1883年
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(明治16年から転送)
千年紀: | 2千年紀 |
---|---|
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 1900年代 |
年: | 1880年 1881年 1882年 1883年 1884年 1885年 1886年 |
1883年(1883 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、月曜日から始まる平年。明治16年。
他の紀年法
[編集]- 干支:癸未
- 日本(月日は一致)
- 清:光緒8年11月23日 - 光緒9年12月3日
- 朝鮮
- 阮朝(ベトナム):嗣徳35年11月23日 - 嗣徳36年12月3日
- 仏滅紀元:2425年 - 2426年
- イスラム暦:1300年2月21日 - 1301年3月1日
- ユダヤ暦:5643年4月22日 - 5644年4月2日
- 修正ユリウス日 (MJD):8811 - 9175
- リリウス日 (LD):109652 - 110016
カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月
[編集]2月
[編集]- 2月8日 - 南岸低気圧の影響で、東京で積雪46cm(観測史上最多)を記録。
- 2月15日 - 東京電燈会社設立
- 2月16日 - 東京気象台(後の中央気象台)が日本で初めて天気図を作製(天気図記念日)
- 朝鮮で済物浦(後の仁川)開港(日朝修好条規による)
3月
[編集]4月
[編集]- 4月12日 - 陸軍大学校開設
- 4月16日
- 新聞紙条例改正
- 浅野セメント創立
- ポール・クリューガーが初代トランスバール共和国大統領に選出される
- 文部省が、東大で英語による教授を廃止して日本語を用いる事、ドイツ学術を採用する旨を上申
5月
[編集]6月
[編集]- 6月16日 - 英国サンダーランドのコンサートホールで小児183名が窒息死 (Victoria Hall disaster)
- 6月29日 - 出版条例改正
7月
[編集]- 7月2日 - 官報第一号を発行
- 7月3日 - 英国グラスゴーで進水直後の汽船が沈没し195名の工員が死亡 (SS Daphne)
- 7月7日 - 鹿鳴館落成(開館式11月28日)
- 7月25日 - 岩倉具視国葬(初の国葬)
- 7月28日 - 日本鉄道開業(上野・熊谷間)
8月
[編集]- 8月1日 - 護国寺火災
- 8月3日 - 伊藤博文が憲法調査より帰国
- 8月12日 - クアッガ絶滅
- 8月25日 - 第一次フエ条約(アルマン条約、越南がフランスの保護国に)
- 8月27日 - インドネシアのクラカタウが大噴火(火砕流・津波による死者36,417名の惨事)
- 8月29日 - クラカタウ大噴火による津波を英仏海峡でも観測
9月
[編集]- 9月15日 - テキサス大学オースティン校開校
- 三池炭鉱・高島炭鉱で暴動
10月
[編集]- 10月4日
- オリエント急行開通
- 英国で世界最初の青少年組織Boys' Brigadeが結成(ボーイスカウトの前駆)
- 10月15日 - 米国最高裁が公民権法(1875年)を違憲と裁定 (Civil Rights Cases)
- 10月20日 - 太平洋戦争:アンコン条約締結(ペルーがチリに降伏)
11月
[編集]12月
[編集]日付未詳
[編集]- ホーリック兄弟が麦芽飲料の特許を取得
- フランシス・ゴルトンによりeugenics(優生学)の語が造られる。
- 「朝も早うから警棒提げて、廻る巡査の甲斐性なし」という警察組織を侮辱した唄が高知県で流行し、多数の県民が厳罰に処される[1]。
誕生
[編集]→「Category:1883年生」も参照
- 1月1日 - 鳩山一郎、第52 - 54代内閣総理大臣・自由民主党初代総裁(+ 1959年)
- 1月3日 - クレメント・アトリー、第62・63代イギリス首相(+ 1967年)
- 1月8日 - パーヴェル・フィローノフ、画家・美術理論家(+ 1941年)
- 1月8日 - ペンティ・エーリス・エスコラ、地質学者(+ 1964年)
- 1月10日 - アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ、小説家(+ 1945年)
- 1月24日 - 松村謙三、政治家(+ 1971年)
- 1月24日 - 河本大作、陸軍軍人(+ 1955年)
- 1月30日 - 秋田雨雀、劇作家・詩人・童話作家(+ 1962年)
- 1月30日 - 岡儀平、日本最高齢だった男性(+ 1991年)
- 1月31日 - 緒方知三郎、病理学者(+ 1973年)
- 2月3日 - 衛藤衛、宣教師、モンタナ・ジョーの父(+ 1992年)
- 2月4日 - 冠松次郎、登山家(+ 1970年)
- 2月8日 - ヨーゼフ・シュンペーター、経済学者(+ 1950年)
- 2月11日 - 小林古径、日本画家(+ 1957年)
- 2月13日 - ハル・チェイス、メジャーリーガー(+ 1947年)
- 2月20日 - 志賀直哉、小説家(+ 1971年)
- 2月22日 - ヤロスラフ・コチアン、ヴァイオリニスト・作曲家(+ 1950年)
- 2月26日 - カール・ヤスパース、哲学者(+ 1969年)
- 3月1日 - 朝倉文夫、彫刻家(+ 1964年)
