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広川ビーチ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広川ビーチ駅
駅入口と併設の物産館
ひろかわびーち
Hirokawa-beach[1]
紀伊由良 (6.8 km)
(2.6 km) 湯浅
地図
所在地 和歌山県有田郡広川町大字山本969
北緯34度0分46.26秒 東経135度9分49.53秒 / 北緯34.0128500度 東経135.1637583度 / 34.0128500; 135.1637583
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 341.3 km(亀山起点)
新宮から161.1 km
電報略号 ヒロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
197人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1993年平成5年)3月14日[2][3]
備考 無人駅(自動券売機 有)
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広川ビーチ駅(ひろかわビーチえき)は、和歌山県有田郡広川町大字山本にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の。駅名に「ビーチ」がつくものの、駅の近くに砂浜は存在しない。

広川町にある唯一の駅であるが、広川町の中心部は湯浅駅が近い。ちなみに、所在地である広川町の読みは「ひろがわ」であり駅名と異なる。当駅が開業した際の同町の読みは「ひろかわ」であった。

歴史

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2023年12月現在、紀勢本線では最も新しい駅である。広川町で初めての鉄道駅として設置された。単線時代、信号場であった南広信号場の名残。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。2つのホームは跨線橋で連絡している[2]。ただしこの跨線橋は鉄道施設としてのそれではなく、ホーム外側間をむすぶ町道である。跨線橋付近に、自動券売機が設置されている。

駅舎はないが駅の脇に観光物産センター「ふれあい館」がある[2]紀伊田辺駅管理の無人駅である。

のりば

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のりば 路線 行先
1 W きのくに線 和歌山天王寺方面
2 御坊新宮方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員は以下の通り[5]。紀勢本線自体の利用者が減少傾向にある中で、例外があるものの当駅の利用者数は僅かながら増加傾向にある。

年度 1日平均
乗車人員
1998年 136
1999年 146
2000年 160
2001年 166
2002年 161
2003年 156
2004年 156
2005年 140
2006年 140
2007年 134
2008年 149
2009年 161
2010年 169
2011年 181
2012年 179
2013年 207
2014年 207
2015年 223
2016年 214
2017年 219
2018年 211
2019年 197
2020年 165
2021年 165
2022年 154

駅周辺

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広川町の中心部から2キロほど離れている。駅名に「ビーチ」と入っているが、海岸線からは1キロほど離れている。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
W きのくに線(紀勢本線)
快速
通過
普通(阪和線内で直通快速または紀州路快速となる列車を含む)
紀伊由良駅 - 広川ビーチ駅 - 湯浅駅

脚注

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  1. ^ 「ビーチ」は英語スペルで記載。実際の駅名標もこの記載である。
  2. ^ a b c d e f “「広川ビーチ」14日開業 JR西日本 紀勢線に新駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年3月11日) 
  3. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、21頁。 
  4. ^ 2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日。オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210104022914/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191213_00_wakayama.pdf2021年1月4日閲覧 
  5. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目

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外部リンク

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