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ヒナコウモリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒナコウモリ
保全状況評価
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))

絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: コウモリ目 Chiroptera
: ヒナコウモリ科 Vespertilionidae
: ヒナコウモリ属 Vespertilio
: ヒナコウモリ V. sinensis
学名
Vespertilio sinensis
(Peters,1880)
和名
ヒナコウモリ
英名
Asian Parti-colored Bat

ヒナコウモリVespertilio sinensis)は、コウモリ目(翼手目)・ヒナコウモリ科ヒナコウモリ属に分類されるコウモリの一種。

2002年(平成14年)3月に『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブック- 1 哺乳類』が作成された際には絶滅危惧II類(VU)であったが、2007年(平成19年)8月3日に発表されたレッドリスト(2007年版)では、生息情報の増加を理由にランク外とされた[1]

分布

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日本(北海道本州四国九州)、朝鮮半島台湾中国東部、シベリア東部に分布する[2]

特徴

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前腕長47-54mm、頭胴長78-80mm、尾長35-50mm、体重14-30g[2]。体には白っぽい毛が混ざり合って、霜降り模様となる[3]

樹洞や家屋などに昼間は隠れており、日没後に活動する[2]。初夏に1-3仔を出産する[2]。本種の超音波の周波数は20-40kHz[3]

関連項目

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参考文献

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  1. ^ 環境省自然環境局野生生物課 (2010年3月). “改訂レッドリスト付属説明資料 哺乳類” (PDF). p. 11. 2012年8月26日閲覧。
  2. ^ a b c d 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明『日本の哺乳類 改訂版』東海大学出版会、2005年7月20日。ISBN 4-486-01690-4 
  3. ^ a b 小宮輝之『フィールドベスト図鑑 日本の哺乳類』学習研究社、2002年3月29日。ISBN 4-05-401374-0 

外部リンク

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