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北回帰線駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
北回帰線駅
北回歸線
ベイホェイグェイシェン
Tropic of Cancer
地図
所在地 中華民国の旗 台湾嘉義県水上郷回帰村北回17号
北緯23度27分3秒 東経120度24分55秒 / 北緯23.45083度 東経120.41528度 / 23.45083; 120.41528
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 簡易駅
種別 貨物駅
電報略号 ㄅㄏ
駅構造 地上駅
ホーム 無し
開業年月日 1943年5月1日
廃止年月日 2002年8月13日
乗入路線
所属路線 ■縦貫線
キロ程 85.1km（彰化起点）
296.0* km（基隆起点）
◄嘉義 (4.1 km)
(2.4 km) 水上►
所属路線 ■中油嘉義溶剤廠支線（廃線）
キロ程 0.0 km
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北回帰線駅
各種表記
繁体字： 北回歸線車站
簡体字： 北回归线车站
拼音： Běihuíguīxiàn Chē zhàn
通用拼音： běihuéigueisiàn Chejhàn
注音符号： ㄅㄟˇ ㄏㄨㄟˊ ㄍㄨㄟ ㄒㄧㄢˋ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音： ベイホェイグェイシェン チャーヂャン
台湾語白話字： Pak-hôe-kui-sòaⁿ Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字： Pet-fì-kûi-sien Chhâ-theù(車頭)
日本語慣用読み： きたかいきせんえき
英文： Tropic of Cancer Station
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北回帰線駅（きたかいきせんえき）は、台湾嘉義県水上郷にあった台湾鉄路管理局縦貫線の廃止された貨物駅。旅客駅として再開業する計画が進行中。

歴史

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  • 1937年5月1日 - 北回帰線信号場（当時の表記は「北回歸線信號場」）として設立された[1]。
  • 1943年4月1日 - 貨物営業を開始した[2]。
  • 1949年 - 三等駅となり、旅客扱いも開始した[3]。
  • 1959年 - 彰化 - 台南間のCTC化工事に際し休業した[3]。
  • 1961年 - 営業を再開したが、簡易駅で貨物駅となった（嘉義駅管理）[3]。
  • 2002年8月13日 - 中油の輸送が道路経由に移行し、輸送需要が減った為に廃止された[4]。

再旅客化計画

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嘉義市街鉄道高架化計画によれば、本駅を復活して旅客扱いを行い、隣接する北回帰線太陽館へのアクセスとする。なお、高架化計画は2025年末開通を見込んでいるが、当駅付近は高架化せず、地平のまま維持される[5][6]。

駅構造

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駅舎1棟のみが残っている。廃止以前は3本の貨物側線があった[7]。以前は北東方向に中油嘉義溶剤廠支線が分岐し、駅南方には台湾セメントのセメント貯蔵施設があった。嘉義市内高架化事業に伴う再設置時には島式ホーム2面4線となる[8]。

利用状況

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貨物
年
年間 1日平均
発送トン数 到着トン数 計 出典 発送 計
1946 1,611 3,845 5,456 [9] 4.4 14.9
1961 17,434 54,843 72,277 [10] 47.8 198.0
1962 17,905 34,166 52,071 49.1 142.7
1963 34,363 48,590 82,953 94.1 227.3
1964 82,109 75,599 157,708 224.3 430.9
1965 59,740 62,748 122,488 163.7 335.6
1966 48,000 67,570 115,570 131.5 316.6
1967 64,042 89,852 153,894 175.5 421.6
1975 85,707 133,554 219,261 [11] 234.8 600.7
1976 88,317 169,987 258,304 [12] 241.3 705.7
1977 68,652 170,085 238,737 [13] 188.1 654.1
1978 資料なし
1979
1980 39,285 213,775 253,060 [14] 107.3 691.4
1981 28,430 168,343 196,773 [15] 77.9 539.1
1982 30,513 135,082 165,595 [16] 83.6 453.7
1983 30,557 74,553 105,110 [17] 83.7 288.0
1984 24,319 79,343 103,662 [18] 66.4 283.2
1985 26,892 75,914 102,806 [19] 73.7 281.7
1986 25,152 92,845 117,997 [20] 68.9 323.3
1987 45,696 50,249 95,945 [21] 125.2 262.9
1988 45,165 55,659 100,824 [22] 123.4 275.5
1989 34,462 75,584 110,046 [23] 94.4 301.5
1990 39,046 55,848 94,894 [24] 107.0 260.0
1991 33,778 80,235 114,013 [25] 92.5 312.4
1992 31,136 105,511 136,647 [26] 85.1 373.4
1993 25,109 143,295 168,404 [27] 68.8 461.4
1994 20,539 111,684 132,223 [28] 56.3 362.3
1995 19,425 73,356 92,781 [29] 53.2 254.2
1996 19,290 53,801 73,091 [30] 52.7 199.7
1997 24,060 66,802 90,862 [31] 65.9 248.9
1998 25,860 62,909 88,769 [32] 70.8 243.2
1999 26,910 74,504 101,414 [33] 73.7 277.8
2000 18,800 74,424 93,224 [34] 51.4 254.7
2002 0 4,010 4,010 [35] 0.0 17.9

