前郷駅
表示
前郷駅 | |
---|---|
駅舎(2020年8月) | |
まえごう MAEGOU | |
◄曲沢 (1.4 km) (1.9 km) 久保田► | |
所在地 | 秋田県由利本荘市前郷 |
所属事業者 | 由利高原鉄道 |
所属路線 | ■鳥海山ろく線 |
キロ程 | 11.7 km(羽後本荘起点) |
電報略号 | マウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
146人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)8月1日[1] |
前郷駅(まえごうえき)は、秋田県由利本荘市前郷にある、由利高原鉄道鳥海山ろく線の駅である。
社員配置駅。当駅所属の駅員は居らず、矢島駅・前郷駅のローテーション勤務となっており、乗車券と定期券(JRへの連絡乗車券)の販売を行っている。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)8月1日:横荘鉄道の駅として由利郡東滝沢村に開業し、横荘鉄道西線の終着駅となる[1]。
- 1937年(昭和12年)
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。
- 1971年(昭和46年)10月1日:業務委託化および貨物取り扱い廃止[2]。
- 1972年(昭和47年):交換設備撤去[3]。
- 1985年(昭和60年)10月1日:由利高原鉄道へ移管と同時に交換設備復活[3]。
- 2003年(平成15年)12月26日:現駅舎に改築[4]。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地上駅。国鉄矢島線時代末期に交換設備を廃止[5]、ホーム1面1線であったものを第3セクター転換時に列車本数増のためホームを増設し、再び交換可能とした[3]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■鳥海山ろく線 | 上り | 羽後本荘方面 |
2 | 下り | 矢島方面 |
利用状況
[編集]1日乗降人員推移 [6][7][8] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 205 |
2012年 | 241 |
2013年 | 214 |
2014年 | 241 |
2015年 | 180 |
2016年 | 174 |
2017年 | 161 |
2018年 | 146 |
2019年 | 132 |
2020年 | 116 |
2021年 | 133 |
2022年 | 146 |
駅周辺
[編集]- 秋田県道171号前郷停車場線
- 由利本荘市役所 由利総合支所(旧・由利町役場)
- 由利郵便局
- 羽後信用金庫由利支店
- 秋田しんせい農業協同組合由利支店
- 由利本荘市立由利小学校
- 由利本荘市立由利中学校
- 由利福祉健康センター
その他
[編集]当駅を境に閉塞方式が変わるため、羽後本荘方からの到着列車(下り)からは、スタフを受け取り、矢島方から来た列車(上り)からタブレットを受領し、対向列車は反対の受領を行う。駅員が常駐し、駅員からの手渡しで各列車への受渡しをしている[9]。
-
タブレットとスタフを交換する様子(2009年11月)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、568頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “陳情攻勢で“無人化”が後退 秋鉄局 日中だけ駅員配置 ただし本年度いっぱい” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p12. (1971年9月29日 朝刊)
- ^ a b c “久保田駅など工事完成 鳥海山ろく線 前郷駅も交差復活” 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p3. (1985年9月29日 朝刊)
- ^ 「鉄道記録帳2003年12月」『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、24頁。
- ^ 書籍『国鉄全線各駅停車3 奥羽・羽越400駅』(小学館、1984年)177ページより。
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月12日閲覧
- ^ “前郷駅(由利高原鉄道)の乗降客数の統計”. statresearch.jp. 2024年10月29日閲覧。
- ^ “タブレット閉塞、スタフ閉塞”. 由利高原鉄道. 2022年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 前郷駅(各駅情報) - 由利高原鉄道