高山町 (岐阜県)
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たかやまちょう 高山町 | |
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1934年の高山町 画像下方に高山駅が見える。 | |
廃止日 | 1936年11月1日 |
廃止理由 |
新設合併 高山町、大名田町 → 高山市 |
現在の自治体 | 高山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 大野郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 10.32 km2. |
総人口 |
22,488人 (1936年) |
高山町役場 | |
所在地 |
岐阜県大野郡高山町 現存する高山町役場庁舎(高山市政記念館) |
座標 | 北緯36度08分23秒 東経137度15分36秒 / 北緯36.13983度 東経137.25994度座標: 北緯36度08分23秒 東経137度15分36秒 / 北緯36.13983度 東経137.25994度 |
ウィキプロジェクト |
現在の高山市の中心部とその周辺の地域である。元は飛騨高山藩の高山城城下町の商家町であった。
歴史
[編集]- 1588年(天正16年) - 金森長近が高山城を築城。城下町の商家町などが整備される。
- 1695年(元禄8年) - 飛騨国が幕府領となり、飛騨代官(後に飛騨郡代)が設置される。
- 1868年(慶応4年) - 飛騨郡代の管轄地域が一時的に笠松裁判所の管轄となる。その後、飛騨県を経て高山県の管轄となる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県後の第1次府県統合によりにより、高山県は筑摩県となる。
- 1875年(明治8年)1月31日 - 高山一之町村、高山二之町村、高山三之町村が合併し、高山町となる。
- 1876年(明治9年)8月20日 - 筑摩県は分割され、旧・飛騨国の地域は岐阜県に合併される。この時点の高山町の人口は約14,000人であり、岐阜県では一番人口の多い町であった。
- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行に伴い、大野郡高山町が発足。
- 1895年(明治38年)11月3日 - 役場庁舎(現・高山市政記念館)の新築落成式を挙行[1]。
- 1925年(大正15年)10月1日 - 灘村を編入。
- 1936年(昭和11年)11月1日 - 大名田町と合併し市制施行。高山市となる。
地域
[編集]高山町の中心地であった地域は、現在の三町付近である。現在も城下町の古い町並みが残り、1979年(昭和54年)に「高山市三町伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
教育
[編集]- 岐阜県斐太中学校(現岐阜県立斐太高等学校)
- 岐阜県立斐太実業学校(後の岐阜県立高山高等学校)
- 高山東尋常小学校(現高山市立東小学校)
- 高山西尋常高等小学校(現高山市立西小学校)
- 高山南尋常小学校(現高山市立南小学校)
交通機関
[編集]社寺
[編集]史跡
[編集]脚注
[編集]- ^ “旧高山町役場 附棟札及び新築関係書類”. 高山市教育委員会事務局文化財課 (2015年2月16日). 2017年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月6日閲覧。
- ^ 高山駅は大名田町に開設されていた。