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Wikipedia:秀逸な記事の選考/日本の気候 20190725

賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/0/0 この項目の選考期間は、2019年10月25日 (金) 11:00 (UTC)(2019年10月25日 (金) 20:00 (JST))までです。

(推薦理由)自薦となります。当該記事はすでにWikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/日本の気候 20180111にて良質な記事に選出されています。このたび、古気候の加筆、出典整備、地域別気候の再編などを行いました。前回と比べ、専門書による出典も増えており、秀逸な記事の基準に達していると考えます。なお、私事ではありますが、9月以降は現実世界で忙しくなりそうなので、ご意見は8月末までにいただければ幸いです。もちろん、9月以降にいただいたご意見も、できる範囲で記事に反映させていきます。宜しくお願いします。--North land (会話履歴) 2019年7月25日 (木) 11:00 (UTC)[返信]

  • コメント 主筆者兼推薦者によるカンバス行為を確認[1][2][3][4][5][6][7][8]。--Positive sinking会話) 2019年7月25日 (木) 11:45 (UTC) // ブロック逃れソックパペットの発言を取り消し。--郊外生活会話2019年8月22日 (木) 12:05 (UTC)[返信]
    • あなたの会話ページに反論を掲載しました。選考ページでぐだぐだやるわけにはいかないのでここまでにしておきますが、私はカンバスのつもりは全くありません。--North land (会話履歴) 本日 9:02 pm (UTC+9)
  • 報告 利用者‐会話:㭍月例祭#「日本の気候」秀逸な記事選考提出のお知らせに、㭍月例祭さんによってこの記事へのコメントが寄せられています。--North land (会話履歴) 2019年7月25日 (木) 22:51 (UTC)[返信]
    • 㭍月例祭さんのコメントについて、選考場所の分散を防ぐためこちらにて返事させていただきます。
    • まず一番最初からなんですが、この記事はきっと「日本列島の気候」とするのがいいんだろうなあと思いました。たぶん世界的にはわれわれ日本人が珍しいんでしょうけれど、「国としての日本」と「地形としての日本列島」とがほぼ一致しているから、「日本列島の気候」と「日本の気候」が現在過去未来のなかでほとんど区別する必要がないってことなんでしょうね。
      • 「日本列島」としてしまうと、樺太や千島列島(得撫島以北)、台湾も含まれてしまいますからね…。これらの地域の気候を説明することで、日本の領土の中の気候を理解するのに役立つのであれば、説明する価値があるのかもしれませんが、そのような点はなさそうですし、この記事は「日本の気候」として、日本の領土内の説明に徹するのがよさそうです。
    • 一般論と例外の話で、例外のほうがボリュームが多いのが気になる、というのは前回と同じです。でもこれはこの記事に限らず、あちこちでみる傾向だなあとも思います。前回も書いたように、私だったら本文では「本則」を書き、例外の詳細は注釈にするのを好みます。もしくは、本則についての実例を加筆増量して、ボリュームのバランスを整えるとか。ここらへんは、前回の選考でもおっしゃっていたように、注釈の肥大化を嫌う方もいらっしゃいますよね。どちらがいいかは好みの問題かも。
      • 一般論より例外のほうが多いので、どうしてもそちらが肥大化してしまいがちというのはありますね。ただ、例外もこの記事を理解するには必要ですし、それを注釈に入れ込むのはあまり適当ではないかと思います。
    • 同じくこれも好みの問題かもしれません。「日本独自の気候区分」節は、私だったらいくつかの段落に分けます。(1)総論(2)福井説(3)関口説(4)鈴木説(5)前島説(6)小泉加藤説(7)草薙説、という感じ。理想をいうと、これらの説が提唱された時期とか、その説がそれぞれどのぐらい権威があるのかとか、第三者評価があると最高です。(私は読んでいないのでアレなんですが)たぶん、大学生レベルのテキストなどではふつう「研究史」とか「学説史」みたいなのがあって、それがこういう「諸説の概要」の情報源になるのだろうと思います・・・問題は、その手のテキストは古典的なものは見つけやすく新しいものは得難い、というところでしょうねえ。
