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青柳亮生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青柳 亮生
Atsuki Aoyagi
青柳 亮生 Atsuki Aoyagiの画像
2023.03.18 撮影
プロフィール
リングネーム 青柳 亮生
ニックネーム プラス・ウルトラ[1]
掲げろピースサイン
身長 175cm
体重 80kg
誕生日 (1999-12-07) 1999年12月7日(25歳)
出身地 長野県松本市
所属 全日本プロレス
スポーツ歴 サッカー
陸上
トレーナー 秋山準
青柳優馬
デビュー 2019年1月2日
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青柳 亮生(あおやぎ あつき、1999年12月7日 - )は、日本男性プロレスラー長野県松本市出身[2]全日本プロレス所属。

実兄は同じく全日本プロレスに所属する青柳優馬

2023.08.23 GLEATx AJPW 後楽園ホール 青柳亮生選手
2023.08.23 GLEATx AJPW 後楽園ホール 青柳亮生選手

経歴

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入門前にサッカーを7年、陸上を3年経験[3]。兄・優馬の活躍を見てプロレスラーを志し[4]長野県田川高等学校卒業後、2018年4月1日に全日本プロレスに入門。

2019年11月

2019年1月2日、後楽園ホール大会で田村男児とタッグを組み青木篤志&佐藤光留との試合でデビュー。9分11秒、逆エビ固めで亮生が敗れた[5][6]。同年3月10日には早くも兄弟シングル対決が実現した(結果は兄・優馬の勝利)[7]

2020年1月17日、左手第二第四中手骨骨折により欠場を発表[8]。いったんは治癒し、20年ぶりに開催されるあすなろ杯争奪リーグ戦へのエントリーと3月23日の復帰戦が決まるが、練習中に再び左手を痛め復帰が延期となった[9]。その後、6月7日の無観客興行「全日本プロレス中継 2020 #6 〜魔王降臨〜」にて復帰[10]新型コロナウイルス感染拡大の影響で7月に延期されたあすなろ杯にも改めて参戦したが、全敗に終わった。

あすなろ杯に出場した他選手が次々と所属ユニットを決める[11]中、亮生も実兄の優馬と行動を共にすることを表明する[12]。自身の方向性を飛び技に見出し[4]、亮生も夏以降次々と大技を披露していった。岩本煌史の持つ世界ジュニアヘビー級王座に挑戦を表明し10月24日、新コスチュームに身を包み岩本との選手権試合に臨むが、結果は亮生の惜敗となった[13][14]。年末にワンデートーナメント形式で開催されたJr. TAG BATTLE OF GLORYには、ライバルのライジングHAYATOとのコンビで出場し準優勝[15]。翌2021年1月10日にはHAYATOとの一騎討ちで互いを認め合い、さらには宮原健斗と兄の優馬の勧誘を受けHAYATOともどもNEXTREAMに加入した[16]

2022年6月19日の大田区総合体育館大会にて、亮生はHAYATOとのシングルに勝利し試合後HAYATOと袂を分かつことを宣言。さらに試合後、優馬がVOODOO-MURDERSに襲撃されたところを救出し、5月にNEXTREAMを脱退した兄に続き亮生もNEXTREAMの脱退と優馬と行動を共にする旨を表明した[17]。優馬はジェイク・リーと共闘しており、亮生も以降はジェイクや北斗と共闘の機会が増える。

同年9月18日の日本武道館大会において、世界ジュニアヘビー級王者のタイガーマスクを破り初のタイトルを手にした[18]

2023年3月1日開催の『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』ではメインイベントを務めるも、マスター・ワトに敗れた[19]

5月29日全日本プロレス後楽園ホール大会にて、自らが世界ジュニアヘビー級王座を奪われた王者・土井成樹に挑戦。見事王座を奪還する。

6月9日、ALL TOGETHER AGAIN両国国技館大会では新日本プロレス・全日本プロレス・プロレスリング・ノアのジュニアヘビー級選手が2名ずつ集まった6人タッグマッチに出場。十八番のファイヤーバード・スプラッシュでライジングHAYATOから勝利を収め、相手チームのマスター・ワトとの再戦をアピールした。

7月9日、プロレスリング・ノアの東京たまみらいメッセ大会にスーツ姿で現れ、GHCジュニアヘビー級王座への挑戦をアピール。王者であるHAYATAが挑戦を受諾し、7月20日の新宿FACE大会にてタイトルマッチが実現するも敗退し亮生の王座奪取はならなかった。

2024年2月20日、試合中に左前十字靱帯半月板内側側副靭帯損傷のケガを負い、長期欠場中[20]

得意技

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ムーンサルトプレス
2020年8月30日に初公開[21]
ファイアーバード・スプラッシュ
2020年9月21日に初公開[22]
ドロップキック
ミサイルキック
亮生の場合は、スワンダイブ式で放つ場合が多い。
ハウザーインパクト
フィッシャーマン式スパインボム。ライジングHAYATOとのタッグの場合は、二人で技をかける。
トルニージョ
フィッシャーマンズ・スープレックス
延髄斬り
ハンドスプリングレッグラリアット
ハンドスプリングからレッグラリアットを放つ技。

