岡田泰蔵
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岡田 泰蔵(おかだ たいぞう、明治元年10月16日[1](1868年11月29日) - 昭和28年(1953年)8月11日[2])は、日本の衆議院議員(立憲政友会)。弁護士。義父は京都府多額納税者、第一期及び第二期貴族院多額納税者議員互選人、衆議院議員、郡是製絲株式会社(現・グンゼ株式会社)初代社長羽室嘉右衛門。義叔父は郡是製絲株式会社(現・グンゼ株式会社)第2代社長波多野鶴吉。義弟は郡是製絲株式会社第4代社長、参議院議員波多野林一。甥は京都学派哲学研究者、大阪大学名誉教授相原信作。
経歴
[編集]丹後国竹野郡(のちの京都府上宇川村、現在の京丹後市)出身。1891年(明治24年)、東京法学院(現在の中央大学)を卒業し、同年に弁護士となった[3]。1896年(明治29年)よりアメリカ合衆国に留学し、イェール大学で学位を受け、アメリカカトリック大学で修士号と博士号を得た[1]。帰国後は神戸市で弁護士を開業し、神戸弁護士会副会長に選ばれ、さらに神戸市助役に就任した[1]。
1908年(明治41年)、第10回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。第11回衆議院議員総選挙でも再選された。
著書
[編集]- 『国民的理想』(1906年、有斐閣)
- 『立言十一章 国政夜話』(1919年、博文館)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 越山鬼城『近畿弁護士評伝』潜竜館、1900年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1962年。