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紀伊井田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紀伊井田駅
駅舎(2023年7月)
きいいだ
Kii-ida
阿田和 (5.4 km)
(2.8 km) 鵜殿
地図
所在地 三重県南牟婁郡紀宝町井田1444
北緯33度45分36.77秒 東経136度1分26.35秒 / 北緯33.7602139度 東経136.0239861度 / 33.7602139; 136.0239861座標: 北緯33度45分36.77秒 東経136度1分26.35秒 / 北緯33.7602139度 東経136.0239861度 / 33.7602139; 136.0239861
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 173.8 km(亀山起点)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
34人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 無人駅
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紀伊井田駅(きいいだえき)は、三重県南牟婁郡紀宝町井田にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

鵜殿村と合併する直前までは紀宝町にある唯一の鉄道駅であったが、その中心からは相当離れていた。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅

熊野市駅管理の無人駅。無人駅化後も、開設当初からの駅舎が残っていたが、2012年平成24年)に解体、待合室だけの簡易型駅舎に建替えられた。

利用状況

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「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 50
1999年 51
2000年 44
2001年 37
2002年 38
2003年 47
2004年 55
2005年 59
2006年 57
2007年 51
2008年 44
2009年 45
2010年 44
2011年 30
2012年 29
2013年 29
2014年 30
2015年 26
2016年 26
2017年 28
2018年 37
2019年 34

駅周辺

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七里御浜に沿ってこの周辺には比較的大きな集落が連続してあるが、当駅はその中の1つである井田集落にある。海沿いを走る国道から当駅までは細い路地が続くため、距離はやや離れている。駅周辺には人家が密集しており、熊野市駅 - 新宮駅間は沿線人口が多いが、紀勢本線普通列車は本数が少ない一方で並行する国道には30分に1本の割合でバスが運行されており、そちらの方が利便性に優れている。最寄バス停は「井田駅前」であるが、バス停は国道にあって当駅からは少し離れている。なお、この辺りの海岸アカウミガメの産卵場所となっている。

  • 紀伊井田郵便局
  • 紀宝町立井田小学校
  • 紀宝町役場井田支所
  • 井田観音:海岸で発見された観音像を移設したものと伝わりこの観音にまつわる昔話がある[5]
  • 神内神社:安産の守り神。自然に出来た岩窟を社殿として使用している。
  • 七里御浜
  • 国道42号

バス路線

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三重交通

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
阿田和駅 - 紀伊井田駅 - 鵜殿駅

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、374頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  4. ^ 三重県統計書 - 三重県
  5. ^ 木造聖観音立像(井田観音像)”. 文化庁. 2024年8月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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