フォーミュラ・BMW
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(フォーミュラBMWアジアから転送)
フォーミュラBMW(フォーミュラビーエムダブリュー)は、1998年から2013年にかけて開催されていた入門フォーミュラカーレース(ジュニア・フォーミュラ)の一カテゴリーである。
概要
[編集]フォーミュラBMW選手権は、世界から優秀な若手の発掘を目的として、イギリス、ドイツ(de:Formel BMW ADAC) 、アメリカ、アジアで各シリーズが行われており、12月には各シリーズのチャンピオンを集めて、「フォーミュラBMW・ワールドファイナル」(世界一決定戦)が開催される。このレースの優勝者にはF1テストドライブの機会が与えられる。
アジアシリーズは、AFOS(アジアン・フェスティバル・オブ・スピード)に組みこまれており、日本では2004年にオートポリスでレースが開催されたことがある。
マシン
[編集]マシンはワンメイクで、二輪BMW・K1200RSに搭載されていた直列4気筒1,200cc(140hp/9,250rpm)のエンジン、カーボンモノコックのシャシー、シーケンシャル6速のトランスミッションなどで構成される。車両重量は450kg、全長3,950mm、全幅1,740mm、全高980mm。
卒業生
[編集]ニコ・ロズベルグ、ニコ・ヒュルケンベルグ、クリスチャン・クリエン、ティモ・グロック等がこのシリーズの卒業生である。特に2003年から2004年にかけて参戦したセバスチャン・ベッテルは2004年シーズンに20戦中18勝、ポールポジション14回、ファステストラップ13回、全戦表彰台という圧倒的な成績でチャンピオンとなった。アジアシリーズには日本人も参加しており、過去の代表的な参加者としては井原慶子らがいる。