タイトル歴

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全日本プロレス
天龍プロジェクト

入場テーマ曲

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エピソード

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  • 目標の選手は実兄である青柳優馬[3]。将来の目標には世界ジュニアヘビー級王者を挙げており[6]2022年に実現させた。
  • 運動神経には定評があり、同期の大森北斗田村男児と比べても抜きんでていた[4]。亮生の師匠である秋山準が、亮生が軽々とバック宙する動画を公開したこともある[23]
  • 2020年2月22日、同期の北斗・田村とパワフル系YouTuber「ノータップス」を結成。自身の得意技から動画内では「ドロップ」を名乗っている。
  • 好きな漫画は『僕のヒーローアカデミア』。
  • 試合開始前、入場時に着ていたTシャツを素早く綺麗に畳む点が注目されており、ファンがTwitterに投稿した動画が4000リツイート・7000いいねを得て「バズる」事態となった[24]


脚注

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  1. ^ 2021年8月、全日本プロレス『王道トーナメントプログラム』
  2. ^ 全日本プロレスが松本大会 松本市出身の青柳兄弟が凱旋リング”. 松本経済新聞. 2023年4月11日閲覧。
  3. ^ a b 12/7【全日本】新人・青柳亮生、田村男児が1・2後楽園でデビュー決定…”. プロレス格闘技DX (2018年12月7日). 2019年5月1日閲覧。
  4. ^ a b c 鈴木みたらし (2020年10月22日). “【コラム】後楽園ホールに翔べ!全日本プロレスの火の鳥!絶望を乗り越えた2年目の青柳亮生が世界ジュニア王座奪取に向け気合全開!”. バトル・ニュース. 2020年10月25日閲覧。
  5. ^ 1月2日(火)後楽園ホール大会結果|全日本プロレス2019年1月2日閲覧
  6. ^ a b “【全日本】青柳優馬の実弟・亮生 デビュー戦で敗れ「悔しいです」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2019年1月3日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/115744 2019年5月1日閲覧。 
  7. ^ 3/10【全日本】青柳兄弟対決実現 優馬完勝で亮生にエール”. プロレス格闘技DX (2019年3月10日). 2019年5月1日閲覧。
  8. ^ alljapan_pwの2020年1月17日14時59分のツイート- X(旧Twitter)
  9. ^ 【変更カード】3月23日(月)後楽園大会一部変更カードのお知らせ”. 全日本プロレス (2020年3月19日). 2020年7月28日閲覧。
  10. ^ 6月7日(日)22時サムライTV&全日本プロレスTV同時放送「全日本プロレス中継 2020 #6 〜魔王降臨〜」全対戦カード決定のお知らせ”. 全日本プロレス (2020年5月30日). 2020年7月28日閲覧。
  11. ^ “全日本若手大移動 あすなろV田村エボリューション入り岡田脱退、北斗は芦野と合流”. デイリースポーツ. (2020年7月14日). https://www.daily.co.jp/ring/2020/07/14/0013507431.shtml 2020年7月14日閲覧。 
  12. ^ attack_on_yumaの2020年7月25日23時46分のツイート- X(旧Twitter)
  13. ^ 10/24【全日本】初挑戦・亮生が進化みせるも 岩本が世界ジュニアV3、最強タッグへヘビー級食い宣言”. プロレス格闘技DX (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  14. ^ “【全日本】岩本貫禄の世界ジュニアV3 若武者・青柳を評価「反骨精神が誰よりも強い」”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2020年10月25日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/210277 2020年10月15日閲覧。 
  15. ^ 佐藤光留&田村男児が全日本プロレスへの愛と魂を体現しジュニアタッグトーナメント制覇!「全日本ジュニアは見ての通り、生きて!生きて!生きまくってるぜ!」”. バトル・ニュース (2020年12月28日). 2020年12月28日閲覧。
  16. ^ 1/10【全日本】亮生とHAYATOがNEXTREAMに電撃加入 熱戦ドローで握手”. プロレス格闘技DX (2021年1月10日). 2021年1月10日閲覧。
  17. ^ 6/19【全日本】青柳が近藤に屈辱敗戦も 亮生救出で青柳兄弟復活”. プロレス格闘技DX (2022年6月19日). 2022年6月20日閲覧。
  18. ^ “【全日本】青柳亮生が悲願の世界ジュニア初戴冠 新日本のタイガーマスク撃破で至宝奪還”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2022年9月18日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/238490 2022年9月21日閲覧。 
  19. ^ 3/1 ALL STAR Jr. FESTIVAL-夢の顔合わせ続出のジュニアの祭典は大成功。メインを任されたワト「ジュニアの未来はオレたちに任せてください」 レック Presents ジュニア夢の祭典 ~ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023~”. 週刊プロレスモバイルプレミアム. ベーボールマガジン社 (2023年3月1日). 2023年3月5日閲覧。
  20. ^ “【全日本】青柳亮生、左前十字靭帯損傷などでしばらく欠場 大森隆男が代替で参戦”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年2月22日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202402220000448.html 2024年7月30日閲覧。 
  21. ^ 暴走大巨人が宮原&イケメンを制して世界タッグ防衛も諏訪魔はイケメンを一定評価!世界ジュニア防衛の岩本へ日高郁人が挑戦表明!TAJIRIがUTAMAROをバズソーキック葬でEWA王座防衛!”. バトル・ニュース (2020年8月31日). 2020年9月3日閲覧。
  22. ^ 9月21日(月・祝)後楽園大会”. 全日本プロレス (2020年9月21日). 2020年9月25日閲覧。
  23. ^ 秋山準[Jun Akiyama] [@jun0917start] (2019年2月23日). "亮生はクルクル回れるが僕の舌が回らない😅". X(旧Twitter)より2022年9月21日閲覧
  24. ^ 青柳亮生 Atsuki Aoyagi [@atsuki_aoyagi] (2022年5月26日). "バズってる!笑". X(旧Twitter)より2022年9月21日閲覧

関連項目

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外部リンク

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