      • 説が提唱された時期については、すでに脚注を見れば分かるようになっていますが、本文中にも書いてみました。「その説がそれぞれどのぐらい権威があるのか」については、後の論文で紹介されているというものはあっても、評価を交えているものはなかなかありません。そこで、被引用数を参考にするのはいかがでしょうか?ただ、被引用数は変化しますし、他の記事で被引用数を載せたものをみたことはありませんし、いちいち被引用数を書くのはくどいとも思うのですが…。
    • ちょっと最上段からになるのですが、この記事はJPOVとの戦いだなあと思いました。つまり、私も日本人なので、日本のことは詳しく知っているし、アタリマエのことも多い。しかし世界の多数派からすると、全然アタリマエでもなければ、過度な詳細は不要、ということもあるでしょう。
平均気温「日本では日本の平均は作成してないけどアメリカでは日本の平均を発表している」というのは、JPOVに気付かされるという点で興味深かったです。彼らからすると、あんまり細かい情報までは過剰ということなんでしょう。逆に日本の気象台は、平均気温なんか出しても意味がないから出していない。たとえば我々日本人は「平均的なアメリカ人」みたいな概念を求めるけれど、アメリカ人からすれば人種もルーツも階層も違うのを平均とか言われても知らんし!とかあるのでしょうね。ここらへんをどう取りまとめていくか、自分が日本人であるとなまじ知見があって難しいと思うのです。(日本人が日本語文献で「アイスランドの気候」を書こうと思ったら、あんまり詳しいことを書けないかわりに、端的にまとめやすい。)
      • 確かに、より広い知見を掲載するという意味では、日本国外の文献を載せるのもよいかもしれません。しかし、海外の文献はたいてい英語ですから、載せすぎるとWP:SOURCESに抵触しそうですし、日本の文献になくて日本国外の文献に載っていることはそうそうないのではないかと考えます。
    • 「地域別の特徴」節は、すごくいいと思います!前回は「関東地方」みたいな区分で気候を語るのは難しいと言いましたが、そこらへんが発展的に解決されていると思いました。カナダのThe Richestが大活躍していて何者か気になります。
      • 主婦の友社の書籍に載っていた6区分の裏付けが取れそうにないので、広く用いられている関口の気候区分で再編した形ですね。The Richestの記事は、日本の日本海側が世界有数の豪雪地帯であることの裏付けになるかと考えて載せました。The Richestはカナダのケベック州にあるValnetという会社が運営しているニュースサイトですが、その名の通りもともとは世界の長者を載せるサイトであり、気象関係の記事の信頼性には多少疑問符が付くかもしれません。そもそも、あの記事に載っている10の都市は全て、日米加の3カ国のいずれかですし、都市の定義も曖昧ですし…。しかし、日本海側が世界有数の豪雪地帯ということを証明するという点では重要ですし、有用だと考えるので、WP:QSに従い、情報源を本文に明記し、「…と報じた。」と、断定しない形で掲載しました。
    • 「気候史と将来の気候」節は野心的ですね。
「ヒプシサーマル」節は現在POV(笑)があり、「2015年より2度ほど高い」とか、「1982年からみた8000年前」と「2004年からみた6000年前」みたいな。書き手を悩ませますね。次の節で「1世紀」とか「奈良時代初期」みたいなフワッとした概念も使っているので、ここは「8000年前」「6000年前」でいいんじゃないでしょうか(笑)。確かに30-50年ぐらいぶれますけどね。
「京都の気温は11世紀から16世紀にかけて低下」などの表現があります。出典通りなんでしょうけれど、「なんでそれがわかるの?」という疑問がわきました。考古学的に植物分布とかから調べたとか、文献学的に古文書でわかったとか、そこらへんへの解説がほしいです。また、ここらへんのいくつかの節では、端的に「いついつは気温が低かった」などあるのですが、(無理なのかもしれないのですが)その因果関係は書けないでしょうかねえ。たとえば火山の噴火の影響も考えられるー、とか。
      • 実を言うと、古気候学や古生物学の世界にはBPというものがあり、これの基準が1950年であることもあって、文章の発表年基準にしてしまってよいのか、かなり悩みました。結局、文章ではxxxxx B.P.という記述とx.x万年前という記述が使い分けられており、この記事で使ったのはすべてx.x万年前というような記述だったので、文章の発表年基準にしてしまいました。WP:DATEDのことが気になって、単に「xx年前」という記述は避けたかったのですが、何千年何万年というスケールの話をしている際には特に問題なかったのでしょうか。ただ、「10720年前」という細かい数字が出てくるところもあり、ここは文章が発表された10年後には変わってしまいますから(この文章が発表されたのは2015年なので、2025年には10730年前になってしまう)ので、基準を明確にすべきだと思います。「2015年より2度ほど高い」ですが、これも2010年代に限っても0.5度くらいぶれてしまいますから、基準年は必ず要ると思います。
