コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

斉藤ブラザーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

斉藤ブラザーズ(さいとうブラザーズ、: SAITO BROTHERS)は、全日本プロレスで活動するプロレスユニット

元来は双子のプロレスラーである兄・斉藤ジュンと弟・斉藤レイのコンビ名だったが、後にユニット化した。

概要

[編集]

兄弟タッグ時代

[編集]

2020年12月、元大相撲力士養成員だった斉藤順・斉藤礼の二人が、全日本プロレス公開入門テストに合格[1]し、プロレスに転向。2021年6月9日、後楽園ホール大会にて大森隆男本田竜輝組を相手に揃ってデビューを果たす[2]

2022年1月より、無期限の海外遠征に出発。同年9月18日日本武道館大会で凱旋帰国し、石川修司を破ると翌日早くも世界タッグ王座に挑戦する[3]芦野祥太郎&本田竜輝組に敗退)。10月2日、兄弟揃ってVOODOO-MURDERSに電撃加入。

2023年6月7日、GLEAT後楽園ホール大会にて、初のタイトルとなるG-INFINITY王座を奪取。同タイトルは2024年2月にレイの右肩関節脱臼による返上[4]まで、11連続防衛を果たした。同年6月17日には「SAITO BROTHERS」としてのグッズも発売され[5]、コンビ名として定着する。

同年10月9日には、故郷の角田市での凱旋試合にて宮原健斗&青柳優馬組を降し、世界タッグ王者に輝く。同年末にはプロレス大賞新人賞を斉藤ブラザーズとして受賞。

2024年3月30日、世界タッグを再度戴冠するとともに、VOODOO-MURDERSの全日本プロレス撤退に伴い脱退[6]

ユニット化

[編集]

2024年5月29日、世界タッグ防衛直後にレイが全日本のベルト独占を宣言するも、二人ではジュニアや6人タッグのタイトルが獲得できず、利害が一致したとして土井成樹の加入を発表。土井は母の旧姓がサイトウであるとして、以後は“ミスター斉藤”土井成樹としての活動を宣言した[7]

同年6月24日、4人目の新メンバー加入が示唆され[8]、7月20日に新メンバー・セニョール斉藤が加入[9]

メンバー

[編集]

元共闘メンバー

[編集]

戦績

[編集]
全日本プロレス
GLEAT
ICW
  • ICWディッピンドーナツ24/7王座
    • 斉藤ジュン&斉藤レイ(第31代)
プロレス大賞
2023年度プロレス大賞 新人賞(斉藤ジュン&斉藤レイ)

芸能活動

[編集]

2023年7月5日より、ジュンとレイがミヤギテレビOH!バンデス」内のコーナー「TAXIめし Returns」にレギュラー出演[10]。番組内では「強くてちょっぴりキュートな双子レスラー」と説明され、ジュンの甘い物好きなどはいち早く同番組内で明かされた。

2024年7月30日、楽天モバイルパーク宮城で開催された東北楽天ゴールデンイーグルスvs福岡ソフトバンクホークスの試合にジュンとレイがゲスト出演[11]。セレモニアルピッチなどを務めたほか、背番号3110のコラボグッズも製作された。

2024年8月20日、ジュンとレイ初の写真集『DOOM!』がブックマン社より発売[12]

メディア

[編集]

書籍

[編集]
  • 斉藤ブラザーズ写真集『DOOM!』(2024年8月20日発売、ブックマン社)ISBN 9784893089755

脚注

[編集]
  1. ^ 2021年度 新練習生 公開入門テスト 合格者発表」『全日本プロレス』2021年12月25日。2024年10月16日閲覧
  2. ^ “双子のイケメン元力士・斉藤ジュン&レイが全日本プロレスデビュー…元三冠王者・大森隆男組に善戦”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年6月10日). https://hochi.news/articles/20210609-OHT1T51256.html 2024年10月16日閲覧。 
  3. ^ 大相撲出身の双子プロレスラー・190cm110kg超えの斉藤ジュン&レイが無期限アメリカ遠征から凱旋帰国し世界タッグ王座挑戦決定!」『バトル・ニュース』2022年9月19日。2024年10月16日閲覧
  4. ^ 2/27【GLEAT】G-REX王者・田村に稔が挑戦、G-INFINITY王座戦は斉藤ブラザーズ返上で消滅 3・13後楽園追加カード決定」『プロレス格闘技DX』2024年2月27日。2024年10月16日閲覧
  5. ^ 全日本プロレス/alljapan [@alljapan_pw] (2023年6月16日). "【新商品情報】6.17大田区大会から発売の新商品🩸SAITO BROTHERS Tシャツ". X(旧Twitter)より2024年10月16日閲覧
  6. ^ “【全日本】ブードゥー・マーダーズが全日から撤退 斉藤兄弟と諏訪魔が握手してまさかの連係”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年3月31日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202403310000010.html 2024年10月16日閲覧。 
  7. ^ “【全日本】斉藤ブラザーズにまさかの土井成樹が加入「俺たち3人で斉藤ブラザーズや!」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2024年5月29日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/304119 2024年10月16日閲覧。 
  8. ^ “【全日本】斉藤ジュンが衝撃発言「お前ら、斉藤ブラザーズが3人だけだと思うなよ、DOOM!」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年6月24日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202406240001518.html 2024年10月16日閲覧。 
  9. ^ 元みちのくプロレスのMUSASHIが全日本プロレス電撃入団!アジアタッグを防衛し土井成樹の持つ世界ジュニア挑戦へ!」『バトル・ニュース』2024年7月21日。2024年10月16日閲覧
  10. ^ TAXIめし リターンズ|OH!バンデス」『MMT ミヤギテレビ。2023年7月8日閲覧
  11. ^ 7/30(火)宮城出身のプロレスラー「斉藤ブラザーズ」来場決定!」『東北楽天ゴールデンイーグルス』2024年7月5日。2024年10月16日閲覧
  12. ^ 斉藤ブラザーズ写真集DOOM!」『ブックマン社』。2024年10月16日閲覧

外部リンク

[編集]