ウルトラマン (DCコミックス)
ウルトラマン | |
---|---|
出版の情報 | |
出版者 | DCコミックス |
初登場 | Justice League of America #29 1964年8月) |
クリエイター | ガードナー・フォックス マイク・セコウスキー |
作中の情報 | |
本名 | クラーク・ケント クラーク・ルーサー |
種族 | クリプトン人 |
所属チーム | クライムシンジケート・オブ・アメリカ |
能力 |
|
ウルトラマン(英: Ultraman)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヴィラン。ガードナー・フォックスとマイク・セコウスキーによって創造され、1964年の"Justice League of America #29"で初登場した。多元宇宙における悪のスーパーマン。
人物
[編集]本名:カル=エル (Kal-ll) 地球名:クラーク・ケント (Clark Kent)
「アース-3」のスーパーマンで、クライムシンジケート・オブ・アメリカのリーダーの1人[1]。己の力による世界支配を目的とし、その野望はアース1などの別次元の地球も視野に入れている。アース3は、アース1(『ジャスティス・リーグ』の舞台となる世界)で善のキャラクターが悪、アース1で悪のキャラクターが善となっているため、ウルトラマンも悪のスーパーマンにしてアース3での最強のヴィランである。胸には巨大な「S」ではなく「U」と書かれている。
スーパーマンはクリプトナイトを弱点としており、触れると弱体化するが、ウルトラマンは触れるたびに強化していく。この強化の末に次元の壁の存在に気付き、クライムシンジケートが別次元に侵攻するきっかけとなる。クライムシンジケート内では参謀のオウルマンとともに、他のメンバーに顔がきき、さらにアース1やアース2のレックス・ルーサーと手を組んで作戦を実行したこともある[2]。
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて、他のアース3の多くの住人と同様に、それぞれ消滅の道を辿る。だが、後に登場した新たなアース3のウルトラマンも、これらのことを記憶していた。
アース3のものが代表的であるが、アース43という吸血鬼の世界などでも登場している。
反物質として登場したウルトラマンは、別世界の悪のスーパーマンという立ち位置は変わらないが、地球の宇宙飛行士クラーク・ケントが強化された結果、スーパーマンのような力を得たという設定になっている。「フォーエバー・イービル」では、アーカム・アサイラムなどに攻め込んで各世界のヴィランを脱獄させ、世界を超越した巨大な犯罪組織を作り上げた。
交友関係
[編集]クライムシンジケート
[編集]- スーパーウーマン
- 本名:ロイス・レーン
- アース3でのロイス・レーン。能力はワンダーウーマン同様、魔法の投げ輪を得意とする。
- ウルトラマンの恋人でクライムシンジケート内の部下だが、他にもオウルマンやジミー・オルセンとも肉体関係を結んでいる。
- オウルマン
- 本名:トーマス・ウェイン Jr.
- アース3でのバットマン。
- クライムシンジケートの頭脳と呼べる存在。しかし、スーパーウーマンとの一件のほか、悪の意識の違いなどから対立することもあり、ジャスティス・リーグ以上に一枚岩とは呼べない。
- ジョニー・クイック
- アース3でのザ・フラッシュ。薬の力により加速するが、薬が切れると思考も止まってしまう。
- パワーリング
- アース3でのグリーンランタン。魔法のリングを使用する。
- ドクター・ヌーン
- アース3でのドクター・ミッドナイト。
- ホワイトキャット
- アース3でのブラックキャナリー。
- ホワイトマーシャン
- アース3でのマーシャンマンハンター。
- スペースマン
- アース3でのスターマン。
- バラクーダ
- アース3でのアクアマン。
- ダイナ・マイト
- アース3でのアトム。
- フィエロ
- アース3でのファイア。
- フロストバイト
- アース3でのアイス。
- ブラッドイーグル
- アース3でのホークマン。
- シルバーサイクロン
- アース3でのレッドトルネード。
- デッドアイ
- アース3でのグリーンアロー。
- エラスティマン
- アース3でのエロンゲイテッドマン。
- エレメントマン
- アース3でのメタモルフォ。
- スカラベ
- アース3でのブルービートル。
- アトミカ
- アース3でのアトム
他のアース
[編集]- レックス・ルーサー
- スーパーマンの宿敵という関係性、さらにアース3でのレックス・ルーサーことアレキサンダー・ルーサー(アレックス・ルーサー)がウルトラマンの宿敵であるため、これらの宿敵を倒すために協力することも多い[2]。
- スーパーマン
- 本来は別次元の善と悪であるため、次元としても信念としても相容れにくい関係にあるが、協力したこともある。