村生ミオ
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むらお ミオ 村生 ミオ | |
---|---|
本名 | 村井幹生[1] |
生誕 |
1952年4月28日 日本・徳島県徳島市 |
死没 |
2022年4月16日(69歳没) 日本・東京都 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1972年 - 2022年 |
ジャンル |
ギャグ漫画 少年漫画 青年漫画 |
代表作 |
『胸さわぎの放課後』[2] 『微熱 MY LOVE』[2] 『サークルゲーム』[2] 『バージン・ママ』[2] 『WOMEN』[2] 『SとM』[2] |
受賞 | 第7回手塚賞(1974年) |
村生 ミオ(むらお ミオ、本名:村井 幹生(むらい みきお)[1]、1952年4月28日[2] - 2022年4月16日[3])は、日本の漫画家[1]。男性[1]。徳島県徳島市出身[2]。
略歴
[編集]- 柳沢きみおの元でアシスタントを務めて以来、師弟関係にある[1]。
- 1972年『かっぱラブラブ大作戦』(『別冊少年ジャンプ』)でデビュー[2]。
- 1974年に『ふたごバンザイ』で第7回手塚賞佳作受賞。
- 1978年から1980年『週刊少年ジャンプ』巻末コーナーのカットや3コマ漫画『ジャンプマン』を担当する[4]。
- 1982年『胸さわぎの放課後』が実写映画化、翌年にはフジテレビの月曜ドラマランドで、2回に渡りテレビドラマ化。
- 1985年『結婚ゲーム』が月曜ドラマランドでテレビドラマ化。主な出演は、斉藤慶子、山本陽一、森尾由美。
- 1990年に『微熱 MY LOVE』が実写映画化。
- 2002年に『サークルゲーム』が実写映画化。
- 2007年1月に『Xenos』(テレビ東京系・ドラマ24枠)がテレビドラマ化。
- 2010年『SとM』が実写映画化。3月13日劇場公開[5]。
- 2022年4月16日、病気のため東京都内の病院で死去[6]。69歳没。関係者によれば3年前から闘病生活を送りつつ仕事をしていた[3]。
遺作となった『奴隷先生』は作画担当の友野ヒロが原作も引き継いで執筆[7][8]、『闇に抱かれる女』は連載開始前に20話近くの原稿を描き溜めていた[9]。
作品リスト
[編集]- ラッシュで失礼しま〜す(1979年 - 1980年、『月刊少年マガジン』、全1巻)講談社
- ときめきのジン(1980年 - 1981年、『週刊少年キング』、全9巻)少年画報社
- 胸さわぎの放課後(1980年 - 1983年、『週刊少年マガジン』、全16巻)講談社
- 結婚ゲーム (1981年 - 1985年、『少年ビッグコミック』、全13巻)小学館
- スニーカーすとりいと(1981年、『週刊少年マガジン』、全1巻)講談社
- 続スニーカーすとりいと(1982年、『週刊少年マガジン』、全1巻)講談社
- きまぐれマイロード(1982年、『月刊少年マガジン』、全2巻)講談社
- モノクローム・レター(1982年 - 1983年、『ビッグコミックスピリッツ』、全2巻)小学館
- ラブアタック5対1(1983年 - 1985年、『月刊少年マガジン』、全4巻)講談社
- ちょっとSingle(1983年 - 1984年、『プレイコミック』、全2巻)秋田書店
- 微熱 MY LOVE(1983年 - 1990年、『GORO』、全18巻)小学館
- もしかしてKOIBITO(1984年 - 1986年、『週刊少年マガジン』、全10巻)講談社
- 気ままにTry-あんぐる(1985年、『プレイコミック』、全2巻)秋田書店
- マドンナは眠らない(1986年、『週刊少年マガジン』)講談社
- 神の子(1986年 - 1987年、『少年ビッグコミック』、全3巻)小学館
- 1000日の瞳(1987年、『週刊少年マガジン』、全2巻)講談社
- あつあつポテト(1987年 - 1988年、『月刊少年マガジン』、全2巻)講談社
- 1分16秒08(1989年、『ビッグスピリッツ』、全3巻)小学館
- サークルゲーム(1990年 - 1999年、『ヤングチャンピオン』、全22巻)秋田書店
- ハートフル(1991年、『漫画アクション』、全1巻)双葉社
- バージン・ママ(1991年 - 1999年、『漫画アクション』、全20巻)双葉社
- 赤いドレス(1992年、『アクションピザッツ』、全1巻)双葉社
- キャッシュボーイ(1993年、『週刊漫画ゴラク』、全2巻)日本文芸社
- 赤い糸(1993年 - 1994年、『グランドチャンピオン』、全3巻)秋田書店
- Women -ウィメン-(1995年 - 2000年、『ビジネスジャンプ』、全11巻)集英社
- セックスレス(1998年 - 1999年、『ビジネスジャンプ』、全3巻)集英社
- BLOOD RAIN(1999年 - 2003年、『ヤングチャンピオン』、全9巻)秋田書店
- 花は紅(2000年 - 2003年、『アクションピザッツ』、全7巻)双葉社
