コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

本田竜輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本田 竜輝
Ryuki Honda
本田 竜輝 Ryuki Hondaの画像
2023.03.18 撮影
プロフィール
リングネーム 本田 竜輝
ニックネーム 戦わなければ生き残れない[1]
身長 180cm
体重 110kg
誕生日 (2000-02-11) 2000年2月11日(24歳)
出身地 東京都町田市
所属 全日本プロレス
スポーツ歴 アマチュアレスリング
トレーナー カズ・ハヤシ
永田裕志
デビュー 2018年9月2日
テンプレートを表示

本田 竜輝(ほんだ りゅうき、2000年2月11日 - )は、日本男性プロレスラー東京都町田市出身。全日本プロレス所属。

2023.03.18 AJPW vs GLEAT 本田竜輝選手 後楽園ホール

経歴

[編集]

自由ヶ丘学園高等学校時代からアマチュアレスリングを始め、2016年インターハイ団体[2]2017年にインターハイ団体(120kg級[3])・個人(96kg級)、および第72回国民体育大会(少年グレコローマンスタイル96kg級)[4]に出場。

高校卒業を間近に控えた2018年2月、WRESTLE-1ゴールデンルーキープロジェクトに応募し合格。4月よりWRESTLE-1に入寮し練習生となる。同年9月2日、横浜文化体育館大会でとタッグを組んで三富政行&土方隆司とのタッグ戦でデビュー。9分5秒、フェイスロックで本田の敗北となった。

2019年2月、後楽園ホール大会で右肩を負傷し欠場、6月の後楽園大会より復帰[5]

2020年4月1日、WRESTLE-1の団体活動停止に伴いフリーとなる。8月15日、全日本プロレス後楽園大会に来場し大森隆男に参戦を直訴[6]。道場でのトライアウトに合格し、9月より全日本プロレスに参戦する[7]

2021年1月1日付けで全日本プロレス入団[8]。同月10日より本田の試練の七番勝負「〜高校からレスリングを始めた僕が、老舗プロレス団体に飛び込みで参戦を直訴し、正式入団を果たしたのちに、トップ選手への階段を登るための試練の七番勝負〜」が開始された[9]。最終戦の試合後、本田はジェイク・リーTOTAL ECLIPSEへの加入を直訴し承諾され、2022年1月2日より一員となった。しかし同年5月29日に脱退[10]芦野祥太郎らと「GUNGNIR OF ANARCHY」を結成する。同年6月19日、大田区総合体育館大会で石川修司佐藤耕平のツインタワーズを破り、芦野とともに世界タッグ選手権を奪取[11]

2023年6月3日、芦野が負傷欠場する中、永田裕志に共闘を申し込み受諾される。それまでは遙かに年上の永田を「クソガキ」呼ばわりしていたが、永田の日本体育大学レスリング部時代の同級生である奥山恵二が本田のレスリングの師匠でもあり、隣で学ばせてほしいとタッグを結成[12]。8月19日には宮原健斗&青柳優馬組の保持する世界タッグに挑戦したが敗れた。一方、王道トーナメントでは決勝まで勝ち上がるも、小島聡に敗れ準優勝。試合後にはGUNGNIR OF ANARCHYからの卒業を宣言、同年9月6日の卒業マッチをもってユニットを脱退した[13]

その後、本田は安齊勇馬に共闘を呼びかけ、同月14日よりタッグを始動させる[14]。同年の世界最強タッグ決定リーグ戦より、コンビ名を「New Period」とした[15]

本田竜輝 試練の七番勝負 〜高校からレスリングを始めた僕が、老舗プロレス団体に飛び込みで参戦を直訴し、正式入団を果たしたのちに、トップ選手への階段を登るための試練の七番勝負〜

[編集]

試合はすべて2021年開催、結果は本田の0勝7敗となった。

得意技

[編集]
ファイナルベント
TOTAL ECLIPCE加入後の本田の新フィニッシャーで、2022年1月3日に初公開された。
相手の右太腿の裏側から自身の右腕で抱え込み、そのまま肩口まで持ち上げてからそのまま相手の後頭部からマットに叩き落とす。「ワンハンド式変形パワーボム」(メディアによっては「変形無双」で呼ばれた。[16])。技名は、東映の特撮ドラマである『仮面ライダー龍騎』のカードの一種から。
ラリアット
本田はこの技を試練の七番勝負最終戦で使用したところ、当時三冠ヘビー級王者であったジェイクを眼下底骨折による欠場へと追い込んだ。
ジャーマン・スープレックス
ノーザンライト・スープレックス
エクスプロイダー
クリップラー・クロスフェイス

タイトル歴

[編集]
全日本プロレス

入場テーマ曲

[編集]

