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『'''月刊少年マガジン'''』(げっかんしょうねんマガジン)は、[[講談社]]が発行する[[日本]]の[[逐次刊行物#月刊|月刊]][[少年漫画|少年]][[日本の漫画雑誌|漫画雑誌]]。毎月6日発売<ref group="注">基本的に毎月6日発売。ただし、6日が土曜日の際は5日、6日が日曜日の際は4日発売となる。</ref>。略称は 「月マガ」など。
『'''月刊少年マガジン'''』(げっかんしょうねんマガジン)は、[[講談社]]が発行する[[日本]]の[[逐次刊行物#月刊|月刊]][[少年漫画|少年]]([[青年漫画|青年]])[[日本の漫画雑誌|漫画雑誌]]。毎月6日発売<ref group="注">基本的に毎月6日発売。ただし、6日が土曜日の際は5日、6日が日曜日の際は4日発売となる。</ref>。略称は 「月マガ」など。


== 概要 ==
== 概要 ==

2023年10月5日 (木) 02:46時点における版

月刊少年マガジン
愛称・略称 月マガ
ジャンル 少年向けコミック誌
読者対象 男性
刊行頻度 季刊 → 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 講談社
編集部名 月刊少年マガジン編集部
発行人 松本智
編集長 三村泰之[1]
刊行期間 1964年以前 - ?(休刊)、1974年 -
発行部数 16万4,333部(2023年4月 - 6月日本雑誌協会調べ)
レーベル 講談社コミックス月刊マガジン
ウェブサイト 月刊少年マガジン|講談社コミックプラス
特記事項 別冊少年マガジン→月刊別冊少年マガジンより改名
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月刊少年マガジン』(げっかんしょうねんマガジン)は、講談社が発行する日本月刊少年(青年)漫画雑誌。毎月6日発売[注 1]。略称は 「月マガ」など。

概要

1964年に創刊された『別冊少年マガジン』を前身とする。1969年に季刊から月刊へと刊行頻度を変え『月刊別冊少年マガジン』に改称したが、1971年、『週刊少年マガジン』『週刊ぼくらマガジン』と3誌の編集長を兼務していた内田勝の退任に伴う編集部再編で休刊。1974年宮原照夫の手によって復刊し、1975年に現在の『月刊少年マガジン』へ改称した。

少年漫画雑誌としては『週刊少年ジャンプ』(集英社)『週刊少年マガジン』(講談社)に次ぎ、『月刊コロコロコミック』『週刊少年サンデー』(共に小学館)と第3位グループの発行部数を誇る。

1980年代以降は長期連載の長編作品が多いのが特徴。また「ミスマガジン」には携わっておらず、女性タレントのグラビアも掲載されない。

不定期増刊として『月刊少年マガジン+〈プラス〉』があった。かつては、隔月刊の定期増刊として『マガジンイーノ』があった。2015年4月から新しい増刊『少年マガジンR』が創刊した。

2015年1月6日、電子版の配信が開始された[2]。なお、川原正敏の作品は非掲載[注 2]

2016年2月19日、ニコニコ静画にてWeb漫画サイト『別館月マガ』[3]を開始する[4]

歴代編集長

  1. 内田勝 (1964年 - 1971年)
  2. 宮原照夫(1974年 - 1980年)
  3. 栗原良幸(1980年 - 1981年)[5]
  4. 五十嵐隆夫 (1981年 - 1986年
  5. 飯島利和(1987年 - 1994年)
  6. 清水保雅(1994年 - 2004年)
  7. 猪熊泰則(2004年 - 2008年)
  8. 林田慎一郎(2008年 - 2018年)
  9. 高見洋平(2018年 - 2021年)
  10. 三村泰之(2021年 - )[1]