気候変化の根拠については、すぐにできたので本文中に掲載しました。気候の因果関係についてですが、地球全体の気候に応答している部分が多く、それを書いてしまうと「日本の気候」という主題から脱線してしまうと考え、詳しくは記載しなかった部分が多いです。何か良い案があればご提示ください。
    • 「生物季節観測」節も興味深いです。きっとたぶん、外国ではサクラや紅葉を季節の指標にして気象庁が開花宣言や「桜前線」を発表するなんてことはないんじゃないのかなあと思うんですよね。だからJPOV対策的に、日本では桜前線というものがある、という書き方からなんじゃないかなと。この節は「気候史と将来の気候」とは独立した節でもいいんじゃないかなあ。
      • 生物季節観測について、簡単に書いてみました。なお、「桜前線」は俗語であり、学術的な文献では使用しません。また、このセクションでは、専らサクラの開花・満開や紅葉の経年変化について記載しているので、「気候史と将来の気候」のサブセクションであるのは適切だと考えます。
    • まず、最初の一文は、「日本は中緯度にある」と「四季の違い」は別の文章にすべきと思います。なぜなら、中緯度にあっても四季の違いがない地域もたくさんあるわけで、「中緯度にあるから四季の違いがはっきりしている」みたいに因果関係で読めるような表現は避けたほうがいいと思いました。
      • 確かに、低緯度地方では四季の違いがはっきりしません。しかし、地軸の傾きは地球全体に関わる問題ですから、中緯度なら四季の違いがあるのは当然ではないでしょうか。海流などの影響で年較差が大きかったり小さかったりする地域はありますが、私は中緯度にありながら「四季の違いがない」場所というのを知りません。中緯度にありながら、年較差がほとんどないような地域をご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
    • 前回は思い至らなかったのですが、ここにも根幹的なところにJPOVが潜んでいると思いました。季節が4区分である(「四季」、春夏秋冬)ってとこが既にJPOVなんだろうと。これは、理系的な気候論の以前に、文系的な文化論が先にくると思います。つまり、「六季とみなすのが適切という人もいる」というのは、「四季とみなすのが当然適切」という前提に基づいた発想です。
季節は出典が全然無いアヤシイ記事なのですが、しかし示唆的と思います。つまり、1年をいくつの季節に区分して考えるかは、文化によって異なっていて、それはその文化圏の気候に左右される。わたしたちはいま「四季」といって春夏秋冬の4区分をアタリマエに使っているけれど、日本でも古くは二十四節気や七十二候という概念があった(中国の影響もある)。
古典的・伝統的な旧暦の春夏秋冬は、気候によって1年を区分した概念というよりは、太陽の位置(春秋分・夏至冬至)を基準に区分されていた。(呼称としてどっちが先かというのはニワタマだけど)
      • 確かに四季というのは、一年を通じて「暑い時期」「寒い時期」「暑い時期から寒い時期への移行期」「寒い時期から暑い時期への移行期」に分けたもので、「4」という数に気象学的に大きな意味があるわけではありません。気象学では、一年を「暖候期」と「寒候期」の二つに分けることもあります。しかし、一般的なのは最も一般的なのは「四季」ですし、ウィキペディアの記事は専門書ではないので、一般向けに分かりやすいのがよいのではないでしょうか。確かに低緯度地方では「雨季」「乾季」の二季ですが、中緯度地方なので四季なのは自明だと考えます。英語でもspring,summer,fall,winter、ギリシャ語でもΆνοιξη,Καλοκαίρι,φθινόπωρο,χειμώνας、韓国語でも봄、여름、가을、겨울少し調べてみただけなので、私がギリシャ語や韓国語を話せると思わないでくださいねの四つが季節を表す言葉です。そのため、JPOVにも当たらないでしょう。
なので、私はこの「季節」節の構成は気に入らないです。(前回も言った。)「春」という節名で、立春や春分という旧暦的概念を使いつつ、「春一番が春の到来を告げる」とトートロジーかつ文芸的表現がある。そのあとも、「寒の戻り」だとか、季節に関する雑多な慣用的表現を非体系的・非網羅的に思いつくまま書き散らしてあって、「ない年もある」みたいにアヤフヤ。
