薬師堂駅 (秋田県)
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薬師堂駅 | |
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駅舎(2012年8月) | |
やくしどう YAKUSHIDO | |
◄羽後本荘 (2.2 km) (2.3 km) 子吉► | |
所在地 | 秋田県由利本荘市薬師堂 |
所属事業者 | 由利高原鉄道 |
所属路線 | ■鳥海山ろく線 |
キロ程 | 2.2 km(羽後本荘起点) |
電報略号 | ヤク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
80人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)8月1日[1] |
薬師堂駅(やくしどうえき)は、秋田県由利本荘市薬師堂にある、由利高原鉄道鳥海山ろく線の駅である。無人駅である。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)8月1日:横荘鉄道西線の薬師堂停留場として由利郡子吉村に開業[1]。
- 1937年(昭和12年)9月1日:横荘鉄道国有化に伴い、鉄道省に移管。駅に昇格し同省矢島線の薬師堂駅となる[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。この年、駅舎改築[2]。
- 1952年(昭和27年)10月21日:専用線発着車扱貨物の取り扱い開始[1]。
- 1961年(昭和36年)6月20日:貨物取り扱い廃止[3]。
- 1962年(昭和37年):業務委託化[4][5]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:荷物扱い廃止[6]。無人化[7][8]。ただし、翌年3月31日までは(日曜・祝日を除く)6時から15時半まで旅客扱い要員を1名配置する[9]。
- 1985年(昭和60年)10月1日:由利高原鉄道に移管[1]。同社の鳥海山ろく線の所属となる。
- 2009年(平成21年)10月5日:駅舎改築[2]。
駅構造
[編集]単式1面1線のホームを持つ地上駅。西側に並行する羽越本線側に、駅舎とホームあり。駅に向かうには、羽越線側(矢島街道踏切)からも、鳥海山ろく線側(薬師道踏切)からも踏切を渡って向かう。
老朽化した初代駅舎が2009年8月に解体され、同年10月にバリアフリー化された新駅舎に建て替えられた[2]。
利用状況
[編集]1日乗降人員推移 [10][11] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 58 |
2012年 | 69 |
2013年 | 76 |
2014年 | 69 |
2015年 | 75 |
2016年 | 96 |
2017年 | 88 |
2018年 | 83 |
2019年 | 66 |
2020年 | 55 |
2021年 | 73 |
2022年 | 80 |
駅周辺
[編集]- 国道108号
- 由利本荘市立子吉小学校
- 子吉郵便局
バス路線
[編集]- 羽後交通「薬師堂」停留所
その他
[編集]- 当駅より羽後本荘方では、鳥海山ろく線が羽越本線と並行しているが、羽越本線の駅が設けられたことはない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、568頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「由利高原鉄道・薬師堂駅に杉香る新駅舎が完成 くす玉、植樹で祝う」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2009年10月6日、朝刊、22面。
- ^ “貨物取り扱いやめる 薬師堂、子吉、羽後川辺の三駅 きょうから” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p7. (1961年6月20日 朝刊)
- ^ “東北初の業務委託駅 秋鉄局 薬師堂など四駅を” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p3. (1962年6月1日 夕刊)
- ^ “業務委託駅に 子吉駅など五つ 秋鉄 来年四月から実施” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p5. (1964年10月17日 夕刊)
- ^ 「日本国有鉄道公示第401号」『官報』1971年10月1日。
- ^ “陳情攻勢で“無人化”が後退 秋鉄局 日中だけ駅員配置 ただし本年度いっぱい” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p12. (1971年9月29日 朝刊)
- ^ 「通報 ●鯉川駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
- ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月5日、1面。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、統計情報リサーチ - 、2020年8月30日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月12日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 薬師堂駅(各駅情報) - 由利高原鉄道