旭駅 (北海道)
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(旭仮乗降場から転送)
旭駅 | |
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あさひ Asahi | |
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所在地 | 北海道紋別郡上湧別町旭 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 名寄本線 |
キロ程 | 117.2 km(名寄起点) |
電報略号 | アヒ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1947年(昭和22年)9月10日[1] |
廃止年月日 | 1989年(平成元年)5月1日[1] |
備考 | 名寄本線廃線に伴い廃駅 |
旭駅(あさひえき)は、北海道(網走支庁)紋別郡上湧別町旭(現・湧別町旭)にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲122122[2]。
歴史
[編集]一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り3本上り3本(快速運転列車)[3])。
- 1947年(昭和22年)9月10日 - 運輸省名寄本線の旭仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道に移管。
- 1956年(昭和31年)9月20日 - 駅に昇格、旭駅となる[1][4]。旅客のみ取り扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[1]。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 名寄本線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。地名は「『旭』がよく見えて気持ちがよい[4]」という意で名づけられたとされる[4][5]。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南西側(遠軽方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[6]。
無人駅となっており、駅舎は無かったがホーム中央部分に待合所を有していた[6]。ホームは石組み土盛りであった。
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | |||
1978年(昭和53年) | 4 | [7] |
駅周辺
[編集]- 北海道道712号緑蔭中湧別停車場線[8]
- 湧別町営バス(旧・上湧別町営バス)「旭」停留所
駅跡
[編集]2001年(平成13年)時点では、当駅の施設は何も残されていない[9]。2011年(平成23年)時点でも同様であった[10]。駅跡地は、笹薮と化している。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、912頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、242頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、220頁。ISBN 978-4893915498。
- ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、198頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、187頁。ISBN 978-4893915498。
- ^ a b 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正、小学館、1983年7月、211頁。ISBN 978-4093951012。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、906頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、18頁。
- ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVIII』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2001年7月、35頁。ISBN 978-4533039072。
- ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、126頁。ISBN 978-4894536128。
関連項目
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