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たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船』
フランク・ザッパスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックコメディ・ロックプログレッシブ・ロックアート・ロック
時間
レーベル バーキング・パンプキン・レコード
プロデュース フランク・ザッパ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 20位(ノルウェー[1]
  • 23位(アメリカ[2]
  • 26位(スウェーデン[3]
  • 35位(オランダ[4]
  • 61位(イギリス[5]
  • 65位(ドイツ[6]
  • フランク・ザッパ アルバム 年表
    ユー・アー・ホワット・ユー・イズ
    (1981年)
    たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船
    (1982年)
    ザ・マン・フロム・ユートピア
    (1983年)
    テンプレートを表示

    たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船[注釈 1](Ship Arriving Too Late to Save a Drowning Witch)は、フランク・ザッパ1982年に発表したアルバム。

    解説

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    アルバム・タイトルとジャケット・デザインは、ロジャー・プライス著作の絵本『Droodles』(題名『ドルードルしよう』『ドルードル』で邦訳もあり)からの引用。前半3曲(オリジナルLPのA面)はスタジオ録音、後半3曲(LPのB面)はライブ音源を収録。「溺れる魔女」は、ストラヴィンスキー春の祭典』からの引用を含み、ザッパの楽曲の中でも最も演奏が難しいものの1つと評される[8]。本作でインストゥルメンタルとして収録されている「エンヴェロウプス」は、1979年のライブではボーカル入りで演奏されていた[9]。「ヴァリー・ガール」では、ザッパの長女ムーン・ザッパがラップを担当。同曲はシングルとして全米32位に達した[2]

    収録曲

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    全曲フランク・ザッパ作(「ヴァリー・ガール」の語りパートのみムーン・ザッパの即興)。

    1. ノー・ノット・ナウ - "No Not Now"[注釈 2] - 5:50
    2. ヴァリー・ガール - "Valley Girl"[注釈 3] - 4:51
    3. アイ・カム・フロム・ノーウェア - "I Come from Nowhere"[注釈 4] - 6:09
    4. 溺れる魔女 - "Drowning Witch"[注釈 5] - 12:04
    5. エンヴェロウプス - "Envelopes"[注釈 6] - 2:45
    6. 十代の娼婦 - "Teen-Age Prostitute"[注釈 7] - 2:42

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 日本盤の初回発売時には『フランク・ザッパの○△□』という邦題がついていた[7]。再発に伴い、原題を直訳した現邦題に変更された。
    2. ^ 日本盤の初回発売時には「いまは納豆はいらない」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を片仮名表記した現邦題に変更された。
    3. ^ 日本盤の初回発売時には「えー、うっそぉ、ホントー?」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を片仮名表記した現邦題に変更された。
    4. ^ 日本盤の初回発売時には「ア、いかん、風呂むせて脳わやや」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を片仮名表記した現邦題に変更された。
    5. ^ 日本盤の初回発売時には「フランク・ザッパの○△□」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を直訳した現邦題に変更された。
    6. ^ 日本盤の初回発売時には「フランク・ザッパの▯(長方形)」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を片仮名表記した現邦題に変更された。
    7. ^ 日本盤の初回発売時には「娘17売春盛り」という邦題がついていた[10]。再発に伴い、原題を直訳した現邦題に変更された。

    出典

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