さかなこうじ
さかな こうじ | |
---|---|
本名 | 非公開[1] |
生誕 |
非公開[1] 日本・滋賀県[1] |
職業 | 漫画家 |
ジャンル |
ギャグ漫画 プロレスファン漫画 |
さかな こうじ(生年月日非公開 - )は日本の漫画家。滋賀県甲賀市出身。
来歴と作風
[編集]芳文社発行『まんがタイムファミリー』における4コマ漫画『鬼さんこちら!』でデビュー。2012年12月号にゲスト読み切りとして掲載され、2013年8月号まで事実上の連載。ただしゲスト扱いのまま終了している。その後、大手出版社での連載を目指すも「作風が古い」と一蹴され、好きなものであるプロレスをテーマにした作品を新潮社に出すも「話題性がない」と『くらげバンチ』編集長から没にされた。
2014年、編集長の「プロレス、最近はやってきてるみたいですね」の一声で、新潮社の電子コミックマガジン『くらげバンチ』『俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが』で自身初となる連載が決定。1993年のプロレスファンを描くという「ニッチなテーマ」(さかな談)[1]で話題になる。同作は柴田惣一が監修を務めている。
単行本1巻が2015年8月8日に刊行[3]。帯には天龍源一郎が推薦文を寄せている。8月15日にはサイン会も開催された[4][5]。単行本発売時には徳光康之からエールを送られている。
2016年1月、『月刊少年チャンピオン』(秋田書店)2月号に読みきり『プ女子地獄変』が掲載[6]。
2016年10月から『くらげバンチ』にて『三成さんは京都を許さない -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ-』を連載開始[7]。
連載を開始するとともに滋賀県甲賀市出身で連載時点で滋賀在住であることを明かした[8]。
2018年11月、『週刊ヤングジャンプ増刊ヤングジャンプGOLD』に読み切りを初掲載。
人物
[編集]自画像はベレー帽をかぶり、額に「さ」と書いてあるマスクをつけたマッチョ体型。[要出典]
プロレスの入り口は「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが」主人公と同じスタン・ハンセン。また、ブルーザー・ブロディを見て、資料を漁ったことがプロレスファンとして深みに連れて行ってくれたきっかけとコラムで綴っている[9]。2015年現在も新日本プロレスをはじめ、DDT、大日本プロレスを観戦している。
好きなプロレス技は石川修司のカンヌキ式ヘッドバット。好きなプロレスラーは天龍源一郎。好きな入場テーマ曲はザ・グレート・カブキのヤンキーステーション[1]。
初のサイン会では、その天龍源一郎からサプライズ的にメッセージが届けられ、嬉しさのあまり号泣した。[要出典][10]
メディアに出る際はスーパーストロングマシンの覆面を着用[8]し、性別年齢ともに非公表としている。
作品リスト
[編集]漫画作品
[編集]- 鬼さんこちら!(芳文社『まんがタイムファミリー』)
- 俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが(新潮社『くらげバンチ』、全2巻)
- プ女子地獄変(秋田書店『月刊少年チャンピオン』)
- 三成さんは京都を許さない -琵琶湖ノ水ヲ止メヨ-(新潮社『くらげバンチ』、既刊3巻[11][12])
- オカルト先輩曰く、(集英社『週刊ヤングジャンプ増刊ヤングジャンプGOLD』Vol.4[13])
- 初代伊藤忠兵衛物語(伊藤忠商事「星の商人」Vol.2(2020年8月)- vol.4(2021年2月))
- ものがたり 近江商人 音介!(伊藤忠商事「星の商人」vol.5(2021年5月) - vol.12(2023年2月号)
- 悪者さんちのハムスター(作画:ヤシン、新潮社『くらげバンチ』2021年11月5日[14] - 2023年8月1日、全3巻) - 原作担当[14]
- 今日、駅で見た可愛い女の子。(フレックスコミックス『COMICポラリス』2022年10月27日[15] - 、既刊3巻)
- 成瀬は天下を取りにいく(原作:宮島未奈、作画:小畠泪、新潮社『コミックバンチKai』・『くらげバンチ』2024年5月24日 - ) - 構成担当
コラム
[編集]イラスト
[編集]- 師走の翁×JKプロレスイラストレーションズ 技画 GIGA(笠倉出版社、2016年8月26日)[16][17]
- 連続テレビ小説 スカーレット Part1(NHKドラマ・ガイド)(NHK出版、2019年9月25日) - 西川貴教との対談も掲載。
- 『滋賀マザーズジョブステーション』冊子カラー漫画(2021年4月、滋賀県商工観光労働部女性活躍推進課)
- 金曜オモロしが(2021年-、びわ湖放送) - キャラクターデザイン、イラスト[18]
