月永雄太
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つきなが ゆうた 月永 雄太 | |||||||||||
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生年月日 | 1976年 | ||||||||||
出生地 | 日本 静岡県[1] | ||||||||||
職業 | 撮影監督 | ||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||
活動期間 | 2003年 - | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
『東京公園』 『キツツキと雨』 『きみはいい子』 『モリのいる場所』 『朝が来る』 『泣く子はいねぇが』 | |||||||||||
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月永 雄太(つきなが ゆうた、1976年[1][2] - )は、日本の撮影監督、カメラマンである。
来歴
[編集]1999年、日本大学芸術学部映画学科卒業[2]。大学では撮影コースに在籍しながらも、監督志望であった[3]。そのため、卒業制作の際は撮影依頼をあまり受けず、自分でドキュメンタリー作品を制作した[3]。映画監督の冨永昌敬とは映画学科の同期であり、卒業後は自主、商業に関わらずタッグを組んでいる[3]。撮影助手の経験をほとんど積むこと無く、商業映画のカメラマンになっている[3]。
2011年、撮影を手がけた青山真治監督『東京公園』と真利子哲也監督『NINIFUNI』の2作品が第64回ロカルノ国際映画祭にて上映された[4]。
2018年、沖田修一監督作『モリのいる場所』で第73回毎日映画コンクール撮影賞を受賞する[5]。
2020年、3大国際映画祭(カンヌ国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭・ベルリン国際映画祭)に次ぐ水準の知名度を持つ、第68回サン・セバスティアン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門にて、佐藤快磨監督作『泣く子はいねぇが』で最優秀撮影賞を受賞[6]。
フィルモグラフィー
[編集]- 亀虫(2003年)- 撮影・照明
- パビリオン山椒魚(2006年)- 撮影
- コンナオトナノオンナノコ(2007年)- 撮影
- さくらな人たち(2009年)- 撮影
- ランニング・オン・エンプティ(2010年)- 撮影
- 乱暴と待機(2010年)- 撮影
- 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2011年)- 撮影
- アトムの足音が聞こえる(2011年)- 撮影
- 東京公園(2011年)- 撮影
- NINIFUNI(2011年)- 撮影
- 明日泣く(2011年)- 撮影
- キツツキと雨(2012年)- 撮影
- 恋に至る病(2012年)- 撮影
- その夜の侍(2012年)- 撮影
- ジョーカーゲーム(2012年) - 撮影
- バイロケーション(2014年) - 撮影
- 劇場版 零 ゼロ(2014年) - 撮影
- ぶどうのなみだ(2014年) - 撮影
- ジヌよさらば〜かむろば村へ〜(2015年) - 撮影
- きみはいい子(2015年) - 撮影
- 先生と迷い猫(2015年) - 撮影
- 葛城事件(2016年) - 撮影
- 少女(2016年) - 撮影
- 南瓜とマヨネーズ(2017年) - 撮影
- 素敵なダイナマイトスキャンダル(2018年) - 撮影
- モリのいる場所(2018年) - 撮影
- スマホを落としただけなのに(2018年) - 撮影
- 朝が来る(2020年) - 撮影
- 泣く子はいねぇが(2020年) - 撮影
- ケイコ 目を澄ませて(2022年) - 撮影
- サイレントラブ(2024年1月26日公開予定
- 夜明けのすべて(2024年) - 撮影
受賞
[編集]- 第73回毎日映画コンクール撮影賞(『モリのいる場所』)
- 第68回サン・セバスティアン国際映画祭最優秀撮影賞(『泣く子はいねぇが』)
- 第44回日本アカデミー賞 優秀撮影賞(『朝が来る』、河瀬直美、榊原直記と共同)[7]
- 第77回毎日映画コンクール撮影賞(『ケイコ 目を澄ませて』)[8]
- 第45回ヨコハマ映画祭 撮影賞(『ケイコ 目を澄ませて』)[9]
出典
[編集]- ^ a b “Cinemalink Vol. 10”. Nobody. 2014年10月11日閲覧。
- ^ a b シャーリーの好色人生と転落人生 スタッフ 2008年
- ^ a b c d 冨永昌敬『亀虫』DVD発売記念インタビュー、2012年9月27日閲覧。
- ^ “世界的映画祭で日本のアイドルが大注目!ももいろクローバー出演『NINIFUNI』の斬新さにうなり声! 第64回ロカルノ国際映画祭”. シネマトゥデイ (2011年8月12日). 2014年10月11日閲覧。
- ^ “毎日映画コンクールで「万引き家族」が大賞ほか3冠、柄本佑と安藤サクラが主演賞”. 映画ナタリー (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ “「泣く子はいねぇが」月永撮影監督に最優秀撮影賞”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年9月27日) 2020年9月27日閲覧。
- ^ 第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!、日本アカデミー賞公式サイト、2021年2月15日閲覧。
- ^ “「第77回毎日映画コンクール」『ケイコ 目を澄ませて』最多5冠 沢田研二、岸井ゆきのら受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年1月19日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ “第45回ヨコハマ映画祭2023年 日本映画個人賞”. ヨコハマ映画祭 (2023年12月2日). 2023年12月2日閲覧。