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七戸町

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七戸村から転送)
しちのへまち ウィキデータを編集
七戸町
七戸城の本丸跡に建つ七戸神明宮
七戸町旗 七戸町章
七戸町旗
2005年9月8日制定
七戸町章
2005年9月8日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 青森県
上北郡
市町村コード 02402-3
法人番号 6000020024023 ウィキデータを編集
面積 337.23km2
総人口 13,417[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 39.8人/km2
隣接自治体 青森市十和田市上北郡東北町東津軽郡平内町
町の木 いちょう
町の花 つつじ
町の鳥 キジ
七戸町役場
町長 小又勉
所在地 039-2792
青森県上北郡七戸町字森ノ上131-4
北緯40度44分41秒 東経141度09分29秒 / 北緯40.74469度 東経141.15794度 / 40.74469; 141.15794座標: 北緯40度44分41秒 東経141度09分29秒 / 北緯40.74469度 東経141.15794度 / 40.74469; 141.15794
七戸町役場本庁舎(2009年(平成21年)8月撮影)
外部リンク 公式ウェブサイト

七戸町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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七戸庁舎(2008年5月撮影)

七戸町(しちのへまち)は、八甲田山の東側に位置する青森県上北郡である。

地理

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八甲田山の東側に位置する。東に上北郡東北町、南に十和田市、西に青森市と接する。

歴史

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行政区域の変遷

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、上北郡に現在の町域にあたる以下の2村が発足。
    • 七戸村(単独村制)
    • 天間林村 (天間館村、榎林村、附田村、二ツ森村、野崎村、中岫村、花松村が合併)
  • 1902年(明治35年)9月1日 - 七戸村が町制施行。七戸町(旧)となる。
  • 2005年(平成17年)3月31日 - 七戸町と天間林村が新設合併し、七戸町(新)が成立。天間林村役場を本庁舎に、七戸町役場を七戸庁舎に。

行政

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歴代町長

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氏名 就任 退任 備考
七戸村長(官選)
不詳
旧七戸町長(官選)
不詳
旧七戸町長(公選)
不詳
七戸町長(公選)
1 福士孝衛 2005年(平成17年)4月24日
2 小又勉 2009年(平成21年)4月24日

議会

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  • 町議会:議員定数16名(在任特例法適用期間は36名であった)(日本共産党1名、無所属15名)任期:2023年令和5年)4月25日

産業

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他に酪農競走馬生産が盛んである。 1947年(昭和22年)8月10日昭和天皇が青森県に行幸(昭和天皇の戦後巡幸)した際には、七戸馬匹組合長でもあった七戸町長自ら「馬の生産と育成に関する実験」について説明を行った[1]道の駅しちのへには町内産で東京優駿(日本ダービー)を優勝したヒカルメイジコマツヒカリの像が建てられている。

郵便

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地域

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人口

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平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、6.27%減の15,709人であり、増減率は県下40市町村中19位。

七戸町と全国の年齢別人口分布(2005年) 七戸町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 七戸町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
七戸町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 23,974人
1975年(昭和50年) 22,683人
1980年(昭和55年) 22,707人
1985年(昭和60年) 22,342人
1990年(平成2年) 21,237人
1995年(平成7年) 20,209人
2000年(平成12年) 19,357人
2005年(平成17年) 18,471人
2010年(平成22年) 16,759人
2015年(平成27年) 15,709人
2020年(令和2年) 14,556人
総務省統計局 国勢調査より


所轄警察署

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所轄消防署

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教育

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高等学校

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※以下は廃校。

中学校

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小学校

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特別支援学校

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専修学校

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金融機関

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独立行政法人及び特殊法人等

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交通

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七戸十和田駅

鉄道

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青い森鉄道線上北町駅 - 乙供駅間で町域を通過しているが、駅はない。

かつては南部縦貫鉄道線七戸 - 野辺地間)が町内を通っていたが、1997年(平成9年)の休止を経て2002年(平成14年)に廃止された。

2022年(令和4年)現在、「唯一存在する駅が新幹線単独駅」という特徴を持つ自治体は、七戸町のほかに佐賀県嬉野市西九州新幹線嬉野温泉駅)が存在するのみである。

バス

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路線バス

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高速バス

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道路

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自動車専用道路
  • E4A 上北自動車道
一般国道
主要地方道
一般県道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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七戸城東門
鷹山宇一記念美術館

名所

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旧跡

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  • 七戸城址(七戸字貝の口)国の史跡[2](柏葉公園)
  • 天王神社:1394年勧請
  • 見町観音堂(見町):1396年創建。県重宝[3]。(有形民俗文化財[4]. 展示は絵馬館で)
  • 小田子不動堂(和田下):1396年創設。(有形民俗文化財 [5] 展示は絵馬館で)
  • 山屋薬師堂:平安末期建立
  • 青岩寺(字町)[6]
  • 二ツ森貝塚:青森県内最大、日本国内でも有数の規模を誇る遺跡。5,500年前から4,000年前の縄文前期から中期のものと見られている。国の史跡[7]
  • 一里塚:町内に2基存在。県史跡(卒古沢)[8]、(森ノ上、森ノ下)[9]、慶長年間。
  • 千曳神社:807年、坂上田村麻呂により創建と伝えられる。
  • 旧七戸郵便局(七戸)登録有形文化財[10]1928年(昭和3年)竣工。
  • 盛田牧場:19世紀より存在した馬の生産牧場。南部地方独特の曲屋など明治時代の施設が保存・公開されている。

観光スポット

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  • 鷹山宇一記念美術館(絵馬館)
  • 東八甲田家族旅行村
  • 東八甲田ローズカントリー
  • 七戸町営スキー場
  • 諏訪牧場競走馬の生産から育成までを行う。

祭事

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  • 七戸秋祭り
  • みよこまつり
  • まける日 - 伝統的な行事であり、七戸町の商店等による祭事である。当日は「まける日」という幟がたつ。「まける」とは商品の値引きの意。

その他

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名物

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  • 駒饅頭

郷土料理

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  • なべこ団子

特産品

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出身有名人

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生産馬

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脚注

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  1. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、405頁。ISBN 978-4-487-74410-7 
  2. ^ [1]
  3. ^ [2]
  4. ^ 絵馬・読経札等
  5. ^ 絵馬
  6. ^ 本堂(県重宝)
  7. ^ [3]
  8. ^ [4]
  9. ^ [5]
  10. ^ [6]
  11. ^ [7]
  12. ^ ながいも栽培の発祥の地の一つ

関連項目

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外部リンク

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