大名田町
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おおなだちょう 大名田町 | |
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廃止日 | 1936年11月1日 |
廃止理由 |
新設合併 高山町、大名田町 → 高山市 |
現在の自治体 | 高山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 大野郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 32.56 km2. |
総人口 |
8,372人 (高山市史、1935年) |
大名田町役場 | |
所在地 | 岐阜県大野郡大名田町 |
座標 | 北緯36度08分46秒 東経137度15分08秒 / 北緯36.14608度 東経137.25219度座標: 北緯36度08分46秒 東経137度15分08秒 / 北緯36.14608度 東経137.25219度 |
ウィキプロジェクト |
大名田町(おおなだちょう)は、岐阜県大野郡にあった町である。
現在の高山市の中心を構成している地域である。現在の地名は西之一色町、七日町、江名子町、片野町、名田町、花里町、石浦町などであり、高山市街地のうち、高山駅周辺及び南部に該当する。
大名田の名称の由来は、この地域の郷(大八賀郷、灘郷)を合わせて漢字を変更した合成地名である。現在は地名としての大名田は消滅している[1]。
歴史
[編集]- 1588年(天正16年) - 金森長近が高山城を築城。
- 1695年(元禄8年) - 飛騨国が天領となる。
- 江戸時代末期、この地域は飛騨国大野郡灘郷、大八賀郷であった。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県により、飛騨国一円は筑摩県となる。
- 1875年(明治8年)1月31日 - 大野郡灘郷、大八賀郷のうち23ヶ村[2]が合併し、大名田村となる。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行に伴い、大名田村が発足。
- 1892年(明治25年)5月19日 - 大名田村が、大名田村[3]、灘村[4]、大八賀村[5]に分離する。
- 1923年(大正12年)10月10日 - 町制施行。大名田町となる。
- 1936年(昭和11年)11月1日 - 高山町と合併し市制施行。高山市となる。
交通機関
[編集]教育
[編集]- 大名田第一尋常高等小学校(現高山市立山王小学校)
- 大名田第一尋常高等小学校江名子分教場(現高山市立江名子小学校)
- 大名田第二尋常高等小学校(1944年廃校。校舎及び敷地は岐阜県立高山航空工業学校に転用された後、1947年まで高山工業学校、1964年まで高山市立第三中学校として使用された。2024年現在、跡地は高山市の総合福祉センターなどになっている。)
- 高山高等女学校(後の岐阜県立高山高等学校。現・岐阜県立飛騨高山高等学校岡本校舎)
- 斐太実業学校(後の岐阜県立斐太農林高等学校。現・岐阜県立飛騨高山高等学校山田校舎)