      • 出典の書籍に書いてあったものは書き、書いていなかったものは書いていない、ということですね。慣用的表現については、できる範囲で修正してみます。
    • 全体としては理系的な記事のなかで、この節は浮いていると思うんですよね。節をまるごといちばん後ろに移し、「日本文化における季節区分」みたいな文化論として「日本人は、伝統的に、1年を4つの季節や24の節気に分けて把握してきた。近年は6季説もある。」みたいにする。そして「さまざまな表現」みたいな節をつくり、そのなかでは「春」とか「夏」という表現の使用に細心の注意を払いつつ、「例年○月○日頃(○月中旬、とか)に吹く南寄りの強い風を「春一番」と呼び、「春」の到来を告げるものとみなしている」などと定義する。そして「この風はこういう仕組みで吹くものである」と解説する。同じように「ホニャララを立春という」などの解説もする。
      • セクションの一部の記述に惑わされてしまっているようですが、あのセクションでも理系的な記述の方が多いですよ。文系的な文章で、小笠原高気圧だとか南岸低気圧だとかは、私なら書きません。それから、「春一番」は、気象庁も正式に使っている立派な気象学用語です。ただ、そうでない用語もたくさん掲載しているので、気象庁の用語集に載っていない、あるいは×印が付いているような用語は整理していければと思います。
    • 要するにここらへんは、「1年を春夏秋冬に分けるのはJPOV」という発想に基づいて、「春」だとかの不確かな概念に依存せず、「1月3日」みたいな定量概念で記述する。
      • 実際の気象というのはかなり複雑で、必ず何月何日に起こると言えるものは全くといっていいほどないのですよね…。また、上でも述べたとおり、私は四季は中緯度地方(高緯度地方もですが)には当たり前にあるもので、JPOVには当たらないと考えます。
    • 私だったら、「季節」節を文系化して、四季に関する代表的な和歌とか古典的絵画とかも書いちゃうかも(そして肥大化して手がつけられなくなる)
      • 季節に関わるものを何でも書こうとするのはWP:IINFOに抵触するかと。
    • 前回の選考のとき私は、イギリス人が書いた『Climate of Japan』みたいな本があったら参照したい、みたいなことを言いました。JPOVに気づくという意味で意義があると思います。まあ実際には情報源へのアクセスと、英語読むのしんどい、という二重苦がありますけどね。で、テキトーにぐぐってみたらこんなのがありました
気象庁 General Information on Climate of Japan
気象庁 Overview of Japan's climate
国交省 Land and Climate of Japan
まあこれは日本の役所情報なので、完全にJPOVから脱却できていないのだろうとは思うのですが、外国人向けに発信している情報源のなかでは、「日本にははっきり四季の区別があるのが特徴」というのが一番最初に言うべきことなんだと推定できます。世界には、はっきり四季の区別がない、というひとびとが大勢いるということなんでしょうね。たとえばen:Geography_of_Japan#Climate(出典が乏しい)には「summer」節と「winter」節しかなかったり。
ほかにも、日本の気候を代表するものとして東京・福岡・那覇・札幌の雨温図が示されていたり、示唆的だと思います。
      • ご提示なさったものは、所詮は日本人が自国の気候を紹介するために書いたものですから、(何度も言っていますように私はJPOVではないと考えますが)あまり変わらないかと思います。四季があるのは世界中で日本だけだと考えている日本人も多くいると聞きますが、それくらい日本人にとって四季があることは日本の誇りなのだと思います。やはり、追加するとしたら、日本人以外が書いた文献ですね。なかなかアクセスするのは難しいでしょうが。英語版の記事ですが、そもそもある地域の気候を短い文章で書こうとしたら、その地域の特徴を表しやすいのは、夏と冬だということでしょうね。春と秋はその移行期間ですから。夏と冬があれば、その移行期間である春と秋がないのはありえません。
    • それにしても、こういうビッグテーマな記事では、細かいことをどこまで書くかというのは悩ましいですね。
      • 地域別の気候に関しては、各都道府県の気象台の解説に書かれているくらいが一つの目安と考えます。季節については、出典の書籍2冊に掲載されている事柄を目安にしました。
