アクシオム ミッション2
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| 名称 | Ax-2 |
|---|---|
| 任務種別 | ISSへの民間宇宙飛行 |
| 運用者 | アクシオム・スペース |
| COSPAR ID | 2023-070A |
| ウェブサイト | www |
| 任務期間 | 9日 5時間 27分 |
| 特性 | |
| 宇宙機種別 | クルードラゴン フリーダム |
| 製造者 | スペースX |
| 乗員 | |
| 乗員数 | 4 |
| 乗員 | |
| 任務開始 | |
| 打ち上げ日 | 2023年5月21日 21:37 UTC[1] |
| ロケット | ファルコン9ブロック5 B1080.1 |
| 打上げ場所 | ケネディ宇宙センターLC-39A |
| 打ち上げ請負者 | スペースX |
| 任務終了 | |
| 回収担当 | ミーガン |
| 着陸日 | 2023年5月31日 2023, 03:04 UTC |
| 着陸地点 | メキシコ湾 |
| 軌道特性 | |
| 参照座標 | 地球周回軌道 |
| 体制 | 低軌道 |
| 傾斜角 | 51.66° |
| 国際宇宙ステーションのドッキング（捕捉） | |
| ドッキング | ハーモニー天頂側 |
| ドッキング（捕捉）日 | 2023年5月22日 13:12 UTC |
| 分離日 | 2023年5月30日 15:05 UTC |
| ドッキング時間 | 8日 1時間 53分[2] |
 （左から）ウィットソン、ショフナー、アルカルニ、バルナウィ | |
| COSPAR ID | 2023-070A |
|---|---|
アクシオム ミッション2（Axiom Mission 2、Ax-2とも）はアクシオム・スペースが運用した国際宇宙ステーション（ISS）への民間有人ミッション。Ax-2は2023年5月21日にスペースX ファルコン9で打ち上げられ、5月22日にドッキングに成功した[3][2]。
Ax-2は2022年4月のアクシオム ミッション1に続くアクシオムによる2回目のミッションであるとともに3回目の民間での有人のスペースX ドラゴンのミッションとなった。
クルー
[編集]クルーには指揮官として元NASAの宇宙飛行士であるペギー・ウィットソンと、操縦士としてジョン・ショフナーがいた[4][5]。2人のミッションスペシャリストはサウジ宇宙委員会のアリ・アルカルニ|ラヤナ・バルナウィだった[6]。
2022年9月22日に、アクシオム・スペースは宇宙での癌、雲の様子および微小重力を研究するために2人のサウジの宇宙飛行士をAx-2に参加させることでサウジ宇宙委員会と提携したことを発表した[7]。このミッションには初めての女性のサウジの宇宙飛行士が参加した[8]。
2022年1月11日、アクシオムはイタリア空軍ワルター・ヴィラデイ大佐が同社の初めての国際職業宇宙飛行士であることを発表した[9]。ヴィラディ大佐はアクシオムによってAx-2の予備クルーに選別された[10]。
正規クルー
[編集]| 地位 | 宇宙飛行士 | |
|---|---|---|
| 宇宙船指揮官 |  ペギー・ウィットソン[6], アクシオム・スペース4回目の宇宙飛行 | |
| 操縦士 | ジョン・ショフナー[6], 民間宇宙飛行士 1回目の宇宙飛行 | |
| 第1ミッションスペシャリスト |  アリ・アルカルニ[6], SSC1回目の宇宙飛行 | |
| 第2ミッションスペシャリスト | ラヤナ・バルナウィ[6], SSC 1回目の宇宙飛行 | |
予備クルー
[編集]| 地位 | 宇宙飛行士 | |
|---|---|---|
| 宇宙船指揮官 | /  マイケル・ロペス＝アレグリア[11], アクシオム・スペース
| |
| 操縦士 |  ワルター・ヴィラデイ[11], イタリア空軍
| |
| 第1ミッションスペシャリスト | アリ・アルガムディ[11], SSC
| |
| 第2ミッションスペシャリスト | マリアム・ファルドス[11], SSC
| |
ミッション
[編集]アクシオム2は2023年5月21日にケネディ宇宙センターの第39A発射施設から、ファルコン9 ブロック5ロケットに搭載されて離昇した。クルードラゴン フリーダムにとって2回目の飛行となるこのミッションは、1日後に国際宇宙ステーションにドッキングした。
このミッションの期間中に、クルーは幹細胞に微小重力が及ぼす影響の研究や、その他の生物学的実験などの科学的研究とともに公共啓発活動を行った[12]。
ISSに8日間滞在したのち、アクシオム2はドッキングを解除し、12時間ごに地球に帰還した。フリーダムはフロリダ州パナマシティ沖のメキシコ湾に無事着水し、スペースXの回収船ミーガンに回収された[13]。
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ Baylor, Michael. “Falcon 9 Block 5 - Axiom Mission 2 (AX-2)”. Next Spaceflight. 25 April 2023閲覧。
- ^ a b “NASA Selects Second Private Astronaut Mission to Space Station”. NASA (13 December 2021). 14 December 2021閲覧。
この記述には、アメリカ合衆国内でパブリックドメインとなっている記述を含む。
- ^ https://www.space.com/spacex-dragon-ax-2-space-station-docking
- ^ Harwood, William (25 May 2021). “Whitson to command planned commercial flight to space station”. Spaceflight Now. 25 May 2021閲覧。
- ^ “Record-holding astronaut Peggy Whitson and mission pilot John Shoffner to lead Axiom Space's Ax-2 mission to enable new research in space”. Axiom Space (25 May 2021). 25 May 2021閲覧。
- ^ a b c d e Heidler, Scott. “Ax-2 mission set to launch four private astronauts from Cape Canaveral”. WESH2 21 May 2023閲覧。
- ^ “Saudi astronauts to research cancer, cloud seeding, microgravity in space” (英語). Al Arabiya English (2023年3月23日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ “Axiom Space Partners with Saudi Space Commission to Send First Female Saudi Astronaut to Space” (英語). Axiom Space. 2023年4月6日閲覧。
- ^ “Axiom Space to train Italian Air Force's Col. Walter Villadei as professional astronaut for future space mission”. Axiom Space (11 January 2022). 25 May 2022閲覧。
- ^ “Axiom Space and Italian Government Sign Historic MOU to Expand Commercial Utilization of Space”. Axiom Space (25 May 2022). 25 May 2022閲覧。
- ^ a b c d “Alarabiya News”. Saudi Crown Prince meets with Kingdom’s Axiom Mission 2 crew ahead of launch. 21 May 2023閲覧。
- ^ Lewis, Russell (31 May 2023). “SpaceX mission returns from space station with ex-NASA astronaut, 3 paying customers”. NPR. 31 May 2023閲覧。
- ^ Gorman, Steve (2023年5月31日). “Private astronaut crew, including first Arab woman in orbit, returns from space station” (英語). Reuters 2023年5月31日閲覧。
| 1998年-2004年 |  | |
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