ブルー・ヴァレンタイン
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『ブルー・ヴァレンタイン』 | ||||
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トム・ウェイツ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1978年7月24日-8月26日 | |||
ジャンル | ロック、ブルース・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アサイラム・レコード | |||
プロデュース | ボーンズ・ハウ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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トム・ウェイツ アルバム 年表 | ||||
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ブルー・ヴァレンタイン(Blue Valentine)は、トム・ウェイツが1978年に発表したアルバム。
解説
[編集]ピアノが中心だった従来の路線とは異なり、エレクトリックギターを重視した音作りで、トム自身も過半数の楽曲でエレクトリックギターを弾いている。リトル・リチャード等との共演で知られるドラマー、アール・パーマー等が参加。アルバム・タイトルは、トム所有のフォード・サンダーバードに書かれていた文字にちなみ、裏ジャケットにはその車と、恋人リッキー・リー・ジョーンズが写っている[1]。
「サムホエア」は、ミュージカル『ウエスト・サイド物語』の挿入歌のカヴァーで、1979年4月、トムのキャリアにおいて初のシングルとしてリリースされた。
映画『蜘蛛女』(1993年公開、原題Romeo Is Bleeding)のタイトルは、本作収録曲「血だらけのロミオ」が由来[2]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はトム・ウェイツ作。
- サムホエア - "Somewhere (from West Side Story)" (Leonard Bernstein, Stephen Sondheim) - 3:53
- ドラッグストアの赤い靴 - "Red Shoes by the Drugstore" - 3:14
- ミネアポリスの女からのクリスマス・カード - "Christmas Card from a Hooker in Minneapolis" - 4:33
- 血だらけのロミオ - "Romeo Is Bleeding" - 4:52
- 29ドル - "$29.00" - 8:15
- ロング・サイド・オブ・ザ・ロード - "Wrong Side of the Road" - 5:14
- 墓場からの口笛 - "Whistlin' Past the Graveyard" - 3:17
- ケンタッキー・アヴェニュー - "Kentucky Avenue" - 4:49
- かわいい小さな弾丸 - "Sweet Little Bullet from a Pretty Blue Gun" - 5:36
- ブルー・ヴァレンタイン - "Blue Valentines" - 5:49
カヴァー
[編集]- 「墓場からの口笛」は、スクリーミン・ジェイ・ホーキンズがアルバム『サムシング・ファニー・ゴーイング・オン』(1995年)で取り上げた[3]。
参加ミュージシャン
[編集]- トム・ウェイツ - ボーカル、エレクトリックギター、ピアノ
- レイ・クロフォード - エレクトリックギター
- ローランド・バウティスタ - エレクトリックギター
- シャイン・ロビンソン - エレクトリックギター
- ジム・ヒューアート - ベース
- スコット・エドワーズ - ベース
- バイロン・ミラー - ベース
- ダ・ウィリー・ゴンガ - ピアノ
- ハロルド・バティスト - ピアノ
- チャールズ・カイナード - オルガン
- ハーバート・ハーデスティ - テナー・サックス
- フランク・ヴィカリ - テナー・サックス
- リック・ローソン - ドラムス
- アール・パーマー - ドラムス
- チップ・ホワイト - ドラムス
- ボブ・アルシヴァー - オーケストラ・アレンジ
脚注
[編集]- ^ 『トム・ウェイツ 素面の、酔いどれ天使』(パトリック・ハンフリーズ:著、金原瑞人:訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0705-5)p.200
- ^ Romeo Is Bleeding(1993)-Trivia-(IMDb)
- ^ Somethin' Funny Goin On - Screamin' Jay Hawkins : AllMusic