅲ近代』 松本市、1995年11月30日。
- ^ a b c d e f 『東筑摩郡松本市塩尻市誌 第三巻 現代下』 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
- ^ a b “駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介|生鮮市場JCなど運営 株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、207頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第四巻 近代・現代』 大町市、1985年9月1日。
- ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第五巻 民俗・観光』 大町市、1984年7月1日。
- ^ 長野鉄道管理局 編『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』長野鉄道管理局、1987年3月10日、480頁。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b c 小学館『国鉄全線各駅停車・6 中央・上信越440駅』(1983年刊)p.62 より
報道発表資料
[編集]- ^ a b 『大糸線に「駅ナンバー」を導入します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブ 。2016年12月8日閲覧。
- ^ a b 『2025年3月15日(土)長野県のSuica利用がますます便利になります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2024年12月13日。オリジナルの2024年12月13日時点におけるアーカイブ 。2024年12月16日閲覧。
- ^ 『長野県におけるSuicaご利用駅の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2023年6月20日。オリジナルの2023年6月20日時点におけるアーカイブ 。2023年6月20日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(北松本駅):JR東日本