出演
[編集]テレビ
[編集]- 金曜オモロしが(2021年4月9日、びわ湖放送)
イベント
[編集]- 滋賀VS京都feat.大阪 天下分け目の府県民トークバトル(2017年5月21日、ロフトプラスワンウエスト)[19]
脚注
[編集]- ^ a b c d e 書泉グランデ発行「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが」フリーペーパー選手名鑑より「さかなこうじ」項 2015年8月
- ^ 書泉グランデ発行「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが」フリーペーパー、さかなこうじ先生へ12の質問 2015年8月
- ^ “WEB発のプロレス小ネタだらけ学園コメディ、1巻記念で作者サイン会”. コミックナタリー (2015年7月29日). 2015年8月16日閲覧。
- ^ “「俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。」1巻出版記念 さかなこうじ先生サイン会”. 書泉/東京・秋葉原 (2015年8月15日). 2015年8月16日閲覧。
- ^ “天龍も「物好きだねえ」と苦笑!90年代プロレスネタ満載の学園コメディ1巻”. コミックナタリー (2015年8月9日). 2015年8月16日閲覧。
- ^ “月チャンで「アラキタくん」ほかギャグ祭り、「クローズLadies」新作も登場”. コミックナタリー (2016年1月6日). 2016年1月10日閲覧。
- ^ “滋賀繁栄のため、武将・石田三成が猛る!さかなこうじ新作はご当地ギャグ”. コミックナタリー (2016年10月14日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ a b “三成が県知事秘書、過激に活躍 滋賀発、ネット漫画が話題に”. 京都新聞 (2016年12月2日). 2017年11月2日閲覧。
- ^ 白夜書房刊『BRODY』2015年8月21日創刊号
- ^ “書泉グランデさんにて、さかなこうじ先生サイン会開催中です!!!サプライズで天龍源一郎選手からビデオメッセージをいただき、さかな先生の号泣で始まりました。本当にありがとうございますー!!”. 月刊コミックバンチ_公式 @Bunch_Shincho (2022年10月28日). 2015年8月15日閲覧。
- ^ “石田三成が滋賀知事秘書に…人気のネット漫画出版”. 京都新聞 (2017年3月9日). 2017年3月26日閲覧。
- ^ Inc., Natasha,. “「三成さんは京都を許さない」3巻に、西川貴教「悪しき図書だ!もっとやれ!」 - コミックナタリー”. コミックナタリー. 2018年7月13日閲覧。
- ^ 週刊ヤングジャンプ|集英社. “増刊ヤングジャンプGOLD Vol.4|週刊ヤングジャンプ公式サイト” (日本語). 週刊ヤングジャンプ公式サイト 2018年11月30日閲覧。
- ^ a b “悪役レスラーが家ではハムスターを溺愛、くらげバンチ新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月5日) 2021年11月7日閲覧。
- ^ “セボンスター、プチコロン…かわいいアイテムに悶えまくるアラフォー男性描く新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年10月27日) 2022年10月28日閲覧。
- ^ “エロ漫画の巨匠 師走の翁「JKにかけてもらいたいプロレス技」2年越しに単行本化”. KAI-YOU.net (2016年8月12日). 2016年8月27日閲覧。
- ^ “師走の翁「JK×プロレス技」画集にみのもけんじら参加、原画展&サイン会も”. コミックナタリー (2016年8月17日). 2016年8月27日閲覧。
- ^ “【宣伝】毎週金曜びわ湖放送にて放送中の「金曜オモロしが」にてこの春からキャラクターデザインとイラストで参加させて頂いてます!✨番組ステッカーも作ってもらいました、よろしくお願いします。#オモロしが”. さかなこうじ@osushi_survival (2021年4月5日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ Inc., Natasha,. “さかなこうじが滋賀vs京都のトークバトル、「三成さんは京都を許さない」発売で - コミックナタリー”. コミックナタリー. 2018年7月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- さかなこうじ (@osushi_survival) - X(旧Twitter)