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それいゆ (フェリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それいゆ
新門司港にて(2021年7月)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 新日本海フェリー
運用者 東京九州フェリー
新日本海フェリー
建造所 三菱重工業長崎造船所[1]
母港 小樽
姉妹船 はまゆう
信号符字 7KIN
IMO番号 9894571
MMSI番号 431017055
経歴
進水 2020年12月23日[1]
就航 2021年7月1日
要目
総トン数 15,515トン[2]
全長 222.5m[3]
25m[4]
深さ 20.4m
満載喫水 7.2m[4]
主機関 バルチラ 14V31×4基[4]
出力 34,160 kW[3]/46,445馬力[4]
航海速力 28.3ノット[3]
旅客定員 268名[2][3]
車両搭載数 トラック154台 乗用車30台[4]
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それいゆ(仏:SOLEIL)は、東京九州フェリーおよび新日本海フェリーが運航するフェリー

概要

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三菱重工業長崎造船所で建造、進水式では小柳ルミ子が支綱切断を担当[5]。2021年7月1日北九州発便より横須賀-北九州航路に就航[6]

船名は北九州市の花であるヒマワリに由来し、「憧れ」の花言葉から船旅の魅力を引き出す思いも込められた[3]

建造に際しては三菱造船新日本海フェリーの共同で日本財団「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に応募し[7]、自動運航の実証実験にも用いられる予定とし[1]、2022年1月17日には新門司港から伊予灘までの約240kmで第一回の実証実験を行った[8]

2022年11月3日より2023年5月6日までの予定で新日本海フェリーの「すずらん」「すいせん」と入れ替わりで姉妹船「はまゆう」と共に舞鶴・敦賀 - 小樽・苫小牧航路へ就航している[9]

船内

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船室

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船室タイプの一覧
クラス フロア ベッド種別 部屋数 定員 設備
デラックス 6F ツイン 2名×2室 4名 専用テラス
ユニットバス(洗浄機付トイレ・洗面所・浴槽)
ロッカー、テレビ、コンセント、冷蔵庫、
インターホン、ドライヤー
ステート 6F 和洋室 4名×12室 72名 シャワー、トイレ、ロッカー、テレビ、
コンセント、冷蔵庫、インターホン、ドライヤー
5F 4名×6室
4F ウィズペット 2名×2室 4名
ツーリストS
(1名個室寝台)
5F ベッド 8名×4室 62名 荷物棚、コンセント、照明、カーテン、テレビ
4F 6名×5室
(2室はバリアフリー対応)
ツーリストA
(傾斜階段式2段寝台)
5F ベッド 16名×1室 96名 荷物棚、コンセント、照明、ロールカーテン
4F 22名×3室
14名×1室
ドライバールーム
(1名個室寝台)
4F ベッド 6名×5室 30名 荷物棚、テレビ

設備

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エントランスホール
フォワードサロン「Zephyr」
ツーリストAの寝室
6階
  • デラックスルーム(2室)
  • ステートルームA(12室)
  • 大浴場・露天風呂・サウナ・シャワールーム
  • スクリーンルーム「Étoile」(シアター・プラネタリウム)
  • スポーツルーム
  • 甲板(デッキ)

航海中に一般客が行くことができるデッキは船幅いっぱいの約25メートル四方で、階段等は非常用のため使用できない。レストランの後方にBBQ専用スペースとなるデッキもある。

5階
  • ステートルームA(10室)
  • ツーリストS(4室)
  • ツーリストA(1室)
  • レストラン「ルミエール」
  • バーベキューガーデン
  • フォワードサロン「Zephyr(ゼフィール)」
  • キッズルーム
4階
  • ステートルームA(ウィズペット2室)
  • ツーリストS(5室)
  • ツーリストA(4室)
  • トラックドライバールーム(5室)
  • アミューズボックス(DVD・カラオケ)
  • ペットルーム
  • ドッグフィールド
  • 案内所
  • ショップ
  • エントランスホール(3層吹き抜け)

脚注

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外部リンク

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