    • 現段階での㭍月例祭さんのご意見についての私の返答は以上です。しばらくは文献を探しに行く余裕もありそうですし、選考期間は3カ月ありますので、焦らず着実によりよい記事にしていきたいと思います。--North land (会話履歴) 2019年7月26日 (金) 06:33 (UTC)[返信]
  • コメント - まずは、息の長い加筆修正に敬意を表します。正直なところ私は古気候については詳しくないので、古気候について網羅的なのかどうかは判断できかねますけれども、現在の気候を中心に、古気候、将来予測まで網羅されるようになったと感じます。また、現在の気候についても、かなり改善された印象を受けています。その上で、さらに改善可能な箇所がありましたので、私でも簡単に改善できた箇所は手を加えておきました。なお、私による修正箇所のうち、特に意図の説明が必要であろうと思われた点について、まずは2点書いておきます。
  • 冒頭文に関して。
冒頭文に問題と思われる箇所があったため、修正を行いました。確かに解説書の類を見ても「季節風のために雨が多い」という説明を見かけるわけですけれども、これは論理に飛躍があり不正確です。少なくとも「海上から吹き込んでくる」ことを書かないと、説明になっていません。例えば、ミャンマー付近も季節風の影響を受けることが知られていますけれども、ここでは南西からの季節風はインド洋から吹き込むために多雨をもたらすのに対して、北東からの季節風は内陸方向から吹いてくるために乾燥をもたらすことから考えても明らかと言えるでしょう。冒頭文だから記述を簡単にしたいという思惑は理解できるのですけれども、削り落とせない部分です。現状のように詳述している節に説明をしていても、冒頭文で削れば論理破綻するためです。
なお、逆に「山地があるから」日本海側と太平洋側で気候が変わるという点については、現状通り省略しても構わないでしょう。これは通常の島には内陸部に標高の高い場所があるものだからです。詳述している節に、これに関する説明もありますので、問題ないと考えます。
  • 体感温度に関して。
これは基本的に、風速と湿度と温度の3変数による関数です。夏に気温が高いのは当然と考えて、現状通り温度については省略するとして、現状の「湿度が高いため、体感温度は熱帯地方を上回るほどである」と書くよりも、多少長くなっても「風が弱い上に湿度が高いため、体感温度は熱帯地方を上回るほどである」と書いた方が良いと考えます。
風速の重要性を理解するために判りやすい例として、扇風機を使用しただけで涼しく感じることが挙げられると思います。簡単のために扇風機の発熱は無視するとして、風の要素は体感温度にとって欠かせないパラメータなのです。

それから、以下の1点は、botでも可能と思われる機械的な作業であるため、放置した箇所です。

  • 華氏の併記に関して。
冗長であり、不要です。摂氏での表記のみで充分です。
なおWikipedia日本語版には単位の使い方に問題のある記事が多数見受けられる中で、本記事では、きちんと書かれている点には好感が持てました。単位が正確に用いられていないと、数値が無意味になりますから、これは重要な点です。

そして、この下の2点が重要なのですけれども、以下の2点は、簡単には直りませんでしたので、その旨の報告だけさせていただきます。

  • 「秋」の節に関して。
整理が不充分に感じられたため、試験的に節の区切りを変更してみました。
ただ、沖縄の南西部では6月頃の台湾方面に向かいやすい時期の台風の影響も受けるはずです。他にも、梅雨前線や秋雨前線の南に台風や熱帯低気圧が存在すると、これらの前線の下での雨量が増えやすいことも解説したいところです。このように、台風の影響を受ける期間は、季節の移り変わりよりも長いので、特に台風の影響を受けやすい9月頃のことは、現状通り、この付近で台風の影響を受けることに軽く触れておいて、「台風」の節を、別個に扱うことも手だと思います。
あと、時系列的に秋雨前線の解説を入れる場所に悩まれたのでしょうけれども、そして、私も良いアイディアを提示できないのですけれども、秋雨を節として独立させることも1つの方法かもしれません。
いずれにしても「夏」までの節が良くまとまっているのに比べて、この「秋」の節には、やや改善の余地が残っているように思われます。
  • 「冬」の節に関して。
「日本海側で里雪型の大雪、太平洋側でも最高気温が0℃近くまで冷え込むことが2-3日続くとき、寒波に襲われている」と言うそうですが、これは一体、どの地域を指しているのでしょうか。東北北部であれば、太平洋側でも0 ℃など簡単に下回りますし、北海道の太平洋側の内陸部に至っては-20 ℃くらいはザラです。詳述節なのに記述が大雑把です。
