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ロンググレイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロンググレイス
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1980年4月17日
死没 2002年9月17日(22歳没)
ゲイルーザック
スイーブ
母の父 テューダーペリオッド
生国 日本の旗 日本北海道門別町
生産者 天羽牧場
馬主 中井長一
調教師 小林稔栗東
競走成績
生涯成績 16戦6勝
獲得賞金 1億7970万5400円
勝ち鞍
重賞 エリザベス女王杯 1983年
重賞 ローズステークス 1983年
GIII スポーツニッポン賞金杯 1984年
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ロンググレイス日本競走馬繁殖牝馬1984年度の優駿賞最優秀5歳以上牝馬

主戦騎手秋山忠一秋山真一郎の父。元調教助手)→河内洋田原成貴

経歴

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中央競馬で競走生活を送る。1983年1月にデビュー。同月に3戦したが勝利を挙げることはできず休養し、6月に復帰した。復帰後は条件戦で4戦3勝と活躍し、鞍上に牝馬の名手河内洋を迎えての重賞初挑戦となった10月のローズステークスも優勝、さらに上がり馬として1番人気に支持されたエリザベス女王杯を優勝、一気に一流馬の仲間入りを果たした。

以降は故障に悩まされながら競走生活を続け、1984年スポーツニッポン賞金杯を優勝したほか、大阪杯ではカツラギエースの2着、京都大賞典ではスズカコバンの2着、さらに天皇賞(秋)で3着[1]になるなど、牡馬の一線級の競走馬を相手に健闘した。

繁殖成績

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引退後は生まれ故郷の天羽牧場、のちに荻伏三好ファームで繁殖牝馬として供用されたが、仔出しが悪く6頭の産駒しか残せなかった。ロングジャッキーが唯一の後継繁殖牝馬だったが、さらなる後継牝馬は出せず、現在ロンググレイスの血は絶えてしまっている。

  • 1986年:ロングマスターズ(牡 栗毛 父リアルシャダイ 1戦0勝)
  • 1988年:ロングジャッキー(牝 鹿毛 父モガミ)12戦3勝 繁殖牝馬)
  • 1991年:ロングボガード(牡 鹿毛 父モガミ 不出走)
  • 1994年:ロングハレルヤ(牡 鹿毛 父:モガミ 中央35戦2勝 公営〈笠松〉8戦0勝)
  • 1996年:ロングアイリーン(牝 鹿毛 父:フラッシュオブスティール 不出走)
  • 1999年:死亡(牡 鹿毛 父ニホンピロウイナー

血統

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血統表

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ロンググレイス血統プリンスリーギフト系 / Nasrullah4×4=12.50% 〈父内〉 ) (血統表の出典)

*ゲイルーザック
Gay Lussac
1969 栃栗毛 イタリア
父の父
*ファバージ
Faberge 1961
鹿毛 フランス
Princely Gift Nasrullah
Blue Gem
Spring Offensive Legend of France
Batika
父の母
Green as Grass
1963 鹿毛 イギリス
Red God Nasrullah
Spring Run
Greensward Count Turf
Valse Folle

スイーブ
1968 栗毛 北海道静内町
*テューダーペリオッド
Tudor Period
1957 栃栗毛 イギリス
Owen Tudor Hyperion
Mary Tudor
Cornice Epigram
Cordon
母の母
ゴールデンドラゴン
1959 鹿毛 北海道浦河町
*ヒンドスタン
Hindostan
Bois Roussel
Sonibai
第五カナデアンガール *セフト
*カナデアンガール F-No.2-r


近親

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脚注

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  1. ^ 1997年エアグルーヴが優勝するまでグレード制導入後の同競走における牝馬の最高着順だった。

参考文献

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  • サラブレッド探偵局(編) 編『競馬SLG 名牝ファイル』光栄、1994年。ISBN 4-87719-110-0 

外部リンク

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