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さくしま (掃海艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さくしま
掃海管制艇時代の「さくしま」
掃海管制艇時代の「さくしま」
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 はつしま型掃海艇
艦歴
発注 1987年
起工 1988年5月17日
進水 1989年6月2日
就役 1989年12月13日
2006年2月8日(掃海管制艇に種別変更)
最期 2014年5月、解体処分
除籍 2013年3月21日
要目
基準排水量 490トン
満載排水量 550トン
全長 58.0m
最大幅 9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.9m
機関 三菱6NMU-TA-I ディーゼルエンジン × 2基
出力 1,400PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 45名
兵装 JM61-M 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9B 水上
ソナー ZQS-2B 機雷探知機
その他 掃海装備
75式機雷処分具 S-4
67式普通掃海具(O型)改4
85式磁気掃海具 S-6
71式音響掃海具 S-2
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さくしまローマ字JDS Sakushima, MSC-671MCL-727)は、海上自衛隊掃海艇はつしま型掃海艇の23番艇。艇名は佐久島に由来する。

艦歴

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「さくしま」は、昭和62年度計画掃海艇371号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1988年5月17日に起工され、1989年6月2日に進水、1989年12月13日に就役し、同日付で第2掃海隊群隷下に第20掃海隊が新編され「うきしま」、「あわしま」とともに編入された。定係港は横須賀

1991年4月26日から自衛隊初の海外派遣となった湾岸戦争後のペルシャ湾掃海任務(湾岸の夜明け作戦)に派遣され、10月30日に帰国した。

1997年3月19日、第20掃海隊が横須賀地方隊隷下に編入。同日付、隊番号の改正により第20掃海隊が第41掃海隊に改称。

2004年2月16日大湊地方隊函館基地隊所属の第45掃海隊に編入。

2006年2月8日、掃海管制艇に種別変更され、船籍番号がMCL-727に変更。掃海隊群第101掃海隊に編入され、定係港がに転籍。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に対し、災害派遣される。

2013年3月21日、除籍。

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目

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