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徳光康之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
徳光 康之
生誕 (1963-05-17) 1963年5月17日(61歳)
日本の旗 日本 大阪府
国籍 日本
職業 漫画家
ジャンル ギャグ漫画
プロレスファン漫画
代表作 『最狂超(スーパー)プロレスファン烈伝』
『濃爆おたく先生』
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徳光 康之(とくみつ やすゆき、1963年5月17日 - )は、日本漫画家大阪府生まれ、佐賀県育ち。佐賀県立武雄高等学校卒業[1]佐賀大学アニメーション研究会出身。『いきなりバックドロップ犬』で1987年に『月刊少年マガジン』(講談社)よりデビュー。

概要

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大阪の生まれだが、父親の転勤により小学1年生のときから佐賀で育つ。大学時にコミケで発行した同人誌が講談社・編集者の目にとまり連絡を受ける。打ち合わせ中に見せたネタノートのイラストにあったキャラをきっかけに「いきなりバックドロップ犬」が生まれデビューを果たす。プロレスやアニメ『機動戦士ガンダム』などを題材に、マニアックなネタを盛り込んで描く作風が特徴である。徳光自身、ディープなオタクであり、自らの経験を基にしたルポ漫画などもこなす。好きなキャラクターは『機動戦士ガンダム0083』のシーマ・ガラハウ、『サクラ大戦』のマリア・タチバナなど。好きなモビルスーツドム

また草野球にも熱心に取り組んでおり、川原正敏がオーナーを務める草野球チームに所属している。一時は6チームに所属し、賞品のビール券などを換金することで得た収入が漫画家業を上回ったこともあり、「プロ草野球選手」を自称していた。なお、この時期の生活を描いたエッセイ漫画である『BAT DAYS』を、『マガジンGREAT』(講談社)に連載した。好きな球団は阪神タイガース

2015年頃から絶版となっていた『最狂 超プロレスファン烈伝』『濃爆おたく先生』『BAT DAYS』などや[2]、単行本未収録だった『メガホン侍の虎』[3]『メガトン球団』[4]『それいけ!!松戸アングラー隊』[5]『コミック・ワンダーランド DCファン列伝』[6]『見学王』[7]などといった作品を、徳光が自力でKindleストアのみで電子書籍化していた[2]が2018年にナンバーナインでの取り扱いに変え、他の電子書籍配信サイトにも販路が広がった。

2014年頃から広島県に移住。理由のひとつとしてマツダスタジアムに野球観戦に通いたいため。

作品

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ゲストイラスト

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  • 師走の翁×JKプロレスイラストレーションズ 技画 GIGA(笠倉出版社、2016年8月26日)[10][11]

別名義

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  • どうぶつの林(角川書店ケロケロエース」2010年3月号 - 2013年9月号連載) - パンダ師匠 名義
  • かあどぶ(ブシロードメディア「月刊ブシロード」2013年10月号 - 2016年4月号[注 1]連載) - パンダ師匠 名義
  • ヴァンがあどぶ[注 2](ブシロードメディア「月刊ブシロード」、2016年5月号 - 2019年2月号)徳光パンダ師匠 名義[注 3][12]

「かあどぶ」として「ヴァンがあどぶ」も含めて、電子書籍としてブシロードメディアから単行本が発売。

CM

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出演

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その他

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  • 2000年時点の徳光はプロレスへの興味は失せており、『最狂超(スーパー)プロレスファン烈伝』単行本の最終巻(まんだらけ版)で「プロレスファンを自主退学させて下さい」と宣言している。
  • しかしプロレス好き担当編集者から一方的にその時々の情報を伝えられ、次第に思いが復活。2013年の新日本プロレス・両国大会を生観戦するまでになり、ファイヤーレオンのコミカライズ担当へと結びついた。
  • 2014年に『俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。』(さかなこうじ)、2015年に『プ女子日和』(早蕨たまお)と相次いでプロレスファンが主人公である漫画がスタートしたことから、『~ファン烈伝』は元祖プロレスファン漫画と呼ばれている。その後押しを受け、2015年には『~ファン烈伝』を電子コミックス化。
  • 電子書籍の宣伝目的(本人談)で、2015年からはtwitterを開始。ファンのツイートにこまめに返信するなどサービス精神旺盛な側面を見せている。
  • 電子書籍では、少年サンデーの新人賞に応募した時の作品「下校最強タッグ」や原作を務めた「シャムロック」(絵・竜崎遼児)など、単行本化されていない作品も販売している。
  • 2016年から、東京と大阪でそれぞれ「闘狂大学プロレス研究会」「最狂超(スーパー)徳光康之ファン烈伝 」などといったトークショーを定期的に行っている。トークショーではいずれ「プロレスファン烈伝」5巻を描くことを宣言。2016年にクラウドファンディングで第1話目を描くための生活費支援目標額40万円のカンパを募集したところ、131人の支援者より約四倍の資金が集まり[13]、電子書籍で1話ずつの公開を行っている。
  • シーマ・ガラハウの声を演じた真柴摩利に送ったファンレターで徳光は「シーマさまの声を入れて返送してください」とカセットテープを同封。『ガンダムエース』の企画で対談した際にその事を話した所、真柴もこのファンレターの事を覚えていて、半分冗談も込めて叱られている[14]

脚注・出典

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脚注

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  1. ^ 創刊号からの連載であるが、公式サイトには2014年5月まで記述がなかった。その後、不定期連載へ。2016年5月号から新シリーズ「ヴァンがあどぶ」に移行。
  2. ^ 「かあどぶ」から改題。
  3. ^ 第2話は“パンダ康之師匠”名義。

出典

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  1. ^ [1]徳光康之Facebook
  2. ^ a b 知識よりも愛を語れ!「ファン烈伝」徳光康之が電子書籍化記念しイベント”. コミックナタリー (2015年12月9日). 2022年7月8日閲覧。
  3. ^ a b 徳光康之の2015年12月13日のツイート2022年7月8日閲覧。
  4. ^ 「メガトン球団」初単行本化配信開始”. 徳光康之の電子書籍紹介ブログ (2015年12月21日). 2016年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。
  5. ^ 松戸市松戸駅前松戸バンダイミュージアムだから「松戸アングラー隊」”. 徳光康之の電子書籍紹介ブログ (2015年12月28日). 2016年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。
  6. ^ ドリームキャストファン烈伝1配信開始!”. 徳光康之の電子書籍漫画ブログ (2016年4月27日). 2016年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月8日閲覧。
  7. ^ 徳光康之の2016年4月15日のツイート2022年7月8日閲覧。
  8. ^ 【第1回】プロ漫画家がオススメする他人の漫画ベスト10ロケットニュース公式サイト
  9. ^ メガホン侍の虎 配信中です!”. 徳光康之 (2015年12月18日). 2015年12月29日閲覧。
  10. ^ エロ漫画の巨匠 師走の翁「JKにかけてもらいたいプロレス技」2年越しに単行本化”. KAI-YOU.net (2016年8月12日). 2016年8月27日閲覧。
  11. ^ 師走の翁「JK×プロレス技」画集にみのもけんじら参加、原画展&サイン会も”. コミックナタリー (2016年8月17日). 2016年8月27日閲覧。
  12. ^ 月刊ブシロードに「ヴァンがあどぶ」載ってるよおおお!”. 徳光康之の電子書籍漫画ブログ (2016年4月10日). 2016年5月6日閲覧。
  13. ^ 『最狂 超プロレスファン烈伝5.1〜第25戦』描きおろし支援プロジェクト
  14. ^ 徳光康之2018年8月13日 21:46のツイート

外部リンク

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