三野瀬駅
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三野瀬駅 | |
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駅舎(2023年7月) | |
みのせ Minose | |
◄紀伊長島 (7.5 km) (6.3 km) 船津► | |
三重県北牟婁郡紀北町三浦182 | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■紀勢本線 |
キロ程 | 105.9 km(亀山起点) |
電報略号 | ミセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
29人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)4月26日[1] |
備考 | 無人駅 |
三野瀬駅(みのせえき)は、三重県北牟婁郡紀北町三浦にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
駅名の三野瀬は三浦(みうら)・道瀬(どうぜ)・海野(かいの)の各地名を合成して作られた旧村名三野瀬村による。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)4月26日:鉄道省紀勢東線(現・紀勢本線)の終着駅として開設[1][2]。
- 1934年(昭和9年)12月19日:紀勢東線当駅 - 尾鷲駅間延伸、途中駅となる[1]。
- 1945年(昭和20年)7月25日:停車中の上下列車が機銃掃射を受け、死者13名(資料によって数は異なる)を出した。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。紀勢東線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:無人駅化[3]。荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。
紀伊長島駅管理の無人駅。旧駅舎は解体され、その跡地に新しく簡易駅舎が建てられた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■紀勢本線 | 上り | 松阪・名古屋方面[注釈 1] |
2 | 下り | 尾鷲・新宮方面[注釈 1] |
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ホーム(2023年7月)
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 44 |
1999年 | 40 |
2000年 | 31 |
2001年 | 37 |
2002年 | 32 |
2003年 | 40 |
2004年 | 41 |
2005年 | 42 |
2006年 | 39 |
2007年 | 40 |
2008年 | 43 |
2009年 | 42 |
2010年 | 35 |
2011年 | 30 |
2012年 | 31 |
2013年 | 37 |
2014年 | 36 |
2015年 | 37 |
2016年 | 35 |
2017年 | 37 |
2018年 | 36 |
2019年 | 29 |
駅周辺
[編集]その他
[編集]駅舎改築の際に機銃掃射弾痕のある柱が切取られ、紀伊長島町郷土資料館に保存された[5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、373頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
- ^ 三重県統計書 - 三重県
- ^ “三重県|三重県戦争資料館:旧三野瀬駅に撃ち込まれた銃弾”. 三重県. 2023年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月12日閲覧。