初島駅
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初島駅 | |
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駅舎(2010年3月) | |
はつしま Hatsushima | |
◄箕島 (2.5 km) (3.0 km) 下津► | |
所在地 | 和歌山県有田市初島町浜1395 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
358.1 km(亀山起点) 新宮から177.9 km |
電報略号 | ハツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
330人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1938年(昭和13年)12月15日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
初島駅(はつしまえき)は、和歌山県有田市初島町浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
和歌山駅 - 御坊駅間を快速運転する列車は通過となるため、事実上は各駅停車しか停車しない。しかし、1987年から1989年にかけての海水浴シーズンには、一部の特急が停車したことがある。
歴史
[編集]- 1938年(昭和13年)12月15日:紀勢西線の下津駅 - 箕島駅間に駅員無配置簡易停車場として新設開業[2]。同日には同じ紀勢西線の冷水浦駅も開業している。
- 1942年(昭和17年)1月15日:東亜燃料工業株式会社(現・ENEOS)専用側線の工事が完成、同線に発着する車扱貨物の取り扱いを開始する。駅長以下8名の職員が配置される[2]。
- 1944年(昭和19年)3月28日:駅舎竣工[2]。
- 1945年(昭和20年)7月28日:空襲を受け、駅舎焼失[2]。
- 1949年(昭和24年)3月14日:新駅舎竣工[2]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:現在の紀勢本線が全通、紀勢本線所属となる[1]。
- 1970年(昭和45年)9月10日:駅構内第二踏切で新宮行きの急行「きのくに2号」とタンクローリーが衝突。1人死亡、10人が負傷[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[4]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:専用線が廃止となり、車扱貨物取扱を廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年):3月から4月にかけて、駅の補強工事が行われる。
- 2018年(平成30年)3月17日:この日より終日無人駅となる[5]。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。配線上では棒線駅であるが、場内・出発信号機を備え、閉塞の境界として機能している。線路東側に駅舎があり、駅舎からホームへは跨線橋で連絡している。駅舎は1949年竣工のものを使用している。
紀伊田辺駅が管理する無人駅である。タッチパネル式自動券売機が1台設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | きのくに線 | 御坊・白浜・新宮方面 |
2 | 和歌山・天王寺方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 平成22年4月ごろから、1番のりば、2番のりばともに簡易自動放送が使用されている。
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 536 |
1999年 | 488 |
2000年 | 475 |
2001年 | 448 |
2002年 | 435 |
2003年 | 414 |
2004年 | 399 |
2005年 | 393 |
2006年 | 397 |
2007年 | 407 |
2008年 | 414 |
2009年 | 392 |
2010年 | 407 |
2011年 | 419 |
2012年 | 396 |
2013年 | 402 |
2014年 | 403 |
2015年 | 398 |
2016年 | 340 |
2017年 | 361 |
2018年 | 337 |
2019年 | 330 |
200年 | 286 |
2021年 | 285 |
2022年 | 274 |
駅周辺
[編集]駅の隣にENEOS和歌山製油所がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、18-21頁。
- ^ a b c d e 「初島町誌」(初島町教育委員会、1962年)P271-272
- ^ 急行脱線し客10人けが タンクローリー衝突『朝日新聞』1970年(昭和45年)9月10日夕刊 3版 11面
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、380頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “初島駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月5日閲覧。
- ^ 『2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日。オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブ 。2021年1月4日閲覧。
- ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
- ^ 地ノ島海水浴場(無人島) - 有田市
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 初島駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道