- 男の時間(2001年 - 2004年、『ビジネスジャンプ』、全10巻)集英社
- 夜が終わらない女(2003年、『ビジネスジャンプ増刊 BJ魂』、全1巻)集英社
- Xenos(2003年 - 2005年、『ヤングチャンピオン』、全4巻)秋田書店
- Xenos2 ルームシェア(2007年 - 2008年、『ヤングチャンピオン』、全4巻)秋田書店
- Another Xenos 〜村生ミオ ミステリー作品集〜(2007年、『ヤングチャンピオン』、全1巻)秋田書店
- 胸騒ぎのイヴ(2004年 - 2005年、『週刊漫画ゴラク』、全1巻)日本文芸社
- うらこい。(2005年、『ビジネスジャンプ』、全2巻)集英社
- 闇の囁き(2005年、『ビジネスジャンプ増刊 BJ魂』、全1巻)集英社
- SとM(2005年 - 2012年、2018年 - 2020年、『週刊漫画ゴラク』、全28巻+第2部 全3巻(29巻~31巻))日本文芸社
- SとM エクスタシー(2016年 - 2017年、『週刊漫画ゴラク』、全7巻)日本文芸社
- 官能小説家(2005年 - 2006年、『ビジネスジャンプ』、全3巻)集英社
- 恋愛活動(2006年、『ヤングチャンピオン』、全1巻)秋田書店
- 現代美人妻図鑑(2007年、『ビジネスジャンプ』、全1巻)集英社
- 火見子(2007年 - 2011年、『プレイコミック』、全8巻)秋田書店
- 1夫5妻 〜僕がモテる理由〜(2011年 -2014年 『プレイコミック』、全4巻)秋田書店
- 終のすみか(2012年 - 2015年、『週刊漫画ゴラク』、全10巻)日本文芸社
- すえぜん(2013年、『週刊実話』、全1巻)日本ジャーナル出版
- 秘あそび(2014年 - 2015年『週刊漫画TIMES』、全1巻)芳文社
- 愛す男 ICEMAN(2015年、『週刊漫画ゴラク』、全2巻)日本文芸社
- ボディートラップ(2017年 - 2021年、『週刊実話』)日本ジャーナル出版
- 赤い恍惚〜エクスタシス〜(2020年、全1巻)日本文芸社
- 黒い浪漫〜ロマンス〜(2020年、全1巻)日本文芸社
- 闇に抱かれる女(2022年、『週刊実話』)日本ジャーナル出版 ※2022年5月12・19日合併号No.18 - 10月27日号No.40
- 原作
- 恥じらう肌(2011年 - 2013年『週刊漫画TIMES』、全5巻)芳文社 - 作画:優斗
- 甘い牙(2014年 - 2015年、『別冊週漫スペシャル』、全2巻)芳文社 - 作画:優斗
- 恋愛カウンセラー マキの貞操ファイル(2014年 - 2021年、『週刊ポスト』、全7巻)小学館 - 作画:佐々木徹
- 彼女の肌が忘れない(2016年、『週刊漫画TIMES』、全4巻)芳文社 - 作画:後藤圭介
- フェイス〜背徳の囁き〜(2018年 - 2019年、『週刊漫画ゴラク』、全2巻)日本文芸社 - 作画:サカワキヒロ太
- つぐなう肌(2018年 - 2021年、『週刊漫画TIMES』、全4巻)芳文社 - 作画:優斗
- 奴隷先生(2021年 - 、『漫画ゴラクスペシャル』[10]、既刊5巻[8])日本文芸社 - 作画:友野ヒロ
師匠
[編集]アシスタント
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f “村生 ミオ(漫画家)”. マンガペディア. 2022年3月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “村生ミオ”. コミックナタリー (ナターシャ) 2022年3月21日閲覧。
- ^ a b 漫画家村生ミオ氏死去 「胸さわぎの放課後」「結婚ゲーム」,朝日新聞,2022年4月21日
- ^ 村生ミオ「ジャンプマン」週刊少年ジャンプ No.35 集英社 1978年8月28日 312-313頁。
- ^ “官能娯楽作「SとM」はエロティックと恐怖のブレンドが絶妙!”. ムービーウォーカー (2010年2月19日). 2020年8月29日閲覧。
- ^ “「胸さわぎの放課後」漫画家の村生ミオ氏が病気のため都内病院で死去 69歳”. 日刊スポーツ. (2022年4月21日) 2022年4月22日閲覧。
- ^ “訃報 村生ミオ先生 ご逝去のお知らせ”. 日本文芸社 (2022年4月22日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b 単行本第3巻以降は「原案」扱い。
- ^ “漫画家・村生ミオさん逝去…青年漫画誌に不滅の金字塔を打ち立て最期まで完走!”. 週刊実話web (2022年4月19日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “一夜の過ちの相手は教え子だった…高校教師の日常が狂い始める「奴隷先生」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月20日) 2022年3月21日閲覧。