荒神社 (高山市)
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荒神社 | |
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所在地 | 岐阜県高山市江名子町4946 |
主祭神 | 火結神 火之夜藝速男神 など |
社格等 | 式内社(論社) |
例祭 | 閏年 1月7日前後 |
荒神社(こうじんじゃ)は岐阜県高山市江名子町にある神社である。「あらがみしゃ」「あらじんじゃ」とも呼称される。
飛騨国大野郡の式内社、荏名神社の論社である。式内・荏名神社は同じ高山市江名子町の荏名神社とされているが、これは文化12年(1815年)、高山の国学者田中大秀が、江名子町の稲置(いなき)の森にあった子安大明神を、「荏名」が「胞衣」と解釈されたためだとして式内・荏名神社に比定したものである。現在も荒神社が荏名とする説が強い。
宮川の支流、江名子川の上流に位置する。江名子という地名が荏名から転じたという説がある。
創建時期は不明だが、かつては女人禁制の聖地であったという。
祭神
[編集]- 火結神
- 火之夜藝速男神
- 奧津日子神
- 奧津日賣神
例祭
[編集]- 4年に1度(閏年の1月7日前後の土・日曜日)に行われる祭り。あまざけ祭りともいう。
- 元々は陰暦閏年の11月18日であったが、明治以降新暦になってからは閏年1月7日に変更された。現在の日程になったのは戦後である。
- 甘酒と五穀餅(米、麦、大豆、栗、小豆)が参拝者にふるまわれる。
- かつては、田んぼに注連縄を張り、焚火で飯を炊いてその場所で甘酒を仕込み、さめないようにして一夜その田んぼに置いて、翌朝甘酒の出来具合でその年の豊凶を占っていた。現在は上江名子公民館の前で甘酒を仕込む。
文化財
[編集]- 荒神社の夫婦スギ(市指定天然記念物)[1]