また「南岸低気圧」の記述が関東地方中心、せいぜい、紀伊半島付近から関東地方程度の太平洋側の話であるはずなのに、その旨の説明がなく、まるで、これが日本の冬の気象を支配しているかのようなミスリードを誘っています。しかし実際は、移動してくる低気圧が閉塞前線を伴って、北海道の東で爆発的に発達する影響は、特に北海道や東北地方北部で影響が大きいはずです。そして西高東低の気圧配置になる前に、この短時間で激烈に発達する温帯低気圧が現れ、日本列島の広い範囲で強い風をもたらしています。このように冬期に北海道の東で急激に発達する温帯低気圧は、時々、爆弾低気圧などといった言われ方をすることもあるようですね。これらについても解説する必要があると考えます。ついでに、寒冷前線が温暖前線を追い越して閉塞前線が現れるのは、ほぼ冬の時期だけのはずなので、その辺りのことを解説しても良いかもしれません。
もう1つ付け加えるならば、雪の話をしている以上、雪の多い地域である北海道の話は、外せません。後半で解説を行っている箇所があるとは言え、残念ながら説明不足です。
この他に、西日本において雪は珍しいものの、いわゆる時雨ならばしばしば冬にも起こるわけですけれども、その記述も「冬」の節に見られません。
「冬」の節に関しては、全体的に加筆修正が必要だと考えます。

以上です。

あとは独り言ですけれども、黄砂についても、簡単にで良いので、もう少し解説すると良いかもしれません。現状は、雪に色が付くことがある程度の記述しかないのですよね。上記に「台風」の節を別枠にするアイディアを述べましたけれど、それと同様に「黄砂」の節を作ることも面白いかなという気はします。また、凍傷凍死の発生、熱中症の発生などに触れるのも良いかもしれません。しかし、これらは必須だとは思いませんので、現状のままでも良いと思います。……こんなところでしょうか。--G-Sounds会話2019年8月1日 (木) 22:28 (UTC)[返信]

  • まず、あなたの意見に対する反論を行います。
    • 「華氏の併記に関して。冗長であり、不要です。摂氏での表記のみで充分です。」とのことですが、年間を通じた気温と降水量の表のことですよね?あれは{{Weather box}}というテンプレートを使っていまして、摂氏の温度を入力すれば華氏の温度も自動で表示されてしまう仕組みになっています。現に私は摂氏しか入力していません。(ソース)もし、Weatherboxの華氏表記が邪魔だ、不要だというのでしたら、こちらではなく、Template‐ノート:Weather boxまでお願いします。なお、Weatherboxの使用を止めてでも華氏併記をやめるべきというのでしたらその旨お知らせください。
    • 「この他に、西日本において雪は珍しいものの、いわゆる時雨ならばしばしば冬にも起こるわけですけれども、その記述も「冬」の節に見られません。」とのことですが、「秋」のセクションに書いてありますよ?記事全体を良く読んでコメントしてください。それとも、秋のセクションに書いたことを冬のセクションでもわざわざもう一度書けということでしょうか?
    • 「もう1つ付け加えるならば、雪の話をしている以上、雪の多い地域である北海道の話は、外せません。後半で解説を行っている箇所があるとは言え、残念ながら説明不足です。」などと仰っていますが、なぜ地域別のセクションに細かい話があるのに季節のセクションで細かい解説をしなくてはならないのですか?とりあえず特に雪が多い場所はどこかの解説だけしましたが、そんなことをしたら記事全体のバランスが乱れます。ついでにいいますが、雪の多い地域である北海道と仰っていますが、日本で雪が多いのは北海道だけでなく、新潟の内陸部なども当てはまり、特別に北海道だけを取り上げる必要は全くありません。
    • 「また「南岸低気圧」の記述が関東地方中心、せいぜい、紀伊半島付近から関東地方程度の太平洋側の話である」これも事実と違います。南九州や四国でも、南岸低気圧による降雪はあります
    • 「ついでに、寒冷前線が温暖前線を追い越して閉塞前線が現れるのは、ほぼ冬の時期だけ」これまた大間違いです。夏から秋にかけて、台風が日本に上陸して温帯低気圧に変わり、それが千島沖で急発達して閉塞前線を伴うというのはざらにある話です。
    • 「また、凍傷凍死の発生、熱中症の発生などに触れるのも良いかもしれません。」それを書いていたらきりがありません。瀬戸内は干魃が多いから溜池が云々、日本海側は雪が多いから家の屋根が云々、沖縄は台風が多いから家の周りに防風林を云々、書くことになってしまいます。この記事は自然科学的な記事で、人文学的なことはこの記事に不要です。
    • 「他にも、梅雨前線や秋雨前線の南に台風や熱帯低気圧が存在すると、これらの前線の下での雨量が増えやすいことも解説したいところです。」すでに秋雨のところに書いてありますが?