掲載作一覧

連載中作品

以下、2023年8月4日(2023年9月号)現在連載中の作品。休載中の不定期連載作品も含む。

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
しんかめんらいたあすひりつつ新仮面ライダーSPIRITS むらえた けんいち村枝賢一(漫画) いしのもり しようたろう石ノ森章太郎(原作) 2009年8月号 月刊マガジンZ』より移籍
のらかみノラガミ あたち とかあだちとか 2011年1月号
ほおるるうむへようこそボールルームへようこそ たけうち とも竹内友 2011年12月号
ちくわちようのすすめちくわ町ノススメ ひらの なおき平野直樹 2012年5月号
りゆうろうてんおうはりつこくへん龍狼伝 王覇立国編 やまはら よしと山原義人 2016年8月号 2018年10月号から隔月連載
ふえるまあのりようりフェルマーの料理 こはやし ゆうこ小林有吾 2018年10月号 不定期連載
ていあほおいすあくとふおおDEAR BOYS ACT4 やかみ ひろき八神ひろき 2018年11月号
きよこうすいり虚構推理 《かたせ ちやしは》片瀬茶柴(漫画) しろたいら きよう城平京(原作) 2020年1月号 第30話より『少年マガジンR』と同時掲載
むつかいめいりゆういかいてんしゆらのもんむつさんはちよおつよい陸奥圓明流異界伝 修羅の紋
ムツさんはチョー強い?!
かい とうしろう甲斐とうしろう かわはら まさとし川原正敏 2020年2月号 読切掲載後、2020年5月号より隔月連載
→月刊連載[6]
めくみのたいこきゆうこくのおれんしめ組の大吾 救国のオレンジ そた まさひと曽田正人
とみやま くろ冨山玖呂
2020年11月号 め組の大吾」の続編
すたちのまおうしようすだちの魔王城 もりした まこと森下真 2021年11月号
よることおつとめとうふつ夜子とおつとめどうぶつ いした よろす石田万 2022年1月号
ふたりすいつちふたりスイッチ ひらもと あきら平本アキラ 2022年4月号
さんたあすりいサンダー3 いけた ゆうき池田祐輝 2022年6月号
らふあんとひいすらぶ あんど ぴーす そほ ろう蘇募ロウ はらた しけみつ原田重光(原作) 2022年9月号
うちゆうのおんかく宇宙の音楽 やまもと まさし山本誠志 2022年11月号
みすのりほるはあ水のリボルバー さとう はやと佐藤駿光 2022年12月号
とらはちドラハチ なつかわ はやと夏川勇人 あしな ゆうあじな優(原作) 2023年2月号
たんさいのましゆつかり断罪の魔術狩り すくや まひる梳久耶マヒル ひつしたろう羊太郎(原作) 2023年3月号
せいしよにうそはつうしない聖女に嘘は通じない あさみ よう浅見よう ひなた なつ日向夏(原作) 2023年4月号
あかかみんはたつしゆつてきないあかがみんは脱出できない やさき えり矢崎えり あおやき あいと青柳碧人(原作)
赤髪のとも
【あかがみんクラフト】(監修)
ガジェット通信(企画協力)
2023年5月号
ないないとうたぬきししようのまかししようないない堂
〜タヌキ和尚の禍事帖〜
かとう もとひろ加藤元浩 2023年6月号
せろせろわんゼロゼロワン あおき しようこ青木翔吾 2023年7月号
てつとろつくDEAD ROCK ましま ひろ真島ヒロ 2023年8月号
あんたあていかあアンダーテイカー あらいと かきり新挑限 2023年9月号

休載中

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
てつけんちんみれしえんす鉄拳チンミLegends まえかわ たけし前川たけし 2006年9月号 鉄拳チンミ』シリーズの続編
はんふきんしさあすPumpkin Scissors いわなか りようたろう岩永亮太郎 2006年11月号 GREAT』より移籍
ほいすらボイスラ!! おくとOcto 2019年1月号
いしゆら異修羅 新魔王戦争 めくりメグリ(漫画) けいそ珪素(原作)
くれたクレタ(キャラクター原案)
2021年4月号

