ジェイソン・ウッドルー
ジェイソン・ウッドルー | |
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出版の情報 | |
出版者 | DCコミックス |
初登場 | Atom #1[1](1962年) |
作中の情報 | |
本名 | ジェイソン・ウッドルー |
種族 | 異次元人 |
ジェイソン・ウッドルーは、DCコミックスから刊行されるアメリカン・コミックに登場するキャラクター。
原作コミック
[編集]異次元世界「フローリア」の住人[2]であり、初登場は『アトム』[1]で、プラントマスターとして登場した[1]。
植物を操る能力[1]や植物を成長させる能力[1][2]を持ち、「フローリア」および地球で得た植物に関する知識を持つ。この頃、まだ『アトム』のメインヴィランだったが、ジャスティス・リーグとも戦っている[3]。
アトムおよびジャスティス・リーグに敗れたウッドルーは、能力の強化を強化するため、特殊な薬品により、自ら植物と同化した状態となる[4]。以降、フロロニックマンと呼ばれるようになる[4]。その皮膚自体が、植物(樹皮)に近い状態となったことでグリーンランタンの能力は無効化でき[2]、ワンダーウーマンに対抗するほどのパワーも備えている[2]。この戦いでも敗北こそしたが、ジャスティス・リーグに対抗できる事を印象付け、ヴィランチームに入ることにつながる[2][5]
『スワンプシング』では、1983年[6][7]に人気低迷のため設定を変更しリスタートした新シリーズで登場する[7]。主人公アレック・ホランドの恩師[7]で、サンダーランド・コーポレーションの社長エイブリー・カールトン・サンダーランド将軍が植質組織復元剤の秘密を探るために雇われる[7]。
その後も『スワンプシング』のメインヴィランとなるが、パメラ・リリアン・アイズリー(ポイズン・アイビー)の恩師だったことから、『バットマン』にヴィランとしても何度か登場している[8]。
映画『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』
[編集]筋肉増強剤ベノムを製作し、それを軍事国家に売り込もうとするマッド・サイエンティストとして登場。
それを知り止めようとしたパメラを毒液槽に落とすが、パメラはポイズン・アイビーとなって復活し、毒のキスにより殺されてしまう。
なお、筋肉増強剤ベノムは作中でポイズン・アイビーがベインを誕生させる材料として使用され、作中のヴィランの半数以上を作り出した物語の元凶でもある。
演じたのはジョン・グローヴァー。
脚注
[編集]- ^ a b c d e Atom #1
- ^ a b c d e "The Secret Origin of The Guardians of the Universe" Secret Origins 23
- ^ Justice League of America(vol.1) #61
- ^ a b Flash(vol.1) #245
- ^ Secret Society of Super-Villains #11
- ^ 新シリーズの開始が1983年で、ジェイソン・ウッドルーの登場は1984年2月
- ^ a b c d Saga of the Swamp Thing #21
- ^ Batman: Shadow of the Bat #56