    • 「しかし実際は、移動してくる低気圧が閉塞前線を伴って、北海道の東で爆発的に発達する影響は、特に北海道や東北地方北部で影響が大きいはずです。」これも春のところに書いてあります。とりあえず冬のところに概要は書きましたが、同じ事を何遍も書く必要は本来ありません。
  • 次に注意です。「冒頭文に問題と思われる箇所があったため、修正を行いました。確かに解説書の類を見ても「季節風のために雨が多い」という説明を見かけるわけですけれども、これは論理に飛躍があり不正確です。少なくとも「海上から吹き込んでくる」ことを書かないと、説明になっていません。」というのは分かりましたが、だからといって出典に書いていないことを書くのはやめてください。書きたいならそのことについて書いてある出典を明記してください。そこについては私の方で出典を明記しました。流氷についての「凝固点降下は溶質のmol濃度に比例するため当然。」などとコメントを書いて出典にない記述を付け加える行為もやめてください。当然だから出典なくていいなんていうルールは存在しません。そこは元に戻しました。
  • 最後に、修正した点についてです。
    • 「ただ、沖縄の南西部では6月頃の台湾方面に向かいやすい時期の台風の影響も受けるはずです。」「あとは独り言ですけれども、黄砂についても、簡単にで良いので、もう少し解説すると良いかもしれません。現状は、雪に色が付くことがある程度の記述しかないのですよね。上記に「台風」の節を別枠にするアイディアを述べましたけれど、それと同様に「黄砂」の節を作ることも面白いかなという気はします。」これは出典を明記して加筆しました。
    • 「「日本海側で里雪型の大雪、太平洋側でも最高気温が0℃近くまで冷え込むことが2-3日続くとき、寒波に襲われている」と言うそうですが、これは一体、どの地域を指しているのでしょうか。東北北部であれば、太平洋側でも0 ℃など簡単に下回りますし、北海道の太平洋側の内陸部に至っては-20 ℃くらいはザラです。詳述節なのに記述が大雑把です。」私もこれは大雑把だと考え、太平洋側云々については除去・修正をしました。
    • 「このように、台風の影響を受ける期間は、季節の移り変わりよりも長いので、特に台風の影響を受けやすい9月頃のことは、現状通り、この付近で台風の影響を受けることに軽く触れておいて、「台風」の節を、別個に扱うことも手だと思います。」複数の季節をまたぐ事柄なので、台風に関する記述は季節セクションから離しました。--North land (会話/履歴) 2019年8月2日 (金) 04:46 (UTC)[返信]
時雨の件に関しては「秋」と「冬」の両方の節に書くと良いという意味です。西日本の時雨は、秋と冬に起こることですので。無論、私が閲覧した版において「秋」の節に書いてあったことは承知の上です。言葉足らずだったようですね。秋だけに書いてあっては片手落ちだと思ったまでのことです。記事の全体を読んでからコメントするようにという注意は、この部分に関しては当たりません。
台風が、梅雨前線を刺激することについては、私が読んだ段階では、書いていなかったと思いますけれど。「秋雨前線を活発化」とはありましたけれども。梅雨前線を活発化させる旨の記述が「梅雨」の節にも必要だ、または、「台風」の節を別枠で作るなどして、まとめて解説することも手だと思うという意味で書いたことに、問題があるとは思えません。
1点だけ、申し上げますと、North landさんがおっしゃるように、確かに同じことを何回も書く必要は本来は無いのですけれども、それぞれの節の文脈を考えると重複が必要になることもあり得るということです。節によって切り口が違う以上、ある程度の重複はやむを得ないでしょう。特に、記事は基本的に上から読むものであるはずです。後ろで詳述してあるから、それと一部が重複する内容を説明しているのにもかかわらず、前で完全に消去して良いという論法は、成り立たないと考えます。
 
あと、独り言は無視していただいて構わないけれども、検討材料程度にはなるかもしれないと思い書いたまで、です。別段、記事に盛り込むように迫っているわけではありません。それを書いたらキリがなくなるという判断も、良いと考えておりました。これらは「必須だとは思いませんので、現状のままでも良いと思います」と書いた通りです。一応、その旨、ここに書いておきます。
また、華氏の併記が冗長ということを、ここで書くことも正当だと御理解ください。何しろ、この記事で、そのように表示されているのであって、無関係なことを書いているわけではありませんので。
 
なお、閉塞前線と南岸低気圧の件に関しては、私の調査が不足しておりました。この点は、私の準備不足であり、申し訳なかったと考えております。
では、記事がより良い物になりますよう祈念して、結びとさせていただきます。--G-Sounds会話2019年8月5日 (月) 21:12 (UTC)[返信]
時雨については、冬のセクションにも概略を掲載いたしました。台風が梅雨前線を刺激することについても書きました。それから、テンプレートで自動的に出てしまう華氏の表記はどうすればよいのですか?--North land (会話/履歴) 2019年8月5日 (月) 23:07 (UTC)[返信]
