広川ビーチ駅
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広川ビーチ駅 | |
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駅入口と併設の物産館 | |
ひろかわびーち Hirokawa-beach[1] | |
◄紀伊由良 (6.8 km) (2.6 km) 湯浅► | |
所在地 | 和歌山県有田郡広川町大字山本969 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
341.3 km(亀山起点) 新宮から161.1 km |
電報略号 | ヒロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
197人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1993年(平成5年)3月14日[2][3] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
広川ビーチ駅(ひろかわビーチえき)は、和歌山県有田郡広川町大字山本にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。駅名に「ビーチ」がつくものの、駅の近くに砂浜は存在しない。
広川町にある唯一の駅であるが、広川町の中心部は湯浅駅が近い。ちなみに、所在地である広川町の読みは「ひろがわ」であり駅名と異なる。当駅が開業した際の同町の読みは「ひろかわ」であった。
歴史
[編集]2023年12月現在、紀勢本線では最も新しい駅である。広川町で初めての鉄道駅として設置された。単線時代、信号場であった南広信号場の名残。
年表
[編集]- 1993年(平成5年)3月14日:西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の紀伊由良駅と湯浅駅の間に新設[2][3]。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。2つのホームは跨線橋で連絡している[2]。ただしこの跨線橋は鉄道施設としてのそれではなく、ホーム外側間をむすぶ町道である。跨線橋付近に、自動券売機が設置されている。
駅舎はないが駅の脇に観光物産センター「ふれあい館」がある[2]。紀伊田辺駅管理の無人駅である。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | きのくに線 | 和歌山・天王寺方面 |
2 | 御坊・新宮方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員は以下の通り[5]。紀勢本線自体の利用者が減少傾向にある中で、例外があるものの当駅の利用者数は僅かながら増加傾向にある。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 136 |
1999年 | 146 |
2000年 | 160 |
2001年 | 166 |
2002年 | 161 |
2003年 | 156 |
2004年 | 156 |
2005年 | 140 |
2006年 | 140 |
2007年 | 134 |
2008年 | 149 |
2009年 | 161 |
2010年 | 169 |
2011年 | 181 |
2012年 | 179 |
2013年 | 207 |
2014年 | 207 |
2015年 | 223 |
2016年 | 214 |
2017年 | 219 |
2018年 | 211 |
2019年 | 197 |
2020年 | 165 |
2021年 | 165 |
2022年 | 154 |
駅周辺
[編集]広川町の中心部から2キロほど離れている。駅名に「ビーチ」と入っているが、海岸線からは1キロほど離れている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 「ビーチ」は英語スペルで記載。実際の駅名標もこの記載である。
- ^ a b c d e f “「広川ビーチ」14日開業 JR西日本 紀勢線に新駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年3月11日)
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、21頁。
- ^ 『2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日。オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブ 。2021年1月4日閲覧。
- ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 広川ビーチ駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道