ジム・ジャームッシュ
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ジム・ジャームッシュ Jim Jarmusch | |||||||||||||||
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本名 | James R. Jarmusch[1] | ||||||||||||||
生年月日 | 1953年1月22日(71歳) | ||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 オハイオ州カヤホガ・フォールズ | ||||||||||||||
職業 | 映画監督、脚本家、俳優 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』 『ダウン・バイ・ロー』 『ミステリー・トレイン』 『ナイト・オン・ザ・プラネット』 『デッドマン』 『イヤー・オブ・ザ・ホース』 『ゴースト・ドッグ』 『コーヒー&シガレッツ』 『ブロークン・フラワーズ』 『リミッツ・オブ・コントロール』 『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』 『パターソン』 『デッド・ドント・ダイ』 | |||||||||||||||
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ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch、1953年1月22日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、俳優である。
経歴
[編集]1953年1月22日[2]、オハイオ州カヤホガ・フォールズに生まれる[3]。母親はアイルランド人とドイツ人の血を引いており[4]、『Akron Beacon Journal』で映画の批評を執筆していた[5]。父親はチェコ人とドイツ人の血を引いており[4]、グッドリッチに勤務していた[6]。
ノースウェスタン大学でジャーナリズムを専攻し、コロンビア大学で文学を専攻した[7]。パリで10か月間を過ごしたのち、ニューヨーク大学で映画を学んだ[8]。在学中、同大学で教鞭を執っていたニコラス・レイの助手を務めた[9]。
1980年、『パーマネント・バケーション』で長編映画監督デビューを果たす[10]。1984年には初商業映画となる『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を発表し、カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞。その後も『ダウン・バイ・ロー』、『ミステリー・トレイン』、『ナイト・オン・ザ・プラネット』、『デッドマン』、『イヤー・オブ・ザ・ホース』、『ゴースト・ドッグ』、『コーヒー&シガレッツ』、『ブロークン・フラワーズ』、『リミッツ・オブ・コントロール』、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』などがある[10]。
フィルモグラフィー
[編集]監督作品
[編集]劇映画
[編集]- パーマネント・バケーション Permanent Vacation (1980年) - 監督・脚本・製作・音楽・編集
- ストレンジャー・ザン・パラダイス Stranger Than Paradise (1984年) - 監督・脚本・編集
- ダウン・バイ・ロー Down by Law (1986年) - 監督・脚本
- ミステリー・トレイン Mystery Train (1989年) - 監督・脚本
- ナイト・オン・ザ・プラネット Night on Earth (1991年) - 監督・脚本・製作
- デッドマン Dead Man (1995年) - 監督・脚本
- ゴースト・ドッグ Ghost Dog: The Way of the Samurai (1999年) - 監督・脚本・製作
- 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス Ten Minutes Older: The Trumpet (2002年) - 監督・脚本
- コーヒー&シガレッツ Coffee and Cigarettes (2003年) - 監督・脚本・編集
- ブロークン・フラワーズ Broken Flowers (2005年) - 監督・脚本
- リミッツ・オブ・コントロール The Limits of Control (2009年) - 監督・脚本
- オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive (2013年) - 監督・脚本
- パターソン Paterson (2016年) - 監督・脚本
- デッド・ドント・ダイ The Dead Don't Die (2019年) - 監督・脚本
ドキュメンタリー
[編集]- イヤー・オブ・ザ・ホース Year of the Horse (1997年) - 監督・脚本
- ギミー・デンジャー Gimme Danger (2016年) - 監督・脚本
その他参加作品
[編集]- ユー・アー・ノット・アイ You Are Not I (1981年) - 脚本・製作・撮影
- スリープウォーク Sleepwalk (1986年) - 撮影
- ストレート・トゥ・ヘル Straight to Hell (1987年) - 出演
- キャンディ・マウンテン Candy Mountain (1987年) - 出演
- レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ Leningrad Cowboys Go America (1989年) - 出演
- フィッシング・ウィズ・ジョン Fishing with John (1991年) - 出演
- イン・ザ・スープ In the Soup (1992年) - 出演
- 豚が飛ぶとき When Pigs Fly (1993年) - 製作総指揮
- アイアン・カウボーイズ・ミーツ・ゴーストライダー Iron Horsemen (1994年) - 出演
- ティグレロ 撮られなかった映画 Tigrero: A Film That Was Never Made (1994年) - 出演
- ブルー・イン・ザ・フェイス Blue in the Face (1995年) - 出演
- スリング・ブレイド Sling Blade (1996年) - 出演
- ザ・カンヌ・プレイヤー Cannes Men (1997年) - 出演
- R.I.P. ジョー・コールマンの肖像 R.I.P. Rest in Pieces (1997年) - 出演
- スクリーミン・ジェイ・ホーキンス伝説 Screamin' Jay Hawkins: I Put a Spell on Me (2001年) - 出演
- ロンドン・コーリング Joe Strummer: The Future Is Unwritten (2008年) - 出演
- ザ・シンプソンズ The Simpsons (2008年) - 声の出演
- あまり期待するな Don't Expect Too Much (2011年) - 出演
- ポルト Porto (2016年) - 製作総指揮
- バスキア、10代最後のとき Boom for Real: The Late Teenage Years of Jean-Michel Basquiat (2017年) - 出演
- SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬 Sukita (2018年) - 出演
脚注
[編集]- ^ “Jim Jarmusch: A career in film so far – in pictures”. The Guardian (2014年2月22日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Jim Jarmusch”. AlloCiné. 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Jim Jarmusch Directing Stooges Documentary”. Cleveland Scene (2010年9月9日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ a b “A talk on the wild side”. The Guardian (2004年11月13日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Jim Jarmusch: Film's Avant-Guardian”. Rolling Stone (1990年3月22日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Wandering star”. The Guardian (2005年10月2日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “'Popular success is not my area'”. The Guardian (2005年8月2日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Jim Jarmusch: how the film world's maverick stayed true to his roots”. The Guardian (2014年2月22日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ “Jim Jarmusch”. The A.V. Club (2004年5月19日). 2019年2月27日閲覧。
- ^ a b “Lincoln Center Will Host 'Permanent Vacation: The Films of Jim Jarmusch' Before 'Only Lovers Left Alive' Release”. IndieWire (2014年2月19日). 2019年2月27日閲覧。