  • コメント 選考目安の1点目: 文章や構成がよくまとめられている、および3点目: 内容が充実、に難があると感じます。選考期限締め切り間近のためコメント止まりとしますが、もう少し早ければ反対票を投じていたと思います (別件で忙しくて査読がギリギリとなり、すみません)。
  1. 【気候「が」与える影響がない】気候「に」与える影響要因は「#日本の気候に影響する因子」節に書かれていますが、その気候によって日本がどのような恩恵/被害を受けているのか、という記述が大幅に抜けています。恩恵としては、農林水産業や林業、観光業、エネルギー生産などがあると思います。被害はもちろん、自然災害などです。私ならば、以下の内容を軽く触れた上で、関連項目に内部リンクさせますね。
    1. 夏の多雨を生かした果物として日本のXXがある、海洋国であることを生かして洋上風力発電代替エネルギーとして日本で活用検討されている、XX気候の影響を受けているのでXX地方の雪質はスキーに向いていてレジャー客が多い、など。
    2. 急な豪雨と急流の多さが特徴の日本は、治水が大きな課題となっている。国土交通省の調査によると、国および地方自治体合算の治水関連予算はXXXX年からXXXX年の平均で、約X億円に上っている。この金額は他国Aや他国Bと比較して対GDP比でX倍に上る、など。
    3. 日本は四方を海に囲まれていることから、海風による塩害を受けやすく、建築資材の腐食が速い。また、豪雪地帯では融雪剤を多用するため、自動車の板金にダメージを与えやすく、トヨタ自動車ではこれに対応した研究開発を行っている、など(単なるテキトーなたとえ話です)。
    4. 日本は気候によって農作物の先物取引が変動しやすく、リスクヘッジでロイズなどのアンダーライターが実は儲けている、など(これもたとえ話です)。
  2. 【「日本」で記事を括る意義が弱い】仮に「北南米大陸の気候」という記事があったとしたら、おそらく南北に長くて地域ごとにバラバラな気候を1つの記事にまとめても意味ないよね、という判断になると思います。現在の「日本の気候」の内容も、同じ状況に陥っています。日本というマクロな「国家単位」で括る必要性があるとしたら、それは他国との横比較において、価値が出てくると思います (上述の治水予算の国家間比較など)。
    1. #地域別の特徴」節は、思い切って半分以下に減量し、ミクロ視点の地域別・子記事に委ねる方がいいと思います。
    2. #季節」節も減量し、「梅雨#日本」に委ねてはどうでしょうか。
    3. 減量した分、足らないマクロ視点を加筆すると良いと思います。その際、「世界の気候」を解説した文献を追加活用したら良いと思います。世界の中で、日本はどのような違いで語られているのか。直接の参考になるか分かりませんが、私も同時期に「米国著作権法のFA選考」をご審議頂いてまして、米国を語る上で、他国比較を大きく取り上げました。
  3. 【全体構成力が足らない】たとえば「#気候区分」節の挿入位置と意義です。何かをカテゴライズするのは、何かの目的があるからなのですが、それが説明されていません。ケッペンの区分、福井の区分、関口の区分など紹介されていますが、後続の節でこの区分を活かした解説がされているわけでもなく、なぜ最初の節に気候区分を持ってきたのでしょうか? 実務的には、日本全国の観測所データを日々集積しており、分析の目的に応じて様々なモデル解析などを行っているはずで、そのような解析手法の結果として、XX式区分というのが生まれたのではないでしょうか。
  4. 【日本語の文章力が足らない】Northlandさんの文章の特徴として、接続詞に「また」を極端に多用する傾向があります。「Aである。またBである。またCである。」という文章です。何が問題かというと、これを「Bである。またCである。またAである。」と順番を入れ替えても、全く同じ意味になるのです。つまり雑多な箇条書きをしているに等しく、論理的なつながりや文脈を構成していないことを示唆しています。その結果、ブツブツ切れて読み進めていくのが辛いです。
    1. 気候区分を例にとると、「ケッペン区分に雨量を加えたのが福井である。この区分によりXX比較分析の指標が使いやすくなった。しかし、XXが捕捉できないことから、水力発電を管轄する経産省などの要請を受け、関口がXXの視点を加えた新しい区分を提唱した...」みたいなイメージの文脈の作り方です。
  5. 【「誰が」が足らない】気候データを日々観測している人 (気象庁や米軍など)、観測データを基に生かしている人などなど。
いろいろ高望みした注文ばかりつけて申し訳ないです。「日本の気候」が大項目なので、カバーすべき視点が多すぎて、とても難しい主題だと思います。秀逸な記事にチャレンジなさるなら、最初は中・小項目から手がけてみるのも良いかもしれませんね。--ProfessorPine会話2019年10月25日 (金) 09:07 (UTC)[返信]

選考期間終了。通過条件を満たしませんでしたので、今回の選考は不通過で終了となります。--Yapparina会話2019年10月25日 (金) 13:08 (UTC)[返信]