- 3月3日 - 和田三造、洋画家(+ 1967年)
- 3月11日 - 加藤鐐五郎、政治家・第48代衆議院議長(+ 1970年)
- 3月13日 - 高村光太郎、彫刻家(+ 1956年)
- 3月14日 - フアン・マネン、ヴァイオリニスト・作曲家(+ 1971年)
- 3月22日 - 大錦大五郎、大相撲第28代横綱(+ 1943年)
- 3月23日 - 北大路魯山人、美術家(+ 1959年)
- 3月26日 - 篠原陸朗、政治家(+ 1966年)
- 4月3日 - 北一輝、思想家(+ 1937年)
- 4月7日 - ジーノ・セヴェリーニ、画家(+ 1966年)
- 4月21日 - 三船久蔵、柔道家(+ 1965年)
- 4月28日 - 大賀一郎、植物学者(+ 1965年)
- 5月4日 - 汪兆銘、軍人(+ 1944年)
- 5月4日 - 川村多実二、動物学者(+ 1964年)
- 5月9日 - ホセ・オルテガ・イ・ガセット、スペインの哲学者(+ 1955年)
- 5月29日 - アラン・ロイ・ダフォー、カナダの産科医(+ 1943年)
- 6月4日 - 諸橋轍次、漢学者(+ 1982年)
- 6月5日 - ジョン・メイナード・ケインズ、経済学者(+ 1946年)
- 6月24日 - ジャン・メッツァンジェ、画家(+ 1956年)
- 7月3日 - フランツ・カフカ、小説家(+ 1924年)
- 7月10日 - 相馬御風、詩人・評論家(+ 1950年)
- 7月10日 - サム・ウッド、映画監督(+ 1949年)
- 7月16日 - チャールズ・シーラー、画家・写真家(+ 1965年)
- 7月24日 - クラウス・プリングスハイム、音楽家(+ 1972年)
- 7月25日 - アルフレード・カゼッラ、作曲家・ピアニスト(+ 1947年)
- 7月27日 - 前田夕暮、歌人(+ 1951年)
- 7月29日 - ベニート・ムッソリーニ、政治家(+ 1945年)
- 8月3日 - ヴィレーム・マテジウス、言語学者・文学史家(+ 1945年)
- 8月8日 - 土肥原賢二、陸軍軍人(+ 1948年)
- 8月14日 - アーネスト・E・ジャスト、生物学者(+ 1941年)
- 8月19日 - ココ・シャネル、ファッションデザイナー(+ 1971年)
- 8月27日 - 阿部次郎、哲学者・美学者(+ 1959年)
- 8月30日 - テオ・ファン・ドースブルフ、画家(+ 1931年)
- 9月19日 - 中澤良夫、野球選手(+ 1966年)
- 10月11日 - エドゥアール・シャットン、動物学者・海洋生物学者(+ 1947年)
- 10月17日 - A・S・ニイル、教育家(+ 1973年)
- 10月20日 - 下位春吉、童話作家・教育者 (+ 1954年)
- 10月26日 - ナポレオン・ヒル、作家・成功哲学者、
- 10月27日 - 呉建、内科学者・画家(+ 1940年)
- 10月31日 - マリー・ローランサン、画家・彫刻家(+ 1956年)
- 11月6日 - 林平馬、政治家(+ 1972年)
- 11月9日 - チャールズ・デムス、画家(+ 1935年)
- 11月10日 - 玉椿憲太郎、大相撲の力士(+ 1928年)
- 11月10日 - 橋本関雪、日本画家(+ 1945年)
- 11月11日 - エルネスト・アンセルメ、指揮者(+ 1969年)
- 11月15日 - オギュスタン・バリエ、作曲家・オルガニスト(+ 1915年)
- 12月2日 - 桜井弥一郎、野球選手(+ 1958年)
- 12月22日 - エドガー・ヴァレーズ、作曲家(+ 1965年)
- 12月23日 - 安倍能成、哲学者・教育者(+ 1966年)
- 12月25日 - モーリス・ユトリロ、画家(+ 1955年)
- 12月27日 - 高田保馬、経済学者、社会学者、社会経済学者(+ 1972年)
死去
[編集]→「Category:1883年没」も参照
- 2月10日 - マーシャル・ジュウェル、第29代および第31代オハイオ州知事、第28代アメリカ合衆国郵政長官(* 1825年)
- 2月13日 - リヒャルト・ワーグナー、作曲家(* 1813年)
- 3月14日 - カール・マルクス、哲学者・経済学者(* 1818年)
- 4月30日 - エドゥアール・マネ、画家(* 1832年)
- 5月6日 - エヴァ・ゴンザレス、画家(* 1849年)
- 7月4日 - 第7代マールバラ公ジョン・スペンサー=チャーチル、イギリスの政治家・貴族(* 1822年)
- 7月20日 - 岩倉具視、政治家・明治維新の元勲(* 1825年)
- 7月27日 - フランツ・ドップラー、作曲家(* 1821年)
- 8月15日 - アントン・ヨハネス・ゲールツ、オランダの薬学者(* 1843年)
- 10月12日 - ジョン・ローレンス・スミス、化学者・鉱物学者(* 1818年)
- 9月3日 - イワン・ツルゲーネフ、小説家 (* 1818年)
- 10月5日 - 津向文吉、甲斐国(山梨県)の博徒
- 10月10日 - ジム・デブリン、メジャーリーガー(* 1849年)
- 10月16日 - エフィム・プチャーチン、ロシア帝国軍人(* 1803年)
- 11月20日 - 天璋院、徳川家定正室(* 1836年)
フィクションのできごと
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 谷是、『高知県謎解き散歩』、株式会社新往来社、2012年5月11日発行、P108。