東門駅 (台南市)
表示
東門駅 | |
---|---|
上りホーム跡(2007年撮影) | |
東門 トンメン Dongmen | |
所在地 | 台湾 台湾省台南市東区(廃止時) |
所属事業者 |
台湾鉄路管理局 台湾糖業股份有限公司 (台湾糖業鉄道 (廃止)) |
等級 | 招呼站(無人駅) |
旧名 | 東門町 |
種別 | 廃駅 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式 2面4線 |
開業年月日 |
1931年8月1日(台鉄) 1954年6月6日(台糖) |
廃止年月日 | 1971年頃 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■縦貫線(旧線) |
キロ程 |
143.5km(彰化起点) 353.4* km(基隆起点) |
◄台南 (1.0 km) (2.3 km) 南台南► | |
所属路線 | ■関廟線(廃線) |
◄台南 徳光► | |
備考 | * - キロ程は台中線(山線)経由で計算。 |
東門駅 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 東門車站 |
簡体字: | 东门车站 |
拼音: | Dōng mén Chēzhàn |
通用拼音: | Dong mén Chejhàn |
注音符号: | ㄉㄨㄥ ㄇㄣˊㄔㄜ ㄓㄢˋ |
発音: | トンメン チャーヂャン |
台湾語白話字: | Tang-mn̂g Chhia-thâu |
日本語漢音読み: | とうもんえき |
英文: | Dongmen Station |
東門駅(とうもんえき)はかつて台湾台南市東区にあった台湾鉄路管理局縦貫線及び台湾糖業鉄道関廟線の駅(廃駅)。
歴史
[編集]台鉄東門駅
[編集]- 1931年8月1日 - 東門町乗降場(歴史的仮名遣:たうもんちやう-)として開業した[1]。気動車のみが停車した。
- 1942年 - 第二次世界大戦時に石油の欠乏により気動車の運行は停止した。
- 1952年7月1日 - 戦後に東門駅として復活した。
- 1971年頃に廃止となった。[2]
台湾糖業鉄道東門駅
[編集]- 1948年10月10日 - 関廟線が開通した。当時の台南駅は裕豊街と東門路の境界に設けられた。
- 1954年6月6日 - 関廟線の市内区間が路線変更となり、台鉄台南駅付近まで延伸されると同時に本駅が新設された。
- 1958年7月1日 - 廃止。
- 1969年5月20日 - 台南=東門間の路線が廃止され本駅が終端駅として復活した。
- 1972年8月1日 - 全線で旅客取扱を廃止。
駅構造
[編集]保存状況
[編集]- 台鉄
- ホーム跡が存在する。
- 台糖
- 新樓医院の前に位置し、かつては台鉄に乗り換える事が可能だった。現在、痕跡は無い。
廃止前の利用状況
[編集]年 | 年間 | 1日平均 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
乗車 | 下車 | 乗降車計 | 出典 | 乗車 | 乗降車 | |
1931年度 | 14,261 | 14,148 | 28,409 | [3] | 58 | 116 |
1932年度 | 28,044 | 32,293 | 60,337 | [4] | 77 | 165 |
1933年度 | 34,103 | 34,235 | 68,338 | [5] | 93 | 187 |
1934年度 | 37,478 | 36,180 | 73,658 | [6] | 103 | 202 |
1935年度 | 42,622 | 39,866 | 82,488 | [7] | 116 | 225 |
1936年度 | 56,853 | 48,835 | 105,688 | [8] | 156 | 290 |
1937年度 | 58,289 | 50,560 | 108,849 | [9] | 160 | 298 |
1938年度 | 49,454 | 42,900 | 92,354 | [10] | 135 | 253 |
資料なし |
駅周辺
[編集]- 新樓医院
- 台湾府城大東門(迎春門)
- 東門圓環
- 台南神学院
- 新豊郡郡役所(解体、現復興市場)
隣の駅
[編集]- 台湾糖業鉄道
- 関廟線(廃線)
- 台南駅 - 東門駅 -
徳光駅
- 台南駅 - 東門駅 -
出典
[編集]- ^ 鉄道省 (1937-11-30). 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在. 国立国会図書館. p. 520
- ^ 東門車站(驛站之旅)
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1932-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第33(昭和6年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1933-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第34(昭和7年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1934-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第35(昭和8年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1935-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第36(昭和9年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1936-12-25). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第37(昭和10年度). pp. 32-39 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1937-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第38(昭和11年度). pp. 30-37 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1938-12-20). “統計圖表 第一七表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第39(昭和12年度). pp. 30-31 国立国会図書館
- ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1939-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第40(昭和13年度). pp. 32-39 国立国会図書館
外部リンク
[編集]- 台湾黄昏地帯 台南 東門駅跡の訪問記