連載終了作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

映像化作品

アニメ化

テレビアニメ

作品 放送年 アニメーション制作 備考
ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎地獄編 1988年 東映動画 『ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』の番外編
鉄拳チンミ 1988年 葦プロダクション
DEAR BOYS 2003年 A・C・G・T
陸奥圓明流外伝 修羅の刻 2004年 スタジオコメット 修羅の門』の外伝
BECK 2004年-2005年 マッドハウス
capeta 2005年-2006年 スタジオコメット
パンプキン・シザーズ 2006年-2007年 GONZO
AIC
ノラガミ 2014年(第1期) ボンズ
2015年(第2期)
四月は君の嘘 2014年-2015年 A-1 Pictures
ボールルームへようこそ 2017年 Production I.G
かくしごと 2020年 亜細亜堂 映画あり
ましろのおと 2021年 シンエイ動画
さよなら私のクラマー 2021年 ライデンフィルム 映画あり
恋は世界征服のあとで 2022年 project No.9
め組の大吾 救国のオレンジ 2023年 ブレインズ・ベース 週刊少年サンデーで連載された『め組の大吾』の続編

OVA

作品 発売年 アニメーション制作 備考
ヤンキー烈風隊 1989年
1+2=パラダイス 1990年 J.C.STAFF
うしろの百太郎 1991年 ぴえろプロジェクト

テレビドラマ化

作品 放送年 制作 備考
うしろの百太郎 1997年-1998年 プラネットエンターテイメント
フェルマーの料理 2023年 TBSテレビ

実写映画化

作品 公開年 監督 配給 備考
ヤンキー烈風隊 1995年 新村良二
BECK 2010年 堤幸彦 松竹
四月は君の嘘 2016年 新城毅彦 東宝

発行部数

  • 1986年9月号 100万部[7]
  • 1987年1月号 105万部[7] 2月号〜4月号 各113万部[7] 8月号・9月号 122〜124万部[7]
  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 1,041,417部[8]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 1,009,167部[8]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 987,083部[8]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 969,250部[8]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 946,250部[8]
発行部数(2008年4月以降)(一般社団法人 日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 946,667 部 923,334 部 915,000 部
2009年 909,000 部 902,334 部 890,000 部 873,334 部
2010年 855,000 部 841,667 部 819,000 部 825,000 部
2011年 798,334 部 768,334 部 755,000 部 755,000 部
2012年 743,334 部 736,667 部 730,000 部 724,667 部
2013年 711,000 部 687,667 部 657,334 部 636,600 部
2014年 628,450 部 615,000 部 607,934 部 593,167 部
2015年 575,367 部 555,167 部 534,767 部 526,000 部
2016年 520,400 部 504,600 部 485,267 部 466,600 部
2017年 437,120 部 422,377 部 408,110 部 398,667 部
2018年 392,747 部 373,867 部 354,967 部 324,000 部
2019年 299,567 部 285,700 部 281,800 部 266,367 部
2020年 249,497 部 243,867 部 239,167 部 237,300 部
2021年 229,000 部 220,167 部 213,000 部 212,000 部
2022年 203,700 部 192,867 部 185,600 部 177,333 部
2023年 171,000 部 164,333 部

講談社コミックス月刊マガジン

単行本は『週刊少年マガジン (WM) 』と同じ「講談社コミックス」レーベルより発行される[9]。ただし、『WM』作品のコード番号が「KCMxxxx」であるのに対し『月マガ』のものは「KCGMxxxx」が使用され、ロゴも「MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS」という文字列を用いたものになっている。講談社のサイト内では「講談社コミックス月刊マガジン」という呼称を用いて区別されている[10]

主催賞

月マガ新人漫画賞
年4回(2月、5月、8月、11月)応募締め切り、3ヶ月後発表。2000年からは『チャレンジ21』、2008年からは『グランドチャレンジ』と題している。

