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スペースX Crew-10

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スペースX Crew-10
ISSのハーモニー前方側ポートに接近するクルードラゴンの想像図
名称USCV-10
任務種別ISS乗員輸送
運用者スペースX
任務期間180日(計画)
特性
宇宙機クルードラゴン C213.1
宇宙機種別クルードラゴン
製造者スペースX
乗員
乗員数4
乗員
任務開始
打ち上げ日2025年2月(計画)[1]
ロケットファルコン9ブロック5
打上げ場所ケネディ宇宙センターLC-39A
打ち上げ請負者スペースX
任務終了
着陸日2025年第3四半期(計画)
着陸地点太平洋
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
傾斜角51.66°
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ハーモニー 前方側ないし天頂側
ドッキング(捕捉)日 2025年2月(計画)
分離日 2025年第3四半期(計画)
dock時間 180日(計画)

(左から)ニコール・エアーズ英語版キリル・ペスコフ英語版アン・マクレイン英語版大西卓哉
スペースX Crew-10

スペースX Crew-10は、クルードラゴン宇宙船による、NASA商業乗員飛行としては10回目、有人軌道飛行としては18回目として計画されている飛行[2]。このミッションは2025年2月の打ち上げが予定されている[1]

このミッションでは4名の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へと運ぶことになっている[3]。2名のNASAの飛行士であるアン・マクレイン英語版ニコール・エアーズ英語版JAXA大西卓哉およびロスコスモスキリル・ペスコフ英語版がこのミッションに割り当てられている[1]

クルー

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正クルー

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地位 宇宙飛行士
船長 アメリカ合衆国の旗 アン・マクレイン英語版, NASA
第72次/第73次長期滞在
2回目の宇宙飛行
操縦士 アメリカ合衆国の旗 ニコール・エアーズ英語版, NASA
第72次/第73次長期滞在
1回目の宇宙飛行
第1ミッションスペシャリスト 大西卓哉, JAXA
第72次/第73次長期滞在
2回目の宇宙飛行
第2ミッションスペシャリスト ロシアの旗 キリル・ペスコフ英語版, Roscosmos
第72次/第73次長期滞在
1回目の宇宙飛行

ミッション

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商業乗員輸送計画でのスペースXの10回目のミッションは、2025年2月の打ち上げが予定されている[1][4][5]

このミッションは、5機目でありおそらく最後のクルードラゴンでもある C213 にとって初飛行となる[6][7]。そのため、乗組員はカプセルに名前を付ける栄誉を得ることになる。

脚注

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  1. ^ a b c d Wall, Mike (2024年8月2日). “NASA reveals astronauts flying on SpaceX's Crew-10 mission to the ISS”. Space.com. 2024年8月5日閲覧。
  2. ^ NASA Shares its SpaceX Crew-10 Assignments for Space Station Mission - NASA” (英語). 2024年8月5日閲覧。
  3. ^ NASA Names Crew Members for Next ISS Long Duration Stay - SPACE & DEFENSE” (英語) (2024年8月2日). 2024年8月5日閲覧。
  4. ^ Deka, Abhijit (2024年8月2日). “SpaceX Crew-10 Mission Set for Liftoff in 2025” (英語). EastMojo. 2024年8月5日閲覧。
  5. ^ Meet the SpaceX Crew-10 astronauts” (英語). Digital Trends (2024年8月3日). 2024年8月5日閲覧。
  6. ^ SpaceX to launch last new cargo Dragon spacecraft”. SpaceNews (19 November 2022). 18 February 2023閲覧。 “Walker revealed at the briefing SpaceX plans to build a fifth and likely final Crew Dragon.”
  7. ^ NASA's SpaceX Crew-9 Mission Overview News Conference”. NASA (26 July 2024). 26 July 2024閲覧。