有井駅
有井駅 | |
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駅舎(2005年8月) | |
ありい Arii | |
◄熊野市 (2.0 km) (4.5 km) 神志山► | |
所在地 | 三重県熊野市有馬町1003 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 159.6 km(亀山起点) |
電報略号 | アリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
52人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)8月8日[1] |
備考 | 無人駅 |
有井駅(ありいえき)は、三重県熊野市有馬町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
駅名の有井は有馬と井戸を合成した、開設当初所属していた南牟婁郡有井村の名前による。
歴史
[編集]当駅は昭和15年8月、鉄道省紀勢西線(現・紀勢本線)新宮駅 - 紀伊木本駅(現・熊野市駅)間延伸時に開設[1]。その後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅 - 和歌山駅(現・紀和駅)間が紀勢本線となったのを受け同線の駅となった。更に国鉄分割民営化を経て現在に至っている[1]。
年表
[編集]- 1940年(昭和15年)8月8日:鉄道省紀勢西線(現・紀勢本線)新宮駅 - 紀伊木本駅(現・熊野市駅)間延伸時に開設[1][2]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。紀勢西線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人駅化[3]。荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホーム上に接近警報機がある。開設当初からの駅舎は解体され、台形簡易駅舎を備える。
熊野市駅管理の無人駅。自動券売機や乗車駅証明書発行機は設置されていない。
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ホーム(2023年7月)
利用状況
[編集]当駅は近畿大学工業高等専門学校の最り駅であったが、2011年4月に名張市へ移転したため、当年度から利用客が大幅に減少した。
「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 227 |
1999年 | 210 |
2000年 | 188 |
2001年 | 199 |
2002年 | 212 |
2003年 | 243 |
2004年 | 255 |
2005年 | 253 |
2006年 | 245 |
2007年 | 226 |
2008年 | 198 |
2009年 | 183 |
2010年 | 170 |
2011年 | 65 |
2012年 | 67 |
2013年 | 69 |
2014年 | 64 |
2015年 | 57 |
2016年 | 59 |
2017年 | 53 |
2018年 | 57 |
2019年 | 52 |
駅周辺
[編集]有馬町は熊野市駅のある木本町とは山1つの隔たりがあり、木本からは市街地が続いていない。しかしここから先新宮方面暫くは、海岸線に沿って人家がある程度集まって存在しているため、紀勢本線と並行する国道42号には三重交通バスが役30分毎に運行されており、紀勢本線には料金や時間の面で劣るとは言え、利便性に比較的優れている。以前当駅から北西に1km程進んだ所には近畿大学工業高等専門学校があったが、2011年4月に名張市に移転した。
海までは当駅から徒歩5分程の所にある。この近隣から鵜殿辺りまでの海岸は七里御浜と呼ばれ、色とりどりの御浜石のある自然海岸が美しいと言われているが、紀勢本線は若干内陸部を走っているため、車窓からその姿を見ることは出来ない。