エピソード

[編集]
  • 田村男児とは同学年であり、プロレスラーとしても同期のライバル[8]。学生時代は、偶然にも両者ともにインターハイ(2016年団体、2017年団体・個人96kg級)・国民体育大会(2017年個人96kg級)の出場経歴が一致している。なお3年次に一度だけ関東大会で対戦の機会があり、この時は田村が勝利[17]。。
  • 2023年頃より、試合中にレフェリーに反則カウントを数えられた際、一緒にカウントして相手をおちょくっている[18]。このムーブは定番化し、観客が一緒にカウントするほか、グッズも作られた[19]

メディア出演

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 2021年8月、全日本プロレス『王道トーナメントプログラム』
  2. ^ 全国高等学校総合体育大会 大会記録データベース”. 全国高等学校総合体育大会. 2021年2月16日閲覧。
  3. ^ 平成29年度 全国高等学校総合体育大会レスリング競技 三 笠 宮 賜 杯 第64回 全国高等学校レスリング選手権大会 学校対抗戦 対戦一覧表(試合結果表)” (PDF). 公益財団法人日本レスリング協会 (2017年8月1日). 2021年2月15日閲覧。
  4. ^ 第72回愛顔つなぐえひめ国体レスリング競技 少年グレコローマンスタイル 96kg級” (PDF). 公益財団法人日本レスリング協会 (2017年10月11日). 2021年2月15日閲覧。
  5. ^ 本田 竜輝 - 選手”. WRESTLE-1(レッスルワン)公式サイト. 2021年2月15日閲覧。
  6. ^ 8/19【全日本】元W-1の本田竜輝が大森に全日本参戦を直訴、道場でトライアウトへ”. プロレス格闘技DX (2020年8月19日). 2021年2月15日閲覧。
  7. ^ 8/24【全日本】元W-1本田がトライアウト合格で全日本参戦へ 大森が9月からの試合出場を約束”. プロレス格闘技DX (2020年8月24日). 2021年2月15日閲覧。
  8. ^ a b 1/2【全日本】TAJIRI、本田が2021年1月1日付で全日本に入団”. プロレス格闘技DX (2021年1月2日). 2021年2月15日閲覧。
  9. ^ 「2021 NEW YEAR WARS 〜稲垣テント presents 千葉 EXTRA DREAM 25〜」千葉・2AWスクエア≪14:00開始≫”. 全日本プロレス. 2021年2月15日閲覧。
  10. ^ 5/29【全日本】ツインタワーズが世界タッグV1 結託・芦野&本田が挑戦要求”. プロレス格闘技DX (2022年5月29日). 2022年9月19日閲覧。
  11. ^ 【全日本】芦野祥太郎&本田竜輝が世界タッグ奪取「全日本プロレスは変わる時が来てる」 - 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb (2022年6月20日). 2022年6月20日閲覧。
  12. ^ 6/3【全日本】本田が永田にタッグ結成を要請 「あんたの隣でいろんなもの吸収したい」”. プロレス格闘技DX (2023年6月3日). 2023年10月8日閲覧。
  13. ^ 8/27【全日本】「一人でやりたい」 無念準V・本田がGOA卒業を宣言、永田は全日本に「区切り」”. プロレス格闘技DX (2023年8月27日). 2023年10月8日閲覧。
  14. ^ 全日本プロレス/alljapan [@alljapan_pw] (2023年9月14日). "🔥9.14新木場大会開催中🔥今日から始動した本田竜輝&安齋勇馬組がリングを独占❗️". X(旧Twitter)より2023年10月8日閲覧
  15. ^ 11/15【全日本】「いいね、全日本の若者たち」 中嶋が安齊破って開幕2連勝 北斗には苦言”. プロレス格闘技DX (2023年11月15日). 2023年12月7日閲覧。
  16. ^ 「俺にも王道の血が流れてる!」約2年ぶりに三冠ヘビー級王座戴冠を果たした宮原健斗にアブドーラ・小林が挑戦表明!”. バトル・ニュース (2022年1月24日). 2022年1月26日閲覧。
  17. ^ 本田竜輝 [@honda08125] (2024年6月27日). "鹿島大会". X(旧Twitter)より2024年7月29日閲覧
  18. ^ 【試合詳細】9・23 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー】青柳優馬vs本田竜輝 【世界ジュニア】エル・リンダマンvs佐藤光留”. バトル・ニュース (2023年9月23日). 2023年10月8日閲覧。
  19. ^ 9/21【全日本】本田『反則カウント』Tシャツなど9・23後楽園で新発売、三冠戦前の青柳と本田がサイン会に登場”. プロレス格闘技DX (2023年9月21日). 2023年10月8日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]