増刊号

少年マガジンR

少年マガジンR』(しょうねんマガジンアール)は、日本の電子雑誌。月刊少年マガジンの増刊号。担当編集部は月刊少年マガジン編集部[11]。2015年に創刊され、隔月誌として刊行[12]。2019年に電子雑誌としてリニューアルされた際に、月刊誌に変更となった[13][12]。2023年1月20日発売の2号を持って休刊[12]。休刊により連載が終了となる作品はなく、作品によって以後の掲載先が異なる[11]。本誌休刊以後の編集部は『月刊少年マガジン』のほか、「月マガ基地」の名称のWeb媒体で活動を行うことを発表[11][12]。本誌には「創造や変化への強烈な希求となる「怒り」をフィクションやファンタジーに詰め込み、心に迫る物語を発信する」ような作品が掲載されていた[12]

主な掲載作品

アニメ化作品

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
虚構推理 2020年(第1期) ブレインズ・ベース 漫画版原作
2023年(第2期)
ピーチボーイリバーサイド 2021年 旭プロダクション
犬になったら好きな人に拾われた。 2023年 Quad
白聖女と黒牧師 2023年 動画工房

月マガ基地

月マガ基地(げつマガきち)は、本誌の新Web媒体[14]。2023年2月14日に開始[15]。毎週火曜日と金曜日の週2回、更新される[14]。「より多くの読者により多様性のある作品を届ける」よう、「『月刊少年マガジンR』に代わる新しい漫画ポータルサイトとして」開始されている[15]。「あなたの『好き』が見つかる『秘密基地』」を合言葉として掲げている[15]。開始時には『月刊少年マガジンR』からの移籍連載や新連載が掲載された[14]

脚注

注釈

  1. ^ 基本的に毎月6日発売。ただし、6日が土曜日の際は5日、6日が日曜日の際は4日発売となる。
  2. ^ 『週刊少年マガジン』では森川ジョージも同様の方針を取っている。

出典

  1. ^ a b “「これはレアだ!!」「ヤバいから…」編集者が太鼓判を押す25作品”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月2日). https://natalie.mu/comic/column/462685 2022年2月3日閲覧。 
  2. ^ 講談社、全漫画雑誌を紙と同時に電子化へ 「ヤングマガジン」など3誌からスタート”. ITmedia NEWS (2015年1月5日). 2017年3月9日閲覧。
  3. ^ 別館月マガ
  4. ^ 月刊少年マガジン&少年マガジンR「別館月マガ」オープン!‐ニコニコインフォ”. blog.nicovideo.jp. 2019年5月23日閲覧。
  5. ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “栗原 良幸 | 功労賞 | 第14回 2010年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2021年12月15日閲覧。
  6. ^ ““魔術狩り”描くダークファンタジー新連載が月マガで、「修羅の紋」は月刊連載化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月6日). https://natalie.mu/comic/news/511777 2023年2月6日閲覧。 
  7. ^ a b c d 「活気帯びる月刊少年誌 100万部台で両雄激突」『朝日新聞』1987年10月3日付東京夕刊、5頁。
  8. ^ a b c d e 一般社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
  9. ^ 『海皇紀』各巻の奥付より。
  10. ^ 月刊少年マガジン コミックス最新刊情報”. 講談社コミックプラス. 講談社 (n.d.). 2009年3月18日閲覧。
  11. ^ a b c 『少年マガジンR』2023年2号、講談社、2023年1月20日、767頁、ASIN B0BSGTFHZ5 Kindle版より。
  12. ^ a b c d e “月刊少年マガジンRが本日発売号で休刊、新たなWeb媒体・月マガ基地が誕生”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月20日). https://natalie.mu/comic/news/509736 2023年1月21日閲覧。 
  13. ^ “次号12/20発売の1号より、「マガジンR」は月刊化&電子雑誌としてリニューアルをいたします。”. (2019年10月23日). http://www.magazine-r.co/news/82.html 2020年4月12日閲覧。 
  14. ^ a b c “月マガの新Web媒体「月マガ基地」始動、「犬ひろ」「白聖女と黒牧師」など移籍連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月15日). https://natalie.mu/comic/news/509736 2023年2月15日閲覧。 
  15. ^ a b c 「月刊少年マガジン」ブランドの新WEB媒体「月マガ基地」始まります!”. PR TIMES (2023年2月14日). 2023年2月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

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