駅周辺

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バス路線

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隣の駅

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台湾鉄路管理局
縦貫線
嘉義駅 - 北回帰線駅 - 水上駅
中油嘉義溶剤廠支線（廃線）
北回帰線駅 - 嘉義中油煉製研究所

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^ 台湾総督府 (1938年). "第三款 運輸 第三章 運輸上ノ施設 二 貨物". 台湾総督府交通局鉄道年報 (第39(昭和12年度) ed.). 大蔵省印刷局. p. 51. 五月一日ヨリ縱貫線ニ北回歸線信號場ヲ設置ス 国立国会図書館
  2. ^ 台湾総督府, ed. (1943年4月1日). "告示第329号". 台湾総督府官報 (第297号 ed.). 國史館臺灣文獻館. p. 11. 昭和十八年四月一日ヨリ縱貫線嘉義水上間ニ左ノ停車場ヲ設置シ同停車場ヨリ分岐ノ私有支線發著ノ車扱貨物ノ取扱ヲ爲ス
  3. ^ a b c 北回歸線站（驛站之旅）
  4. ^ "車站數--按等級別分＝Number of Stations--by Class". 臺灣鐵路統計年報. 交通部臺灣鐵路管理局 (Report) (中華民國91年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. 2003年6月. pp. 38–39.
  5. ^ "嘉義市區鐵路高架化計畫". 交通部鉄道局. 2021年9月3日閲覧。
  6. ^ “裁撤近20年台鐵北回歸線站將復站 方便玩太陽館太空館”. 聯合報. (2021年9月2日). https://udn.com/news/story/7326/5716854 2021年9月3日閲覧。 
  7. ^ 北回歸線車站（水壺帶著三隻牧羊犬）
  8. ^ “嘉義鐵路高架3車站 2026年完工”. 中国時報. (2022年2月15日). https://www.chinatimes.com/newspapers/20220215000452-260107?chdtv 
  9. ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 臺灣省行政長官公署交通處鐵路管理委員會 (Report). 國家圖書館. 1947年5月. p. 29.
  10. ^ 林家駒、趙璞, ed. (1977年). "第八篇 交通 第三章 鐵路". 嘉義縣志卷五經濟志. 嘉義縣政府. pp. 253–255. 國家圖書館 臺灣記憶
  11. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1976年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 中華民國64年 臺灣鐵路統計年報 (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 44–59.
  12. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1977年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國65年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 26–41.
  13. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1978年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國66年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 46–61.
  14. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1981年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國69年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 70–87.
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1982年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國70年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 68–81.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1983年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 62–75.
  17. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1984年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國72年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  18. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1985年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國73年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 66–77.
  19. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1986年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國74年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 66–77.
  20. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1987年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國75年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  21. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1988年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國76年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 62–73.
  22. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1989年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國77年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 42–53.
  23. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1990年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國78年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 46–57.
  24. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1991年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國79年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
  25. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1992年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國80年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
  26. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1993年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國81年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
  27. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1994年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國82年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 50–61.
  28. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1995年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國83年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 58–69.
  29. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1996年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國84年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 58–69.
  30. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1997年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國85年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  31. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1998年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國86年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 66–77.
  32. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1999年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國87年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  33. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2000年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國88年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  34. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2001年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國89年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  35. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2003年6月). "各站客貨運起訖量＝Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國91年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 74–75.
旧線区間（廃止）
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